驚くべきことに日本人をほとんど見かけないタイ南部のハジャイという街の駅前にある本屋さんで、日本の新聞を売っていた。しかも本日版。1面を見たら「トヨタ10工場新設」とある。客観的に評価すると、今や日本の自動車メーカーは突出して高い競争力を有す。トヨタやホンダは現在の路線を進めば、盤石の存在になるだろう。翻って自動車のマスコミを見ると、落日の如し。なにしろ日本の市場ときたら、選択の際にマスコミの評価が強い影響力を持つ趣味性の高いクルマでなく、家電製品のような感覚で選ばれる軽自動車やコンパクトカー、ミニバンしか売れていない。それ以前の問題として、クルマ好きでなければ日本車にハズレなど存在しない。つまり日本の自動車メーカーにとって、自動車のマスコミの役割は終わったのだ。今まで通りの付き合いをしようと思うと、パラサイトのようになってしまう可能性大。今年が自動車のマスコミにとってターニングポイントか? 私のスタンスは変わらず。努力している自動車メーカーに置いて行かれないよう修行し、良くない状況なら率直に書き、良いクルマや技術、一生懸命頑張っている人をキッチリ評価していくことであります。
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