August 20, 2005

デンキジドウシャ

富士重工が電気自動車(以下EV)を2010年までに発売すると発表したり、三菱も2008年にEVの市販を考えていると発表したり、なんだかEVの風が吹いてる。面白いモノで新聞記者さん達は燃料電池からEVに興味を移しつつあるようだ。確かに良いバッテリーさえ出来ればEVは大いに可能性あります。富士重工のバッテリー、5分間で90%まで充電出来ると言うから、120km程度の航続距離あれば十分実用に耐える性能を持つ。気になるのは「2010年」という時期。なぜ5年も掛かるのか? こらもう簡単。まだバッテリーの信頼性が確立出来ないためだ。初代プリウス初期型に採用されたニッケル水素バッテリー、御存知の通り全数を交換した。市販できると判断し、採用したにもかかわらず、やはり厳しかったワケ。富士重工や三菱のEVに使うリチウムバッテリーは、ニッケル水素より技術的に難しい。だからこそバッテリー技術で先行しているトヨタもリチウムバッテリーの採用には及び腰になっている。不気味なのが、すでにリチウムバッテリーを搭載したEVを販売している日産。おそらくリチウムバッテリーに対するノウハウという点では、ヴィッツ(エンジンストップ装置付きモデルはリチウムバッテリーを採用してる)で先行テストしてるトヨタと並ぶ。いずれにしろEVはバッテリーが命。そしてバッテリー技術についちゃ、トヨタや日産も負けてないということを認識しておきましょう。

Posted by kunisawa at August 20, 2005 10:58 AM | トラックバック