October 05, 2006

続 飲酒運転

飲酒運転その後。新聞やラジオなど様々なメディアからコメントを求められるけれど、どうやらここにきて決定的に有効な解決策を見つけられない状況に困惑気味。興味深いのは「日本の取り締まりや規制が甘い」と考えているメディアが多いこと。日本の基準値や罰則は世界で最も厳しい上、取り締まりのも厳しさも世界一である。海外ではフラついて走っているクルマを停めてチェックするくらいで(アメリカなどは制限速度で走っているクルマも”悪いことしてるから制限速度で走っている”とみなし停めたりします)、いわゆる一斉検問みたいなものなんか無い。息を吹き込むタイプの安全装備も、お酒を飲んだ後、基準値に収まっているかどうかを判定するためのもの。というか、夕食の時に普通に飲んだ程度のアルコール量なら、どの国も好ましくないが問題ないとされてます(大半が0,35mg以上。厳しい国で0,25mg以上。日本は0,15mg以上で酒気帯び。0,25mg以上になると酒酔い)。また、日本と同じくらい厳しい規制をしているスウェーデンは、寒い冬の時期に飲酒運転で運転を誤りコースアウトやスタックなどすると運転者自身が死亡するためであり、日本とは若干狙いは異なる。その上、警察は身内の飲酒運転者の名前を公表しなかったり(普通の違反者は躊躇わず公表)、はたまた運転代行で帰宅した後、違う区画に停められたクルマを自分の区間まで5m移動したからと検挙するという厳し過ぎる取り締まりをしたり……。新聞に識者が登場したと思ったら「運転代行の料金負担を居酒屋がしなさい」。何の解決策にならんでしょう。こう書くと私は飲酒運転に甘く感じかもしれないが、全く違う。誰に聞いてもいいが超厳格です。免許取得以来、全くしたことなし! そんなこと当たり前ですけど。飲酒運転などしたら仕事が無くなるだけでなく、いろんな人に迷惑掛けますから。何度も書くけれどヒステリックに原理主義を叫ぶだけでなく、有効な対応策を打ち出さなければ事故など減らない。痛ましい事故死者を出さないために有効な策を練るべきだ。

Posted by kunisawa at October 5, 2006 07:35 PM | トラックバック