ディーゼル関係の調べモノをしていたら興味深い添加剤を見つけた。『ブルゾール』という製品なのだけれど、灯油に混ぜるだけでディーゼル燃料になるという。こう書くと「昔からスピンドル油などを混ぜて使っていた」と思うかも知れない。私は実際見たこと無いのだけれど、スピンドル油を混ぜると黒煙と強烈な臭いが出るそうな。ブルゾールを売っている会社のHPにも、そう書いてある。ブルゾールなら東京都の厳しい規制をパス出来るくらいクリーンだという。ここからが難しい。灯油は1リッター50円少々。軽油だと32,1円の軽油引取税が上乗せされるため、80円台後半というイメージ。灯油と軽油は極めて近いため、大ざっぱに考えても32,1円安くなるということ。じゃブルゾールがケシカラン脱税商品か、となれば、そんなこと全然ありません。例えば船舶用のディーゼル。船は相当頑張っても道路を走れない。軽油引取税は道路装備のために使われるものだから、本来払わなくて良い税金なのだ。しかし免税軽油(専門的にはこう呼ぶ)を買おうとすると、めちゃくちゃ手続きが面倒。漁師さんなんかじゃなきゃ無理に近い。脱線するが、船舶用のガソリンもそう。先日ジェットスキーに乗ったけれど、なぜか道路を造るための税金が含まれるガソリンを使わなくちゃならない(腹立たしいことに免税ガソリンは存在しない)。船舶用ガソリン、本来ならリッター当たり53、8円安くなくちゃならないのだ。建設機械や、スキー場のピステンなども道路は走らない。免税軽油が簡単に入手できない状況を考えると、ブルゾールのような添加剤はあって当然だと思う。また、ブルゾールのHPを読むと「灯油と混ぜて使うと、燃料の色も軽油と違う。取り締まりを受けて燃料をチェックされれば即座に解るのでクルマには使わないこと」と明記してあった。詳しく知りたい人はブルゾールのHPを参照のこと
Posted by kunisawa at October 12, 2004 11:51 PM | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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