May 15, 2005

メーカー対FIA

最近のF1を見ていると、水面下で激しい争いが行われていることは間違いように思う。BARホンダに対するペナルティ、どう考えたって厳し過ぎるものだった。BARホンダが泣き寝入りしたのに満足したのか、今度はトヨタにプレッシャーを掛けて始めている様子。今頃になってエントラントライセンスの不備を指摘しているようなのだ。常識論として、レースに出る際は事前にランセンス類の確認を行う。したがってライセンス無しで出走することなどあり得ない。いや、あったとすれば確認しなかった主催者側のミス。なのにメディアに対し、FIAはトヨタが悪いような情報を流しているらしい。100歩譲ってホントに2001年から失効してても、申請で簡単に取得可能。無免許運転と全く違う次元の事案なのである。意外なことにBMWがF1からの撤退を示唆し始めた。もしかしたら、こういったゴタゴタに巻き込まれたくないのかもしれない。F1で何かが起きているのは間違いないと思う。その発端は、フェラーリを除く5つの自動車メーカーがFIAに対し「社会的な常識を持って欲しい。じゃなければ自分たちだけで団体を作る」と強く要求し始めたことである。現在F1はFIAという一般常識が通用しない独裁組織の下で行われていることは、BARホンダの件を見れば解る通り。客観的に「おかしい」と思っても、それに従わないと走れないのだから。こういった状態、国際的な企業である自動車メーカーにとっちゃ納得できない。FIAにしてみれば「自分たちが育てたスポーツなんだから、ルールもコチラで作る」なんだろう。これまた一理ある。勢力争い、どちらが勝つだろうか。

Posted by kunisawa at May 15, 2005 11:37 PM | トラックバック