July 12, 2004

7月10日

燃料電池メーカーであるカナダのバラード社は、自動車用開発部門の大半をダイムラークライスラーとフォードに売却してしまった。いろんな見方が出来ると思うけれど、バラード社として車載型燃料電池の将来性に疑問を感じたんじゃなかろうか。実際、燃料電池車普及の”推進理由”となっていたカルフォルニアのZEV規制は「共同テストに参加すればOK」というところから進んでいない。もはや量産して売る必要などないのだ。こうなると燃料電池メーカーとしても、家庭や工場などで使う固定型より難しくて開発コストの掛かる車載型から距離を置きたいと考えて当然。一方、自動車メーカーは、もう少し燃料電池の可能性を試してみたいと思っている様子。実際、トヨタとホンダは依然として燃料電池車の開発をすすめており、さらに日産も独自でスタック(燃料電池本体)を作ると言う。となれば日本の3メーカーの他、GM、フォード、ダイムラークライスラー、そして現代自動車(UTC製)と7つのメーカーのスタックが揃うワケ。せっかくだから燃料電池を使ったモータースポーツを始めたらどうだろう。きっと劇的に進化すると思います。

Posted by kunisawa at July 12, 2004 12:22 AM | トラックバック