低迷しているGMながら、中国市場のみ好調である。GMは自信満々らしく、自国に於いて失いつつある台数を中国で稼ぐ気のようだ。けれど甘くない。GMが中国で確保しているマーケットを見ると「リーズナブルなクルマなら欲しい」という層が中心。売っているクルマも比較的安価かつローテクのモデルばかり。対照的なのが日本車。最新モデルを入れているため、けっこう高価である。基本的には発展途上のマーケットだから、リーズナブルなモデルを売っているGMの方が優勢なの、当然でしょう。興味深いことに中国の市場について語られる場合、GMも長い間トップシェアをキープしていたVWも、今後伸びる台数は日本と韓国を含むインポートメーカーが取り合うことを前提としている。けれど私は「そうならない」と考えます。中国のような誇り高き国にとってみると、本当なら外国車など入れたく無いに決まってる。自国の技術が追いついていないため、イヤイヤ参入させているのだった。されど機は熟しつつある。2年くらい前から、どうやら本格的に自国開発をすべく動き始めたらしい(デトロイトショーで発表したモデルが成果)。トヨタやホンダ、日産などで学んだ技術を使えば、そう遠くない時期に韓国車くらいのレベルの自動車を自国開発出来るようになるハズ。当たり前のことながら、自動車生産国は自国で作られるクルマが強い。家電製品で中国市場を席巻したハイアールのような”現象”が自動車でも起こるということ。近い将来デビューする中国車にGMやフォードは真っ先に飲み込まれそう。また、ヨーロッパ以外苦戦続きのVWも中国市場じゃ持ち味を理解して貰い辛い。アメリカの自動車メーカー=ジリ貧。ヨーロッパ勢=良くて現状維持。日本車=ここ2年くらい時代を謳歌し、中国車との厳しく長い戦いに突入する、と読みます。
Posted by kunisawa at January 30, 2006 10:25 PM | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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