ガソリンの高騰にイヤ気が差したのか、ここにきてアメリカでもSUVの売れ行きに陰りを感じるようになってきた。驚くべきはGMとフォードのインセンティブの金額(日本では販売奨励金などと呼ばれるもので、自動車を売る毎に出すメーカーの援助金)。GMは3万ドルクラスのSUVで6千ドル程度のインセンティブを出すことを決定したようだ(330万円のクルマで66万円引き)。フォードもすでに5千ドル近いインセンティブが普通。これ、実質的に15〜20%引きということ。ちなみにアメリカの場合リースで買う人が大半を占めるため、毎月のリース費用にして100〜200ドルくらい安くなる計算。月あたり699ドルのリースなら、499ドルになるのだから大きい。ここまで安くなると基本的に大きなクルマ好きのアメリカ人だからして、ガソリン代の高さを忘れて契約してしまうそうな。もはやインセンティブの無いクルマは売れない状態。ムカシからインセンティブは麻薬みたいなものだと言われるけれど、最近のアメリカを見ると納得します。問題はここから。3年程度のリース期間を終了した燃費の悪いSUVは大量にメーカーへ戻る。今後ガソリン価格が下がれば良いけれど、高いまま張り付いたりすると大量の在庫を抱えて四苦八苦することに。日本のメーカーは手堅い。インセンティブを出すなら生産調整に入ると思う。その場合、短期的に販売台数が落ちるけれど、健全だと理解すべき。基本的に燃費の良い日本車は優勢なのだから。
Posted by kunisawa at October 4, 2004 09:44 PM | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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