November 30, 2006

GMのハイブリッド。う~ん

VWがベンツとディーゼルの後処理装置で技術提携することになったようだ。ベンツはアメリカの次世代排気ガス規制『BIN5』(ガソリンエンジンと同じクリーン度が要求される)クリアを目標とした「ブルーテック」と呼ばれる尿素水を使う後処理装置の開発にメドが付いており(走行2~3万km毎に20リッター程度の尿素水を補充する)、それにVWも乗るカタチになるワケ。ベンツにとっても量産効果によるコスト削減効果を期待出来るという寸法。アメリカ市場ではベンツとVWが競合しないため、両者メリットだけ享受出来ます。すでにホンダもBIN5クリアを宣言。何とBMWまでが2008年から北米でディーゼル車を発売するそうな! おそらくトヨタだって1年以内にBIN5クリアのディーゼル技術を発表すると思う。ここで問題となってくるのがディーゼルのライバルとなるハイブリッド。アメリカでの燃料価格はガソリンと軽油がほぼ同じ。したがって燃費をどのくらい向上出来るかで勝負付く。もしハイブリッドが現在のガソリンエンジンより25%程度しか燃費を向上出来なければディーゼルに勝てまい。プリウスやシビックの如く40%以上向上させられるならハイブリッド優勢。さて、現在GMが開発中のハイブリッド、開発目標からして「25%の燃費向上」だって。発売する前から「こらダメだろうなぁ」というイメージであります。

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フォード崖っぷち

フォードがいよいよ最終章を迎えつつある。何と工場やフォードにとって最大の収益源であるクレジット会社、さらにはボルボの株まで担保とし、2兆円の調達をしたのだ。というか担保を入れないと運転資金も確保できない状況。ちなみにフォードの1~9月期の赤字は約8千億円。年間1兆円の大台に乗る可能性も出てきた。今後もリカバリー出来る見込みは立っていない。これ、どういうことを意味するか? 返済するあてもなく、質草を入れてお金を確保したということです。ちなみに有利子負債も20兆円を超えているから、将棋で言えば「詰んでますね」。普通なら「まいりました」という場面なれど、子供の将棋の如く王将が逃げられなくなるまで続けるつもりなんだろう。スッテンテンにならないとみんな納得しないのかもしれない。興味深いのは世界トップクラスの頭脳を持ったフォード経営陣がどういった方法でトンズラするかということ。絶対「フネと共に沈む!」なんてことはしないと思う。「再建出来る」と主張しつつ、突如どこかの時点で逃げるハズ。その時点で個人個人の「取り分」はキッチリ確保しているこに違いない。今回の2兆円も逃げる時に持っていく資金の分を含めた金額だとウワサされているくらいだ。参考までに我が国が抱えている借金は1000兆円。来年の国債発行計画100兆円以上。税収といえば40兆円台。北海道夕張市が破綻したのは、住民がそういう議員を選んできたからに他ならない。破綻してから嘆いたって遅いということです。個人的には「今後の勉強」のため、夕張市を国に頼らず再建させるべきだと思います。

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