April 17, 2006

ハイブリッドの存在意義

トヨタはニューヨークショーでLS600hを発表した。5リッターV8にモーターのパワーを追加することにより、6リッター級の動力性能を実現したのだという。5リッターモデルに匹敵するGS450hの走りから推測すれば、LSも凄いクルマになっていること間違いなし。しかしハイブリッドの”存在価値”と完全に反対側の路線。100歩譲ってアメリカ市場ならいいのかもしれない。けれど日本向けにはGS450hの3,5リッターV6ユニットを採用し、LS460並の加速性能と2,5リッター並の燃費なんか実現してくれちゃった方がカッコいいんじゃなかろうか。ハイブリッドでのプライオリティは、必要以上の動力性能じゃなく圧倒的な燃費なのだ。もし間もなくデビューしてくる新型エスティマのハイブリッドが4WDなら、トヨタは少しばかりハンドルの切り方を間違えてるんじゃないかと思う。エスティマの初代ハイブリッド、大きなパワー出せるモーターが無かったから後輪にもモーターを付けた。今のシステムであれば前輪用モーターだけで十分のパワーを確保できます。重くなる4WDよりFFで燃費を追求した方が、ずっとアタマ良く感じる。ここでトヨタが足踏みしてくれると、小排気量にハイブリッドを投入するホンダにとっちゃ追いつく絶好のチャンスになる。もちろんトヨタも小排気量用のハイブリッド開発の最終段階に差し掛かっている、という可能性はあります。

Posted by kunisawa at April 17, 2006 10:25 AM | トラックバック