November 30, 2004

ORSEも少し弱気か

いやいや笑いました! これまでETCのセットアップ料金はJHもORSEも3000円と言ってきた。しかし! いつも間にかどこにも3000円という数字が無くなってしまい、代わりにORSEは「一件に付き525円をセットアップ事業者から頂いています」という表現をし始めたから面白い。加えて来年3月31日まで一件につき525円をセットアップ事業者に還元しています」。TVなどマスコミで「不当に高い!」バッシングされ、反省したのかも。となればセットアップ料金って販売店の手数料のみということ。やがて3150円という”しばり”も無くなるだろう。いずれにしろ現在3150円のセットアップ料金を取っている業者は、明らかに不誠実だと考えていいんじゃなかろうか。繰り返す。来年3月31日までORSEは525円の手数料を取っていない。したがって3150円取っていた業者なら2625円じゃなくちゃならないのだ。近々ETC車載器の価格はセットアップ料込みで表示されるようになると思います。また、クルマのナンバーとETC車載器に登録されているナンバーの照合をやっていないのなら、再セットアップも不要でしょう。

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November 29, 2004

道路工事にクレーム

国交省は11月27日から東京都内限定ながら国道の道路工事のクレーム投票を開始した。年度末になると予算消化のため急増する道路工事の時間や誘導のヘタクソ度など、文句あれば工事現場に立てられた看板に書かれている8ケタの番号を通報(投票)。毎週ワースト5を国交省のWebサイトで公表するというもの。問題工事の投票は『国交省道路局のリリース』を見たら『道路工事検索』で受け付けているそうな。特に腹立たしいのは、こちら側の渋滞10分。工事の向こう側が2分といった交通誘導。不要と思える区間の車線規制もアタマに来ます。携帯電話からのクレーム投票もOK。役所の仕事としちゃ一歩前進だと思う。ぜひとも警察に対する不評投票も行って欲しい。交通の東京都ワースト3は間違いなく青梅街道の悪質駐車を全く取り締まらない中野・杉並・荻窪署じゃなかろうか。この3つの署のおかげで青梅街道の下り車線は慢性渋滞です。工事以上に腹立たしい!

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November 27, 2004

ETC支援制度終了

ORSEは26日にETCの支援制度申し込みがおおむね30万台に達したため受付を終了するという発表を行った。ここにきて私でさえETCの導入をすすめるほど金銭的なメリットが出てきたのだから当然かも知れない。それにしても19日の受付からわずか7日間。間違いなくETCは本格的な普及の段階に入ったと思う。公団側もイケイケモードに入ったらしい。首都高速道路公団は11月27日から横浜の大黒パーキングエリアで『ETCワンストップサービス』というのを始めるそうな。これ、一時間でETC車載器のセットアップと取り付け、ETCカードの発行までやるといもの。車載器1万1900円+取り付け工賃3600円(不評のセットアップ料金は無料。解ってるなぁ〜)で計1万5500円。9800円と安いため人気商品である日産の車載器買って取り付けて貰うより圧倒的に安い。ここまで来たらJHも同じようなサービスを行うなど、思い切った改革を行えばいい。また、ゴミの処理をするという条件でSAやPAにいろんな業者を参入させて欲しい。今のシステムのままだと天下り役人の温床でしかありません。

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November 26, 2004

自動車メーカーと鉄鋼

鉄鋼が日本の基幹産業だった頃、自動車業界はハッキリと“格下”だった。製品を購入するお客の側にもかかわらず、部長級が出向き「よろしくお願いします」とお願いしていたそうな。良い鉄を仕入れられなければ、高性能のクルマを作れなかったからだ。やがて自動車産業は大隆盛し、鉄鋼会社の大口顧客に育つ。鉄鋼の生産キャパシティに余裕が出来たこともあり立場は逆転。このところ売る側と買う側の“普通の”関係になっていた。そんな中、日産は鋼材の調達が十分でなくなり、3つの工場で5日間に渡って生産ラインを休止するという。直接的な要因はゴーン社長のコストカットから来ていると思う。説明しよう。鉄鋼業界だって余分な生産キャパシティは持ちたくない。高炉の維持には凄いコストが掛かる。したがって契約した分量の鋼材を超えた注文をされても、簡単に対応しきれないワケ。自動車用の鋼材、簡単に生産量を増やせないのだ。コストカット交渉の際、もしかすると絶対的な供給量を決めていた可能性もある。加えて日産に鋼材を入れているメーカーは2つだけ。このままだと日産の売れ行きが良くなっても、鋼材不足で作れなくなるという事態もあり得る。

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November 25, 2004

ホンダがF1活動に本腰!

ホンダは第2期F1参戦の際、当初それほど予算も人も確保しなかったという。当時の責任者によれば「指の先で水をピチャピチャやる程度で済むと思ってました」。しかし3年目くらいから「気が付くと頭から水に飛び込んじゃってましたね〜」。これがホンダの魅力かもしれない。悔しさと楽しさが交じって辛抱できなくなるワケです。「とりあえずエンジンだけ」とカムバックした第3期も昨年あたりからトップクラスの性能を出せるようになったが、現代のF1ってシャシもトップクラスじゃないと勝負にならず。なのにBARはホンダの言うことをなかなか聞いてくれなかったという。今シーズンからホンダの技術をずいぶんシャシに入れたものの(だからこそ素晴らしい結果を残した)、おそらくもっともっといろんなことをやりたかったんだと思う。加えてBARが勝手にタイヤをBSからミシュランに変更したことや、ドライバーを選ぶ権限は完全にBARだったりすることも、ホンダのイライラを募らせたんじゃなかろうか。「もはや辛抱タマラン!」とBARの大株主(45%の株を取得と発表)になったのだった。今後は何をするにもホンダの承認が必要。ホンダの意見も通る。きっと来シーズンのF1は新しい”戦い方”を見せてくれるんじゃなかろうか。ちなみにトヨタは参戦当初からオールトヨタ。というか、全部下請けに出してるんですけど……。ホンダのようにトヨタ本体がもっと乗り出せば、ファンも応援するかもしれません。というかなぜトヨタがF1をやっているのか、どんどん解らなくなってきた。ホンダは好きでやってるという気持ちがしっかり伝わってくるし、技術者だって育つ。

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November 20, 2004

円高ドル安がすすむ

先週末から急激な円高ドル安傾向となっている。金曜日は1ドル102円台になるなど、イッキに10%くらい円高に振れている状況。新聞など読むと自動車メーカーにとって厳しいという記事が溢れ始めたものの、状況は1980年代と全く違う。今や現地生産が大幅に増えた結果、日本からの輸出額はグッと減少しているからだ。トヨタやホンダ、日産などエンジン工場までアメリカに持っているメーカーなら1ドルが100円を切った程度じゃ深刻な問題とならない(1ドル80円台に入れば厳しくなると思う)。むしろ新しい生産方法や技術、企画を試す好機だと思う。為替差損が出るとアピールし、コストダウンするという作戦も取れるだろう。自動車メーカーに限らず、ピンチの時に真価を発揮する企業や人が伸びます。

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COTY追記とETCの訂正

追記と訂正を。まずヨーロッパCOTYの情報。16日のTOPは速報だったのだけれど、詳細が判明しました。プリウスの得点数は406点で、267点を取った2位のシトロエンC4に大差! ブッチギリだったワケ。ちなみに3位フォーカス。4位アストラ。日本のジャーナリストから高い評価を得たBMW1シリーズは意外なことに最下位である。詳細な点数はこちらを。プリウス、イギリスのジャーナリストに人気無いのを除けば(イタリアやスイスもあまり好きじゃないみたいです)、しっかり評価されたようだ。トヨタによれば「計画台数が少なかったため国によっては現在8ヶ月待ちです」。アメリカは依然5ヶ月待ち。現在の倍くらいの生産キャパシティにしないと間に合わないかもしれない。こうなると気になるのが「なぜ日本でCOTYを取れなかったか?」だけれど、もはやハイブリッドが当たり前になってしまったからだと思う。販売台数からすれば多くなかった初代プリウスは、日本COTY始まって以来の圧倒的な得票率でしたから。訂正はETCの深夜30%割引について書いた11月2日のTOP。早朝4時までに”高速道路を降りようと飛ばす人”じゃなく”早朝4時までに高速道路に乗るべく一般道を飛ばす人”が出てくる危険性を指摘したかった次第。

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November 18, 2004

一発免許のすすめ

18歳になった人や来春から新社会人となる人は、そろそろ自動車免許の取得を考えていると思う。もちろん教習所で取得するという方法がメインだろうけれど(免許一発試験のhttp://www.kunisawa.net/kuni/yukir.html教習所編をどうぞ)、教える人がクルマ好きなら一発試験にチャレンジさせてみたらいかがだろう。平均的な人であれば教習所に行くより安く付くし、何より上手じゃないと合格しないので公道デビューしてからも安心である。教習所卒業レベルのウデだとまず一発試験にゃ合格しない。簡単ならみんな一発試験に行きますから。それ以上に国がやっている試験を受けるというのは若い人にとって良い体験だと思う。貸しコースと貸し車をやっている教習所は意外に多い。要所要所をお父さんが教え「慣れればいい」という練習をお母さんが担当(隣に座っていればOK)してもいいです。私のムスコはそうやって取らせたのだが、なかなか楽しめました。EVフェスティバルのレポートにある燃料電池車の助手席ヒョウロンは、割とツボをついていると思う。時間あれば御一読を。

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November 17, 2004

新長期規制

以前も書いた通り来年10月からディーゼルの『新長期規制』が始まる。臭気の原因となっているPM値(黒煙を含む微粒子)は何の規制も無かった1994年以前の3%! ほとんど排気煙は見えなくなると考えてよかろう。この規制の実現は数年前まで不可能と言われていたものの、今や全てのトラックメーカーがクリア出来ると発表しており、早くも日産ディーゼルは発売に踏み切った。ちなみに新長期規制をクリアするためには硫黄含有量10ppmというスーパークリーン軽油を必要とする。これまた間もなく流通し始めるというから凄い。ついこないだまで50ppmの軽油さえ流通していなかった国と思えません! いつの間にか世界で最も厳しいディーゼル規制が行われている国になってしまったのだ。さらに環境庁は『ポスト新長期規制』というのを打ち出してきた。PM値は2005年規制の半分程度になるそうな! ここまで来るとディーゼルのダーティなイメージは無くなるんじゃなかろうか。施行時期は2010年より前倒しする、と言われているので、2008年くらいになりそう。ポスト新長期規制をパス出来る技術が確立されれば、乗用車ディーゼルも普及する可能性大。これからトラックを買おうと考えている企業や人は、いつから旧規制のディーゼルに乗れなくなるの規制の内容を確認しましょう。

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November 16, 2004

欧州COTY決定!

驚いた! どちらかというとハイブリッドに否定的なジャーナリストの多いヨーロッパでプリウスがカー・オブ・ザ・イヤーを取ったのだ! しかも現行プリウスの販売台数は、今年初めから売り出して7500台(EU全ての国のトータル)に留まっている。ユーザーから支持されてないこと間違いなし。依然としてプリウスは5ヶ月から半年待ちの状況が続き、しかも”いつでも発表出来る状態”になっているハリアーHVの販売も供給不足必至のため開始出来ないアメリカと好対照です。おそらくヨーロッパCOTY始まって2番目の少数販売台数車(1位はポルシェ928だと思う)じゃなかろうか。本当にヨーロッパのジャーナリストがディーゼルよりハイブリッドを評価しているのか不明ながら、日本車のポジションが上がり始めたことは間違いない。個人的にはヨーロッパでハイブリッドが売れ始めるのを次期型プリウス以降と予想していたけれど、2年くらい早まる可能性大。いよいよ世界的規模でハイブリッドの時代を迎えつつあります。

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November 15, 2004

スタッドレスタイヤ選び

雪が降る地方はそろそろスタッドレスタイヤを考えないといけない時期になった。しかし雑誌を参考にタイヤ選びをしようと思っても、なかなか解らない。どれもホメてばかりいるからである。本来ならアイスバーンに強くないタイヤまで高く評価してる記事を見ると「う〜ん!」。とは言えスタッドレスタイヤのテストが難しいことも確か。一度のテストで結論出せない。そういった意味からすると、手前ミソになるが10月26日売りのカートップでやったバイヤーズガイドは秀逸だと思う。氷上でのブレーキテストの他、舗装路のインプレやウエット路の評価まで行っているからだ。どういった状況でどんなタイヤがいいのかハッキリ解ります。迷ったらぜひ参考に!

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大恥かいた中国の原潜

中国の原潜が日本の領海を通過した。政治的な問題を別にすれば、中国の原潜のメンツ丸潰れだったと思う。なにしろ原潜の持ち味は”沈黙”。どこにいるか解らないトコロに価値と攻撃力がある。ところが中国の原潜、アメリカのパッシブソナー(聴音機)で居所を常にチェックされ、日本の領海に入るや目の前に自衛隊のP3Cからソノブイ(臨時の聴音機)バカスカ落とされ、しまいにゃアクティブソナー(音波出して潜水艦にぶつけ、ハネ帰ってくる音波で場所を正確に掴む)までガンガン打たれた模様。潜水艦の本を作った知人によれば、アクティブソナー打たれると、潜水艦の乗員全員に「カキーン!」とか「コーン!」みたいな音が聞こえるそうな。潜水艦乗りにとっちゃ「撃沈された」ことを意味します。もちろん原潜だって様々な手を打ち、逃げようとしたことと思う。けれど少なくとも50回分くらい撃沈されたんじゃなかろうか。潜水艦ギョウカイでは「笑いモノ」を通り越し「可哀想に」と同情されるほどカッコ悪いこと。自衛隊の隊員は大いに溜飲を下げたと思う。

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November 13, 2004

マークXに乗りました

マークXに試乗した。とっても良いクルマだと思うのだが、なんか物足りない。解りにくい例えになってしまうけれど、しばしお付き合いを。修学旅行の本当の楽しさって、先生が「寝なさい」と電気を消した時から始まると思う。消灯時間までの日程がどんなに充実していても、です。マークXに乗ると「素晴らしい日程だな」と素直に評価する。しかし”消灯時間後の楽しさ”が無いのだ。もちろん「寝なさい」と言われ、寝ることを好む人だって少なくなかろう。こういったクルマ造り、今までマーク2を買っていた、いわゆる団塊の世代の人(日本の流行を作ってきた世代。堺屋太一氏は大勢に付和雷同していく特性を持つ、と週刊現代でコメントしている)なら通用したかもしれないけれど、それ以後の世代のクルマ好きにゃ厳しいんじゃなかろうか。VSCのセッティング1つとっても「安全性を確保する」という”消灯時間”までの性能こそ良いものの、走る楽しさについちゃ電気消した時点で終了してしまう。詳しくは11月26日売り号のカートップで。

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November 12, 2004

日本COTY

今年のカー・オブ・ザ・イヤーはレジェンドとなった。数日前までフーガと接戦になると思われていたが、前夜の票読みでレジェンドvsゴルフになりそうな流れに。ホンダも数十票差と予想していたそうな。しかし開票進むとレジェンドの圧勝! 最終的に425点を獲得し、2位のゴルフ(247票)を寄せ付けず。3位は246点のフーガ。詳しい順位と得点数は日本COTYのWebサイトを参照のこと。私はレジェンドとフーガで迷った末、新しい技術や300馬力のエンジン(何年か経つと、この年に280馬力自主規制が撤廃されたというトピックスになります)、ブランニューのシャシを評価し、レジェンド10点。フーガ8点とさせて頂いた。もちろん皆さんの投票も参考にしたし、一昨年のCOTYでアコードvsフェアレディZの勝負になった際、Zに10点を入れたことも勘案している。本来ならクラウンも同じくらいの点を付けたかったものの、持ち点が25点しか無い。やむをえず3点。すでに21点を使ってしまったため、輸入車に入れられるのは4点。3点をボルボS40/V50とし、ゴルフに最後の1点で終了となった。皆さんに話を聞くと、ハンドル切りながらアクセル踏めばガンガン曲がっているレジェンドの4WDシステムを大いに気に入っている様子。乗るとなるほど面白い! きっとWRCのトップラリーカーが採用している最先端の電子制御4WDって、こういった乗り味なんだと思う。レジェンドというモデル、高価だし販売台数もホンダ自ら月販目標500台と控えめの数字。そんなことから何でレジェンドがCOTYなの? という意見もあるだろうけれど、COTYは売れるクルマ選びでない(販売台数なら軽自動車が毎回COTYです)。レジェンドに採用されている技術の数々を見ると、素直に「凄いな!」と思う。

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November 11, 2004

明日は日本COTY

明日と明後日は日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会。フーガvsレジェンドの激突に、どこまでゴルフが食い付けるだろうか? 例年だと早ければ2ヶ月前。遅くとも2週間前に1位を決めている私でさえ迷っている。いずれにしろこの3モデルのどれかだと思う。ベストバリュー(昨年はティアナ)とモーストファン(同RX−8)、モーストテクノロジー(該当車無し)も全く予想付かず。これだけ混沌としたCOTYは今までにない。逆にワクワクしてます。かつてないくらい熱い最終選考会になると思う。皆さんはどのクルマが大賞になって欲しいですか? いつものように投票してくださいまし。参考にさせて頂きます。

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November 10, 2004

勉強になりました

大規模災害の際、自動車関係者として何が出来るだろう、と考えて移動手段を提供してみたのだけれど、ニーズのあるお手伝いだと解った。あって欲しくはないけれど、もし何か起きればもっと早い時期から動きたいと思う。具体的には被災地まで道路が開通したら、4WDの軽トラックやパジェロ・ミニ/ジムニーのような小型クロカンで先発隊を送り込む。4WDの軽トラック、食糧から水、毛布、コンパネまで積めるなど最高の物資輸送手段になってくれる。もちろん軽トラックの荷台にはスクーターを載せていく。これまた道路事情の悪い被災地だと見回り業務など最高の足になってくれるだろう(被災地には必ずバイクレスキューが入るそうなので、スクーターの人に付き添ってもらえば安心。今回も老人会の依頼で山間の被災地に入った人のバックアップをして頂いた)。道路事情良くなれば、多人数乗車のミニバンを運び込む。これまたマイクロバスの入らない場所だと最高の人員輸送手段になります。活動時期は「道路開通から行政が動き出すまで」。被災地は路面の崩壊などオウンリスクで走らなければならない区間も多い。こんな場所、行政が動き出せばどんどん走れなくなってしまう。

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November 08, 2004

ボランティアは無償の労働力?

ボランティアの大きな役割の1つは、大きな被害を受け行政が大混乱状態に陥った時の緊急措置みたいなものだと思う。なにしろ行政の当事者だって被災者。何も出来ません。ボランティアって行政の機能停止中、何とか住民の衣食住環境を提供してあげたい、という”やさしさ”からくるものだと考えてよかろう。したがって物資があれば、多少バラつきあっても配ることが優先される。しかし行政の機能が回復し始めると「ボランティア連中は勝手なことをしている!」と思うらしい。例えば「物資を配る」という援助、行政だと同じ分量を公平にというのが基本。「やれることから始める」というボランティアの姿勢と違う。川口町のボランティアセンターは(役場の管轄ではない)、11月5日まで物資が豊富にあった。倉庫一杯になるほど援助物資がたくさん届いていたためである。しかし11月6日から役場に搬入してもらうよう依頼した途端、物資不足になってしまった。それじゃ、と食糧など足りないモノを役所まで分けてもらいに行くと「それって誰が食べるの?」という強烈なイヤミ。援助物資をボランティアも消費しているのが気に入らないらしい。考えて欲しい。ボランティアだって食べなければならぬ。日帰りのボランティアならお弁当を持参できるも、長期の人は不可能。そこで大量にある援助物資から必要なだけ消費することになるのだが、行政は気に喰わないようなのだ。結果、7日のお昼ご飯はわずかにワカメ入ったミソ汁とイモ半分。私らのように衣食住足りたところから通ってきているなら何の問題もないけれど、テントに泊まって一生懸命活動している人は可哀想。行政は給料を貰っている仕事。ボランティアの人は無償。そういったことすら行政は考えられないみたいです。これから募金や物資を送るなら「ボランティアのために」と書いて送って欲しい。ま、大口を叩けるまで行政が回復したなら、それまた朗報か。ボランティアを無償の労働者だと考え始める余裕が出来れば、復興作業は行政の仕事です。有償の労働力を雇うべき。その方が地元にお金も落ちる。今回いろいろ勉強になりました。

Posted by kunisawa at 07:29 PM | トラックバック

行政とボランティア

報道は非常に大切だと思うけれど、正確でなければ何の意味もない。川口の状況について言えば、ボランティアセンターも役所の集積所も物資豊富。山のように水があり、食糧タップリ。衣類や毛布だって有り余る状態。なのにマスコミは依然物資の不足を訴えている。結果、物資を満載したトラックが来るたび、どこに降ろそうかと悩むほど。ボランティアだって足りてます。気になるのは善意の飽和状態続きで「助けに来るのは当たり前」みたいな対応をし始めた行政だ。有り難迷惑だと思っているように見えるほど。問題は今後じゃなかろうか。やがて足りない物資も出てくるし、ボランティアだって必要。でも今のような対応だと、報道されなくなれば誰も助けなくなること必至。ま、行政は主導権を握って人を雇ったり、物資を自ら選んで買うことを好むのかもしれません。逆にそれでいいんだと思う。ボランティアは行政のサポートが追いつかない期間だけ頑張ればいい。今日は土曜日とあって、組織や団体に入っていない単純な善意の人のボランティアが多かった。「何とか助けになりたい」という気持ちで来ている人とあって、皆さん前向き。けれどニーズ少なく、ボランティアの人が常時余っている。ここで「せっかく来たのだから何かさせろ」と言う人もいるものの、それは違う。スタンバイは大切なボランティアだと思って欲しい。

Posted by kunisawa at 07:27 PM | トラックバック

川口ボランティアセンター

最も援助体制が遅れていると言われる川口のボランティアセンターで終日過ごした。「被災して困っている人は間違いなく居る。少しでも人助けがしたくて遠くからお手伝いに来ているやさしい人も間違いなく居る」。でもその二つを繋ぐシステムがあまりに弱い。現状ではお手伝いしに来ても、被災した方を自由に助けることが出来ないのだ。なぜか? ごく少数ながら、悪い輩が出没するからである。ボランティアのふりして高額商品を売りつけたり、空き家に入って金目のものを盗んだり。泥棒に懲りてよそ者を入れない集落もあるほど。また、避難所に入り宗教の勧誘をしたりする輩も少なくないという。結果、避難所に許可無く入ることはままならず、ボランティア活動も二人一組でなければならなくなった。もちろんボランティアセンターのスタッフは一生懸命やっているけれど、明確な上下関係無いため苦労している様子。本来なら市議会議員が先頭に立ってテキパキやればいいのに。こういう時、議員は何をやってるのだろうか?

Posted by kunisawa at 07:26 PM | トラックバック

November 04, 2004

トヨタの株、上がらず。

トヨタの株価が上がらない。素晴らしい業績を残しているのに、むしろジワジワ下がっているほど。興味深いことにホンダは人気。外国の投資家だって少なくないことを考えると、海外でも評価されていないということだろうか。間違いなく言えるのは、今年に入ってトヨタの雰囲気がガラリと変わったこと。直近の10年、トヨタってアグレッシブだったと思う。それ以前の10年と別のメーカーじゃないかと感じたほど。最近のトヨタは「自分の道は自分で決める!」という、昔のトヨタ風。モノ造りを担当する開発部門なのか、会社のイメージを作り上げる広報部門なのか、会社全体の流れなのか解らないが「大きくて優良な企業なれどクルマ通の間じゃ人気無い」というメーカーに戻りつつあるような気がします。ま、直近の10年のイキオイだったら、遠くない将来本当に弱点のないメーカーになってしまう。自動車産業のためには波あって良いのかもしれません。

Posted by kunisawa at 04:38 PM | トラックバック

November 03, 2004

東京モーターショー開幕

東京モーターショーが3日から7日まで開催されている。今回のショーの見所は「環境対応のディーゼルと代替燃料」にあると思う。各社のブースを見ると、来年から施行される『新長期規制』という2年前なら実現不可能だと言われていたほど厳しい厳しい排気ガス規制をクリア出来る技術が展示されていた。日産ディーゼルと三菱ふそうは『尿素水』を軽油と一緒に使うというアプローチ。日野といすゞは燃焼と触媒でクリアしようといもの。どちらも硫黄濃度10ppmという現在売られているクリーン軽油の50ppmより一段と良質の軽油を使わなければなない。来年の秋から施行されるということは、超クリーン軽油も流通するということなのだろう。また、国交省が取り組んでいる代替燃料は、アタマでっかちにしか感じなかった。量産した時の燃料コストを聞いても「解りません」の連発。アルコールの場合、リッター当たり50円。ガソリンのコストがそれ以上になれば普及するという目安あるけれど、ディーゼルの代替燃料はそういったことを考えていないのだという。ホントかね、と思いますけど。皆さんも質問あればモーターショー会場に行き、聞いてみたらよかろう。

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November 02, 2004

ETC深夜割引開始

今日からETCの深夜割引が始まった。入る方でも出る方でも、深夜0時から早朝4時にゲートを通過すれば30%引きになるというから大きい(言うまでもなく0時から4時の間を”またがって”走ってもよい)。例えば東京から東北方面に行く場合、浦和の料金所を深夜0時過ぎに通過するか、現地の高速出口を深夜0時から早朝4時までに通過するだけでOK。4000円の区間なら2800円になるのだ。また、5万円で8千円の無料走行分が付く前納割引も併せて使えます。やや心配されるのは割引が始まってからゲートを通ろうとするノロノロ走行組と(東名高速や関越道の下り東京料金所を23時40分〜0時までに通るクルマは激減すると思う)、4時までにゲートを出ようとスピード出す輩の出現。せっかくのETCなのだから、このあたりは2分刻みくらいで1%くらいずつ割引率を変えていくくらい細かくしたらいいと思う。そうそう。もちろんETCを使ったノンストップ走行のみが対象。料金所に止まってETCカードで清算してもダメです。

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November 01, 2004

新潟その1

新潟の件でお手伝いの依頼を受けました。以下、頂いた内容です。「現在は東京在住ですが、両親はいまも長岡に住んでいます。昨日と一昨日、長岡を見舞ってきました。僕も両親とひと晩、避難所で過ごしました。高校の先輩でもある、森・長岡市長と面談し「いま本当に必要な助力は何か」を尋ねたところ「車持参で来てくれる運搬ボランティア」と「避難所で煮炊きをしてくれるアウトドアが得意なボランティア」がありがたい、との回答でした。幸い、物資は全国から寄せられているのですが、市役所からそれを各避難所に運ぶ車と人が不足しています。多くの避難所では冷たいおにぎりとパンだけが支給され、精神的にもふさぎこんでしまいがちです。温かなお汁が一杯あるだけで、ずいぶん違うだろうと僕も実感しました。もし、国沢さんから仲間の皆さんに声をかけて頂けたら幸いです。ボランティアの受付は、『長岡市災害ボランティアセンター』が窓口になっています。いま彼らがもっとも必要としている支援です。どうぞよろしくお願いします。週末だけでもありがたいと思います」(この件、スポーツライターの”小林信也”さんからの依頼です)。現在六日町側から長岡まで地元に迷惑を掛けずに行けるかどうか確認中です。逆にこの週末、新潟側から長岡にアプローチ出来る方がいらっしゃったら、ぜひともボランティアセンターに行き「物資を運ぶお手伝いに来ました」と申し出てください。現在一般のボランティアは募集を休止していますが、前述の通りこの件は長岡市長からのダイレクトな依頼です。当然ながら、足代、ガソリン代、宿泊、食べ物は自前でお願いします。復興のお手伝いは長いスパンで考えようと思っています。

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