トヨタが富士重工の筆頭株主になった件、最もメリットあったのは富士重工である。富士重工、このところ非常に難しい状況にあった。人気車を生み出す体制を作れず、絶対必要なハイブリッドでも大幅に遅れ、筆頭株主のGMのバックアップは期待できない。社内の雰囲気も、心ある人にとって居心地良いと言えなかったようだ。半年くらい前から悪い方向に向かっていく会社に共通するイヤな雰囲気が流れており、早い時期に大きな変革をしなければ一段と厳しいな状況になった可能性大。というか、環境対応技術などを考えると、どこかの傘下に入らない限り厳しい時代です。竹中社長の判断は正しかった思う。一方、トヨタにとって富士重工は面白い存在。自動車技術に関しては今後どうなるか不明ながら(トヨタが必要と思える技術は無いといってもよかろう)、なにより航空宇宙部門の存在が大きい。日本という「国」という立場から考えても、トヨタなら大歓迎だと思う。TVや新聞などで書かれている「GMに対する応援」は、見当違いかと。30兆円という有利子負債を抱えるGMにとっちゃ7億ドル(約800億円)の売却益など微々たるもの。富士重工の社内にはホッとした雰囲気が流れているというけれど、前向きに物事を考えられない人にとって厳しくなること間違いなし。同時に、能力のある人は「お待たせしました! やっと出番です!」。
Posted by kunisawa at October 6, 2005 11:55 PM | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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