中国の自動車メーカーが日本でスポーツモデルを発売すると日経は報じた。日産やホンダなどと提携している『東風汽車』というメーカーなのだけれど、300万円で三菱のエンジン積む4人乗りのスポーティモデルを来年から2千台販売するそうだ。これを読んだ瞬間、『荒唐無稽』という熟語が思い浮かんだ。売れるワきゃね~でしょう! こう書くと「日本だって最初にアメリカ進出した時は同じようなイメージじゃなかったの?」と言う人もいるだろう。確かに状況としちゃ同じかもしれない。最初に輸出した日本車、酷いモンだったですから。けれどアメリカの人は受け入れてくれたのである。なぜアメリカで売れたのか。価格を低くした、という要因もあったろうけれど、最も大きかったのはアメリカ人の中に日本車を試してみたいと考えた人が居たからだと思う。当初全く売れなかったものの、日本の自動車メーカーは頑張った。やがてオイルショックを期に、燃費の良さが評価され爆発的に売れ始めたのである。オイルショック無ければ、きっと厳しかったと思う。さて、日本に中国車を試してみたいと思う人が年間2千人もいるだろうか。私は案外博愛主義者だし、チャレンジング。けれど中国車に300万円出す余裕ありません。加えて中国の企業を信頼できるかとなれば、無理である。売れなかった結果、逃げ出したらメインテナンスで困ること必至。これくらい失敗確実の事業に出会うの、久しぶり。
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