June 10, 2006

韓国車、背後に迫る!

日本にいると「韓国車なんかダメでしょう」と思う。実際、現代自動車が細心の注意を払って生産&品質管理している日本仕様(世界中で売られている現代車の中で最も高いクオリティを持つ)でさえ、市場から良い評価を得られず売れ行きも伸び悩んでしまっている。確かにインテリアの仕上げや、そもそもオリジナリティに欠けているクルマそのもののコンセプトに至るまで、日本車に届かない面も少なくない。しかし! 海外での評価は急速に上昇中。J.Dパワーの『新車初期品質』(アメリカ市場に於いて新車購入後90日までに発覚した機械的トラブル&ユーザーの精神的不満の評価)の最新レポートによれば、現代自動車が6位ホンダと4位トヨタを抜いて3位! 1位ポルシェで2位レクサスということを考えると、手放しで「凄い!」と驚くしかありません。新車時のトラブルは品質管理の技術レベルに大きく左右されるからだ。加えて「どのクルマを買ってもまぁ心配なく、トラブル起こしたところでサービス体制万全」の日本市場と違い、アメリカ市場で販売されているクルマには依然として信頼性の差がある。ディーラーまで50kmもあるような場所に住んでいる人なんか、故障しても気軽にゃ直しに行けません(ディーラーだって取りに来てくれない)。日本だってディーラーまで50kmもあるような地域に住んでいたら、毎日の足として壊れやすい輸入車を買う人は少ないと思う。だからこそアメリカではJ.Dパワーのような評価システムが発達したワケ。「安くて壊れない」と言う評価を得たら、売れない理由などありません。J.Dパワーのランキングで上位に入ってこられない日本車は、このあたりで巻き直しを計らないと韓国車に喰われてしまうかもしれない。

Posted by kunisawa at 10:21 PM | トラックバック