August 18, 2006

ETC大丈夫か?

ETCは決定的な弱点を抱えているかもしれない。例えば国沢光宏が「実質的な大幅値上げとなる利用料金の距離制導入は絶対止めて欲しい!」と言っている首都高の場合、お金を払わずETCゲートを通過している輩が2005年度で約36万台も居るそうな! 1日あたり千台。もちろん半分以上がETCカードを差し忘れてしまったような「悪意無きミス」というケースだと思う。首都高の場合、出口で清算する必要ないため「ゲートを通過してしまったら終了」ですから。おそらくドライバーも「しまった! でもまぁいいか」くらいの認識しか持っていないと思う。現状ではそういった人に対し、通行料金を請求していないらしい。確かに請求手数料など考えれば諦めた方がコスト的に有利。しかしながらどう考えたって不公平でしょう! 最近になって以前のような「高速域での強行突破!」でなく「普通にETCを使う感じでユックリとインチキ通過」する輩も増えているという。これだと「悪意無きミス」にしか見えません。首都高は不正通行車に対し、鉄道のキセルの如く通常の3倍の料金を請求すると言っている。しかし不正通行車がこれ以上増えてしまうと、おそらく対応しきれなくなるに違いない。加えて誤作動をゼロに出来ない状況では「悪意無きミス」だと主張されたら、定価だけしか取れないだろう。利用料金距離制を採用したなら1件1件の不正通行全て利用区間を調べなくてはならず、膨大な手間を必要とする。万一請求されても3倍(払わないと罰金30万以下の罪になる)。ETCの導入により、日本の有料道路は最大の危機を迎えたと思います。もちろん私は強引に値上げされても泣く泣く払いますけど……。

Posted by kunisawa at August 18, 2006 11:17 AM | トラックバック