読売新聞土曜日の朝刊に「日産が独自のハイブリッドを開発。トヨタとの関係を解消する」という記事が出た。日産は何の発表もしていないため読売のスクープネタだと思うのだけれど、さもありなんという感じ。というかトヨタとの関係解消は決まっていたことじゃなかろうか。正確に言えば2007年春に発売する新型アルティマのハイブリッドの次期型はトヨタ側がシステムを供給する意志を持っていなかった。したがってハイブリッドのラインナップを継続しようとするなら、独自開発しか手はないワケ。興味深いことにトヨタからハイブリッドの技術供与を受けると決まった時期と相前後し、日産も独自のハイブリッド開発に着手している。そのまま市販まで開発を続けるのかと思っていたが、ハイブリッド嫌いのゴーン社長からみると「単なるムダ!」と見えたに違いない。途中で凍結状態になったというウワサ。しかし今やハイブリッド車は21世紀の基幹技術になるイキオイ。ここにきて「このままじゃアカン!」となったのだろう。日産はゴーン社長のおかげで遠回りした。せっかくティーノ・ハイブリッドを市販したのに、ハイブリッド開発チームは解散させられてしまったのだ。 ただ日産の技術力って侮れない。少し時間掛かるかもしれないが、実用化に漕ぎ付けられるだろう。トヨタの進化に追い付くかどうかが最大の課題です。日産と言えばGMとの交渉も大詰めに差し掛かっている。おそらくGM側は「メリットあることだけ提携したい」くらいしか考えていない。一方ゴーン社長の狙いは「GMを立て直し自分の評価を盤石なモノとする」。基本的に難しい話であります。
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