July 29, 2004

7月28日

昨日は高速道路の対面通行区間で2件の正面衝突が発生した。いずれも死亡者を出す痛ましい事故である。JHや公安委員会は片側2車線ある高速道路より危険性が高いと言うことから70km程度の制限速度を設定しているけれど、利用者にとってみれば料金的にも道路の規格も普通の高速道路と同じ。実際走ってみると解るけれど、70kmで走ろうモノならアオられまくり。知人に聞くと、20kmオーバーの90kmで走ってもアオってくる輩が少なくないそうな。岐阜の事故など乗用車を衝突した場所から70mくらい押し戻しているという。衝突時の質量を計れば両車の速度差も算出可能(警察の事故調査はそのくらいやるべき)。岐阜の事故、トラックの速度が120km以下ということはありえまい。また、対面交通とはいえ一般道より居眠り運転をしがち。多少コストが掛かっても、対面通行区間の中央部には強固な構造物を設置すべきだと思う。

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July 28, 2004

7月27日

夕刊各紙に「アメリカでパジェロの販売を停止」という記事が出た。読むとディアマンテとモンテロ・スポーツの販売を止め、アメリカの販売規模を縮小するとある。三菱を叩くなら、もう少し勉強して欲しい。モンテロ・スポーツというのはパジェロでなく、1996年にデビューしたチャレンジャーのこと。モデル末期どころか、今まで販売していたのが不思議なほど。ディアマンテだって現在アメリカで販売している『ギャラン』より排気量少なく、サイズや車格は逆転してしまった。これまた商品力が無い。モンテロ(パジェロ)も2006年で販売を停止すると書いてあるが、エンデバー(決して魅力的だと言えないですけど)という後継モデルを出したためだと考えるべき。したがって新聞記事になるような材料じゃありません。また、対面交通区間の高速道路で7人死亡するという痛ましい交通事故が発生した。対向車線に飛び出したのは三菱キャンターだったこともあり、これまた欠陥車を疑わせる報道も。未だに「悪事」の首謀者を明確にしない三菱をかばう気にならないけれど、少なくともメディアは正確な報道をすべき。魔女狩りのようで怖い。

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July 27, 2004

7月26日

雑誌の試乗記を見ると絶賛のマジェスタながら、私は先端技術を除き「厳しい」と評価した。マジェスタを扱うディーラーの営業さんと雑談していたら、どうやらユーザーの評価も芳しくないそうな。決定的なのは「クラウンと変わらない」こと。そして皆さん「乗り心地がゴツゴツする」と言うらしい。特にセルシオのユーザーだと、ほとんど「ダメ」を出すようだ。いやいや驚いた! やっぱり日本のユーザーって目利きだと思う。自慢の電子装備はマジェスタのユーザー層だと使い切れず。現行プリウスが出た際、トヨタに「もう説明書では読んでも解らない技術レベルになっている。マンガなどで使い方を説明したらいかがか?」とコメントしたのだが……。セルシオをレクサス店に持って行かれるディーラーにとっちゃ大きな問題。もしかすると私だけ感じているのかもしれないけれど、最近トヨタの雰囲気が微妙に変わってきたように思う。マジェスタの開発チームの人に話を聞くと、ユーザーを「このくらいならいいだろう」と見切っている感じ。駆動系から出る騒音一つとっても「これで問題無いと思っています」だもの。意欲的だったプリウスの開発チームと全く違う。ここまで成功すると、緊張感を維持することの方が難しくなるから仕方ないか。近い将来、きっとデコボコしてくると思う。もちろん盤石であることは間違いありませんけど。

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July 26, 2004

7月26日

トヨタやパナソニックなど異業種が組んで始まった『WiLL』だけれど、どうやらメリット無かったんだと思う。解消することになったそうな。一流企業ばかり集まり、多額の広告費を掛けたにも関わらずブランドイメージは全く定着せず。いや、ここ2年くらい話題にさえ上がらなくなっていたんだから深刻。他の業種の敗因についてコメントできる知識はないけれど、クルマに関しちゃ「ユーザーをナメたから」だと思う。カボチャの馬車をイメージした『Vi』にゃアタマくらくらし、恐竜戦車みたいな(開発担当者によれば、世の中に存在すらしないステルス潜行艇だと言う)スタイルした『VS』も「誰が買うんだ?」状態。VSまで口を出さなかったトヨタなれど(WiLLのプロジェクトチームにトヨタは既存のトヨタ車と別の決定権限を持たせた)、さすがに第3作である『サイファ』のみ最後にテコ入れしたそうな。ViとVSは極めて生産台数少ないため、将来希少車(価値が出るかどうか不明)になること間違いないと思う。

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July 25, 2004

7月24日

木曜日の夜、この欄で三菱自動車のWRC撤退について取り上げた。正式な発表は来週になるかと予想していたが、引き延ばしても意味ないということなんだろう。現在の体制、最初から無理があったと思う。ダイムラークライスラーの意向により大金持ちであるクワント家の御曹司がモータースポーツディビジョンの社長になったのだけれど、おそらくラリーについちゃセンスなかったに違いない。社長就任直後にインタビューしたら、完全なる平行線。ラリージャーナリスト一同「ダメだこりゃ!」。以来、何度も日本でWRカーの開発をすべきと書いたり、TVでコメントしている。なんたってヨーロッパで開発した2004年のWRカーときたら、2002年モデルから技術的に退歩してしまった上、同じ場所が何度も壊れる始末。エンジンだってパワー出てない。せっかく日本でラリーを開催するのに、初日から車体側のトラブルでリタイヤでもすればイナスイメージでしかない、と三菱自動車も判断したんじゃなかろうか。タイヤが取れたり炎上することもWRCでは珍しくないものの、三菱車となればネタになっちゃうし。なるべく早く戻ってきて欲しい。

Posted by kunisawa at 11:34 PM | トラックバック

July 24, 2004

7月22日

フランスのレキップ紙に第一報が出た三菱自動車のWRC撤退情報は、アルゼンチンでも大いに話題になったそうな。こちらにも先週末あたりから様々なルートで大量の未確認情報が入り始めた。三菱自動車の公式見解は出ていないものの、少なくともラリージャパンのエントリーが締め切りになる7月28日以降にハッキリするだろう。ちなみに次戦のドイツラリーにはキッチリとエントリーしており、参戦することは間違いない。ラリージャパンにエントリーしていれば、流れているウワサは誤り。逆にエントリーしていないなら、ドイツで撤退という流れになるんだと思う。ただプロダクションカーWRC(グループN)についてはメーカーエントリーでないこともあり継続の方向。ラリージャパンではグループNクラスの優勝を狙ってくるんじゃなかろうか

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July 22, 2004

7月20日

昨年からスピードメーターの誤差に対する国交省の見解が変わっているのを御存知だろうか? なんでもEUと同じにしたらしい。従来は「速度計の指針に対し実車速はマイナス15%。プラス10%」という決まり。つまりメーターが100kmを示していた場合、実車速は85〜110kmまでOKだった。よく「時速10kmオーバーまでは違反に問われない」と言われてきたけれど、実車速で110kmまではメーター読みだと「ドライバーがしっかり100kmを守った遵法運転している」可能性があったワケ。だから取り締まらないようにしていた模様。現在はどうか。「プラス表示に関しちゃ認めず。マイナスは10%プラス4km」になっている。ややこしくなってきましたね。逆説的に考えると、実車速100kmの場合、スピードメーターは10%増しの110kmプラス4kmまで許されるのだ。この解釈により、メーター読み114kmまでクルーズコントロールをセット出来るようにしているメーカーも出てきた。もう少し取材して詳細をレポートします。

Posted by kunisawa at 10:33 AM | トラックバック

July 21, 2004

7月20日

TV放送の視聴率アップに貢献しているBARホンダと対照的に、トヨタが低迷している。2004年モデルの開発途中に中核となるスタッフの変更を行うなどゴタゴタ続きという理由もあるのだけれど、全てのコースでまんべんなく伸び悩んでしまっているから深刻だ。予算もフェラーリ並に豊富。スタッフだってベテランをキッチリ揃えているのだから、もう少し結果が出ておかしくない。今シーズンはこのままズルズル中位を上下するのだろうか? ことモータースポーツに関して言えば、トヨタの指揮系統はうまく機能していない。どこかに良くならない”理由”があるんだと考えます。

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July 20, 2004

7月19日

偽造ハイカが無くならないらしい。なんせ偽造ハイカの生産コストなど数百円にもならないだろう。偽造グループにしてみれば1万円ハイカだって十分利益上がるのだ。猪瀬さんによれば200億円くらいの被害額になるそうな。こうなったらハイカ自体を止め、ICカードとすればいいだけ。ICカードの発行に500円程度掛かるだろうけれど、ハイカと違ってチャージ(スイカやイコカ、エディと同じ)が可能。考えてみれば3万円と5万円ハイカを廃止したのはETC普及のためであり、偽造ハイカの問題など言い訳である。しかし! そうなると5万円払いを復活させなければならず、またしてもETCのカベになってしまう。JHとしてみれば「もう少しETCの普及が進めばノンストップ通過の蜜の味を覚えるからICカードに戻る利用者などいなくなるだろうよ」と考え、時間伸ばしをしているに違いない。何たって羊の国民性。狙いはピッタリだと思います。しくしく。

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7月18日

18日付けの日経新聞によれば「行わなくて良かった道路工事が30%もある」と国交省の役人が認めているという。さして傷んでいない道路まで「予算あるから」と掘り返しちゃってますよ、と言ってるんだから驚く。続いて選挙関係のTV見ていると「国から予算をバンバン取ってきて地元に落としてくれる」政治家に投票している国民も多いようだ。本気でいくらでも国からお金を取れると考えているのだろうか? やっぱり政府は一度潰れた方がいいな、と思った。能力のある人がしっかり采配を振るえるようになれば、もっともっと光る国になると確信している。

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July 18, 2004

7月17日

新潟の洪水で水没車も多数出た。クルマが水没した時の禁じ手は「エンジンを始動しようとすること」である。キーを捻ればショートして出火する可能性もあるし、電気系統に異常なくてもエンジン内部に水が入っている場合も少なくない。水は圧縮出来ないため、クランキングすると「ウォーターハンマー」という現象を起こしエンジンに重大なダメージを与えてしまう。新潟県の方から教えて戴いたのだけれど、洪水の翌日の新聞に三菱自動車は水没車の扱い方についてのチラシを入れたそうな。他のメーカーも1日遅れでチラシを入れたそうだけれど、すでに遅し。ウォーターハンマーで壊れた大半のクルマは、洪水の翌日に発生した模様。三菱の信頼回復は、こういった地道な対応の積み上げが大切だと思う。

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July 17, 2004

7月15日

自動二輪の高速道路2人乗り解禁のXディは来年6月1日。携帯電話の使用に対する罰則強化が今年の11月1日からになるようだ。ちなみにヘッドバンドや輪ゴムで頭に携帯電話をセットするという「ハンズフリー」はグレーゾーン。法規上「携帯電話本体を手で保持せずに送受信が出きればOK」となっているので、皆さんが解釈して欲しい。弁護士によれば「疑わしきは罰せずでしょう。ただ手で持ってプッシュし、頭に差してから通話という方法だとアウトです」。ま、そんなこと誰もやらんですな。詳細は明日発売の『av誌』で紹介しているので参考にして欲しい。様々なタイプのハンズフリーをテストしたけれど、やはり使い勝手いいタイプは限られてしまう。高速道路の2人乗りはオジサンのバイク乗りにとっちゃ悲願。きっとバイクに戻ってくる30歳代以上の人が急増すると思う。2人乗りなら高速道路の料金所だってクルマに気を遣わず済みます。

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July 15, 2004

7月14日

依然三菱のディーラーにお客さんが戻ってきていない。やっと来店してくれた、と対応したら常識外の値引きを要求されたりするなど、非常に厳しい状況。この分だと7月の販売台数は一段と悪い数字になりそう。一方、閉鎖する岡崎工場の社員を近隣のトヨタ(大半は通勤できる距離)が引き受けるという話も出てきている。失業者の問題出なければ、国だって救おうとしないか? いずれにしろ自力再生しなければならないものの、新車無い、宣伝出来ない、悪いイメージをリカバリーするような対応もしていないから、このままじゃ販売を上向きにさせる原動力がないと思う。最近「三菱はどうなるか、本当の所を教えて欲しい?」と聞かれることも多くなってきた。このままの販売台数で推移すると、まずディーラーが持たない。タイミング悪いことに前の販売担当副社長は「アメリカみたいにクリーンなディーラーに変えろ!」と命じ、多くの拠点でリニュアルを行っている。その投資だって回収しなければならないだろう。1日でも早く積極的な反省を表明し、明るいニュースを出すべき。もちろん何もしなければ国民の関心も薄れていくだろうけれど、それまで体力持つかどうか、だ。

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7月14日

朝から原稿書き。沖縄で焼けた背中が剥け始めたため、カユくてカユくて辛抱タマらず。曇りだったこともあり日焼け止め使わなかったら、久々に思い切り焼けてしまったのだ。日焼けしたジジイは怪しいとムスメに言われる。好きで焼けてんじゃないんだよ! 夕方からオールアバウトのミーティングのため、恵比寿に向かう。順調にアクセス数は伸びているそうな。オールアバウトのスタッフもずいぶんインターネットの特徴を理解してきたらしく、掲示板はもうやらないという。マトモな人の書き込み1に対し、黄昏が20くらいだったらしい。やがてマトモな人は書き込まなくなるため、黄昏だけになっちゃうそうな。ガイドの記事の評価も止めるべきじゃないか、と言うと、その方向らしい。インターネットをキチンとしたメディアとして育てようとするなら、匿名性を逆手に取った連中の排除から取りかからねばならないと思う。何たって自分は速度違反するが、他人の速度違反についちゃ「脱法行為だ!」と1kmさえ認めようとしない卑怯な連中なのだから。インターネットの訴訟を専門にしたいような若い弁護士さんがいないだろうか? 3年くらい集中してやれば、きっと有名になれると思う。

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July 14, 2004

7月13日

自動車が燃える原因の多くは、購入後に取り付けた電気系のパーツにあるという。確かにハーネスを外してみたら黒ずんでいた、なんてことも少なくないようだ。中古で買ったようなクルマの場合、どこでどんな作業を受けたのか解らないから心配。もし後付のオーディオやナビ、ETC車載器など付いているなら、ぜひとも点検すべき。私はセットアップだけしたETC車載器を使っているのだけれど(プリウスはディーラーで装着してもらったから安心出来る)、安全のためシガーライターから電源を取っている。シガーライターはショートに備えた対策をしっかり取っているので怖くない。参考までに書いておくと、シガーライターから電源を取ればETC車載器を気軽に使い回せるワと、軽自動車でセットアップした車載器を普通車に装着したり、普通車用の車載器を大型車に取り付けてゲートを通過しようとする輩がいるようだけれど、ゲート開かず。ナンバーは照会していないものの(したがって普通車でセットアップした車載器を他の普通車に移してもゲートは開く)、車両区分はしっかりチェックしているのだ。しかも不正利用になるため、訴えられてしまう。もちろんETCカードだって取り上げられる。脱法行為は容認できない!

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July 13, 2004

7月12日

ダイムラークライスラーがリコールを出した電子制御ブレーキは、当然メイン回路にトラブル出るとバックアップシステムに切り替わるようになっている。しかしダイムラークライスラーのバックアップ回路、あまりにプアだったようだ。ブレーキ掛かるのは2輪のみ。しかも実際トラブルに遭遇した人から話を聞くと、満身のチカラを込めブレーキペダル踏んで何とか止まれる効き具合だったと言う。昔のベンツは、パワーステアリングが壊れたときのため大きな直径のハンドルを選択するほど安全性確保に慎重だったのだが。「トヨタはしっかりしたバックアップ回路を持つ」と以前書いた。しかしハイブリッドと電子制御ブレーキの相性は極めて良いため、本当に壊れない限りバックアップシステムを試すことなど出来ない。今日試乗した新型マジェスタはハイブリッドじゃないから、電子制御ブレーキのメイン回路を人為的にダウンさせることが可能(やり方は書かない。ただ通常の走行だと絶対あり得ない)。試すとコーションランプ点灯と同時に警告ブザー音。多少ペダルのタッチが変わり前後のバランスは悪くなるものの、踏力や効き具合に関しちゃ問題なし。キッチリ止まってくれる。あまり鋭くないドライバーなら、バックアップ回路に切り替わったこと事態、解らないと思う。圧倒的にトヨタの勝ちです。

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July 12, 2004

7月11日

本当に勉強不足である。山崎レポートを見てビックリしたのだけれど、今まで5%ナリの自動車取得税は車両価格の0,9に掛かると決まっているのだと思っていた(0,9は車両価格から10%の値引きを見込んだ額だ)。値引き10%までなら有利になるも、それ以上値引きしてくれた場合、払い過ぎになってしまう。例えば200万円のクルマの取得税は、0,9レートなら9万円。でも40万円値引きしてくれれば、支払額160万円の5%だから8万円でいい。わずか1万円と思うか、1万円も! と判断するか人によって違うだろうが、知っておくべきじゃなかろうか。

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7月10日

燃料電池メーカーであるカナダのバラード社は、自動車用開発部門の大半をダイムラークライスラーとフォードに売却してしまった。いろんな見方が出来ると思うけれど、バラード社として車載型燃料電池の将来性に疑問を感じたんじゃなかろうか。実際、燃料電池車普及の”推進理由”となっていたカルフォルニアのZEV規制は「共同テストに参加すればOK」というところから進んでいない。もはや量産して売る必要などないのだ。こうなると燃料電池メーカーとしても、家庭や工場などで使う固定型より難しくて開発コストの掛かる車載型から距離を置きたいと考えて当然。一方、自動車メーカーは、もう少し燃料電池の可能性を試してみたいと思っている様子。実際、トヨタとホンダは依然として燃料電池車の開発をすすめており、さらに日産も独自でスタック(燃料電池本体)を作ると言う。となれば日本の3メーカーの他、GM、フォード、ダイムラークライスラー、そして現代自動車(UTC製)と7つのメーカーのスタックが揃うワケ。せっかくだから燃料電池を使ったモータースポーツを始めたらどうだろう。きっと劇的に進化すると思います。

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July 09, 2004

7月8日

280馬力規制の撤廃が正式に決まった。同時に2輪車の100馬力規制も撤廃される。考えてみればムチャクチャな規制(自主規制と称しているが実質的に規制である)だったと思う。特に酷いのが2輪車。だって輸入車だけでなく、逆輸入まで馬力規制無かったんだから。4輪車にも言えることながら、輸入車なら一応「大きな馬力に対応したシャシやブレーキと組み合わせているから」と理由を付けられたものの、2輪車についちゃ輸出仕様と全く同じシャシにブレーキ。しかも日本仕様を輸出仕様にモディファイして販売しているショップだってあるから面白い。ま、一昔前までの「ドアミラーはダメ!」とか「サンルーフを付けると暴走族か身体を乗り出すからダメ!」と言ってきた国交省のオタンコ役人だけに、10年もすれば「何でそんな規制してたんだろ?」になると思う。残念だったのは軽自動車の64馬力規制が残ってしまうこと。気になる「初の280馬力突破モデル」だけれど、おそらくレジェンドの300馬力になると思う。

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7月6日

大型免許を取ろうとしている人が増えているという。東京都は府中の試験場しか大型の実技試験を実施していないけれど、ここにきて連日試験官をフル稼働させている。それでも10〜14日間に一度しか受けられない状況。なぜ増えているかというと、3年以内に大型免許の取得が難しくなるためだ。新しいシステムは大型も仮免が導入される模様。つまり一度仮免許を取得し、その後、路上で一定時間以上大型車を運転しなければならない。只でさえ大型車の練習など出来ないから(私も大型を取得したが練習は出来ず)、簡単に取れなくなってしまうことだろう。普通の人は大型トラックなど運転する機会など無いだろうが、マイクロバスを運転出来るので便利だと思う。

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7月4日

読者投稿板の三菱に対する書き込みを見ると、なかなか勉強になる。確かに多数発生していると伝えられるトラックの駆動系破損事故など、警察は何をしていたんだろうか? 科学的な検証もせず全て「お前の整備不良だ!」と決めて付けていたのだろうか。ま、どんな事故でも「スピードの出し過ぎでハンドルを切り損ねた」が事故原因になってしまうのだから、とりあえず運転者を罰していればいいと思っているのだろう。今やコンピューターを使いデータベース化出来るのだから(警官が忙しくたって事故車両と破損場所、原因くらい入力出来るだろう)、運転手の言い分も聞き事故の傾向みたいなものを出せばいいと思う。もう少し丹念に事故調査をやって欲しい。一方マスコミは三菱車の火災を何のフィルターも通さず伝えている。これまた車両に問題がありそうなのかどうかくらい伝えるべき。毎日20台程度の車両火災は発生しているのだから。こういったヒステリックな報道姿勢を見ていると、いわゆる魔女裁判や関東大震災の後に発生した韓国人に対する迫害みたいなことが今後も発生しそうだし、そういった状況でマスコミは役に立たないどころか火に油を注ぐようなものだと怖くなってしまう。

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July 04, 2004

7月3日

あまり確度の高くないF1ヨタ話など。予選の順位を見ると、BARホンダはけっこう燃料を多く積んでいると、と予想。逆にルノーは軽目にしてポールを狙ったんじゃなかろうか。なんたって地元だ。ポールポジションはカッコいい。そういやシケイン無かった昔のル・マンでフランス勢は最高速を狙っていたなぁ。いずれにしろ4日の本番が楽しみです!

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July 03, 2004

7月2日

今年はハイブリッドが第3世代に進む。ちなみに第1世代は「多少動力性能で劣ってもハイブリッドであること」。第2世代が「燃費を一段と向上させつつ、走行性能はガソリンエンジン車と同等」。じゃ第3世代って何かといえば「同じ排気量のガソリンエンジン車より動力性能が良く、当然の如く燃費も圧倒的に良い」というもの。ハリアーHVの場合、3,3リッターV6エンジンでいながら4,3リッターV8と同等の動力性能を有し、燃費は2リッター4気筒並だと言う。ホンダもアメリカで秋にアコードのHVを発売するが、気になるのは第2世代を経ていない点。ハイブリッドはシステム的に3つのランクに分類される。それぞれ代表を挙げるなら1=クラウンHV。2=シビックHV。3=プリウス。ハイブリッドのメリットを最大限引き出そうとするなら「ヘビーHV」と呼ばれる”3”だ。モーターのパワーで走れないホンダ式は”2”。このタイプで第3世代のハイブリッド車を作れるのか大いに楽しみ。ホンダのことだから、きっとブレークスルーしてくるんじゃないかと期待してます。

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July 02, 2004

7月1日

9月3〜5日に開催されるラリージャパンが徐々に盛り上がってきた。観戦券は瞬く間に売り切れ、JTBの公式ツアーも予約開始直後に完売。近畿日本ツーリストも完売といった状況だ。そして7月2日朝から、9月2日分の航空券の予約が始まる! 9月3日分は7月3日の朝から。もし観戦しに行こうと考えているなら、ぜひとも航空券の確保を! また、観戦券が確保出来なかった人も『新得ラリージャパンを成功させる会』で紹介しているように、移動区間でラリー車を見るのも楽しいと思う。海外のラリーでもそういった観客はたくさんいます。北海道旅行のついでだと考えればいかがだろうか。

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July 01, 2004

6月30日

ダイムラークライスラーが日本でリコールを発表した。内容はブレーキ関係。驚くのは昨年12月に問題が判明していたのも関わらず「対策部品を開発出来ていないから」という理由でずっとリコールを発表しなかった点。つまり「いつ起きてもおかしくないブレーキトラブル」をそのままにしておいた、ということ。大いに不安なのがダイムラークライスラー渾身の作である『センソトロニック』(ブレーキbyワイヤと呼ばれる電子制御ブレーキ。ペダルの踏み量を電気的に関知。最適な油圧を掛ける)も含まれること。幸い重大な事故は起きなかったものの、センソトロニック関係で365件も不具合がでていたという。確かに対策部品無しでリコールの発表などしたら、クルマの使用が出来なくなるからダイムラークライスラーの補償額は恐ろしく大きくなる。だからといって効かなくなるブレーキを放置して許されるものじゃない。三菱トラックと全く同じだ。決定的な問題点は、電子ブレーキのバックアップ機能が十分稼働しなかった可能性あるということ。トヨタもセンソトロニックと違うタイプの電子制御ブレーキをハイブリッド車で使っているけれど、万一の電気的なトラブルに備え機械式のブレーキを残している。その点エスティマHVの時、トヨタに聞くと「物理的にも従来型のブレーキと同等以上の信頼性を持っています」。センソトロニックの場合、追突事故が起きているのでバックアップ機能の効きが十分でなかったのだろう。恐ろしいことである。「最善か無か」というのはダイムラーベンツ創業当初の社是。「いい加減なものなら止めろ!」という素晴らしい精神だ。三菱自動車にも言える事ながら、先輩は天国で怒っていると思う。

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