日産のデザイン担当の方と話す機会があった。御存知の方も多いだろうけれど、最近の日産のデザイン、私は好きでない。最近出たモデルはティーダもノートもウイングロードもラフェスタも、ツリ目のヘッドライトに日産マスクという同じような顔付き。率直に「好みじゃない」とブツけてみたのだ。長い話なのでまとめると「デザインのレベル自体は低くない」(これは納得できます。ノートのサイドビューなど、ジックリ見るとレベル高い)。「けれど魅力を感じません」。なぜか? どうやら『カッコいい』の価値観が違うみたいなのである。こっぱずかしいけれど恋愛に置き換えて考えてみよう。男でも女であっても、2つのタイプがあると思う。「好みをしっかり持っている人」と「あまり気にしない人」であります。前者であり華奢な体格を好むとしよう。するとどんな良い人柄であっても”立派な体格”はアカンです。魅力を感じないのだから打つ手ありません。けれど後者のタイプであれば”立派な体格”だって人柄良ければOK。クルマに戻る。オーソドックスなクルマ好きが「良い」と感じるデザインは、フェラーリやプジョーに代表されるピニンファリーナ系。けれど最近の日産車のデザイン、レベルは高いもののオーソドックスなクルマ好きが「良い」と感じる”スジ”と明らかに違うんだと思う。華奢好きの人は、いくら人柄良くても立派な体格だったら恋愛感情は生まれないということ。私はレベル自体もトヨタに届いてないケースが少なくないと考えます。例えば『ハイエース』と『キャラバン』。この2車、同じ角形でサイズにも制限付き。規定演技みたいなもの。なのにハイエースの方がずっとスタイリッシュ。ユーザーもそう感じるようで、売れ行きを見れば圧倒的な差になっている。参考までにデザイナーに差が付いた原因を聞くと「ハードが劣っているため」だそうです。
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