October 29, 2004

車内泊の注意

被災者の方から「新潟県の越路町(長岡市の隣小千谷市に近い処)に住んでいます。私の住んでいる場所も地震の被害遭い今なお余震があります(午前中も大きな余震がありました)。今の生活は非難勧告が出ているのですが私を含め多くの方が道路や広場に車を止め寝泊りをしています。車の中で寝泊りする場合の注意点、アドバイスがありましたら教えて下さい。5日目の車中泊を迎え肉体的、精神的にまいっています」というメールを頂いた。私の返信の概要は「基本的に床をフラットにした方がいいと思います。デコボコした状態だと血の流れが悪くなるため、エコノミークラス症候群と同じ状況になります。具体的には板などを敷けばいいのではないでしょうか。ノコギリがあれば、セダンのような車種でも可能です。また、窓ガラスから熱が逃げていきます。内側にタオルなどでカーテンを作ってみてください(段ボールを窓の形に切って内側から貼りつけてもOK)。リフレッシュ用の「良い匂いのするもの」を入手すると気分転換になります。大変でしょうが、頑張って下さい」。床をフラットにすると、血栓が出来る確率が大幅に減るそうです。

Posted by kunisawa at 11:14 PM | トラックバック

ロシア、COP3を批准

ついにロシアがCOP3(京都会議)の議定書を批准。来年から目標実現に向け本格的な作業に入らなければならなくなった。日本に課せられた削減量は1990年比でマイナス6%! 当時より排出量が増えているため、現在からだと15%近く減らさないと目標達成不可能。太陽光発電や、植物由来のアルコール燃料の導入、ハイブリッドに代表される省エネルギー技術など、抜本的に見直さないと難しい。どこの省庁が音頭を取るのか不明なれど、強いリーダーシップで多くのテーマを解決していく必要あります。

Posted by kunisawa at 12:54 AM | トラックバック

October 27, 2004

「人助け」の難しさ

新潟の地震で被害にあった人を見て「何か出来ることはないだろうか?」と考えている人は多いと思う。かくいう私もその一人なんだけれど「人助けをする」というのは案外難しい。しかし現地を見ていると困っている人が間違いなく存在するのだ。震源地より南側であれば、水も燃料も食糧も自前で調達できる合宿所がある越後湯沢をベースにお手伝い出来ます。私のHPを読んでいる方で、具体的に助けて欲しいことがあったら、誰でもどんな組織でもいいのでぜひメール頂きたい。例えば動ける人は復旧作業をしているような地域なら、お年寄りを病院やお風呂に連れて行くようなクルマ+運転手が必要だろう。物資を運ぶクルマが足りない地域もあるんじゃなかろうか。幸いこのHPを読んでいる人の大半はクルマを持っている。お手伝いに行ってくれる人を募集すれば、きっと集まると思います。大型免許持っている私なら、マイクロバスを確保してお手伝いに行きますよ! もちろん現地の人に食・住のお世話にならないよう、自給自足体制を組みますので御安心を。メールは左下からどうぞ。

Posted by kunisawa at 10:42 PM | トラックバック

October 26, 2004

もっと民のチカラを活用したら?

新潟の地震で交通が遮断された地域が多く出た。ヘリコプターを大量に導入すれば問題ないものの、なかなかそうもいかない。一方、生活に必要な物資も必要。こんな時、トライアル用バイクで現場に入り、細かい対応をすればいいと思うのだけれど、警察や消防関係者は歓迎しないと言う。確かにガレ場を走れば二次災害の可能性だってある。市民は引っ込んでろ、という気持ちなんだろう。でもウデのあるライダーは、シロウトじゃ考えられないような走りが出来るのだ。というか、通れないと判断した場所は走りません。ある程度の競技の成績を残しているトライアルライダーに認定を与え、ボランティアとして登録してもらったらいいんじゃなかろうか。状況が良い場所ならさらに多くの物資を運搬できるオフロードバイクも投入すればいい。こちらはモトクロスの競技経験者を登録すればよかろう。ちなみに自衛隊はそういった判断能力をしっかり持っており、今回もバイク部隊を真っ先に投入した。さすがだと感心。

Posted by kunisawa at 11:42 PM | トラックバック

October 25, 2004

災害時の対応

大きな地震などの被害に遭った場合、クルマを置いて逃げるケースも出てくる。そんな場合、必ず覚えて欲しいのが「キーを付けたままにしておく」ということ。道路が閉鎖になったから、とキーを持って逃げてしまうとクルマは巨大な障害物になってしまう。幸いこの国の国民の大半が未だ良心を持っている。貴重品や車検証など持ち出し、キーを付けたまま。これを覚えて置いて欲しい。被災された新潟の方々にお見舞い申し上げます。

Posted by kunisawa at 10:32 AM | トラックバック

October 24, 2004

いよいよラリーへ!

やっとラリーに出られることになりました。準備のためグループNのインプレッサで群馬に行ったりタイヤ交換に行ったり走り回っていると、何だか「凄いな!」と感心しきり。もちろん私でなくクルマです。10年前の日本車って、ホンの少し手を加えただけでこんなに本格的な走りが出来るような造りじゃなかったもの。ボディ剛性低く、エンジンだってノーマルじゃ頼りない感じ。私が若い頃に憧れたポルシェは、ホンの少しの改造でモータースポーツが出来るようなボディとエンジンを持っていたからクルマ好きの支持を得たんだと思う。今やインプレッサを始め、ランエボ、インテRなど、ポルシェに匹敵するような日本車が増えました。グループN仕様のラリーカーの楽しさと来たら、どんなスポーツカーにも勝ります。

Posted by kunisawa at 10:40 PM | トラックバック

October 21, 2004

水溜まりはゆっくり

台風で道路が冠水しているシーンを今年はTVでよく見る。不思議なことに、皆さん波を立てるようなイキオイ。日本のクルマは丈夫に出来ているけれど、深い水溜まりを通過するようには出来ていない。問題なく通過出来るイメージとしてはタイヤのゴムの深さくらいまで。ホイールが水に浸かるような水深になると、ブレーキの効きは確実に低下。ブレーキ踏んでも初期の制動力出ません。限界はフロアまでの水深程度だと思って欲しい。その水深でも速度を出すと対向車からくる”波”でエンジンにダメージを受けてしまう。歩くような速さで走ること。雨が止んでも地盤は緩んでいる。御注意下さい。

Posted by kunisawa at 03:40 PM | トラックバック

October 20, 2004

カーオブザイヤー10ベストは?

今年もいよいよカー・オブ・ザ・イヤー(以下COTYと略)の季節になった。レギュレーションは昨年と同じ。10月29日に選考委員の投票で10ベストを決定。その後、11月10日と11日に10車種の再試乗会を開催し、大賞を決定するという流れ。いつも通り私の10ベストは皆さんの御意見を最大限に重視して決めることにしました。当初、21日の深夜までの投票にしようと思ったのだけれど、組織票が出てくると気持ちよくありません。20日の午前1時現在のデータをチェックしてみたら、嬉しいことに組織票無し。そこで早めに締め切ります。ということで私の10ベストは、皆さんの御意見によるレジェンド/フーガ/R2/ベリーサ/クラウン/ボルボS40/BMW1シリーズ/オペル・アストラ/ロータス・エクシージという9車種と、私の推薦によるVWゴルフとさせて頂きます。けっこう悩みそうなのは国産のラグジュアリークラスの3モデル。一般的にCOTYは純粋に比べられないモデルで勝負になることが多かった。ミニバンとスポーツカーとセダンの戦いとか。しかし今年はレジェンドとフーガ、クラウンという同じジャンルのガチンコ勝負! つまり良いクルマに点数を入れるということです。負けたクルマを買った人にとっちゃ気分イクないでしょう。そんなことから輸入車が大賞になればいいな、と考えているメーカーもあるんじゃなかろうか。あまり盛り上がりを感じない今年のCOTYながら、今までにないシビアな短期決戦になるような気がします。

Posted by kunisawa at 11:56 PM | トラックバック

原油高騰が続けば

ついにNYの原油相場が1バレル55ドルを突破した。代替燃料の研究&開発を行っている企業にとって最も大きなテーマは「原油相場の落ち着きどころ」である。以前も書いた通り、日本の場合、軽油やガソリンの原価がリッター50円を超えるあたりから植物由来のアルコールに代表される代替燃料もコスト的に成り立つ。いや、レシプロエンジンだけでなく、電力を作るエネルギーも「これまで火力発電より高い」とされきた太陽光発電など現実的になります。しかし50ドルを割り込めば、依然としてコストパフォーマンスで石油に負けてしまう。もっと身近に考えてみると解りやすい。私の家の場合、電力コストが今の倍になってしまうと太陽光発電装置を導入してもペイ出来るものの、短期間なら少しガマンしていればいいということ。クルマもリッター140円時代が長く続くなら、多少車両価格高くたって燃費半分のハイブリッドを買いたくなる。ちなみにこれまで原油相場は政治的な要因か、戦争&紛争で決まってきた。今後も同じなら問題ないけれど、中国の躍進に象徴される絶対的な供給不足から来るモノだとすれば、早めに動いて吉だと思う。個人的には環境のためにも早めに動くべきだと考えます。

Posted by kunisawa at 01:03 AM | トラックバック

October 18, 2004

三菱自動車の宣伝再開

長い間、宣伝を自粛していた三菱自動車が、やっと動き始めた。といっても明るいコマーシャルでなく、お詫びや点検のお願いが中心。今月末に発表する新型車から本格的な商品のアピールを始めるのだと思う。ユーザーは「そろそろいいでしょう」と考えているのか「もう三菱車には興味なし」なのかしばらく経ってみないと解らないけれど、個人的には良い商品さえラインナップ出来れば何とかなると予想している。ということで最大の問題が”良い商品”。三菱自動車によればパジェロやデリカを「三菱のDNA」とするらしい。しかも高額車中心の商売をしたいようなのだ。さて皆さん、完成度の高いパジェロやデリカ、買いますか? 私は難しいと思う。パジェロの売れ行き不振は現行モデルに原因があるのでなく、今やクロカン4WDというジャンルそのものからして無くなってしまったからに他ならない。三菱自動車の苦境は、時代の流れの読みが上手に出来なかったらだということを忘れちゃいけません。どんなクルマなら”良い”か。ユーザーが「凄い! 欲しい!」と飛びつくようなモデルです。零戦のように軽くて燃費のいいクルマ、出てこないものだろうか?

Posted by kunisawa at 10:53 PM | トラックバック

October 17, 2004

ETCゲートはゆっくり!

ETCゲートの利用者が急増している。今や交通量の多い料金所は連続して何台もETCゲートを通過するシーンも珍しくない。こうなると心配なのが追突事故。何度も書いてきた通りETCは「開かない」ということもあるのだった。実際、ETCゲートに赤信号が点灯しており、何台か列を作っているシーンを見かけます。ETCのシステム上の問題でなく、カードの挿入忘れも多いとのこと。いずれにしろ開かなければ急ブレーキを掛けるしかない。当然、車間距離を十分に取っていなければ追突事故になってしまう。ETCゲートを通過する際、後続車がビッタリ付いてくるようなら、すぐ止まれるスピードまで落として通過しましょう!

Posted by kunisawa at 02:06 PM | トラックバック

October 16, 2004

フーガに新型ダンパーが!

日産はフーガに新開発のダンパーを採用してきた。日産が構造を考案。2社に対し開発と製造の依頼をしたところ、トキコのみ「やりましょう!」となったそうな。コンセプトとしては細かい振動をリップルコントロール(高周波の振動を防止する機能)で受け、それ以上の入力は2つの特性を持つバルブによって吸収させようというもの。聞けば開発に3年も掛かったとのこと。リップルコントロールをキッチリ使いこなし始めている日産とあって相当期待していい、と予想していたのだけれど、実は今日の夕方、知り合いの営業担当の方が乗ってきた。これ幸いと10分ほど味見してみた。結論から書くと「素晴らしい!」。ヨーロッパのダンパーに負けていないのだ。日産によれば『デュアルフロー』と呼ばれるこの新開発のダンパー、今後ドンドン使っていく方針とか。きっと日産車の乗り味は急速に良くなっていくことだろう。すでにクラウンやマジェスタより圧倒的に質感あります。ホンダのショーワ、マツダのテネコ、そして日産がトキコのデュアルフロー。トヨタと三菱、スバル(ビルシュタイン以外)はどうするのだろうか? 今のままじゃ間違いなく質感で勝てなくなります。フーガに試乗した方は、簡単でいいのからインプレッションを読者投稿板にぜひ!

Posted by kunisawa at 05:57 PM | トラックバック

October 14, 2004

アメリカのガソリン価格

アメリカのガソリン価格高騰が止まらない。アメリカで最もガソリン価格の高いロス(低公害ガソリンが義務付けられている)の知人に聞くと、1ヶ月以上ジワジワ上がり続けており今週はガロン当たり2,4ドルくらいするという(長い間ガロン1ドル程度だったのに!)。それでもリッター当たりにすれば70、4円で日本より安いけれど、平均的な走行距離が日本の3倍程度と長い。イメージ的にはガロン当たりのガソリン価格をそのままリッター当たりの価格に置き換えて考えればいい、と昔から言われてきた。つまり今のアメリカ人に取ってみると、リッター264円である! 困ったことにガソリンが高くたって、公共の交通手段は無いからイヤでも乗らねばならぬ。燃費の悪いSUVの売れ行き低下は当然の流れだと思う。ガソリン高騰は短期的なものだと考えれば、SUVの売れ行き低下も一時的なものになる。しかしガロン2ドル以上の相場が恒常的になると、大型SUVを好む中西部だって燃費の良いクルマに流れること必至。もはや自動車メーカーのアメリカ戦略を根底から見直さなければならないだろう。もしガソリン価格が下がらなければ、V8の開発を凍結したホンダは正しかった。ハイブリッドの売れ行きも爆発的。というか、作っただけ売れる状況である。中古車市場は燃費の良い日本車が高値に張り付いたまま。驚くほどの早さでアメリカの自動車マーケットが変わっていく。

Posted by kunisawa at 10:36 PM | トラックバック

October 13, 2004

ホンダとトヨタのF1

鈴鹿のF1を見に行った人に聞くと、みんな口を揃えて「トヨタの旗を振っている人が少なかったね〜」。ホンダは日本人選手を乗せているし、地元ということもあるんじゃないの? と反論しながらも、確かにトヨタF1のイメージってホンダと比べて弱いと思う。ピットにホンダのハシケンさんみたいな日本人がいないせいだろうか? もしかすると日本の技術じゃないということを観客の皆さんが知っているのかもしれない。考えてみればル・マン24時間も優勝に肉薄したトヨタより日産の印象濃いし、CARTやIRLだってトヨタよりホンダという感じ。皆さん御意見あったら読者投稿欄に書き込んで欲しいけれど、私は”華”が無いような気がしてならない。「頑張れ!」と応援しなくても、有り余る資産でF1など出来るからだろう。同じ理由でWRCに出ているお金持ちのプライベーターは、声援が少ない。それと同じなのかも。ちなみにトヨタで最も成功したモータースポーツはWRCだと思う。華がありました。でも現在のトヨタはラリーに全く興味を示さないから不思議。トヨタのモータースポーツディビジョンによれば「勝てない勝負はしない」。じゃ今のままF1をやっていてメリットがあるのかと思う。でなければ来年は表彰台に上れる見通しがあるのだろう。お金の使い方が上手くないな、と感じるのは私だけ?

Posted by kunisawa at 10:51 PM | トラックバック

October 12, 2004

ブルゾールって御存知ですか?

ディーゼル関係の調べモノをしていたら興味深い添加剤を見つけた。『ブルゾール』という製品なのだけれど、灯油に混ぜるだけでディーゼル燃料になるという。こう書くと「昔からスピンドル油などを混ぜて使っていた」と思うかも知れない。私は実際見たこと無いのだけれど、スピンドル油を混ぜると黒煙と強烈な臭いが出るそうな。ブルゾールを売っている会社のHPにも、そう書いてある。ブルゾールなら東京都の厳しい規制をパス出来るくらいクリーンだという。ここからが難しい。灯油は1リッター50円少々。軽油だと32,1円の軽油引取税が上乗せされるため、80円台後半というイメージ。灯油と軽油は極めて近いため、大ざっぱに考えても32,1円安くなるということ。じゃブルゾールがケシカラン脱税商品か、となれば、そんなこと全然ありません。例えば船舶用のディーゼル。船は相当頑張っても道路を走れない。軽油引取税は道路装備のために使われるものだから、本来払わなくて良い税金なのだ。しかし免税軽油(専門的にはこう呼ぶ)を買おうとすると、めちゃくちゃ手続きが面倒。漁師さんなんかじゃなきゃ無理に近い。脱線するが、船舶用のガソリンもそう。先日ジェットスキーに乗ったけれど、なぜか道路を造るための税金が含まれるガソリンを使わなくちゃならない(腹立たしいことに免税ガソリンは存在しない)。船舶用ガソリン、本来ならリッター当たり53、8円安くなくちゃならないのだ。建設機械や、スキー場のピステンなども道路は走らない。免税軽油が簡単に入手できない状況を考えると、ブルゾールのような添加剤はあって当然だと思う。また、ブルゾールのHPを読むと「灯油と混ぜて使うと、燃料の色も軽油と違う。取り締まりを受けて燃料をチェックされれば即座に解るのでクルマには使わないこと」と明記してあった。詳しく知りたい人はブルゾールのHPを参照のこと

Posted by kunisawa at 11:51 PM | トラックバック

October 10, 2004

全日本ラリーに出ます!

ベストカーの10日売り号で勝股兄が書いてしまったから、隠してても仕方ありません。10月23日に岐阜県と長野県で開催される全日本ラリー選手権の『ハイランドマスターズ』に出ることになった。『WRCへの道』再チャレンジのスタートである。というか、ラリージャパンに出たら、来年から全日本ラリー選手権に出たいと思っていたのだ。車両はラリージャパン用に作ったインプレッサ。ハイランドマスターズ用のタイヤはダンロップが提供してくれることになった。嬉しいことです。23日(土)の13時〜15時30分という良い時間帯に『ギャラリーステージ』(高山市内から30分程度)が設けられているので、御近所の方はぜひ! エントリーしてるのはWRカーと新井選手のいないラリージャパンのメンバー。きっと楽しめると思う。午前中はサービスパークに居ますから気軽に声を掛けてください。勝股兄によれば「国際格式のイベントに2回以上出ていれば来年のラリージャパンは大丈夫じゃないの?」というので、来年どうしようか計画を練ってます。年齢を考えれば最後のチャンス。オジサンを代表して頑張りたいと思う。

Posted by kunisawa at 06:01 PM | トラックバック

October 09, 2004

ディーゼル新時代到来か?

ディーゼルエンジンのクリーン化が急速に進んでいる。驚くべきことについ最近まで「実現は絶対不可能」と言われていた厳しい厳しい新長期排ガス規制(2005年10月施行)をクリア出来る技術を各社発表し始めたのだ。ちなみに来年から施行される規制のPM値、ほとんど黒煙が気にならない1997〜2003年規制クリア車のおよそ10分の1でなければならない。それにしてもディーゼルについちゃ1994年まで全く排気ガスの規制が無かったんだから納得しがたい。乗用車より20年も遅れているのだ。いかに優遇されていたか解ります。ディーゼルバッシングは、巨額の政治献金によって排気ガス規制を逃れてきた業界の自業自得だということが浮き彫りになる。嬉しいことに2005年規制は、未規制時の3%のPM量になるという。今年の東京モーターショー(商用車ショー)で、全てのトラックメーカーが何らかの2005年規制対応技術を出展するだろう。厳しい排気ガス規制を行っている関東圏から、真っ黒な煙を吐くディーゼルが無くなっていきます。汚いディーゼルのままの地域に住んでいる人は平気なのだろうか?

Posted by kunisawa at 01:18 PM | トラックバック

October 08, 2004

ETCの車載器購入支援キャンペーン

ETCの車載器購入支援キャンペーンを11月19日から始めるとJHは発表した。30万台に達した時点で終了になるそうな。この期間に車載器を購入しセットアップまで行えば5250円安くなるものの、いくつか注意点があるので書いておく。最大の「なんだよ!」は購入価格。現時点でセットアップ済みETC車載器の最安値は9千円だ。これ以上安く買えるなら支援キャンペーンもお得ながら、高い金額になってしまうようだと何のメリットも無い。困ったことにこれまで行われた2回のキャンペーン、始まるや安価な車載器は即座に売り切れ。割高な車載器しか入手できなくなってしまい、結果として不人気車載器の在庫一掃セールになった感が強い。また、普段は車載器単体で売ってくれるようなディーラーでも、キャンペーン期間中に限り取り付けまでやらないとダメという強気になっちゃうケースだってあります。ただ今回はETC車載器がずいぶん行き渡っているため、今までのような殿様商売など出来ないと思う。もし支援キャンペーン使っても9千円以上するようなら11月中は見送り、12月中旬あたりから価格のチェックを始めればいい。ここまで来たら焦る必要などありません。

Posted by kunisawa at 12:30 AM | トラックバック

October 06, 2004

ティーダに試乗しました

日産の自信作であるティーダに試乗した。元気急上昇の日産とあって相当期待したのだけれど、結論から書けば「マーケットが無いのでは?」。ムラーノにも言えることながら、どんな人が買うのか見えないのだ。ムラーノの時は「売れるか売れないか勝負しましょう!」という気になったものの、イケてるメーカーから2回続けて理解できないクルマの登場となると、もしかして私の感性がズレてきちゃったのかもしれないと思ってしまう。取材対応してくれた20歳代後半の実験担当の方に「ティーダは魅力的ですか?」と聞いたら「キューブに乗っているのですが、買い換えるとしたらティーダにします」とキッパリ。これ、同席したチーフ・プロダクト・スペシャリスト(開発責任者)の顔色を伺っての発言でなく、真剣にそう考えているように見えた。ランクス/アレックスが売れない理由なぜでしょう? 「狭いからでしょうね」。スパシオだと? 「大き過ぎますね」。値引きが大きいウィッシュなら支払い価格で並ぶのでは? には「全然大きくて妻が運転出来ないと思います」。真剣にワカランです。開発責任者の方曰く「今の若い人はクルマ温度が低いんですよ」。実験担当の若手までクルマ温度が低い時代になってきちゃったのだろうか? 4ヶ月後、ムラーノとティーダが販売目標である月販それぞれ千台/5千台をクリアしていたら、時代は大きく変わり始めたということ。根本的な再修行が必要だ。明日か明後日中にティーダの試乗レポートをお届けします。

Posted by kunisawa at 11:12 PM | トラックバック

October 05, 2004

10月4日

ETCのスリップストリーム抜けについての新聞記事がついに出た。そう遠くない将来、社会問題になると思う。この件、すでに1年も前から指摘しているにも関わらず、何の対応もしてこなかったJHの責任だ。今まで違反を助長するからと書かなかったけれど(JH広報の顔を立てたつもり)、新聞記事を取り上げたメディアが指摘している通り、ETC装着車の仲間のクルマの後ろにピッタリ付いて走り抜ければ危険性も無い。違法通行となる後続車のナンバープレートは前方からしか読んでいないため、車間距離ビタ詰めされてしまうと読めず。1年あれば後方から撮影できるカメラの設置だって出来たろうに。放置しておくと、例えば関越なら新座の料金所直前にある三芳SAで「通行料金を折半にしませんか?」などと声を掛け、料金所をスリップストリーム抜けするような”犯罪”も出てきます。キチンと通行料金を支払っている人のためにも、厳格な取り締まりを強く希望する!

Posted by kunisawa at 08:32 PM | トラックバック

October 04, 2004

SUV人気に暗雲?

ガソリンの高騰にイヤ気が差したのか、ここにきてアメリカでもSUVの売れ行きに陰りを感じるようになってきた。驚くべきはGMとフォードのインセンティブの金額(日本では販売奨励金などと呼ばれるもので、自動車を売る毎に出すメーカーの援助金)。GMは3万ドルクラスのSUVで6千ドル程度のインセンティブを出すことを決定したようだ(330万円のクルマで66万円引き)。フォードもすでに5千ドル近いインセンティブが普通。これ、実質的に15〜20%引きということ。ちなみにアメリカの場合リースで買う人が大半を占めるため、毎月のリース費用にして100〜200ドルくらい安くなる計算。月あたり699ドルのリースなら、499ドルになるのだから大きい。ここまで安くなると基本的に大きなクルマ好きのアメリカ人だからして、ガソリン代の高さを忘れて契約してしまうそうな。もはやインセンティブの無いクルマは売れない状態。ムカシからインセンティブは麻薬みたいなものだと言われるけれど、最近のアメリカを見ると納得します。問題はここから。3年程度のリース期間を終了した燃費の悪いSUVは大量にメーカーへ戻る。今後ガソリン価格が下がれば良いけれど、高いまま張り付いたりすると大量の在庫を抱えて四苦八苦することに。日本のメーカーは手堅い。インセンティブを出すなら生産調整に入ると思う。その場合、短期的に販売台数が落ちるけれど、健全だと理解すべき。基本的に燃費の良い日本車は優勢なのだから。

Posted by kunisawa at 09:44 PM | トラックバック

October 02, 2004

群馬の小学校に行きました

三菱が少しづつ動き始めた。確かに”フトンを被って寝たまま”じゃ売れ行きも落ちる一方だ。このあたりで起きあがらなくちゃいけません。ただ一旦落ちたイメージを取り戻すのは大変だと思う。新型車だって欲しいし。そんな中、ラリーファンにとっての興味深いニュースが入ってきた。WRC活動は車両の開発を含めベンツ側の強い意向でヨーロッパに本拠を移し、モータースポーツディビジョンの社長も決められてしまったのだけれど、状況を見れば解る通り大失敗だったと思う。当時新任のクワント社長にインタビューしたら、日本なんか全く気にしていない感じ。ベンツしか向いていなかったのだから当然か。一向に速くならないランエボを見て「もはや日本でやらなくちゃダメ」とTV解説で何度も言い続けてきたが、やっと波風立たずに”お引き取り頂けた”らしい。新しい社長は46歳の日本人。嬉しいことにカタルニアラリーへの出場を表明している。カタルニアと言えばターマックキングであるパニやんことパニッツィの庭みたいなもの。面白い戦いになるんじゃなかろうか。また、フォードの”半撤退”で寂しくなると思われた来年のWRCながら、シュコダが正式に全戦のエントリーを表明した。三菱も参戦の方向で動いているらしいので、賑やかになりそう。

Posted by kunisawa at 11:03 PM | トラックバック

October 01, 2004

9月30日

97年に開催された第3回地球温暖化防止会議で練られた『京都議定書』(2008〜2012年の5年間に地球温暖化ガスを1990年比マイナス5%とする。国によって削減目標は異なり日本はマイナス6%と厳しい)が、ロシアの批准を得てやっと発効する見通しとなった。守れなければ罰則もあるという厳しい内容なのだけれど、我が国は2002年時点で90年の排出量を7.6%も上回り、6%削減の目標達成は極めて難しい状況。というか今のままじゃ不可能だと思う。大雑把なイメージで言えば、原油や天然ガスの輸入を15%程度削減しなければならないからだ。かといって京都議定書を作った幹事国だけあって「ごめんなさい」じゃ済まなかろう。アメリカみたいにバックレることも出来まい。2008年までわずか4年。小泉首相はどうするつもりか? 国策として真剣に取り組むなら、15%削減出来る技術は育っている。原油価格も高騰していることだし、ホンキで次世代エネルギーを考えたらどうだろう。素晴らしいチャンスだと思う。ただ97年当時は開発途上国ということでスルーされた中国が今や日本を凌ぐ原油輸入国になった(自国でも採掘している)。本当に地球温暖化を防ごうとするなら、中国や世界一のエネルギー消費国であるアメリカも何らかの歯止めが必要だ。

Posted by kunisawa at 11:08 PM | トラックバック