新しいカローラに乗って驚いた。乗り心地が悪いのである。ただハンドリングは素晴らしく良い。1,5リッターのライバルの中じゃトップクラスである。藤田さんという開発担当チーフエンジニアに聞くと「今回の試乗会でジャーナリストの皆さんから乗り心地が悪いと言われています。もしかするとお客さんからも文句が出るかもしれません」。どうやら少し戸惑っている様子。ここから先は私の想像です。おそらく最終試作車のダンパーは今のハンドリングのまま、もっと乗り心地が良かったんだと思う。しかし量産スペックを決め、生産開始するや全く別物のダンパーになってしまったに違いない。もちろんスペック(決められたピストン速度での減衰力)は満たしていることだろう。けれどスペックに無い領域での動きがめちゃくちゃ渋いのだ。これ、ホンダがコストダウンのためショーワ製以外のダンパーを採用したフィットで全く同じことが起きている。つまり「量産ダンパーの動きの渋さに気づいた時は遅かった」ということ。国沢光宏はダンパーダンパーダンパーばっかり。「何とかの一つ覚えじゃないか」みたいに思うかもしれない。けれどムーヴとソニカを乗り比べて頂ければダンパーがクルマにどんな影響を与えるものか誰でも解る。おそらくカローラは「乗り心地が悪い」という意見を受け、柔らかいダンパーに変えると思う。当然、現在の素晴らしいハンドリングは諦めなくちゃならない。乗り心地重視のユーザーならしばし待ち。硬くてもハンドリングを重視する人は初期モデルを買いましょう。
Posted by kunisawa at October 21, 2006 01:11 PM | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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