ゴーン社長に「モータースポーツはどうするのか?」とインタビューすると、必ず「勝てないモータースポーツには出ない」と答える。「モータースポーツがあまり好きでないのか?」と聞くと、そんなことはない、と言い、活躍しているドライバーの名前を並べたりします。詳しくない記者さんだと「好きだけれど経営を考えてるんだな」と納得しちゃうかもしれない。私も聞いたことあるから間違いありません。このセリフ、経営者のコメントとしちゃカッコよく聞こえるかも。されどクルマ好き(モータースポーツ好き)からすれば、とんでもないこと。もしゴーン社長みたいな人しかいなければ、各カテゴリーに参加するメーカーは1つづつになっちゃいますから。本田宗一郎さんの偉大さやカッコ良さは「強い相手と戦ってみたい。同じ人間なんだから絶対勝てる!」というあたりからきているんだと思う。トヨタがモータースポーツにお金を掛ける割に評価されないのも、ゴーン社長的な”打算”をファンの人が感じるのかもしれない。そういえば前モータースポーツ部長も「勝算のないカテゴリーには出ない」と言ってました。もちろんモータースポーツに取り組む場合、どんな立場であっても勝ちたいと考える。けれど「勝てるなら出る」と「出たい。勝ちたい」とは、モータースポーツに対する気持ちが100万倍くらい違うと思う。
Posted by kunisawa at July 16, 2005 12:24 AM | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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