July 31, 2006

日産はルノーの植民地?

ルノーが2006年1月~6月期の業績を発表した。売れ行き減についちゃ予想していた通りで意外性無いものの、驚いたのは日産からの”シノギ”。何と半年で10億1300万ユーロにだって! ルノーの純利益の65%が日産からブン取ったものなのだ。1ユーロ145円とすれば1470億円。1年あたり3千億円近くにもなるから莫大な金額! こう書くと「ルノーも日産に投資したではないか」と思う人もいるかもしれないが、ルノーは約8千億円(99年に5850億。01年に2200億を追加)出して日産の株を買っただけ。現在も44,4%所有しているので、現在の相場で手放したとしたなら約2兆5千億円になります。ルノーは日産に8千億円貸しただけで元金が3倍の2兆5千億となり、さらに毎年3千億円のマージンを稼いでいるワケ。日本人の感覚からすれば「アコギな商売しやがって!」となるのだけれど、フランス流に考えると「植民地からお金を巻き上げられるヤツは偉い!」なんだろう。アフリカやベトナムなどでやってきた商売方法であります。いや、日本人は勤勉で優秀なので、今までフランスが植民地にしていたどの国より稼いでくれる。日産社員や日産車を買っている人は、そのあたりの現実を知っておくべきかと。ルノーに上納する金額を技術開発やモータースポーツ予算として使えば、今のような危機は迎えずに済んだかも知れない。日産ファンとしては1日でも早くフランスからの「独立!」を勝ち取って欲しいです。

Posted by kunisawa at July 31, 2006 11:21 AM | トラックバック