January 31, 2005

中国の大油田?

1月6日で紹介した「中国で大油田発見」のその後を。ここにきて話題になっているのは「本当だったのか?」というもの。計84年分の大油田を発見したのなら、当面エネルギー問題で焦る必要ないハズ。次世代エネルギーの開発に20年間掛けることだって可能。第一エネルギー密度の高い原油あれば、文字通り「ガス」でしかない天然ガスなど屁みたいなもの。なのに依然として中国はガツガツとガス田の調査を行っているらしい。ただ大油田発見という発表で原油価格の相場が下がったことは間違いなし。日本のガソリン相場も下がり始めた。だからといって省エネ技術の開発の手綱を緩めちゃいけないと思う。とにかく日本が存在感を世界に示せるのは、省燃費技術です。

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三菱再建策発表

三菱自動車の再建策(1500KBのPDFファイル。ブロードバンドならすぐ開きます)、皆さんどう思うだろう。十分か、それとも「う~ん」か。ファイルには1年以内に販売出来そうな軽自動車と、来年くらいになるSUV、そして次期型パジェロ、ランサー、デリカのデザインスケッチも出ている。率直な印象を書かせてもらうと、もう少し期待しちゃってました。というのも1年前とあまり変わっていないから。健康なメーカーでさえ競争激化により様々な隠し玉を仕込んでいる状況。もちろん三菱自動車も何か持っているだろうけれど、早い時期に出さないと手遅れになってしまう。売れるクルマを1日でも早く作らない限り、三菱グループは毎年2千億円くらいの資金を投入しなければならなくなります。株価は3円安。アナリストや投資家からすれば、2月に発表されるプジョーとの提携内容発表まで「様子見」という判断なんだと思う。

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January 28, 2005

三菱再建策は?

昨日この欄で”若いと思う”と予想した三菱自動車の次期社長、新聞報道を見る限り違うようだ。1月28日に三菱自動車の再建策が発表されるけれど、果たしてどんな人を選ぶだろうか? こういった時のリーダーに必要なのは、強い強い求心力かと。日産のようにリストラだけで当面の危機を乗り越えられるような状況なら、ゴーンさんのような悪役のコストカッター社長も悪くない(もう1つゴーンさんの功績を挙げれば、アメリカ市場にフルサイズのV8搭載車を投入するなど、攻める決断を下したこと。日本市場についちゃ成功したと思えない)。しかし三菱自動車の次期社長に要求されるのは、コスト削減と、現在販売している車種の早急な拡販策。そして2年先以降に売れるクルマを開発するという難題。もちろん社員の自発的な努力を必要とする。危機に陥った状況から復活した会社を分析すると「通常では出来ないような規模の変革」と「社員の献身的なサポート」という2つの共通する状況が見られるのだ。果たしてあっと驚く改革案を打ち出せるか? ユーザーは期待し、社員が盛り上がるだろうか?

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January 27, 2005

三菱の次期社長は?

26日付けの読売新聞によれば、三菱自動車の赤字が4500億円というレベルになるらしい。これ、ゴーン体制になった時の日産と同じくイッキに様々なものを清算しようと言う作戦なんだと思う。数字についちゃあまり深刻に考えなくていいんじゃなかろうか。けれども三菱自動車の場合、肝心の商売の方が非常に厳しい状況。車種ラインナップを見ても明るい材料探せず。売れ筋ジャンルのコルトはデミオの価格攻勢に加え、ノート、ヴィッツという新型車と戦わねばならない。モデルチェンジ時期を迎えているモデルも多いけれど、どうやら2006年は間に合わない模様。そしてこの時期に、現在の首脳陣が退く可能性大。となると問題は次の社長だ。真打ちを出すタイミングとしちゃあまりに厳しい。かといって、この時期に求心力の無い社長を立てようものなら、最悪の事態も考えらなくちゃなりません。もはや背水の陣で真打ち登場しかなかろう。そして新車が出るまでの間、魅力的な特別仕様車と次々と仕立てていくしか無い。1日でも早く「三菱は変わったね」とユーザーに認知してもらうべし。新しい三菱自動車の社長、私はビックリするほど若いと予想してます。

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January 26, 2005

モータースポーツ

モータースポーツのニュースが増えてきた。F1やインディはシーズン開幕に向けたテストを開始。新しいシャシのお披露目も毎週のように行われている。何たってBARホンダ、カッコいいです! インディ情報見ると、昨年末にパリからの飛行機が一緒だった松浦選手も3番時計を出すなど好調。そしてWRCはいつも通りモンテカルロで開幕した。トップのローブこそ”アタマテッパン”の走りだったものの、2番手以下はめまぐるしく代わる展開。ソルベルグ(スバル)もパニやん(三菱)もSSベストタイムを出すなど大いに盛り上がった。そしてパニやん3位! 三菱にとって久々の表彰台をゲット! トラブル続きだった昨シーズンのランサーと違い、今シーズンは表彰台に登れるパフォーマンスを持つことが確認できました。スウェディッシュのロバンペラも期待していいんじゃなかろうか。ソルベルグは2度目のチャンピオンを狙う。モンテカルロラリーのTV放送は2月11日です。お楽しみに!

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January 25, 2005

マツダ恐るべし!

数日前からTVで「デミオにDVDナビが付いて104万7千円! 1000台限定」というCFを流している。おそらくノートや、間もなく発表される次期型ヴィッツに対する牽制なんだろうけれど、驚くべきはその価格だ。ガチのライバルとなるモデルは、DVDナビ無しのフィットで120、75万円。同じ装備内容のノートやヴィッツを買うより、間違いなく30万円以上安い。一般的に自動車のマージン(利幅)は、このクラスだと16~18%くらいじゃなかろうか。104万7千円で利益が出ること自体凄い。マツダ以外のメーカーじゃ不可能だと思う。最近のマツダの凄さは「安くても悪くない」というあたり。試乗すれば誰でも解るけれど、乗り心地とハンドリングのバランスはこのクラストップ。さすがテネコ製のダンパーを採用しているだけあると思う。ボディ剛性の高さもクラストップ。エンジンはクラストップの燃費じゃないものの、平均値。間違いなくお買い得です。こういった戦いになると、コンパクトカークラスは「体力勝負」。コルトあたりが厳しくなってくる。次期型プレマシーの価格も頑張ってくるというウワサ。しかも良いクルマらしい。マツダ恐るべし!

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January 24, 2005

日産のデザインはお好き?

ノートの発表でムラーノ以降6つの新型車を投入し、売れ筋5モデルの大マイナーチェンジを行うという”怒濤のような日産の攻め”が一段落する。今年デビューする売れそうなジャンルの新型車、セレナくらいです。逆に考えると現在のラインナップのまま2006年まで頑張らないとイケナイのだ。皆さんどう考えるだろうか? こらもう個人的な感想かもしれないけれど、フーガを除きデザインが日本人向きと思えない。特にティーダやラフェスタ、そしてノートはいけません。ま、ノートについちゃ「デザインより価格」のクラスだから問題ないと思うけれど、ティーダとラフェスタは今後も順調に売れ続けるか気になるところ。もちろん売れれば「国沢のセンスはもう古いんだよ」となってめでたいのだけれど、もしランクス/アレックスやストリームくらいの販売台数だとゴーン社長が掲げた販売目標を達成するの、難しい。そんな難しいタイミングで、日産は日本人を日産の代表(ゴーンさんは日産とルノー両方の親分)に立てる。順調に延ばしてきた販売台数を滞らせるようなことがあれば、ゴーンさんの機嫌を相当悪くさせることだろう。2年間で結果を出さなければならないというゴーン流だけに、猛烈なプレッシャーが掛かるに違いない。日産の国内販売担当者は、今のウチから「最近の日産車はスタイルが不評なので厳しい」というレポートを書いておくことをすすめたい。でなければ日本人が大喜びするようなモデルの開発を最優先するのがベストだと思います。

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January 23, 2005

私は2007年と予想

昨日の続報。TV朝日『報道ステーション』が取り上げた日本財政破綻の主張、おおよそ解りました。政府の経済財政諮問会議は改訂版の『改革と展望』を発表したのだけれど、その中に「抜本的な改革を行わないままならどうなるか」が盛り込まれていたのである。つまり「改革しなければ破綻しますよ」という警鐘(実質的には脅しですね)を与えたかったワケ。タイしたもんであります。役人は破綻した後に「だから言っただろ」と逃げられる道を用意し始めたのだ。報道ステーションが問題としたかったの、発表された改革と展望の内容。確かにアキれるばかり。解りやすく言えば「投資の回収ができるから」と、無理矢理数字を作り上げてアクアラインを作ったようなもの。改訂版・改革と展望の数値を見ると「幸運の連続によって破綻しません」というイメージ。改革を断行すれば2006年から急速に景気よくなり、2008年あたりから消費税の増税など行っても、さらに景気は急上昇するというもの。利用者の居ない高速道路を「交通量が増えるから」と結論付けるやり方と全く同じ。財政破綻&ハイパーインフレで『円』の価値が10分の1以下になる日がそこまで来てる。

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January 21, 2005

財政破綻へカウントダウン

TV朝日の報道ステーションを見ていたら「日本の財政が破綻する」というテーマを取り上げていた。内容は「その通り!」である。「このままだと2012年に破綻すると、竹中内閣府特命担当大臣がコメントした」という。ホントかね、といろんなWebサイトをチェックしてみたけれど、現時点で確認できず。21日に再度調べてみようと思う。いずれにしろこういった情報が出始めること自体、けっこう危険な状況に近づきつつあるということ。国債暴落のX-Dayは遠くないんじゃなかろうか。興味ある方は2003年1月13日から始まる私のヨソウを御一読下さい。

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January 20, 2005

燃料電池の原価低減

燃料電池は1つの『セル』に2枚の『セパレータ』というパーツを使う。自動車用燃料電池の場合、400セルだとすれば800枚のセパレータが必要。1990年代末、セパレータは1枚5万円前後したらしい(メーカーによって違うけれど、そう遠い価格じゃないと思う)。800枚使うとすれば、それだけで4千万円! 技術は進む。2002年くらいになると効率の良い製造方法が次々と考案された始め、1枚1万円程度に下がった。ま、安くなっても800万円ですけど……。現在はいくらか? 間もなく千円くらいのセパレータが出回るそうな。独自開発しているトヨタやホンダのセパレータ、すでにこのレベルまでコストダウンされているかもしれません。5年で4千万円から80万円になるのだから驚く。燃料電池の専門家に聞くと「ここにきて1枚200円くらいの可能性が出てきました」。16万円である。その他の素材や部品も急速にコストダウンされつつあり、触媒として使う白金の使用量さえ減らせられれば30~40万円で燃料電池を作れるメドが付いたらしい。バッテリーの開発も急速に進み、数年のウチに3~4分でチャージ可能なリチウム系バッテリーが実用化される模様。

Posted by kunisawa at 11:41 PM

January 19, 2005

ショーワF1参戦!

世界に通用する性能を持つ日本唯一のダンパーメーカーである『ショーワ』が、BARホンダと組みF1にチャレンジすると発表した。これまで日本のダンパーメーカーは典型的な「下請け産業」であり、言われるものを作るだけ。早い時期から「世界一になってやる!」と立ち上がった自動車メーカーやタイヤメーカーに遅れを取っていたように思う。やはり「世界一になる!」という気持ちを持たない限り、一流にゃなれません。考えてみれば自動車メーカーでいち早く世界を見たのはホンダ。ホンダ系列であるショーワにもそのDNAが流れてるのかも。ただライバルである『ザックス』のポテンシャルたるや猛烈に高い。今やF1だけでなくWRCまで席巻しているのだから。もしF1で通用するダンパーを開発できたなら、ショーワのブランドイメージは急上昇することだろう。この発表に世界有数の規模を持つカヤバが刺激を受け、トヨタやスバル、三菱あたりと組んでF1やWRCに参戦してくれれば日本にとって素晴らしい財産になります。カヤバ、意地を見せないかしら? たかが自動車評論家からいつも悪口書かれて悔しくないですか? 世界で戦えば、間違いない素晴らしいダンパーを作れるようになることだろう。

Posted by kunisawa at 05:14 PM

January 18, 2005

2輪車の初回車検が3年に

国交省は現在2年となっている2輪車(251cc以上)の初回車検を、乗用車と同じ3年にすることを決めた模様。確かに4輪車が3年でバイク2年というのはおかしいこと。平均走行距離からすれば、2輪車の方が少ないのだ。当然のことだと思う。興味深いのは、返す刀で4輪車の初回車検期間を現在と同じ3年のままとする方針を打ち出した点。この決定、小泉首相の諮問機関が出した一次答申を(乗用車の車検期間を3年から4年に伸ばすべしという内容)、強く意識したものであることは明白。それにしても可哀想なのは諮問機関のメンバーである大学の先生や有識者の皆さんである。長い時間を掛けて討論したのだろうけれど、国交省によって一蹴されてしまった格好だ。かくなる上は車検制度そのものを変えることを提案したらどうか? 今の車検場、役所の暦通りしか開いていない。事実上、勤め人じゃユーザー車検など受けられぬ。こら公平じゃない。アメリカのように「どこでもいつでも気軽に受けられる車検」を目指し、国交省の役人とやりあってみたらどうか。

Posted by kunisawa at 01:39 PM

January 17, 2005

ノウハウや経験の泉

間もなく「団塊の世代」と言われる先輩方が定年を迎え始める。主としてキリスト教徒の西洋人は「一生懸命働いたんだからリタイアしたら自分の人生を過ごす」と前向きに考えるようだけれど、日本人にとっちゃ寂しさの方が先にたつようだ。という感情論はコチラに置いておき、問題だと思うのが技術やノウハウの伝承。勤続40年に達す60歳のベテランともなると、世界トップクラスの開発&生産技術のスキルを持つ。例えば韓国や中国の自動車メーカーが日産の各部門から100人くらい定年になった人を集めたらどうか? きっとイッキにレベルアップするんじゃなかろうか。自動車産業だけじゃなく、全ての産業に当てはまること。最近の60歳はまだまだ元気! 定年だからと会社から去られるだけで大きな損失だと思う。いや、海外のライバルの企業に引き抜かれようものなら決定的です。おそらく今後1~2年で企業は真剣に対応を考えなければならないだろう。ベストだと思うのは、一度リタイアして頂き(退職金は全額払う)、その上で「働いてもいい」というなら、新人と同じ給与体系で『再就職』してもらう手じゃなかろうか。アドバイザーやコーチ役など、しっかりプライドのある仕事をして頂けばいいと思う。新人を育てる役目なども適任かと。現在すでに再雇用制度を設けている企業は少なくないけれど、あまり広い門と言えず。出向した社員を対象外としているケースも多い。

Posted by kunisawa at 09:48 PM

January 16, 2005

オートサロンその2

デトロイトショーや試乗会などとバッティングしてしまうため、これまで一度も東京オートサロンの取材をしたことが無かった。いやいや行ってビックリ! 東京モーターショーで使う3つの建物全てをフルに使っているのに、プレスディと思えないほど大混雑。ここ数年、メーカーも積極的に参加しており、三菱(ラリーアートは出展)を除く全メーカーがブースを設けている。マツダなど、未発表の新型プレマシーやアテンザ・マツダスピードを出しているほど。スズキのブースに行けば、完成したばかりの新型スイフトJWRCカーが。色っぽいお姉さん方も、東京モーターショーの比じゃありません。行ける方はぜひどうぞ。

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January 14, 2005

オートサロン2005

金曜日(14日)の午後から『東京オートサロン2005』が始まる。金曜日は一般特別公開日のため入場料3千円と高いモノの、午前中がプレス公開日。もちろん午後まで取材チームは残っているから、いろんな意味で土曜日と日曜日の一般公開日と違う雰囲気を味わえるんじゃなかろうか。ここ数年、自動車メーカーも積極的に参加しており、今やオートサロンでデビューするモデルが少なくない。マツダもアテンザのターボを出展するという。週末、時間があったら遊びに行ってみたらいかがか? すっごいクルマやレーシングカー、東京モーターショーより魅力的&セクシーなお姉さんも多数。きっと元気出ると思います。

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January 13, 2005

ハイブリッドフィーバー

TVや新聞を見ると連日デトロイトショーのハイブリッド人気を盛んに取り上げているので、追加情報など。概要からすれば昨日書いた通りなのだけれど、アメリカのメーカーがハイブリッドに力を入れる最大の理由は、カルフォルニア州で施行される『ZEV規制』(5本目で紹介してあります)クリアのためである。ハイブリッドを持っていないと、ZEV規制に対応できないのだ。したがって燃費の改善率は二の次だったろう。GMだって燃費半分にしようと狙っちゃいない。そこに、ちょうどオイルショックを彷彿させるガソリン価格の高騰が重なってきた。ユーザーはプリウスやシビックの驚異的な燃費の評判を聞き「ハイブリッドは凄い!」とシビれちゃったワケです。理由無しに「とにかくハイブリッドが欲しい!」状態。加えて4万ドルもするようなSUVを買えるユーザーにとってみると、5千ドルくらい高くなってもあまり気にならぬ。ただし! おそらく2年もすれば、アメリカのユーザーも「燃費があまり良くないハイブリッドもあるんだね!」と認識することだろう。燃費の悪いハイブリッドは、やっぱり売れなくなっていく。オイルショックの際、日本車のマネをしてクオリティ低いコンパクトカー作った状況と同じか。いろんなメーカーから出てくるハイブリッドシステムを分析すると、トヨタのプリウスタイプに熱効率で勝てるものはありません。あまりに多くの周辺特許を持っており、マネもできない状態。トヨタからシステムをソックリ導入した日産は賢い選択だったと思う。

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January 12, 2005

アメリカ、HVに熱狂す!

意外なことにアメリカはハイブリッドが”宗教”のようになり始めているらしい。フォード・エスケープのハイブリッドがライトトラックCOTYを受賞し、4月15日に発売されるハリアーハイブリッドはバックオーダー1万台を超えたため急遽オーダーストップにしたそうな。ショーの会場に行けば発表したばかりのアコードハイブリッドに人だかり、という状況とか。日産も慌てて2006年からの発売をアピール。GM首脳まで「ハイブリッドの開発に着手するのが遅れた」とコメントを出すほど。LAに代表される大都市は、プールカーレーン(2人以上乗っていると走れる車線)を燃費の良いハイブリッド車なら一人で走れるようなるだろう。間違いなくハイブリッドの爆発的普及はすぐそこまで来ている。乗り遅れたメーカーが起死回生のヒットを打てるとすれば、シリーズハイブリッドです。

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January 11, 2005

GMがハイブリッドを発表!

デトロイトショーでGMがハイブリッドを2モデル発表した。V8エンジンを搭載するSUV用と、オペル・アストラに搭載されるディーゼルハイブリッドだ。サイズこそ違えど、いずれもミッションに2つのモーターを組み込む方式。近いウチに詳細な技術解説をするが、V8用はホンダのハイブリッドのようなモーター走行モードを持たないミドルタイプ(モーターをエンジンのアシスト用として使う)。ディーゼル用がプリウスのようなモーター走行モード付きのヘビータイプである。125馬力のディーゼルターボ+30kWと40kWのモーターを使うと言うから、プリウスを凌ぐ動力性能を実現できているんじゃなかろうか。発表によれば0~100km加速8秒程度とか。最高速も間違いなく200kmを超えそう。バッテリーはバルタ社製のニッケル水素を使う。興味深いのが通常のエンジンに対する燃費改善率。V8用もディーゼル用も25%だと言う。ガソリンのハイブリッドの場合、燃費が半分くらいにならないと妙味無し! 25%の改善率なら、大幅なコストアップを伴うハイブリッドじゃなくても何とかなるからだ。ディーゼル用も25%じゃ難しい。ガソリンエンジンに対し、ディーゼルの車両価格は20万円くらい高価。こいつにハイブリッドの分を上乗せすると、最低でガソリンエンジンに対し40万円くらい高くなってしまう。ガソリンエンジンのハイブリッドなら量産すると20万円高くらいで収まる。つまりガソリンハイブリッドは、ディーゼルエンジン搭載車の価格で燃費半分。ディーゼルハイブリッドだとガソリンエンジン搭載車より40万円高く、燃費半分。ガソリン用もディーゼル用もハイブリッドはベースモデル比で燃費半分じゃないと意味が薄いと私は考えます。

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January 09, 2005

悔しいけどETC

火曜日(11日)からETCの早朝深夜割引と、通勤割引が始まる。100km以内の利用に限られるものの、時間内なら通行料金半額という魅力的なシステム。橋が激しく渋滞するような区間なら、高速道路で迂回もよろしいかと。1万円程度の安価な車載器を買えば、2万円の利用でペイできてしまうのだ。まだETCを導入していない方は、そろそろ諦めた方がむしろお得。遠くない将来、月額200円程度のレンタルも始まるというけれど、年額2400円。5年間以上使うなら買った方が安い。車載器の使い回しが認められるようになった時を考えれば、なおさら購入が有利だと思う。

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January 08, 2005

青信号も”注意して進め”

前方の確認をせず発進したトラックが横断歩道上で小学生を死亡させた事故は御存知のことだろう。この事故で驚くべきことに東京地検はトラック側を不起訴処分とした。本格的な捜査も無しに「横断歩道以外を渡っていた」と判断したのである。御両親の熱意で再捜査が決まったのだけれど、この件を拡大解釈する検察官も出てきたようだ。読売新聞7日付け夕刊の「青信号側を起訴」を読んで、難しい時代になったとシミジミ思う。記事を読んで頂ければ解る通り、青信号を守って直進しているクルマが信号無視のクルマの側面に衝突。青信号側に責任あると言うことで起訴されたのである。「ワザとブツけた」と判断したのか「飛び出してくると予想できないことはなかった」と判断したのか不明ながら(前者なら青信号側を起訴するのは当然だと思う)、後者であれば”交通法規を守る”ということを前提とした『信頼の原則』が適用されなかったワケ。刑事で起訴されたということは、基本的に民事も青信号側が悪いという判断になるハズ。これ、どういったことを意味するか? 信号無視によって発生した物損事故などで、今後は信号を守った側が悪いとされるケースも出てきたということです。青信号であっても、全ての交差点で交差する道を走っているクルマが止まるかどうか確認しなければならない義務があると認定されたのだ。今後、交通事故の捜査や示談は何を基準にすればいいのだろうか? それこそウィットネスのような事故映像記録装置を全車に装着しなければならなくなるかもしれません。

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January 07, 2005

日本車のシェア30%超!

昨年はアメリカで日本車のシェアがついに30%を越えた! 感慨深い。1980年代のこと。アメリカが巨額の貿易赤字を出し大暴れし、そのプレッシャーによって日本政府は1981年から輸出の自主規制を開始したことを覚えている方も多いんじゃなかろうか。当時の自主規制ワクは168万台。なのに昨年の統計によれば日本車が500万台も売れたのである! トヨタ1社だけで206万台販売しているから驚く! なぜアメリカがこんな状態を許しているかというと、日本車の販売台数の増加分は、ほとんどアメリカ工場で作られたクルマだからだ。参考までに書いておくと、日本からの輸出は約190万台。1984年の自主規制ワクである230万台より確実に減っている。日本の自動車メーカーはアメリカで大きな利益を上げ、アメリカ側も大量の雇用によって支えられているということ。日本とアメリカの関係は、普通の人が考えているより強い。参考までに書いておくと、躍進する韓国車やヨーロッパ車を含めた日本以外の非アメリカ自動車メーカーの販売台数を見ると、10%にも達しておらず。

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January 06, 2005

中国で大油田発見?

日経新聞の夕刊を読んで驚いた。何でも中国の渤海湾で巨大油田が確認されたのだという。埋蔵量はハンパじゃなく、2004年の消費量(中国国内分)なら80年分持つのだとか。さらに内陸部でも4年分見つかっていると言うから凄いこと。本当なら次世代エネルギーへのバトンタッチを余裕持ってできる。燃料電池の実用化だって少なく見積もって10年くらい後でOKになります。ハイブリッドの普及にも影響大。繰り返すが、本当なら現在高騰している原油価格は下がるハズ。バレル20ドルという2年前の水準くらいになると思う。となると、当面の生活は何も変わらず。それが良いことか悪いことか関係無く、日本は省エネルギー技術を極めるべきじゃなかろうか。

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January 04, 2005

パリダカが面白い!

今シーズンのモータースポーツ開幕戦となるパリ・ダカールラリーが始まった。ここ数年、三菱が圧倒的に強かったイベントながら、今回は日産とVWもけっこうホンキ。ラリーカーだって大幅に進化させている。昨年末にニスモの渡邉衡三さんとお会いした際に聞いたところ「昨シーズンよりずいぶん戦闘力が上がっています。表彰台の真ん中は無理かもしれませんけれど、ゴーン社長の強いリクエストもありどこかに乗るべく頑張ります」。WRCで活躍したC・マクレーとA・バタネンも、やっと真価を発揮できることだろう。VWもパリダカのベテラン、B・サビーが頑張る。渡邉さんによれば「やはりマクレーは速いです」。昨年同様、連日送られてくる三菱のプレリリースをお届けしていきます。

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January 03, 2005

謹賀新年

東京は珍しく雪を踏みしめての初詣となった。こんなお正月、東京じゃ記憶にありません。今年のテーマとしたいのは『取捨選択』である。最近の日本、自分の意見を言うことが難しくなったように思う。40歳過ぎのおじさんなら御存知だろうけれど、昭和40年代に「ゾウが踏んでも壊れない」という筆箱を売っていた。TVのCFでゾウが筆箱踏んでいる実写シーンもありましたね。今ならどうか? そんなアイデア出ても、絶対メーカーの宣伝担当者は採用しないハズ。楽しい反面、反発も大きいからだ。無理して壊す輩だって出てきそう。一昔前までアメリカの取材をすると、けっこう出てくる話が「濡れたネコを電子レンジで乾かそうとしたら死んだということで裁判を起こされる国ですから」。最近の日本を見ていると、アメリカを笑えなくなってきたかもしれない。全ての意見を聞き、最大公約数的な選択をしようとすれば、役所の判断のようになってしまう。つまり「電子レンジを売り続けるとネコを乾かそうとする輩がいるから売るのやめよう」と。これをやってるとやさしく見えるけれど、地盤沈下しちゃいます。役所だけでなく、八方美人の企業も地盤沈下してる。正しい取捨選択ができる前向きの人や企業でないと生き残れません。アメリカのように「電子レンジでネコを乾かすと死ぬこともあります」と明記し、売り続けることが大切。私の記事も「信じられないことは無視してください」と明記するか? /CNNのTOPニュースによれば小泉首相がスマトラ大地震に対し5億ドル(約515億円)の援助を決めたという。当初は30億円だったので、やっと事態の重大さを理解できたということなんだろう。何せ小泉首相、スマトラ大地震の情報を聞いても官邸に戻らず遊んでいたのである。5億ドルを決めたのは合格なれど、その使い方が重要。イラクの給水活動のように、コストパフォーマンスを全く考えない使い方はやめてほしい。実績あるNGOに任せたら政府より100倍くらい有用に使ってくれますから。

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