April 29, 2006

当局は自転車の違法運転の取り締まりを厳しくするそうな。この件に関しちゃ「我が意を得たり!」と大歓迎ながら、TVを見ていて腹立たしいことこの上無し。最近いろんな局が「憤激レポート」みたいな調子で街中に出て自転車のマナーをチェックしているのだけれど、「自分はどうなのよ!」と言いたくなってしまう。だって一時停止の交差点に行き、止まらなかった自転車を呼び止め「何で止まらなかったんですか!」と詰問だもの。調子に乗って自転車止めてるアンタ! ホントに自分で自転車乗ってるときに一時停止してるのか? 今のマスコミで横行しているの、偽善である。本当に取り締まるべきは歩行者専用のアーケード内などを平気で通行する自転車や、見通しの悪い交差点での無謀運転。マスコミの本来の役割は、取り締まるべき判断基準をみんなで考え、コンセンサスを作ることだと思う。なのにダメとなったら重箱のスミまでつつきに行ってしまう。もちろんキッチリ報道している番組もあるけれど、少数派であります。

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April 28, 2006

志賀COO

昨日に続いて日産の件。日産筋によればゴーンさんは自分が担当しているアメリカの販売状況を自画自賛している一方、新型車を多数投入したのにマイナスとなってしまった国内完売に強い不快感を示したそうな。2年で結果を残さなければ躊躇わず切ってしまうゴーンさんのスタイルからすれば、現在の舵取り役である志賀COOも厳しい立場であること間違いなし。ただ志賀COOに同情すべきなのか、本当に実力に問題あるのか不明。私の修行不足のため、お会いしたことがないからだ。これまでの業績の内容も「全てのメーカーが伸びている中国で日産も売れ行きを伸ばした」といったくらいしか認識しておらず。何より広報担当の方と話をしていて志賀COOは全く話題に上がらない。これほど存在感薄い経営者、少ないかもしれません。ま、自動車評論家は社長よりクルマの方が興味ありますけど……。次にCOOになった人も、ゴーンさんのコスト最優先主義の元で開発され、日本人のツボを外したデザインのクルマを売るのに苦労した末、2年で「サヨナラ!」なんだろう。日産社員なら、他に良い仕事があれば辞めたくなるかもしれない。実際、日産の未来を担う開発部門の退職者は少なくないという。日産は大きな曲がり角を迎えているような気がする。

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April 26, 2006

日産大もうけながら

日産自動車は3月期決算で5千億円を超える純利益を出した。これだけの純利益を出せるなら、自動車会社としてのブランドイメージを打ち出せるモータースポーツや、ハイブリッドなどの先端技術に大きな投資が出来ることだろう。いや、ゴーン体制以前の日産なら、いろんなことをやったと思う(やりすぎで厳しい状況になってしまうあたりが日産のお茶目で愛すべき部分でした)。けれど日産を見ていると、そういった”先行投資”は全く行っていないように感じてならない。先日、先端技術を披露するイベントがあったものの、トヨタやホンダと比べてしまえば大いに見劣りする内容。純利益5千億円の企業の先端技術と言うにはほど遠い。ま、ゴーンさんにとって重要なのは、純利益を出して株主であるルノーに上納すること。もはやルノーは日産に投資した金額の何倍も吸い上げてますから。ここで万一日産が厳しい状況になっても、もはや損無し。少なくとも新型車の無い今後1年、国内販売で苦戦必至かと(ニューヨークショーで発表されたスカイライン、ヒットすると思えません)。日産の有志は立ち上がるべき頃合いになったと思う。

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ハイブリッドは何処へ?

トヨタは「燃費の良いハイブリッド」に興味を無くしてしまったのだろうか? プリウス以外のモデル、いずれもソコソコ良い燃費であるものの、驚くほどのレベルとまでは届いておらず。レクサスLS600Lにしても、最優先項目が絶対的な動力性能。燃費についちゃ「性能を考えれば素晴らしい」と評価できるが、例えばベンツSクラスのディーゼル仕様車の実用燃費にゃ届かない模様だ。ホンキで燃費を考えているか、それとも「燃費より走り路線」なのかは、次期型エスティマのハイブリッドシステムを見れば短期的なトヨタの意識が解る。初代モデルの場合、モーターのパワーが少なかったから後輪にもモーターを加え4WDとした。しかし今やFFで十分に成立するくらいパワーあるモーターだって使えます(ハリアー用の前輪ユニットは2,4リッターエンジンよりパワフル)。燃費重視であれば間違いなくFFを選ぶことだろう。新型エスティマの情報、4月26日売り号のベストカーに出ている。

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April 24, 2006

日本政府って・・・

原油価格が再び上がり始めている。タイで日本の新聞を読んでビックリしたのは、与謝野経済財政相の「原油価格が70ドルになるとは想像していなかった」というコメント。もし知っていてトボけてるなら違う表現方法があるでしょう。ホントに想像してなかったとすれば、我が国の政治家に100万回目くらいの絶望をしなければならない。この方、何たってエネルギー政策を担当している大臣なのだから。日本はエネルギーを輸入に頼っていることを認識してないのかしら。「近い将来、1バレル100ドルになることを想定したエネルギー政策をしなければならない」なんてこと、ジドウシャヒョウロンカにだって解ること。おそらく韓国や中国との領土問題も日本の政治家や役人にゃ解決出来まい。両方共、実質的に取られちゃってる。海外に居ると、日本の特異性を再認識します。皆さん自身で、1バレル100ドルになったことを想定し、クルマ選びや家電選びなどもしましょう。

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April 22, 2006

消費税アップと中古車市場

消費税率のアップは避けられない状況になりつつある。おそらく下を見て8%。イッキに10%という可能性も出てきた。新車についちゃ逃げようがないものの、中古車は様々な「逃げ道」が出てくると思う。現在は中古車業者に一度所有権を移転(仕入れた、というカタチになる)。そこから新しいオーナーの手に渡るため、消費税は必ず払わなければならない。しかし個人から個人に仲介するというシステムを作れば、基本的に消費税無し(税務署に聞いところ、マイカーの場合、不動産と同じ解釈らしい)。消費税10%の時代になれば、それだけで10%安くなるのだから大きい。いち早く目を付けていたのがヤフー。すでにオークションの自動車ジャンルは、けっこう賑わってます。消費税率アップしたら、中古車流通の主流になると思っていた。しかしヤフーはオークションの成約手数料を5%にすると発表。数万円の売買なら3%から5%になっても痛くない。けれど100万円のクルマだと5万円。国の代わりに消費税を払うイメージか。50万円以上の取引は1件3万円、みたいなシステムの中古車オークションを構築する業者が出てくると面白い。これに付随し、ローンの斡旋や、保証システム、中古車のコンディションの評価などもオプションで選べるようにするとカンペキであります。全国の中古車屋さんでネットを構築する、なんてのも面白い。

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April 21, 2006

ピックアップ大人気

今年の秋からタイ工場で生産している三菱のピックアップトラック『トライトン』が日本でも発売される。日本に居るとピックアップトラックのマーケット規模はピンとこないものの、アジア地域にくると驚くほど大きい。荷物も人も”たくさん”運べるからだ。驚くべきことにダブルキャブのピックアップトラックに100ccクラスのバイクを6台も積んでたりして! もちろんタイもピックアップトラックばかり。ここで伝統的に強いのは三菱ながら、意外なことにいすゞも大健闘している。ライバルより若干お買い得なプライスを付けているためなのだとか。もちろんトヨタの強さはここでも目立つ。左の『国沢光宏』でタイからの最新情報をレポートしていますので御覧下さい。

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April 19, 2006

超急カーブ標示

昨日の日本経済新聞夕刊によれば、東京の五日市署は死亡事故が発生したコーナーに『超急カーブ』という路面標示をしたという。確かにイレギュラーの急コーナーに遭遇すると、ビギナードライバー&ライダーは対応しきれず対向車線にはみ出してしまうことも多い。『超急カーブ』という路面標示を見れば、どんなドライバー&ライダーだって注意することだろう。ちなみにこの標示、道路を管轄する石アタマの東京都建設局は当初拒否したそうな。「そこを何とか!」と、五日市署側の熱意で実現したという。こんな警察ばかりだったらいいのに……。また日本の道路標識が大ゲサ過ぎる、というバックボーンも忘れてはならない。海外で「コーション!」表示のカーブに出会えば、本当に指定速度まで落とさないとクリア出来ませんから。日本みたいに「出しとけばいいだろう」というオオカミ少年じゃないのだ。制限速度だって「守らないのが普通」という低さ。「超急カーブ」も、本当に危険なコーナーだけに出すようにすれば効果を持続すると思います。警告や表示は必要な時に出すのが基本だということさえ、我が国の役人は知らないのだろうか。

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April 18, 2006

全日本選手権の歩む道

言うまでもなくモータースポーツは莫大な予算を必要とする。それでもF1やWRCのようなカテゴリーになると、メーカーの技術力やブランドイメージを確立するという大きな意義がある。メディアの露出量多く、費用対効果は決して悪くない。けれど昨日開催されたフォーミュラーニッポンクラスになってくると、なかなか難しくなってきます。このジャンル、今シーズンからトヨタとホンダがニューエンジンを投入。エントリー台数も多く、ドライバーのレベルだって世界レベル。凄く見応えあるのだ。けれど知名度は上がらず。肝心の露出もモータースポーツ専門誌が取り上げるくらいで、販売部数の多い自動車雑誌を見るとコラム以下の扱いであります。全日本ラリー選手権だって同じ。昨年ラリーをやって感じたのは「そろそろモータースポーツに対する考え方を変えなければならない時期かもしれない」ということ。「裾野を広げるより奥行き」と考えている関係者が多いのだ。「排他的」と評してもいいと思う。気持ちは解る。けれど私はそう思いません。といったことで、今シーズンも「身近に感じてもらえるモータースポーツ」をやります。開幕戦はタイのパタヤ。果たしてどうなるか?

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April 17, 2006

ハイブリッドの存在意義

トヨタはニューヨークショーでLS600hを発表した。5リッターV8にモーターのパワーを追加することにより、6リッター級の動力性能を実現したのだという。5リッターモデルに匹敵するGS450hの走りから推測すれば、LSも凄いクルマになっていること間違いなし。しかしハイブリッドの”存在価値”と完全に反対側の路線。100歩譲ってアメリカ市場ならいいのかもしれない。けれど日本向けにはGS450hの3,5リッターV6ユニットを採用し、LS460並の加速性能と2,5リッター並の燃費なんか実現してくれちゃった方がカッコいいんじゃなかろうか。ハイブリッドでのプライオリティは、必要以上の動力性能じゃなく圧倒的な燃費なのだ。もし間もなくデビューしてくる新型エスティマのハイブリッドが4WDなら、トヨタは少しばかりハンドルの切り方を間違えてるんじゃないかと思う。エスティマの初代ハイブリッド、大きなパワー出せるモーターが無かったから後輪にもモーターを付けた。今のシステムであれば前輪用モーターだけで十分のパワーを確保できます。重くなる4WDよりFFで燃費を追求した方が、ずっとアタマ良く感じる。ここでトヨタが足踏みしてくれると、小排気量にハイブリッドを投入するホンダにとっちゃ追いつく絶好のチャンスになる。もちろんトヨタも小排気量用のハイブリッド開発の最終段階に差し掛かっている、という可能性はあります。

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April 15, 2006

輸入車人気は?

若い世代の自動車好きは輸入車にあまり興味を示さない。30歳代後半以上なら、皆さん「機会あったらベンツやBMW、ポルシェなどに乗りたい」という意識を持っているけれど、若い世代は国産車の方がいいようなのだ。確かに売れている自動車雑誌を見ても、クルマ好きに絶大な影響を与えるマンガを見ても、輸入車はほとんど登場せず。30歳代後半以上なら名著『サーキットの狼』でクルマに興味を持ち、ベストカーガイドのような自動車雑誌を買っても輸入車が憧れの存在として取り上げられていた。イヤでも好きになってしまうような流れにあったと思う。しかしここ15年ほどはインポーターが「若い連中はお客じゃない」と、判断。しかも中綴じの雑誌なんか安っぽい、とばかり、相手にしなくなってしまった。雑誌側にとってみれば、輸入車を扱わなくたって十分売れる。当然ながら露出の量も少なくなり、結果として若い世代の輸入車ファンが大幅に減少してしまったのだろう。現在輸入車(中古車も含む)を買っている層は30歳代後半以上。輸入車業界の10年後は決して明るくない。

Posted by kunisawa at 03:29 PM | トラックバック

April 14, 2006

燃費規制とダイクラ

ダイムラークライスラーは三菱のオランダ工場で生産しているスマートの4座席モデルから撤退するという決断を行った。目論見より売れないばかりか、経営の足を引っ張っているという判断らしい。商品的に評価すれば単に「カッコ悪いだけ」だと思うのだけれど、誇り高きゲルマン民族からすれば日本人が基本設計したクルマなどメルセデスじゃない、ということなんだと思う。そのイキオイはいいと思う。けれど冷静になって考えてみると、ヨーロッパは2008年までに厳しい燃費規制をしなければならない。この規制、そのメーカーで販売されている全てのクルマの平均燃費を1,3リッタークラスくらいにしないとダメ。大型車で収益を上げているメルセデスは、小さいクルマをたくさん売らなければならない。スマートを手放すならAクラスより小さいクルマをたくさん売らなければならないワケ。そんなこと、2008年までに出来るのだろうか

Posted by kunisawa at 10:40 AM | トラックバック

April 13, 2006

フォードは大丈夫か?

今日のビッグニュースと言えば「GMがいすゞとの提携関係を完全に解消したこと」だと思う。しかし私の関心はフォードに移りつつある。GMの陰に隠れてしまっているものの、フォードの状況が良くない。ここにきてガソリンの価格も再びジワジワと上昇し始めており、収益源となっている大型SUVの売れ行きは右肩下がり。数少ないヒット車種を見ると、マツダのコンポーネンツを使ったモデルばかり。ナッサー元社長が買いまくったプレミアムブランドも、ジャガーのマイナスで全て帳消しといった感じ。そう遠くない時期にフォード関係の大きなニュースが飛び込んでくるんじゃないかと予想してます。PS・今シーズンのラリー修行のテーマが決まりました。毎週レポートしますので日記と合わせドタバタぶりを大いに楽しんで頂けたら、と思います。厳しく楽しい修行になりそう。

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April 12, 2006

団塊の世代は期待の星?

自動車メーカーは、いわゆる「団塊の世代」と言われる、現在58~60歳の先輩方が大きなマーケットになると期待している。この世代、1980年代の「FF2BOXカー」から始まる自動車の「流行」を作り出してきた。同じジャンルのクルマをチョイスする傾向が強く、2ドアクーペ人気となればソチラにど~っと流れ、クロカンや、ハイソカー、オートキャンプ、スキーが大流行したのも団塊の世代から支持されたためだ。しかもクルマ好きなので、素晴らしいお客さんでもあります。夢よもう一度、ということなんだろう。今や自動車メーカーの商品企画は、団塊の世代を狙ったクルマが驚くほど多い。共通してるのが「お金持ちだろう」という認識。よく働く世代のため基本的に裕福な上、加えて退職金など入り引退後を楽しく過ごそうとするハズ、と読んでいる。したがって多少高価でも良いクルマなら買ってくれると思っているワケ。けれど団塊の世代の先輩方に聞くと「そうは問屋が卸さない」感じ。今の60歳はムカシの60歳と違う。元気いっぱいなのだ。先も長い。憧れていたクルマを買って最後の時間を過ごす、というイメージじゃなく、むしろ「さぁこれから好きなことをやるぞ!」というイメージ。良いクルマは売れるけれど「高価でも」は無いんじゃないかと。

Posted by kunisawa at 11:03 AM | トラックバック

April 11, 2006

ワンセグテレビ

いわゆる「ワンセグ」と呼ばれるデジタル放送が始まっている。携帯電話で盛んに宣伝しているけれど、移動中であっても相当鮮明な画像が見られるため最近はナビゲーションシステムに組み込まれるようになってきた。もちろんTVチューナー付きナビなら、これまでのアナログ放送で地上波を見られたけれど、画像不鮮明な上、走ると荒れてしまう。したがって走りながら見られるようにする人はそう多くなかった。しかし! ワンセグのデジタル波なら前述の通り固定TVと同じくらい鮮明。野球でもサッカーでも「打ったぁ!」とか「ゴ~~~~ル!」と聞けば思わず見ちゃうと思う。こら危ないぞ! もちろんTVを見ながらの走行は携帯電話と同じで禁止されている。警察がキッチリ取り締まってくれることを願うのみ。

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April 10, 2006

タイヤ選び2

昨日「違いの解る人のためのタイヤ選び」について書いた。一方、インターネットやカー用品店の店頭を見ると、驚くべき事態になっているのだった。例えば『オートウェイ』という通信販売業者のタイヤ価格表を見て欲しい。215/45R17というレガシィGTやスポーティミニバンが使う17インチサイズを見ると『SONAR』というメーカーなら1本6500円。『WANLI』で6300円。4本で2万6千円だって! 良質のブランドタイヤ”1本半”分くらいの価格である。ちなみに格安タイヤの実力が気になったので先日『ナンカン』というタイヤを買ってムスコのクルマで試してみたトコロ、違いのワカらんドライバーが乗る10年落ちの中古車なら「こんなんで十分かもしれないな」というレベル。タイヤというのはデザインもクオリティも性能も解りにくい。それでいて昨日書いた通り雑誌の性能テストだってしにくい環境。これが逆に格安タイヤの台頭を許してしまう可能性出てきた。ブランドタイヤと格安タイヤの性能差、テストしない限りあるのか無いのか解らないですから。今まで日本の産業を見ると、保護されていたものほど競争力が落ちてしまう傾向。日本のタイヤメーカーはマスコミに対する発言力を高めれば高めるほど、結果的に格安タイヤのマーケットを育てる結果になります。

Posted by kunisawa at 09:50 AM | トラックバック

April 09, 2006

タイヤ選び

現在最も難しいのが「タイヤ選び」だと思う。自動車のような外見上の違いはなく、性能差も「あるのか無いのか不明」。こう書くと「テストすればいいじゃないの」と思うだろう。しかし自動車雑誌にとってタイヤの広告は重要。一昔前ならサーキットに持ち込んでラップタイプ計ったり、ウェットの制動テストも行えたものの、最近は良い成績を取れなかったタイヤメーカーから強硬なクレームが付くので、それも出来ない。ただメーカーの主張も一理ある。例えばラップタイムを基準にするとしよう。その場合、1周だけいいのか10周の平均がいいのか、それとも100周した時の総合タイムがいいのか、どれを「良い」としたらいいだろう。もし成績を上げようと1ラップだけ速いタイヤでも作られようものなら、ユーザーにとってマイナスだ。ちなみに技術力がハッキリ解る判断基準は一つだけ。「モータースポーツで速いかどうか」。勝てるタイヤを作れるメーカーは、やはり技術力もあります。もう一つの大きなファクターはイメージ。どんな人がそのメーカーのタイヤを支持しているか、である。私の場合、前出二つの他、自動車メーカーのテストドライバーから話を聞いて選んでます。メーカーのテストドライバーが、一番タイヤの評価能力高いと思う。もちろん良いタイヤしか履かないし、人にもすすめませんです。

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April 07, 2006

メインスポンサーは?

どうにも不思議なのが「スーパーアグリF1チーム」のスポンサー。こういった情報、不確定ながらギョウカイでは事前にそれとなく流れているもの。実際、先日まで具体的な企業名まで上がっていた。しかしここにきてスーパーアグリF1チームかなり近いレース関係者でも「解らない」「どうなるのか私も知りたい」。F1チームを1シーズン動かすとなれば、最低でも100億円くらい掛かると言われる。現在スーパーアグリF1チームをバックアップしている企業のスポンサー料は、上を見ても全て合わせて10億円程度。何よりメインスポンサーが無い。面白いのはF1を扱うジャーナリズム。明らかに不思議な状態なのに、誰も取り上げないのだ。これ、どこからか圧力掛かっているのでなく、スーパーアグリF1チームと近すぎて聞かないんだと思う。WRCのスバルにジャーナリズムが「タイヤをどうするのか?」と聞かないのと同じ。というか聞いて明るい答えが返ってくる状況なら聞くんじゃなかろうか。基本的にモータースポーツは文化。いろいろ想像しながら楽しめばいいと思う。新型車のデビューに合わせてスポンサーカラーになると言われているので(というかそのタイミングでアピールしないと意味無いです)、待っていれば答えは出ますから。

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April 05, 2006

衛星画像にハマる

ホンダがインターナビ機能の1つである『フローティングシステム』の情報を、東京と名古屋、大阪地区で無料公開し始めた。『グーグル・アース』と呼ばれるグーグル提供の衛星写真に交通状況を重ねるというもの。ブロードバンドの方で5分ほど時間あるなら自分のPCにグーグル・アースをダウンロードし(無料)、チェックしてみて欲しい。写真は少し古いものの、けっこう鮮明に写っている。3都市部についちゃ自分の家やクルマまで解るほど。予想外に面白いので、ついつい遊んでしまっても責任持てません。この情報、どうやって使ったらいいのか探っているところだが、インターナビは「プローブカー」と呼ばれるシステムを採用している。リアルタイムで情報を流してくれればVICSと違った渋滞解析も可能。新しい時代の始まりになりそう。PS/週末はツインリンクもてぎで動態保存車の公開走行が行われるそうな。懐かしい車種もあるます。詳細は左上でどうぞ!

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April 04, 2006

リチウム電池

先週のニュースになるが、富士重工はNECと共同開発していたラミネートタイプ(シップ薬みたいな形状をした薄いバッテリー。重ねて使う)のリチウムイオン電池を諦めたようだ。1990年代後半、富士重工は次世代のエネルギー源としてラミネートタイプのリチウムイオン電池の開発に全力を投入した。21世紀のECO技術としてハイブリッドより電気自動車を選んだワケ。相当高い完成度を持つ電池に仕上がったということで、まず提携関係にあったGMに持ち込む。当初、GMも興味を示したようだけれど「実用化は難しい」と採用を見送ったらしい。「かくなる上は自社で!」ということなんだろう。電気自動車の本格的な開発に取りかかっていたものの、今回の合弁解消となってしまう。なぜか? おそらくトヨタのリチウムイオン電池と性能比較を行った結果なんだと思う。御存知の通りトヨタは先代ヴィッツのアイドリングストップ仕様にリチウムイオン電池を採用。データ採りをしてきた。世界一の性能を持つニッケル水素電池(プリウスなどに搭載しているタイプ)を持つトヨタながら、並行してリチウムイオン電池の開発も大規模で行っていたのである。富士重工とNECで共同開発していたリチウムイオン電池、トップクラスの性能を持つと言われていたが、トヨタはそれ以上の内容を持っていたということ。早ければ2008年頃からトヨタのハイブリッドは、現在使うニッケル水素電池の半分以下のサイズとコストを開発目標とするリチウムイオン電池に切り替わると予想しておく。

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April 03, 2006

デルファイ最悪の状況

チャプター11適用となったGM系の巨大自動車部品メーカー、デルファイが極めて厳しい状況になってしまった。経営建て直しを計るチームは、一般水準より大幅に高いデルファイのレーバーコスト(給料)を他社並みに引き下げるべく交渉し続けてきたものの、全米自動車労組に受け入れてもらえず。ここでレーバーコスト引き下げに応じてしまうと、全ての自動車メーカーの賃金体系に悪い影響を与える、と判断したのだろう。「もはやこれまで!」と判断したデルファイの建て直しチームは、管理職を最大40%削減。世界各地の工場の3分の1を整理または売却し、3万3千人いる時間給労働者の2万7千人を減らすという抜本的な対策を発表した。解りやすく言えば採算が合わない部門を「切り捨てた」のだ。労働者はレーバーコストの引き下げより、失職を選んだ(選ばされた)。誰がトクするのだろう? 例えばデルファイが納入していたブレーキ部品を、優れたコストパフォーマンス持つ日本のブレーキメーカーに切り替えたとしよう。日本のブレーキメーカーはデルファイの工場を買うかもしれない。当然平均的なレーバーコストで従業員を募集すると思う。何のことはない。全米自動車労組は組合員を減らし、デルファイも小さくなってしまった。GMがチャプター11となれば、予想をはるかに超える大きな波乱になる?

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