最近マツダの試乗会に行くと「何か違うな」と感じる。昨日新しいMPVの試乗会で「なるほど!」と思いました。エンジニアが海外の自動車メーカーのように饒舌なのだ。日本のエンジニアは最小限の説明しかしない。一方、海外の自動車メーカーのエンジニアって、徹底的にしゃべる。自分のペースで。おそらく「主張することはキッチリする!」という西洋的な価値観に基づくんだろう。対して日本は「以心伝心」をカッコ良いこと、としてきた。エンジニア=武士のようなもの。スムーズな「しゃべり」や「自分の意見を強く主張すること」、さらに世間一般じゃ普通のことを話す、なんての、オトコとしちゃ軽い(自分にグサリときます)。朝から寝るまで10回くらい奥さんに「愛してるよ」と言わなくても離婚率が低いのは、西洋人にゃ理解できまい。おそらく長らく西洋人と付き合ってきたマツダの若手エンジニアは、西洋人のスタイルが正しいんだと思っているのかも。新しいMPV、とても良い仕上がりだった。ユーザーが購入リストに上げてくれれば、けっこうな競争力を持つと思う。しかし良いクルマを作れるようになった反面、日本人の気持ちを掴みにくいメーカーになってしまった感が強い。だからユーザーの購入リストに上がってこない。このあたりで「日本人の価値観」の方にハンドルを切れば、日本でも売れ行き急増となるんじゃなかろうか。
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