August 24, 2006

VWのディーゼル

VWグループジャパンの梅野社長はVWクロスポロの発表会で「ディーゼルを輸入しないのか?」という質問を受けている。これに対し「なるべく早く投入したいが……」と早期の導入のみ否定した。ハッキリしないこの答え、いくつかの”技術的な背景”から出たようだ。御存知の通り日本は2009年から一段と厳しい排気ガス基準を導入する。日本車の場合、今から発売してもモデル寿命中に次の規制開始となってしまう。したがって現在の規制をクリア可能なディーゼルエンジンを持っていても(実際、レクサスIS220など今秋発売するベンツのディーゼルと同等以上のクリーン度を達成している日本車は存在する)、認可されない。ところが輸入車についちゃ短期でもOKとしているのだった。だからこそベンツは日本でディーゼル車を先行販売するワケ。面白いことにその気になればVWだって日本の現規制をクリア可能なディーゼルを持っている。問題は2009年以降だ。次世代の規制、もはやガソリンエンジン並のクリーン度が要求される。現規制と比べモノにならないくらい技術的ハードル高い。したがって次世代の規制をクリア出来なければ、尻尾を巻いて日本からディーゼル車を引き上げるハメに。これ、メチャかっこ悪いでしょう! ベンツにこの点を聞くと「恥はかかない!」と断言。ホンダやトヨタと同じく、日本やアメリカの厳しい規制をクリア出来るメドが付いているんだと思う。VWも次世代の規制クリアにメド付けば、きっと日本にもディーゼルを導入するだろう。5年後は日本でもディーゼルが普及し始めると予想します。というかクリーンディーゼルを持ってないと厳しいんじゃなかろうか。

Posted by kunisawa at August 24, 2006 11:06 AM | トラックバック