July 06, 2006

生産規模

新聞記者さん達は依然として規模の大きさが自動車メーカーの強さを示すと思っているらしい。GMと日産/ルノーの提携で世界最大の自動車メーカーになれば、開発コストや部品調達コストが大幅に削減出来ると報じている。興味深いのは自動車メーカー首脳達のコメント。口を揃えて「今や数は決定的な武器にならない」。確かに年間10万台と100万台の生産規模なら、生産&開発コストに大きな差が出るだろう。けれど100万台も200万台も大差なし。むしろ200万台で同じ部品使ってリコール出すことのリスクの方が大きくなってしまう。第一、数で勝負できるなら、GMやフォードは最初から窮地に立たされなかった。同じ規格や法規が適用されるアメリカ国内で共通シャシやエンジン使い兄弟車をバンバン作っていればよかったのだ。V8エンジンなんか何十年も使い続けてるほど。今やホンダやPSA(プジョー・シトロエングループ)程度の規模を持っていれば総合自動車メーカーとして十分だとされてます。車種やジャンルを絞り込むならBMWやスズキの規模でOK。もしGMと日産/ルノーが提携したなら、さすがのゴーンさんでもアメリカ市場じゃ縮小均衡策を取らねばなるまい。ライバルメーカーにとっちゃ好機到来である。

Posted by kunisawa at July 6, 2006 10:01 PM | トラックバック