November 01, 2005

ワラをもつかむ

GMが中国の『上海汽車集団』とハイブリッド車の技術提携をしたという。「溺れる者は藁をも掴む」というコトワザを思い出す。もはやハイブリッドについちゃ節操なく、どこでも何でも可能性あれば一緒にやりましょう、という作戦に出たようだ。GMは4年ほど前のデトロイトショーに於いて自社で開発中のハイブリッド技術を発表。近々発売するとコメントし、今年のデトロイトショーでもハイブリッド技術を発表した。なのに最近の動きを見ていると、ニッチもサッチもいかない状態になってしまっているように思う。もちろん上海汽車集団が素晴らしいハイブリッド技術を持っている可能性だってあろう。開発コストだってGMよりずっと安く済む。けれど先端技術をこれから熟成させ、バッテリーの信頼性も高めようとすれば、膨大なコストが掛かること間違いなし。トヨタからシステムを購入すれば簡単なのに……。なぜトヨタと交渉しないのか? トヨタが技術供与しないのか、GMの意地で頼みに行かないか不明ながら、非常に厳しい道を選択したことは間違いない。GMにとって「ホンダと組む」というチョイスは無かったのだろうか。

Posted by kunisawa at November 1, 2005 10:55 PM | トラックバック