September 20, 2004

9月19日

アメリカ資本のメーカーは、世界規模で行われるメジャーなモータースポーツイベントから撤退しようとしているように思える。最初に脱落したのがタイヤメーカー。今やグッドイヤーはアメリカ以外での大きなレースに全く興味を示していない。GMやクライスラーも早い時期からモータースポーツから遠ざかった。唯一頑張っていたフォードだが、どうやら少なくとも今後数年、表舞台から姿を消しそうな状況になってきた。なぜかそう言えるのか。最大の”驚き”はジャガーのF1撤退だ。早い時期からジャガーのF1撤退について様々な憶測が流れていたものの、共通認識として「フォード本体としてF1に参戦する」。しかし詳細を調べてみると、チームもエンジン開発部門であるコスワースも居抜きで完全に売却するつもりらしい。かといってフォード傘下で元気いいのはマツダとボルボだけれど、両社ともF1をやるにゃ資金的に厳しいと思う。F1に限らずモータースポーツは一度撤退したらカムバックするのに莫大な資金を必要とする。完全にフォード系列以外の企業に売ってしまうと、事実上カムバック出来ないんじゃなかろうか。加えてF1はプレミアムブランドの販促ツールであり、アメリカとヨーロッパフォードが売っている大衆車路線と違う方向。フォードブランドにとってあまり関係ない。となると疑問なのがWRC。だったら浮いた資金でWRCのチャンピオンを取りに行けばいいと思うのだけれど、どうやら来シーズンのフォードはヨーロッパラウンドの10戦にしか出ない模様。ここで文頭に戻る。本当にWRCからの撤退も匂わせるようだと、アメリカ資本のメーカーはモータースポーツに意義を見いだせなくなったと考えていいだろう。こうなりゃマツダが居抜きでMスポーツ(フォードのラリーディビジョン)を買うのも手かと。新型フォーカスはアクセラの兄弟。技術的には何の障害もありません。

Posted by kunisawa at September 20, 2004 10:01 PM | トラックバック