ETCのセットアップ料金(1回500円)を”シノギ”にしようとしていたORSEが、ついに方針転換した模様。何回か取り上げてきた通り、当初ORSEはETCのセットアップ料金を携帯電話の機種変更料金のように位置づけようとしていた。利用者が何回でも素直に支払うと思ったのだろう。その目論見は挫折。利用者だけでなく旧JHや国交省からも煙たがられ、初期のセットアップ料金すら無料にせざるを得なくなった。このままじゃ天下り団体として存続出来ない。もはやこれまで、とセットアップ料金に見切りを付け、違う”シノギ”を探すことにした模様。見つけたのがETC機能をガソリンの支払いや買い物の支払いに使う方法。手数料は「暗証の開示」という名目でガソリンやモノを売る企業から集める。クレジットカードと同じく受益者負担になるワケ。これなら商売としての道を外していない。頑張って欲しいと思う。そして方針変更はETC車載器のセットアップにORSEが興味を無くしたということでもある。秋のバイクETC導入を機に、ETCのセットアップ環境が大きく変わると予想しておく。欧米と同じようにETC車載器は単なる「収受のための機器」という位置づけになるんじゃなかろうか。少なくとも再セットアップは不要になるか?
財務省は3月下旬に国と地方の借金が1000兆円を超える見通しという発表を行った。わずか3ヶ月で14兆円増えているというから、財務省もサジを投げた格好。何たって集められる税金は年間40~50兆円なのだ。自虐的とも思うけれど、今から責任逃れしておかないとアカンということなんだろう。今後、借金を減らせる目算は全く無い。というより借金の金利がかさみ、金利を払うのに借金する自転車操業になっていく。年金も団塊の世代の皆さんのリタイアで破綻寸前(持ち直す見込み無し)。どんな緊縮財政を組み、増税したってズルズル借金は増えてしまう。ここまで来たら、多少の延命措置など意味を持たないかも。消費税20%等という酷税の下、数年過ごすなんてイヤでしょう。300万円のクルマ買ったら、消費税だけで60万円だもの! 不動産の購入を考えているなら、早めに動いて吉だと思います。
WRCでスバルが低迷している。よく「今年のクルマに問題あるのか?」と聞かれるものの、そんなことはないと思う。メキシコで2位に入っており、クルマもドライバーもキッチリ速い。ナニが遅いかというと、こらもう明確にタイヤです。これまでもターマックじゃ厳しかったけれど、今シーズンは勝負にならないくらい違う。おそらく次戦の『ツール・ド・コルス』、大雨降らない限り期待出来まい。スバルにとっても今シーズンのタイヤの仕上がりは予想を大幅に下回っているハズ。かといって今から替えるワケことなど出来ません。とりあえずターマックラリーは完走&ポイントゲットを最優先し、良いグラベルタイヤを作ってくれるよう、ピレリにお願いするしかないか? こんな時のチームの判断は本当に難しい。ターマックタイヤだけでいいからブリヂストンあたりが担当してくれれば、全く違う成績になるだろう。
ベンツが間もなくディーゼルエンジン搭載車を出すし、富士重工もディーゼルの開発を続行すると発表するや株価がポンと上がった。アウディやVWもディーゼルの導入をホンキで検討している様子。このところディーゼルに対する期待値は着実に上がっているように思う。一方、ヨーロッパでクリーン&高性能なディーゼルを販売しているトヨタとホンダを見ると、静観の構え。むしろハイブリッド路線を積極的に選択している。果たして日本でのディーゼルはいかがなものか? 最大のカギが、現在策定中の次世代の排気ガス規制かと。次世代の排気ガス規制、ディーゼルもガソリンも同じ。つまり現在の技術じゃクリアすることはトヨタやホンダでも困難なのだ。したがって今なら販売出来ても、やがて引っ込めなくちゃならない。これを「ヨシ」としないワケ。ちなみに富士重工のディーゼルも国内向けでなくヨーロッパ向けです。天然ガスから作る『GTL』など次世代のクリーン燃料を使わない限り、トヨタもホンダも乗用車用の量販ディーゼルは出さないだろう。
休日に高速道路を走ると、依然としてETCを使っていない人が少なくない。例えば首都高など、休日はETC使えば日中でも560円。マイレージ割引も合わせて使えるから、実質的には500円というイメージ。こう書くと「2台目にETCを導入するか迷っているんです」と答える人も多い。確かに2台目や3台目のクルマは、どうしようか考える。しかし! 国沢印の『イドサワ.com』ときたら、もはやセットアップ込みの最安値3500円+送料! ここまで安くなれば2台目の導入も気軽に出来るというモノ! 2台目を導入する際のおすすめは、電源をシガーライターから取るようにモディファイする作戦(自己責任でお願いします)。秋から前面にナンバープレートを持たないバイクもETCが使えることになった。となれば車体のナンバーとETC車載器にセットアップされたナンバーの照合などカンペキに意味をなさなくなります。今でも照合していないためETC車載器の使い回しをしている人は多いけれど(推奨してるワケじゃありません)、秋以降は晴れて公認となる可能性出てきた。シガーライターから電源を取れるようにしておけば、海外のETC車載器と同じく、どのクルマでも使えます。
ハイカの使用停止を受け、やっとバイクに対するETCの割引が始まった。まずは「マイレージサービス」。これ、5万円のハイカを買うと8千円分の無料通行分が付くという割引の”後継策”である。ETCカードを用意し、所定の申請書に書き込んで郵送すればETC車載器を持っていない人でもマイレージサービスを適用します、というもの。続いて秋頃からバイク用ETCの導入を開始するようだ。ちなみに地域によっちゃすでにバイク用ETCの先行テストは行われている。料金所に「バイク用ETC」と書いてあるのですぐ解ります。このゲート、現在軽自動車用にセットアップしたETC車載器を付けたバイクで通過しても、普通に通れてしまうそうな。別に推奨しているワケじゃないけれど、バイクだけ深夜割引や通勤割引を受けられないのは法の下の平等に反すること。自分でETC車載器を装着してるバイク乗りの気持ちは100%理解できます。ただし軽自動車持っていないと、バイクに使えるETC車載器のセットアップは出来ません。
中国の特許庁がホンダCR-Vのコピー車に対し「お咎め無し」と判断したことを受け「日本のメーカーはお手上げ状態である」と20日のTOPで紹介した。しかし! ホンダは今回の結果を「てんで納得できない!」と評価したらしい。何と北京の裁判所に対し特許庁の判断を見直すよう、訴えたのだ。確かに可能性あるなら頑張る、という姿勢は大切。中国政府がどう出るかというのも興味深い。けれどこの裁判もホンダにとって望む結果にはならないと思う。中国って政府と企業が表裏一体になっている。ただこういった攻撃を繰り返すことにより、徐々に中国政府から何らかの歩み寄り案を引き出すことが出来るかもしれません。世界的に見れば中国政府に非があるのだから。小さいジャブも、数打てばダメージになるということです。ホンダだけでなく、いろんな国の企業が小さいジャブを打ち込んで行けば、やがて中国政府も考え方を変えなければなるまい。
お子さんがいる方はいよいよ春休みである。忙しくても強引に休みを取って遊びに行く、なんていかがだろう。幸い今シーズンは雪も豊富。カムバックスキー&ファミリースキーに最高の加山キャプテンコーストなどいかがか? 私も残る最後の2回の週末、加山に通います。左上で紹介しているツインリンクもてぎもおすすめ。3月25日と26日は”走る”新型アシモの本物を見られるそうな。まだ見てない方はぜひ! 感動しますよ。その際、奥さんに耳元で「ホンダの関係者しか知らないことなんだけど本当は人間が入ってるんだよ」とボケをカマすのも面白い。半分くらい信じるそうな。どんなイベントをやっているかは、例えばグーグルで「3月25日 イベント」といれて検索すればけっこう出てきます。もちろんお花見なんかもいいですね! とにかく今週末は遊びましょう。
搾り取るなら徹底的に、というのがゴーン社長率いるルノーの方針らしい。日産は日産ディーゼルの株を約230億円でボルボに売却した。御存知の通りボルボのトラック部門の筆頭株主はルノー。何のことはない。尿素水使って排気ガスをクリーンに出来る技術を確立している世界でも数少ないトラックメーカーである日産ディーゼルの技術が、たった230億円で”全部ルノーのモノ”になっちゃったのである。しかも株式の売却で得た利益、2005年度の決算に経常するのだとか。となれば少なくない額が株主配当となって、ルノーに還流されるのだから凄い! 日産ディーゼルの株価だって全く納得できない。ちなみに最近の日産ディーゼル、決して業績は悪くなかったものの、なぜか株の相場だけ直近より200円も安くなっていた。日産の利益を考えるなら、もっと高いときに売ればいい。日産にとっちゃ大安売りであります。どこまで日産を喰い物にすれば気が済むんだろ。エゲつなさもココまで来ると感心するばかり。日産の株主の皆さんはそろそろゴーン社長の御乱行に対し、モノを言うべきだと思う。
何回か書いた通り中国はコピー車が横行している。ホンダはCR-Vのコピー車をデザインの盗用で訴えたものの、却下されてしまった。もはや中国政府のお墨付きを貰ったのと同じ。今後、以前紹介したカローラに対するBYDオートの『F3』のようなデッドコピーと言えるクルマも多数出てくると思う。興味深いことに日本の自動車メーカーに聞くと「ふざけるな」より「仕方ない」派が多い。織り込み積みということか? 我が身に返って考えてみると、日本車のデザインも黎明期は限りなくコピーに近かったんじゃなかろうか。アメリカ車をそのまんま小さくしたようなモデル、多かったです。けれどアメリカは訴えなかった。「なぜですか?」と、フォード本社の幹部に聞いたことがある。答えは「当時は日本のマーケットなど無視出来るレベルでしたからね。相手にする気にもならなかったんでしょう」。なるほど現在の日本のメーカーと状況は違う。けれど現在は違う意味で影響少ないと考える。というのも「本物」も多数走っているため、コピー車との仕上げの違いが明確になること。たくさん輸入されているモデルのコピー車なら、むしろ本物のブランドイメージを高めることになったと思う。コピーされたらされたで仕方ないかもしれない。というかそんな技術あるなら、箱スカとか初代セリカなどを寸部も違わずデッドコピーして欲しいです。いや、ロータス・ヨーロッパでもディーノ246でも、ミウラでもいいですけど……。そしたら私が買う!
野球世界一を決めるゲームの審判にオタンコ居て、そいつを使い続けるているのには驚いたけれど、法律の解釈を決めてしまう最高裁にもアメリカのオタンコ審判みたいなのがいるのに愕然としました。御存知の通り自動車を運転していて起こした事故は「業務上過失」となり、故意にケガさせてやろうという犯罪と区別してきた。しかし泥酔して渋滞に突っ込み、死傷事故を起こしても過失となるため量刑は少ない。これはおかしい、ということで悪質な事故に関しては『危険運転死傷罪』を新たに作り、厳罰化しようとなったワケ。度を超した酒酔い運転や度を超した速度違反で起こした事故は、当然この法を適用すべきだと思う。異論無い。けれど先日出た判例は時速20kmで発生した事故なのだ。赤信号を無視し、交差点に進入。他のクルマと衝突し2人軽いケガしたというもの(20kmでどんなケガをしたのだろう?)。確かに危険運転死傷罪の中には信号無視での事故が含まれるものの、その後段に「重大な交通の危険を生じさせる速度」と条件設定されている。この法律を作ったバックボーンには、20kmでの事故など無いと思う。オタンコ裁判長であれ最高裁の判例は絶対だ。次の判例が出るまで「20km以上で発生した事故」や「制限速度を20km以上オーバーして発生した事故」は、危険運転致傷罪が適用される可能性もある。ちなみにこのドライバー、20kmでケガさせただけで懲役1年6ヶ月の実刑となった。判例を作ったのは古田佑紀裁判長である。きっとバスでもタクシーでも友人のクルマでも20km以上の速度違反は危険運転致傷罪だと認定するのだろうから、絶対そんな速度で走っているクルマにゃ乗らないんだろうなぁ。
レクサスGSのハイブリッドが発売された。FISCOで行われた先行試作モデルの試乗会で味見だけしたけれど、びっくりするほどのトルク感でありました。一般道でどのくらいの実用燃費を出せるかが楽しみ。12~13km/Lくらい走ったら凄いと思う。レクサスは全モデルにハイブリッドをラインナップする計画を持っているそうな。だったらプリウスもレクサスで売ったら面白かったのに。レクサスのエンブレム付いたプリウス、良質な足回りと組み合わせれば完全に輸入車を喰えるんじゃなかろうか。秋と言われるLS460の発売に向け、レクサスもいろんな手を売ってくるだろう。まずGS450hで何を見せてくれるのか楽しみです。
日産の先端技術発表会に参加した。目玉は最新の燃料電池車と、車間距離支援システム、4輪アクティブステアの三つ。それぞれ簡単に印象を述べると「早くも90kWのスタックを自社開発してきた。短い開発期間にも関わらずよく追いつきました」。「従来の車間距離制御からあまり進化しておらず」。「もうヒト捻りしたら大化けするかもしれません」という感じ。ただ最近の日産、こういったニュースが少なかったし、前述の技術も私のようなスレた評論家からすれば目新しくないものの、クルマに詳しくないTV関係者などからすれば面白く感じることだろう。特に燃料電池車などは、知らないで乗るとあまりの完成度に驚くハズ。TVなどで取り上げてもらえばとっても良いPRになることだろう。広報としちゃ3塁打級の仕事であります。日産のエンジニアの皆さんと話をしていて残念に感じたのはゴーン社長のハイブリッド嫌いがしっかり根付いていること。上記3つの技術の他、新しい価値観持つレシプロエンジンのシステムなども見せてくれたのだけれど、世の中ジェットエンジン(ハイブリッド)の時代になりつつある中、時代遅れとなりつつあるピストンエンジン(既存のエンジン)と、まだモノになりそうもないロケットエンジン(燃料電池)の開発にチカラを入れているようなイメージを受けました。
トヨタのF1開幕戦はさんざんだった。なにしろタイヤが全く減っていないというのだ。ブリヂストンタイヤは十分なパフォーマンスを持っていたと思う。予選の最速(フェラーリ)と本番の最速(ウィリアムズ)ラップを叩き出したのだから。トヨタシャシ&エンジンも高いポテンシャルを持っている。今シーズンのトヨタはいち早く新規格のエンジンを完成させ、たっぷり走り込んできた。トヨタの小冊子にも自慢話として取り上げているほど。意外なことに今回遅かった原因を完全に掴めていないらしい。例えばダウンフォース少ないならリアタイヤが滑って減る。アンダーステアであれば前輪が減る。ドライバーが攻めていないことなど考えられない。最も大きな可能性はコーナリング中に十分なエンジンパワーを発生していない、ということだと思う。つまりVSC(姿勢制御装置。F1の場合、アクティブ制御。というか事前にコース状況をプログラミングしてあるんだと思う。)の効き過ぎのような状況であります。もしエンジンのマネージメントシステムに原因あって、そいつを修正出来たならマレーシアから面白い展開になると思う。
ホンダが埼玉県に新しい工場を造るという。何でもエンジンを主体にしており、2008年に製造開始とのこと。う~ん! 先日の日本経済新聞の「フィット・ハイブリッドを出す」という記事、かすっていたかもしれません。現在ホンダは”片手間”でハイブリッドを作っている。本格的な量産をしようとすれば、ハイブリッド用パワーユニットの工場が必要。しかも高度な技術を必要とするため、国内でなくちゃならない(研究開発部門に近いロケーションならベスト)。といったことを考えると、新しい工場はおそらくハイブリッド用のパワーユニットを生産するためのものと考えるべき。ホンダ式のハイブリッド、ボディ軽ければ軽いほどメリットを引き出しやすい、というのは以前も書いた通り。私のヨソウがウソヨでなければ、5回終わって8点引き離されていたトヨタとの差を満塁ホームランで4点差としたイメージであります。2年もすれば現在アコードなどで使っているサンヨーのバッテリーの信頼性も十分確保できると思う。
今週末はいろんな意味で面白いと思う。まずF1開幕である! 今シーズンは各チーム、本当の実力を見せないようにしてきた。何たってテストじゃ燃料積んでいる量だって解りませんから。昨年とタイヤも全く違うので予選と本番の速さも異なると思う。クルマを買おうと考えている人にとってみると、この週末はおそらくここ10年で最も美味しい条件が出ると思う。3月中に納車可能な車種なら15~20%近い値引きさえ普通に出てくるんじゃなかろうか。250万円のクルマで50万円引きということ! しかもローン金利は今後上がる一方。今週なら安い金利を使えます。ネットで検索してみると、ほとんどのメーカーのディーラーが今週末に大規模なセールを行う模様。新聞広告をしっかりチェックしたい。何も予定無し、という人も土曜日は好天というプレゼントがありそう。汚れたクルマのワックス掛けやメインテナンスなどしてみたらいかがだろうか? 良い週末を!
日銀が行った「量的緩和解除」は、解りやすく言えば緩やかなインフレ(物価上昇)を呼び込もうという作戦。専門筋によれば「1年くらい掛けて現在のゼロ金利を1%程度まで上げようとしている」と予想している。おそらくそう遠くない時期に住宅ローンの固定金利も上がるんじゃなかろうか。家を買おうと思っているなら、安い固定金利で買える最後のチャンスかと。迷っている人は、早めに決めるべき! 自動車ローンも上がるハズ。ちなみにインフレ率のコントロールなんて、そう簡単に出来るもんじゃない。私はもっと高いインフレ率になってしまうと考えます。そしたら住宅ローンも自動車ローンも、国の借金である国債も、固定金利でお金を借りている人は全てトクするワケ。その向こうに見えている日本政府の破綻を軟着陸で済まそうという狙いなんだと思います。
トヨタはクルーズコントロールを全車種に展開するつもりらしい。なにしろラクティスまで標準装備してきた。次期型カローラにもクルーズコントロールが設定されるか? 確かに電制スロットルを採用しているモデルなら、ステアリング部分にスイッチ付けるだけでクルーズコントロールが実現してしまう。前から主張している通り、クルーズコントロールは実用燃費を向上させるため非常に有用。90~100kmにセットして巡航すれば、どんな車種でも10・15モード以上の実燃費を実現できます。長距離ドライブだってストレス無し。私などクルーズコントロールが付いていないクルマは、それだけで欲しいクルマのリストから落ちてしまう。トヨタの開発担当専務曰く「クルーズコントロールをセットして90km巡航すると燃費もいいし疲れません」。なのに他のメーカーは「日本じゃクルーズコントロールなど使えないから不要」という役員が主流。「110km以上にセット出来ないから」という理由なんだから驚く。こういったメーカー、環境意識の高い若手技術者はクルーズコントロールを付けたい上申するも、上司にケられるのだとか。今や「普通の道で飛ばす輩は教養無い」と思われる時代であります。クルーズコントロールの採用拡大に乗り遅れるの、どのメーカーだろうか。
今週はF1開幕である! 3リッターV10から2,4リッターV8エンジンに切り替わったり、タイヤ交換が可能になったりと大幅にレギュレーションを変更。「昨年までと全く違う展開になる」という関係者もいれば「やっぱりルノーとマクラーレン、フェラーリが速い。基本的な勢力図は変わらず」みたいな読みもある。ホンダはカーモードのニュースでもあるように、テストで昨年のV10を凌ぐタイムを叩き出した。この情報一つ取っても「凄いぞ!」から「今年はタイヤ交換可能になったので速くなって当然」まで評価が別れるのだ。フェラーリにいたっては「三味線を弾いているだけ。本番用のウィングを隠している」。トヨタも最終スペックの空力パーツを出しておらず。ちなみにホンダ社内の「F1おたく」(最新情報がバリバリ入って来るからヘタなジャーナリストより詳しいハズ)の予想だと「開幕戦が最大のチャンス。おそらく1位はバトン」。その他「ウィリアムスのコスワースが抜群に良い」という情報や「ここにきて突如マクラーレン速くなってきた」、さらに「やっぱり本番想定のラップはルノー」。いやいやサッパリ解りません。
夕方、GM&スズキが「20%所有しているスズキの株式の17%を手放す」ことを正式に発表した。全量をスズキは自社買い(自ら買い取る)するという。購入額約2300億円! 驚くべきことに突如必要になったこれだけの金額を手元資金だけで賄えるという! やっぱりスズキ、お金持ちでした。ちなみにこの2300億円、消えて無くなるワケじゃない。資産になるし(いわゆる金庫株と呼ばれるもの。株価が上がれば実質的な利益にすらなる)、安定して持ってくれる株主が出てくれば売却することだって可能。スズキにとっちゃ想定外の事態だったろうけれど、手元資金だけで賄えるなら短期的に見ると実質的なダメージは無い。というのもGMとの提携関係を続けても、もはや得るべきことなど無かったからだ。新聞などは燃料電池やハイブリッドの技術を失ったようなことも伝えているが、GMだって持ってません。ただGMはチャプター11の適用後、技術力のある他のメーカー(こらもうトヨタくらいしか考えられません)などから燃料電池もハイブリッド技術も供与される可能性大。GMと距離を置いたスズキは独自に開発するか、どこからか買ってこなければならない。長期的に見ると解決しなければならない課題かも。また、OEM供給に代表されるGMとのビジネスは当面そのまま続けるが、チャプター11後の関係についちゃ不透明。GMをバックアップするメーカーの意志次第であります。そのあたりの微妙な関係(権利)を配慮し、20%全てじゃなく3%分残したという可能性もあり。
GMは金融部門『GMAC』の売却を決めた。併せてスズキ自動車の株式の売却する方向とか。この動き、新聞などによれば「再建のためのもの」と説明されているが、全く違うと思う。再建を目的とするならGMにとって一番重要なのは、不採算部門の整理のハズ。なのにGMACもスズキ自動車も超優良部門。そのまま持っているだけで大きな収益を上げてくれるのだ。というか、こういった優良部門あるから、資金だって調達出来る。もし本気で再建させようとしているなら絶対切れまい。なぜ切るか? おそらく『チャプター11』適用に向けての準備かと。この法の適用を受けると、お金の使い方まで制限受けてしまう。例えばGMがA社とB社と取引をしているとしよう。A社は非常に健全で、GMの債権がパーになっても安泰。一方、GMの影響力が大きなB社は非常に厳しく、従業員まで路頭に迷うような状況だったとする。これ、アメリカの社会にとっても大きな問題。日本叩きの原因にもなってしまう可能性だって大。チャプター11適用前の今なら売却益でB社の債権だけ支払うことも可能。いろんな意味で資金が必要なのだ。間違いないのは、Xディに向け一歩進んだと言うことです。トバッチリを受けたスズキの動向についちゃ明日取材します。
トヨタはGMとの燃料電池開発を中止することになった。新聞やTVなどの報道によれば「両社の燃料電池のシステムの違い」や「すでに基礎開発の段階を終了したため」といった説明されているが、いずれも見当違いである。考えて欲しい。確かにトヨタのハイブリッド方式(バッテリーを併用し、効率を上げようというもの)に対し、GMはバッテリー使わない直接式。違うタイプに感じるものの、燃料電池のスタックは共通で何ら問題ない。基礎開発の段階を終了した、というのも妙な話で、燃料電池は量産することによってコストダウンや信頼性の確保が可能になる。したがって量産に向け両社で共同開発しようという狙いだったハズ。なんせ低コスト化や寿命の改善などの技術開発は、これから本格化するといってよい。じゃなぜ提携解消か? もはやトヨタとGMの技術レベルと、燃料電池に掛けられる予算に大きな差が出てきたからだと思う。トヨタの開発速度に合わせようとすればGMは莫大な開発予算を投じなければならないのだけれど、昨今の財政事情を考えれば難しい。トヨタにとっちゃ自分より圧倒的に開発速度が遅いGMとの提携を続けていても全くメリット無し。もう1つ。GMとトヨタの担当者レベルのコミニュケーションにも問題あるかもしれない。GM側の燃料電池部門の日本駐在員、トヨタの人間じゃない私が話をしてても腹立つくらい強気。トヨタはよく今までガマンしたと思う。
ここ数年、デビュー直後に大売れし、半年もすると全く元気なくなってしまう車種が増えた。いわゆる「新車効果」続く期間だけ売れる、という現象です。初めの頃は日産車だけだったものの、ここにきて全てのメーカーに拡大中。今日も「1ヶ月で月間販売目標の4倍の4千台もの受注を受けた」と新型カムリの初期受注が発表されている。面白いことに売れゆき落ちてもその後の状況はサッパリ発表されないため、ユーザーは人気車だと思いこんでしまう。そいつを狙ったPRなんだと思う。逆に考えると、デビュー直後に売れなかった車種は全くダメだということ。興味深いのがMPV。良いクルマのためか久々にディーラーも強気。値引きゼロの地域も少なくないらしい。この状況で爆発的な受注を得られるだろうか? それともジックリと息長く売る作戦? 最近のマツダ、良いクルマなのに売れ行きが伸び悩むという、大きなカベにぶつかっているような気がします。また、MPVの試乗レポートの最後の部分など、詰めの甘さも感じてしまう。
強硬なETC反対派だった頃「ETC車載器の導入コストが1万円を下回れば普及する」と書いた。しかし! ついに『国沢印』で紹介している「イドサワ.com」はリース制度使えば3600円+送料という猛烈なプライスを打ち出してきたから驚く。リースと言っても最初に3400円。24ヶ月後に200円払えば自分のモノになるので御安心を。もちろん3600円の中にセットアップ料金も含まれている。セットアップ料金だけで3000円も取られたこともあったのだから感慨深い。購入は簡単。ネットでオーダーし、車検証のコピーをFAXするだけ。まだETCを導入していない人や、2台目も導入しようとしているなら圧倒的にお買い得だと思う。私は普通車に2つ。軽自動車に1つと、すでに3つETC車載器を買いました。ちなみに3600円で買える車載器、三菱電機製。ここの製品は感度いいため、厳格に設置しなくても(メーカーによっちゃ指定の場所にキチンと固定したのにゲート開かないことがあるようだ)、きっちり稼働します。1度も誤作動したことないですから。ダッシュパネルの上にベルクロ(マジックテープ)でくっつけておけばOK。電源もカー用品屋さんでシガーライター用のプラグ買ってきて交換すれば簡単。自分で装着したら他車の迷惑にならぬよう、1回目はETCも通常の支払いも出来る併用ゲートを通過し稼働確認をしましょう。
パンクしても走れる『ランフラットタイヤ』採用のクルマが徐々に増えてきているけれど、いずれも大きな弱点を持つ。「中子」と呼ばれる構造物のため重量増になったり、サイドウォールを硬くしなければならず、乗り心地の悪化をもたらしてしまうのだ。BMWでさえ安っぽい乗り心地になってしまうのだから深刻。コストだって高い。この弱点を大幅に低減させる技術をブリヂストンが発表した。『多気室タイヤ』と呼ばれるモノで、イラストの如くタイヤ内部に三つの気室を持つ。どこか1つパンクしても、残る2つで走行可能。また、それぞれの気室の空気圧を変えることにより、タイヤの特性まで変化させられるから面白い。例えば中央の気室の空気圧を高くしてやると、コーナリング&ブレーキ性能を確保しつつ転がり抵抗減らすことだって出来る。乗り心地と転がり抵抗のバランスを高い次元で実現させられるかもしれない。設計や構造の工夫次第で、重量増はランフラットタイヤより抑えられると思う。これ、革命的な技術だと考えます。なのに投資家やアナリストは技術に弱いらしく、ブリヂストンの株価、25円しか上がりませんでした。
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