September 28, 2004

9月27日

地球温暖化や大気汚染など全く視野にないブッシュ大統領率いるアメリカ政府と対照的に、CARB(カリフォルニア州の大気資源局)は世界一環境問題に対し熱心な役所である。なにしろ現在の排気ガス規制はCARBが基礎を作ったようなもの。各メーカー巨費を投じて開発している燃料電池車だってCARBの『ZEV法案』から始まった。そのCARBが、二酸化炭素に代表される地球温暖化ガスの排出量を2009年までに25%(乗用車と小型SUV)削減する法案を承認したから興味深い。ちなみに「法規が決まった」と報道している一部の新聞もあるけれど、明らかに誤報。これから州議会の承認を取ってから施行となります。問題となるのは州議会の承認。CARBの法案、いつもここでモメるのだ。ちなみにZEV規制の原案は「販売台数の10%を二酸化炭素すら出さないクルマにする」だったものの、今や「ハイブリッドやCNG車、超クリーンな排気ガスしかださないガソリン車もZEVとしてカウントする」へ後退。電気自動車や燃料電池車が技術的に成立しなかったためです。ただ今回に関して言えば、ハイブリッドやCNG(圧縮天然ガス車)といった対応技術が普及&実用化済み。おそらく若干の修正で州議会を通ると思う。もはや自動車メーカーはハイブリッドをラインナップしなければアメリカで商売出来なくなると考えていいと思う(CNG車だけだと目標達成は厳しそう)。

Posted by kunisawa at September 28, 2004 10:55 PM | トラックバック