August 29, 2006

VWパサート

取材で新型パサートバリアントV6の4モーション(4WD)に試乗した。3,2リッターのV6エンジンを搭載し、6速のDSGや革シートまでフルに装備した状態で455万円だという。装備内容の差などを考えるとレガシィ3,0Rの100万円高。いや、車体サイズやエンジンが一回り大きいことを考えると、実質的な価格差は50万円を切っているんじゃなかろうか。ここで考えた。今や1ユーロが150円を突破するイキオイである。最もユーロが安かった2000年は瞬間ながら90円を切った。したがって2000年と比べ、ドイツ車は1,5倍になってもおかしくありません。といったことを頭に入れて2000年当時の価格表を見ると、パサートワゴンV6の4WDは新型と同じ455万円じゃないの! いや当時は消費税抜き(新型の税抜き価格は433万3333円)だから値下げか。クルマの内容と来たら雲泥の差。先代はレガシィとの価格差を考えると魅力が薄れたものの、新型に乗って「こら安い!」とさえ感じる。猛烈なユーロ高なのに、クルマの魅力は大幅に上がって安くなったワケ。どうなってるのか? ポルシェやBMW、ベンツも値上げしていない。日本の高額車は、真剣に欧州車とのバッティングを考えなくちゃならないかもしれません。

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VERSAをよろしく!

日産のターニングポイントになりそうな『VERSA』の開発担当者に話を聞いた。以下、気になっていた点に対する答えをつらつら並べてみたい。「生産は今までサニーを作っていたメキシコの工場で行っていますが、意外かもしれないけれどコスト的に有利なワケではありません。アジアならもう少し安く作れると思います」。「販売価格は徹底的に抑えるよう指示されていました。コスト削減努力や高いレベルの技術を必要としたが、何とか目標を達成しました。現在の価格でキチンと利益は確保出来ています」。「開発に当たっては韓国車の価格を強く意識しました」。「安く作れた最大の要因はBブラットホームを使っていることにあります。強い価格競争力を持たせるのがこのシャシの大きな開発テーマでしたから」。「VERSAは世界的に展開していく予定。最も多くの地域で販売される日産車になると思います」。日本以外では大成功しそうですね、と言ったら「日本でも売れてます!」と怒られてしまいました。今後、いろいろな場面でVERSAの話が出てくることだろう。覚えておいて下さい。となると大いに気になる新型アルティマの価格設定は「お楽しみに」。間もなく発表されるが、現代ソナタと並ぶ価格なら日産の実力を再評価しなければならない。おそらく日本を除く多くの国で日産がシェアを増やすことだろう。

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August 27, 2006

外れたらゴメンなさい

日曜日はF1トルコGPである。予選の詳細は上の速報をどうぞ(深夜にTV中継あるためここでは書きません)。どうやら外気32度。路面温度50度以上になるというだから、BS有利。予選のタイムを見ても全く問題なさそう。注目のホンダ/バトンだが、予選2回目のタイムアタックで素晴らしい速さを見せていた。おそらく最終の走行はガソリンをタップリ積み込んだ模様。ルノーとBMWは軽そう(これは私の読みです。外れたらすんません)。アクシデントさえ無ければ、1回目の給油後に良いポジションとなっていることだろう。本番を楽しみにしたい。トヨタも着実に速くなっており、レース展開によっちゃ面白いと思う。大いに頑張ったのが山本選手。まだF1マシンにほとんど乗っておらず、しかもトルコは初めて。といったことを考えれば上出来でしょう! スーパーアグリの進化次第じゃ鈴鹿でミッドランド・トヨタやレッドブル・フェラーリ、トロロッソと勝負出来るかもしれない。ということで恥かくのを承知で大胆に予想なんかすると、やっぱりフェラーリ優勢。ルノーとホンダ、トヨタ、マクラーレンは互角の速さだと見る。ちなみに正式に違法となったマスダンパーだが、前回のハンガリーから事実上の使用禁止になっていた(FIAがダメといったら裁判しても何してもひっくり返りません。それをルノーも知っているので、ハンガリーは使っても良かったけれど使わず)。ルノー、マスダンパー無しだと厳しい。

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August 26, 2006

フォード秋波を送る

ゴーンさんの評価はアメリカでも高いようだ。フォードが提携のハナシを持ちかけたというウワサだけで株価は急上昇。「価格破壊車VERSAの投入によって8月の販売状況が劇的に改善されているらしいぞ!」という情報も(7月までずっと対前年比割れしていた)、コストカットを得意技とするゴーンさんの手腕だと評価されているんだと思う。実際、GMもフォードも日本車並の完成度&仕上がりを持つモデルが韓国車と同じくらいの価格設定でラインナップ出来るなら挽回のチャンス大。自動車ビジネス、GMやフォードクラスの規模を持つ大会社でさえ”飛ぶように売れる”モデルを2~3車種揃えてやれば持ち直せるのだ。ディーラーにとって最も厳しいのは「お客さんがこないこと」。実際、日本市場でも”話題”を提供出来ていないメーカーのディーラーにはお客が集まらず、結果的に販売も低迷してしまっている。人気&話題のモデルをラインナップすることが出来たならお客さんも訪れ、ビジネスチャンスも生まれるワケ。ただ日産内部の意見は一本化されていないようだ。確かにGMやフォードと提携して得られるモノより、抱えるリスクの方が大きい。トップだけヘッドハンティングされることを強く希望します。

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August 25, 2006

セルフ式スタンド

このところセルフ式スタンドで発生する「ガソリン漏出問題」がニュースになっている。TVや新聞を見ると、皆さん「自動停止したら継ぎ足さなければいい」と言っているが、残念ながら「それは無理!」。いや、自動停止した時点で80%以上入っている可能性は高いと思うけれど、半分くらいで停止してしまうことも多い。ガソリンスタンドの給油機を目一杯握った時の流量と、タンクからのエアが抜ける量は案外ギリギリに設計してあるからだ。もちろん近くにガソリンスタンドがあったり、時間を持てあましている人なら満タンにせず何度も入れに行けばいいだろう。されど昨今のようにスタンドの数が減ると気軽に給油も出来ない。さて、本来なら満タンになると自動的に止まるポンプなのに、なぜ吹きこぼれるか? ジツは流量がミニマムだと満タンになっても自動停止機能が働かない構造になっているためである。つまりホンの少しづつしか出ないくらい浅く握った時は、自動停止しないのだ。だったら最低流量を増やしてやればいいだけ。いろんな人がいる利用者を啓蒙するより、構造自体で対応するべきだと思う。ちなみに私のサイトを読んでいるような人なら使い方の説明など不用かと。普通の人から聞かれたら「一番深く握ったまま自動停止まで。その後、半分くらい握って自動停止して終了」。よほどエア抜けの悪いクルマを除けばこれで95%くらい入ります。

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August 24, 2006

VWのディーゼル

VWグループジャパンの梅野社長はVWクロスポロの発表会で「ディーゼルを輸入しないのか?」という質問を受けている。これに対し「なるべく早く投入したいが……」と早期の導入のみ否定した。ハッキリしないこの答え、いくつかの”技術的な背景”から出たようだ。御存知の通り日本は2009年から一段と厳しい排気ガス基準を導入する。日本車の場合、今から発売してもモデル寿命中に次の規制開始となってしまう。したがって現在の規制をクリア可能なディーゼルエンジンを持っていても(実際、レクサスIS220など今秋発売するベンツのディーゼルと同等以上のクリーン度を達成している日本車は存在する)、認可されない。ところが輸入車についちゃ短期でもOKとしているのだった。だからこそベンツは日本でディーゼル車を先行販売するワケ。面白いことにその気になればVWだって日本の現規制をクリア可能なディーゼルを持っている。問題は2009年以降だ。次世代の規制、もはやガソリンエンジン並のクリーン度が要求される。現規制と比べモノにならないくらい技術的ハードル高い。したがって次世代の規制をクリア出来なければ、尻尾を巻いて日本からディーゼル車を引き上げるハメに。これ、メチャかっこ悪いでしょう! ベンツにこの点を聞くと「恥はかかない!」と断言。ホンダやトヨタと同じく、日本やアメリカの厳しい規制をクリア出来るメドが付いているんだと思う。VWも次世代の規制クリアにメド付けば、きっと日本にもディーゼルを導入するだろう。5年後は日本でもディーゼルが普及し始めると予想します。というかクリーンディーゼルを持ってないと厳しいんじゃなかろうか。

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August 23, 2006

韓国車の価格

8月18日付けの日経新聞に「ウォン高で韓国車の価格が上昇し日本車との価格差が無くなった」という記事が出た。それによると「現代自動車のソナタGLは1万8300ドル。トヨタ自動車のカムリLEで1万8500ドルとある。私は「よくあるカン違い記事」としか思わなかったのだけれど(新聞の自動車記事はメーカー発表のネタ以外、間違い多し。というかクルマに対する知識がないため記者の誤情報をチェック出来ない)、驚くべき事に自動車業界でも信じている人が多い模様。ちなみに現在販売されているソナタにGLというモデルは存在せず。最も安いのは『GLS』となり、カーテンエアバッグ、VSC、クルーズコントロールなどフルに装備して1万7195ドル。対するカムリ『LE』は1万9450ドルである。日経の1万8500ドルって誰が考えた価格なのだろう? ちなみにカムリで最も安い『CE』は1万8270ドル。これにはキーレスエントリーやVSCが付かない。大雑把に考えると、実質的に2千ドル以上ソナタの方が安いと思う。この比較表を御覧下さい。いくらウォン高でも韓国のメーカーだって自分の実力は知っている。日本車と同じ価格を付けることはしない。それだけに日産が韓国車と同じ金額を付けてきたの、現代自動車にとっちゃ大ショックだと思う。

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August 22, 2006

日産ヴァーサ激安!

日産は大きく方向転換しようとしているのかもしれない。8月19日のTOPで日産のことを書いた後(過去の記事は左上の日付をクリックしてください)、いろいろ取材してみた。すると案の定、8月は急速に売れ行きを伸ばしているのだという。なかでも『VERSA』(日本名ティーダ)は導入と同時に在庫不足になってしまっているそうな。確かにメチャ安い! スペックを見てタマげました! 超クリーンなULEV仕様の1,8リッターエンジンを搭載し、花粉フィルター付きエアコンやカーテン&サイドアエアバッグ、CDオーディオ、6速MTが標準で1万2450ドルなのだ。この価格、同じ車格のトヨタ車やホンダ車より優に2000ドル以上安く(日本じゃ格下のフィット1,5リッターより1000ドルも安い!)、何と韓国車の『現代アクセント』(1万2565ドル)と同等。ちなみにアクセント、ティーダより2ランク格下となり本来ならヴィッツのライバル。エンジンは1,6リッターで、ミッションも標準が5速MT。室内スペースだけでなくクオリティからしてティーダのライバルじゃない。というかアクセント、日本なら90万円でも売れないと思う。日本車のレベルからすれば「新技術が無い」日産なれど、韓国車と同じ価格帯で勝負すれば圧倒的だ。加えて世界的に見ると「安ければ良い」といった市場は予想以上に多い。今後日産が韓国車の価格帯で勝負していくなら、連戦連勝間違いなし! 間もなくデビューする新型アルティマの価格設定を現代ソナタ(1万7195ドル~)とガチにすれば、日産は伸びると思う。韓国車にとっちゃ悪夢であります。私が思っていたより日産はたくましいということ。海外で儲け、日本は日産らしいクルマを売ってくれれば文句ありません。

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August 21, 2006

フォード大減産へ

フォードが10~12月期の生産台数を前年比21%の減とする旨の発表を行った。昨年同期もフル操業状態じゃなかったことを考えると、皆さんがイメージする以上に厳しいんだと思う。もちろん前代未聞の減産規模となる。理由は説明するまでもなく極端な販売不振によるもの。作り続けても在庫が膨らむばかりで、そろそろ完成車の置き場所にも困る状況らしい。工場によっては、すでに移動用道路も引き取り手のない完成車で溢れているそうな。昨年秋以降、利益が全く出ない大幅値引きをしてみたり、レンタカー会社への押しつけ販売を行ったり、3年分くらいのガソリン代くらい出てしまうような条件を付けたりしても売れないというのだから事態は深刻だ。この経営判断をムーディーズやS&Pといった格付け会社がどう評価するだろうか? もし長期信用格付けが今以上に落ちるようだと、事実上、借金も出来なくなってしまう(フォードが希望する利率で出資してくれる投資家はいなくなる、ということです)。最悪、年内のチャプター11という可能性も出てきました。唯一の明るい希望は原油価格の低下。バレル75ドルだったのが直近では70ドルを割っている。超希望的観測となるが、50ドル台に入ってくるようなら、フォードは急に持ち直すと考えます。

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August 19, 2006

日産、米国で大安売り!

今年の11月に出る次期型スカイラインの詳細情報が出回っている。例えば『インフィニティヘルプ』に行くとスカイラインではないものの『インフィニティG35』の写真やデータを見られます。「本当にこれがスカイラインなの?」とガッカリするので見ない方がいいと思いますけど……。英文ながらメチャクチャ詳しく紹介されている。例えばエンジンの項目を見ると「ボルトやOリングといった共通部品を除いて80%が新設計。気持ちの良いエンジン音を追求した。最高回転数は6600回転から7500回転に上げられ、最高出力も300馬力になった。エンジンセンターを低くしハンドリングの改善を狙った」等々。ジックリとチェックしていくと、昨今の日産の厳しさを証明するスペックも。ATは未だに5速タイプ。出力だってレクサスの3,5リッターは315馬力である。日産にとって今年唯一の新型車なのだけれど、これじゃ元気も出まい。日産の良いニュースは、8月に入ってアメリカで発売した新型車『VERSA』の売れ行きが順調なこと。このクルマ、1,8リッターエンジンを搭載するティーダ。驚くべきは価格。1万2450ドルと韓国車並(ハード的に評価すればお話になっていない現代アクセントの1,6リッターで1万2565ドル)なのだ。ちなみに日本ではティーダより下のクラスになるフィットの1,5リッターで1万3850ドル。大バーゲンセールやって売れない方が不思議か。こらもうゴーンさんの破れかぶれ戦略かと。

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August 18, 2006

ETC大丈夫か?

ETCは決定的な弱点を抱えているかもしれない。例えば国沢光宏が「実質的な大幅値上げとなる利用料金の距離制導入は絶対止めて欲しい!」と言っている首都高の場合、お金を払わずETCゲートを通過している輩が2005年度で約36万台も居るそうな! 1日あたり千台。もちろん半分以上がETCカードを差し忘れてしまったような「悪意無きミス」というケースだと思う。首都高の場合、出口で清算する必要ないため「ゲートを通過してしまったら終了」ですから。おそらくドライバーも「しまった! でもまぁいいか」くらいの認識しか持っていないと思う。現状ではそういった人に対し、通行料金を請求していないらしい。確かに請求手数料など考えれば諦めた方がコスト的に有利。しかしながらどう考えたって不公平でしょう! 最近になって以前のような「高速域での強行突破!」でなく「普通にETCを使う感じでユックリとインチキ通過」する輩も増えているという。これだと「悪意無きミス」にしか見えません。首都高は不正通行車に対し、鉄道のキセルの如く通常の3倍の料金を請求すると言っている。しかし不正通行車がこれ以上増えてしまうと、おそらく対応しきれなくなるに違いない。加えて誤作動をゼロに出来ない状況では「悪意無きミス」だと主張されたら、定価だけしか取れないだろう。利用料金距離制を採用したなら1件1件の不正通行全て利用区間を調べなくてはならず、膨大な手間を必要とする。万一請求されても3倍(払わないと罰金30万以下の罪になる)。ETCの導入により、日本の有料道路は最大の危機を迎えたと思います。もちろん私は強引に値上げされても泣く泣く払いますけど……。

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August 16, 2006

靖国神社

8月15日は61回目の「終戦の日」である。またぞろ靖国神社の参拝が外交問題となりそうだ。中国などに進出している企業からすれば頭痛のタネだろう。私は13日付け読売新聞の企画のように『指導者責任』(外国の民間人に危害を加える流れを作った人を中心とすべきかと)を日本人自らが検証し、対象となった人を海外に向けて「靖国神社から名前を他に移した」と言えばいいと考えてます。

神道というのは宗教法人の適用対象となっているものの、世界的な基準で言えば宗教と違うモノである。なにしろ教祖や教義、教典(戒律)が無いのだ。人はもちろん山や川や動物、虫までも神様になれるのだから。もっと言えば神社で拝むモノは何でもいい。拝むこと=自分を生き方を神様に評価してもらおうということ何だと思う。実際、多くの人は神社で「何」を拝んでいるのか解らないんじゃなかろうか。

これを宗教と言ったら、拝む対象が常に同一であるクリスチャンもブッディストもムスリムも信じないと思う。というか教祖や教典を持つのが宗教なのである。原始的な宗教(多神教)と言われるヒンドゥーでさえ「シヴァ」や「インドラ」等々が。ギリシャ神話も「アポロン」「ゼウス」等々という”神の資格を持っていそうな”神を崇拝する。おそらく「神のハードルの低さ」からすれば神道がダントツ世界一かと。

日本人のライフスタイルの基礎となっているのは、先住民族であるアイヌの人(日本の広域に住んでいた縄文人の末裔と言ってもよかろう)が伝えてきた『ユーカラ』の考え方に近いと思う。簡単に言えば『共存共栄』の考え方だ。ユーカラの神様の大親分はキリスト教で言う『創造主』。ムスリムの『絶対神』のようなもので、宇宙そのものである。神道も近い。したがって人間も動物も山も海も仲間。熊に食べられた鮭が「熊を恨む」という観念そのものからして存在しない。

神道の概念からすると靖国神社は「戦争で亡くなった方々の原宿」みたいなもの。しかも神道って「厳格ながら明るい」。お酒飲んでお祭りすることを「是」とする。クヨクヨしちゃアカンと言っているワケです。けれど日本に反発する海外の人からすれば、神社=自分たちが考える宗教だと思っている。つまり中国や朝鮮半島などで大勢の一般市民に危害を与えるよう扇動した人を、ブッダやキリストの如く尊敬してると考えるワケ。

そこまでいかなくても、神道を多神教の一種として理解している外国人ならシヴァやアポロンみたいな存在になっていると考えることだろう。こらもう「拝んでくれるな」と言いたくなる気持ちは解ります。神道には数年前まで「分祀」という概念ばかりか単語さえ無かったこともあり(そもそも御霊は自由な存在)、前出の通り海外に向けては「神様のリストから転籍した」という解釈をすればいいと思う。新しい神社は遺族の方が選べば良かろう。

いずれにしろ今のままだと若い人たちにとって靖国神社は悪いイメージを持たれてしまう。これこそ先の大戦で亡くなった方からすれば残念なことだろう。ちなみに私の祖父は高知県香我美郡にある『若一王子宮』の宮司。ヨメの祖父は練馬区上石神井の御岳神社の宮司というバリバリの神道派だけにイメージ悪化が悲しい。さらなる先祖を遡れば、私は騎馬民族と海洋民族の血が濃そう。ヨメは縄文人と弥生人のミックスか。終戦の日を前に、そんなことを考えるのも亡くなった方への供養になると思う(これ、仏教のコンセプトです)。

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August 14, 2006

ETC割引を活用したい

お盆休みは高速道路を使う機会が多いと思う。当然ながらETC割引を有用に使うべき。簡単に書いておくと<深夜割引>深夜0時~早朝4時の間、高速道路の料金所と料金所の間に1秒でも4時間でも居れば3割引き。<早朝夜間割引>東京や大阪近郊は夜22時から朝6時までの間に料金所ゲートを通過すれば半額。練馬の料金所を21時に通過し、早朝夜間割引の対象範囲外となる群馬県の前橋ICを22時過ぎに通過しても割引が適用になります。<通勤割引>東京と大阪近郊を除く高速道路は朝6時~9時&夕方17時~20時の間に料金所を通過すれば半額。ただし早朝夜間&通勤割引は走行距離が最大100kmまでに限られるので注意。101km先の料金所で降りれば、定価で払わないとダメなのだ。そうそう。通勤割引は同一時間帯で1回しか適用されない。すなわち前橋ICから入って越後湯沢ICを17時5分に降り現地でしばらく滞在し、19時55分に越後湯沢ICから乗って前橋ICで降りたような使い方だと、最初の区間のみ割引適用となる。これ、ETCカード1枚につき1回という解釈。違う人が乗っており違うETCカードを使えば(夫婦でも家計が別なら違うETCカードを持っていると思う)、帰り道も割引されます。といったレギュレーションを使いこなせば、いろんなワザが編み出せるのだった。軽井沢から東京に帰るような時は、通勤割引の適用時間帯に軽井沢ICに乗って富岡ICで降り、そこから乗り直して練馬ICを22時過ぎに出ると、前者が通勤割引。後者は早朝夜間割引適用となり、半額/半額で帰ってこられます。出発の前にいろいろな作戦を練ると面白い。

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August 12, 2006

レクサスの宣伝

間もなくレクサスLS460(輸出仕様)の試乗レポート掲載が解禁になる。クルマの仕上がりについちゃトヨタ渾身の作であることは間違いなかろう。気になるのは宣伝戦略だ。おそらく日本で最も優秀とされる広告関係者を使うに違いない。もしアメリカでのレクサスの如くTVとかの宣伝にチカラを入れてくれば、けっこうガックリきます。日本やヨーロッパの場合、「ブランド」と呼ばれる商品はTVのCMと対極の存在。やればやるほど大衆色が出てしまう。イメージ広告さえマイナス効果になると思う。かといって「クラスマガジン」と呼ばれる高級そうに感じる媒体で行うミエミエの宣伝もブランド構築のためのステップとしては不適。というか「広告」という行為そのものからしてカッコ悪い。ブランドの多くは「良い物を売っているのだから宣伝など必要ない」という姿勢を打ち出してます。「良い」とか「優れている」といった一般の宣伝コピーはもちろん「気持ちよい」とか「圧倒的な質感」みたいな表現すらするべきじゃありません。といったようなことは商売下手の自動車ヒョウロンカでも解ること。したがって前出のようなことは絶対やってこないと思う。どう展開するのかホントに楽しみです。

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August 11, 2006

タイヤ戦争

タイヤメーカーは相次いで経常利益が減少するという見通しを発表した。最大の減収要因となっているのは天然ゴムと原油相場の高騰である。なかでも天然ゴムの高騰が響いているようだ。もちろん販売価格に転嫁出来れば良いのだろうけれど、自動車メーカーも簡単に認めてくれないという。また、大きな利益を上げていた補修用タイヤの競争が激化し始めたのも、減収要因になっている模様。圧倒的な技術力差の出るスタッドレスタイヤこそ日本製の独壇場となっているけれど(性能低いスタッドレスタイヤはカー用品店も扱いたがらない)、夏タイヤについちゃアジア製の格安品がジワジワ伸び始めた。今やカー用品店に行くと、驚くほど安い輸入タイヤが並ぶ。クルマに興味のない人なら、価格で選んでしまうケースも多いのではなかろうか。タイヤはクルマなどより”違い”をアピールするのが難しい。ただスタッドレスタイヤほどじゃないけれど技術力の差たるや絶大! そいつをどうアピールするか、であります。このままだとジワジワとシェアを奪われていくだろう。

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August 10, 2006

F1とメディア

最近「面白くなくなってきた」と思っていたF1ながら、そんなことは全くありませんでした。やっぱりF1って技術の戦争みたいなもの。キッチリ見るとシビれます。じゃ何で面白く感じないのか? おそらく「伝える側」に大きな責任があるのだろう。今やF1を取材するのはタイヘンである。プレスパスを取るのだって驚くほど高いハードルが存在するのだった。逆に考えるとF1好きで血気盛んな新人記者などは入ってこられない。メディアが”世襲制”を採用しちゃアカンです! こうなると面白いネタや真実なんか出てきません。いや、マンネリ化してしてるだけじゃなく、事実も伝えてなかったりして。そいつを一番感じているのはメーカーじゃなかろうか。ハンガリーGP終了後に行われたホンダの中本氏(エンジニアの責任者)の記者会見が面白かった。かねてからF1の報道に猛烈な不満を持っていたのだろう。控え目な表現ながら、キッチリ砂を吐き出しましたね! なんせ負けてる時は言い訳になるから言えないですから。レース後、複数の場所で聞いた話を総合すると以下の通り。「これまでホンダは作戦が悪いと言われてきました。例えば給油時間の遅さはいつも指摘されてます。しかし事実は違います。TVに表示される給油時間など明らかな間違い。あれはチーム側でもオフシャル側でも無い誰かが適当にストップウォッチを押しているだけで、実際の時間と違う。オフィシャルからレース後に公表される積算ピットインタイムを見れば解りますが、ホンダは常時トップ3に入っている。皆さんから指摘されるようなことはコッチだって考えているし、一生懸命練習してます」。そりゃそうだ。こらもう経済記者がクルマの印象を語るのと同じです。中本氏に限らず、この手の話を驚くほど多く聞いた。もちろん津川氏を始め、素晴らしいジャーナリストだって少なくない。良い「伝道者」や「表現者」を起用しない限りF1は「勝った負けたの報道」(市販車で言えば売れたか売れないか)しか出来ないだろう。日記でもF1情報を。

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F1はやっぱり面白い!

最近「面白くなくなってきた」と思っていたF1ながら、そんなことは全くありませんでした。やっぱりF1って技術の戦争みたいなもの。キッチリ見るとシビれます。じゃ何で面白く感じないのか? おそらく「伝える側」に大きな責任があるのだろう。今やF1を取材するのはタイヘンである。プレスパスを取るのだって驚くほど高いハードルが存在するのだった。逆に考えるとF1好きで血気盛んな新人記者などは入ってこられない。メディアが”世襲制”を採用しちゃアカンです! こうなると面白いネタや真実なんか出てきません。いや、マンネリ化してしてるだけじゃなく、事実も伝えてなかったりして。そいつを一番感じているのはメーカーじゃなかろうか。ハンガリーGP終了後に行われたホンダの中本氏(エンジニアの責任者)の記者会見が面白かった。かねてからF1の報道に猛烈な不満を持っていたのだろう。控え目な表現ながら、キッチリ砂を吐き出しましたね! なんせ負けてる時は言い訳になるから言えないですから。レース後、複数の場所で聞いた話を総合すると以下の通り。「これまでホンダは作戦が悪いと言われてきました。例えば給油時間の遅さはいつも指摘されてます。しかし事実は違います。TVに表示される給油時間など明らかな間違い。あれはチーム側でもオフシャル側でも無い誰かが適当にストップウォッチを押しているだけで、実際の時間と違う。オフィシャルからレース後に公表される積算ピットインタイムを見れば解りますが、ホンダは常時トップ3に入っている。皆さんから指摘されるようなことはコッチだって考えているし、一生懸命練習してます」。そりゃそうだ。こらもう経済記者がクルマの印象を語るのと同じです。中本氏に限らず、この手の話を驚くほど多く聞いた。もちろん津川氏を始め、素晴らしいジャーナリストだって少なくない。良い「伝道者」や「表現者」を起用しない限りF1は「勝った負けたの報道」(市販車で言えば売れたか売れないか)しか出来ないだろう。日記でもF1情報を。

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August 08, 2006

強いのはBSかMIか

今週末はF1のハンガリーGPである。このレース、いろんな意味で今年の終盤を占える内容になると思う。先日も書いた通りミシュランの実力が解るからだ。ちなみにアメリカGPからドイツGPまでは、いつもより気温が高めに推移していた(高め、というよりメチャ暑かったですね)。したがってブリヂストンにとっちゃ有利だったかもしれない。実際良かったです。しかしヨーロッパの熱波は収束。ハンガリーも晴れで25度くらいという予報だ。雨という可能性もあります。この温度でブリヂストンが速ければ、もう最後までミシュランは厳しいんじゃなかろうか。やっぱりモータースポーツでの「勝ち逃げ」って難しい。辛いのがホンダである。最後まで手を抜かないようミシュランを猛プッシュしてるというが、社長を事故で失うなどミシュランそのものも揺らいでいます。さぁどういう結果になるか? ハンガリーGP、ジックリ取材し、最新裏情報を8月26日売りのCT誌でレポートします!

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August 04, 2006

給油は高速道路で

もーいくつ寝ると夏休み……。今日あたり、皆さんウキウキして半分くらい仕事になってないんじゃなかろうか。ということで難しい話は抜きです。夏休み中、高速道路を使って遠出をするなら、ぜひガソリンはSAで入れることをすすめたい。昨日チェックしたところ、市中でのガソリン価格はセルフのスタンドでレギュラー141円のハイオク152円といったあたり(ガソリンを店員が入れてくれるスタンドだと数円高くなる)。しかし高速道路のSAなら8月一杯は沖縄県を除く全国共通でレギュラー137円のハイオク148円。加えて基本的にフルサービスだ。昨日入った関越道の上郷SAは窓も拭いてくれたし空気圧のチェックだってしてくれる。で、137円なのだ! ハイオク仕様に乗っている人も、高速道路の巡航や渋滞路の走行ならレギュラーだって問題無し(但し超高性能エンジンや輸入車の一部などレギュラーは使っちゃいけないとマニュアルに書いてあるモデルを除く)。アクセル全開時のパワーが10~15%落ちる程度で、普通の走り方なら燃費もほとんど変わりません。 

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August 03, 2006

アメリカ売れまくり!

アメリカで日本車が凄いことになっている。正確に言えばトヨタとホンダなのだけれど、多少大げさに表現すれば「タナに何も売るモノを置いていない一昔前のロシアのデパート」みたいな状況らしい。特に燃費の良い2リッター以下のモデルの売れ行きたるや強烈! なんせ7月はカローラだけで4万台以上売れてます。プリウスに至っちゃディーラーで奪い合い状態。シビックだって作るだけ売れるそうな。ビッグ3が売れ行きを落としているSUVさえ「日本車なら燃費良いから」と販売を伸ばしている。「こんなに売れるなんて信じられない!」とトヨタとホンダのディーラーの経営者達は驚いているとのこと。いや、アメリカだけじゃありません。ヨーロッパでも絶好調。1ユーロ120円~130円くらいを予想しクルマの開発や価格設定をしている。それが145円前後で推移。儲かって仕方ないでしょう! これまたトヨタとホンダについちゃ良いタイミングで優れたディーゼルエンジン搭載車をラインナップしたのも効いた。対照的なのが日産。日本だけでなくトヨタとホンダが絶好調のアメリカとヨーロッパで台数を落としてしまったのだ(ルノーも低迷)。今年の秋からアメリカ市場にティーダを投入するというけれど、ホンダもフィットをリリースするなど楽観出来ないと思う。

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7月の販売速報

自販連から7月のメーカー別登録台数速報が発表された。驚いたことに全需は対前年比88,6%と超低迷。つまり11,4%も売れ行きダウンとなったワケ。そんな中、大健闘したのがトヨタ。何と対前年比で94,6%を記録している。前年より台数は落としたものの、エスティマ以降新車を出してないのに販売シェアを上げたのだ。スズキも好調。対して低迷から抜け出せないのは対前年比77%ホンダと同77,9%の日産である。ま、ホンダについちゃ軽自動車が同141%と素晴らしく伸びているし、8月はストリームの販売も上乗せになるから決定的な”暗さ”じゃ無いと思う。されど日産は当面新車がない上、他社が売れ行きを伸ばしている軽自動車まで同85,6%とダウン。深刻であります。プレサージュの大マイナーチェンジを行い、コンラン仕様のモデルなど連発。フーガやティアナなんかTV広告をバンバン流したのだが……。さらにトヨタとホンダが二桁の伸びを見せたアメリカ市場も、7月は16%の大幅ダウン。日産の戦略、世界規模で失敗しつつある感じ。マツダも、良いクルマを揃えたのに82,3%と全需の平均より5%以上悪い。もはや開発陣は「良いクルマを作ったのだから売る戦略を真剣に考えて欲しい!」と怒るべき。さて、7月の数字で最も厳しかったのはスバルだと思う。虎の子レガシィのマイナーチェンジとインプレッサのテコ入れを行ったにも関わらず75,2%という数字。ステラの売れ行きが落ち始めたら日産状態になってしまう。レガシィやR2など良いクルマだけれどアピールしきれていないのだ。ここにきてマーケティング戦略や宣伝方針を変えたのだろうか?

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August 01, 2006

マツダの宣伝

マツダの宣伝を見ていると「どうしてモータースポーツに興味を示さないのに、ラリーごっごしてるんだろ?」と思う。アテンザなんか競技スキーっぽい感じとしているが、完全にラリーのSS風。MPVだってスラロームしてます。アメリカの自動車メーカーの如くモータースポーツをやらないのもいい。だったら走りやスポーティさと全然関係ないブランドイメージを作ればいいのだ。おそらくアメリカの有名大学でMBA(経営学修士)を取ったクルマ好きじゃない人がマーケット戦略を練っているのだろうけれど、全くセンスありません。マツダの開発陣がどんなに出来の良いクルマを作っても日本で売れないのは、マーケット&ブランド戦略が間違っているからである。7月の販売台数を見て数字悪かったら、開発陣は真剣に怒った方がいい。今週半ばに発表される7月の販売台数で、今後の販売戦略の練り直しを迫られるメーカーも少なくないだろう。

Posted by kunisawa at 09:42 AM | トラックバック