ベストカー読者の皆さんは随分と警察に興味があるようで、覆面パトカーなどを扱うと大いに人気を博すらしい。確かに警察は(以下、警察とは交通取り締まり関係を示す)、愛すべき存在である。先日、好対照な二つの体験をしたので紹介したいと思う。警察に対する知識が一層深まれば幸いだ。
まず近所にある練馬区下石神井の駐在さんについて。ひょんなことから中学校のPTA会長に推挙され、4月から引き受けた。面白いモノでPTA会長になると、突如いろいろな情報が入ってくる。今まで一度もハナシなどしたことの無かった駐在さんとも、入学式の時に挨拶をすることになった。で、驚いたのだが、彼は近隣の悪ガキをほとんど知っているらしい。
聞けばけっこう頻繁にパトロールしているという。さらに意外だったのは、事件が起こる前の注意も行い、治安維持に貢献している点。感心した。ハナシも面白かったので、今度講演して欲しいと頼んだら「専門家が揃っている本庁の青少年課を呼ぶので、いつでもどうぞ」だと。仕事熱心の駐在さんがいる地域に住んでいるヒトは、悪いことするとすぐバレるので注意するように。
腹が立ったのは新潟県警の高速機動隊。ディスカバリーに乗り、午後3時頃ヨメと二人で越後湯沢ICに差し掛かった。すると警官がいて、免許証を見せろという。さすがに田舎の警察官だけにアホである。だってそうでしょ? 無免許運転を平気でするような年代ならともかく、ワタシらの年代で無免許運転などするか? 東京だと酒酔い運転のチェックこそあれ、免許証見せろとはいわない。
そこで「見せたくない」と言うと、見せる義務があるとウソを付く。こうなると教育せねばなるまい。ワタシら国民がお金を出し合い警察という組織を作り、治安を守るという役目をして貰っている。そのために権力を与えているのだ。前出の駐在さんみたいな仕事ぶりだと、同じ仲間として評価するし、協力もしたい。
でも越後湯沢型の警官は、見境なく吠えまくる番犬みたいなもの。番犬は不審者に向かいホエればいいのであって、善良な御主人サマにキバを見せたらアカン。昼間に夫婦でクルマに乗っていれば、誰が見てもマトモである。それに対しキバを見せた上、怯まないとなれば「アンタ無免許だろ!」だって。
長期戦の構えで教育するため「環境に悪い」とエンジンを切ったら「環境より時間のムダでしょ? アンタもヒマだな」とのたまう。躾(身を美しくすると書いて”しつけ”と読む)の悪い番犬を教育することは、国民として大切なこと。時間を掛けないとイケナイ。この時は20分ほど教育した後、警察手帳を掲示させ、その代わりに免許証を拝ませてやった。
交通警察の態度があまりに悪いのは、国民の教育のせいだと思う。免許証を見せろ言われた時、素直に受けていないだろうか? 最低限でも警察手帳を掲示させて欲しい。むこうが手渡さないならコチラも免許証を渡す必要はないだろう。急いでいない時は、ぜひとも「そんなヒマがあるなら悪いヤツを捕まえろ」等と教育するのもよし。最近、警察は忙しくて明白な犯罪も後回しにするそうな。昼間の高速道路で検問やるくらいなら、もっとやるべきことあるでしょ?
教育する場合、冷静を保つこと。あくまで怒るのでなく、冷静に叱るのだということを忘れずに。教育したら、最後に免許証を拝ませ御主人サマだと認識させること。最初に拝ませると「早く行け」などと言われ教育を聞かないので注意するように。大蔵省を始め、腐った役人がいるのは国民のせいでもある。
参考までに書いておくと、欧米の警察が何の容疑もナシに免許証の提示を求めることは皆無。「無免許の疑い」という途方もないデッチあげなどしない。駐車違反や速度取り締まりも、本当に危険度のある場所から行う。日本の交通警察も、どうか駐在さんのように信頼され愛される存在となって欲しいものだ。