自販連から10月の販売速報が発表された。今朝の新聞を各紙を見ると「いろんな解釈があるんだなぁ」と感心しきり。いやいや。同じメディアでも数字が違っていたりして。日経などWeb版だと簡素ながら妥当な数字を出しているが、朝刊は乗用車の売れ行きを分析しつつ数字だけバスやトラックまで含めたものになってます。ということで自己流の分析を。まず白ナンバー国産乗用車の全需は前年比92,8%。こいつが好調と不調の分岐点になる。好調なメーカーというと、トヨタとレクサス、ダイハツでありゃま! トヨタグループ全勝! スズキも相変わらず強い。この4ブランドは、しばらく勝ち続けると思う。
このところ低迷していたホンダと日産の数字を見ると「事情の違いあれど、それほど悪いワケじゃありません」。というかホンダについちゃストリーム好調だし、新技術を積極的に発表するなど雰囲気も良くなりつつある。何よりクルマが良くなってきた。日産は「対前年比」の比較対象である昨年の10月が厳しい状況だった。すでに十分悪かったのだ。これ以上販売台数落とすと(10月は日産3万3064台。ホンダ3万2110台)、最後の砦である「国内の登録乗用車販売」もホンダに負けてしまうから真剣勝負に出てます。9月から値引きを拡大させ防戦中。ただ魅力的な新型車の投入までは薄氷の上という感じ。
厳しかったのが82,6%のマツダと77,9%のスバル。マツダの場合、良いクルマを揃えているのに伸び悩んでしまっている。開発陣の努力は報われていません。何度も書いてきた通りブランドイメージの確立を急ぐべき。スバルはレオーネを売っていた頃の雰囲気に戻った感じ。客観的に見ると問題点は明確なのだけれど(社内にも問題点を認識している人はたくさん居る)、こらもう大きな病気みたいなもの。「深刻な状態かもしれない」とハッキリ解るまで対症療法で切り抜けようとしているのだろう。実際、軽自動車まで含めた販売台数を見ると対症療法が効いている感じだし……。けれどステラの販売台数を冷静に分析すれば右肩下がり。eKワゴンやムーヴといった強敵もデビューしてきている。スバルって地味さが似合うメーカーじゃないと思う。良くないスパイラルに入ってしまうのか?
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