死亡事故を起こしたシンドラー社の記者会見のニュースを聞く。彼らの言い分をクルマ業界に置き換えれば「設計に問題はない。使っている方の整備体制に責任がある。我が社の直営サービス工場で整備を受けていれば事故など起きなかった」。確かに自動車にも初期品質や整備が難しいメーカーやモデルはある。品質に大きな問題を抱えていた頃のアルファロメオやジャガーなどがそう。けれど大きな問題とならなかったのは、「皆さん信頼性の低いクルマなど買わない」からだと思う。何であんな責任感の無いメーカーのエレベーターを買ったのだろう? 「安いから」が理由だとすれば、免許取り立てのドライバーに入念な整備をしてないとエンコする可能性大きなクルマを高速道路で乗せるようなもの。しかも重大トラブル発生の前に、何度も小さいトラブルが起きている。選んだ側にも大きな責任があると思う。
新聞を見ると、よく「○×○が××○とハイブリッドを共同開発し、200X年に発売する予定」みたいな記事が出る。もしかして新聞の記者さんはハイブリッドを簡単に作れると思っているのだろうか? いや、確かにハイブリッド自動車そのものを作ることは可能かもしれない。けれど「量販して利益が上がるハイブリッド」や「信頼性の高いハイブリッド」となると、突如ハードルが高くなってしまう。それ以前の問題として「燃費良いハイブリッド」を作ることからして難しいのだ。現在のトヨタのレベルまで追いつくの、簡単じゃありません。しかもトヨタだってハイブリッド開発に大量の人員を投入しており、現在進行形で開発を進めている。2008年くらいには次世代のバッテリー(リチウム系)もデビューするだろう。次世代の環境対応技術(燃費良く安価なハイブリッドとガソリン並のエミッションしか出さない超クリーンなディーゼル)でトヨタと真正面から勝負できそうなのはホンダくらいだと考えます。ちなみにホンダのディーゼル技術、後処理装置が凄いらしい。排気ガスをプラズマ処理するのだとか。問題はコスト。現在使っている『ユーロ4+DPFに代表される後処理装置』でさえ従来のディーゼルのおよそ5万円高。超クリーンディーゼルになると、ハイブリッドとイーブンのコストになるのだとか。
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