先日、大きなバイク借りて、ひさしぶりにロングツーリングをした。あまりに天気が良かったから、河口湖で行われたエル・グランドの試乗会から幕張のラウム試乗会にナダレ込んだのだ。「ウデは衰えてないな!」と思いつつ、環8と首都高が立体交差する上高井戸の交差点で信号待ちしていたら、何と! まっ正面からノロノロと軽貨物がくるじゃないの。
後で聞いてみたら、Uターンしようとしていたらしい。「アンタドコ行くつもりなの」とヒョウロンしてる間もなくドン!幸い軽貨物が歩くくらいの速度だったこともあり、前から押されたくらいの衝撃だった。ただバイクはゴロンと倒れ、ワタシも環8の路上で仰向けに転がるハメに。というワケで、今月は『軽い事故に合った時の対応方法』のハナシ、ざんす。
●事故直後 お互いにぶつかった位置を確認し、とりあえず交通のジャマにならない場所に移動。保険を使うというから携帯電話で110番する。出た警察官は、とうていプロと思えないヤツだった。環8と首都高の立体交差下と言ってるのに「住所は?」と聞く。周囲を見回しても住所表示はないので、そう言うと「歩いて探してこい」だと。相手が逃げたらどうするの? 110番通報に掛かった時間は10分25秒(携帯電話の表示による)。これじゃ凶悪犯罪なんか捕まえられないよな。
●交渉 警察が現場に来る前に損害賠償についての相談をしておくといい。今回は相手が100%悪いと認めていたのに、たまたま相手の同僚が通りがかり、イキナリ「アンタも悪い」などと言い出したでないの。いわゆるバカな入れ知恵をするヤツである。これで加害者の気が変わるようなら、ケガもしてることだし人身事故扱いにしてやろうと思ったが、相手は同僚を無視した。第3者を入れるとたいてい複雑になってしまう。それに事故の賠償をするのは保険会社。自分が悪いなら、素直に認めた方が処理も簡単だ。
●事故検分 物損だけの時は免許証や車検をチェックし、事故形態のレポートするだけ。検分が終わって帰る時も「警察は仲裁する機関でないから当事者間で解決してください」でサヨナラ。ムチャクチャである。今回の事故も原因は相手の前方不注意。事故まで起きてるのに、全く加害者に対するお咎めはなかった。これじゃ加害者も悪いことをしたという意識を持たないでしょう。
●修理 保険会社と連絡を取り合い、修理する業者を決める。ディーラー以外の工場に出したりすると、モメることも。事故となると突然修理代金が上がる悪質業者もいるためだ。もちろん正規ディーラーならOK。代車が必要なときは、その分も請求出来る。物損の場合、コレで事故処理は終了。
*1 軽微な事故の時に迷うのが、警察に届けるかどうか。上で書いたように、軽微な事故なら単純に事故証明を出すための手続きに過ぎない。しかも保険会社によっては、事故証明ナシで処理してくれるところも多いようだ。相手がキチンとしたヒトで保険にも入っており、修理してくれるというなら警察に届けなくても問題ないと思う(自分の保険会社に事故証明が必要がどうか確認しておくこと)。
*2 相手が責任を認めず保険にも入っていない時は、いわゆる”取り立て屋”に頼むケースもあるようだが(コワモテのお兄さんが乗り込む)、まっとうなヒトならやめておくこと。職場や自宅に毎日電話したり、内容証明付きの請求書を出す程度で話し合いに応じると思う。相手が怪しいヤツなら法的手段に出ること。その際は訴訟費用も損害金額に乗せれば自腹を切らずに済む。
事故は加害者なら誠心誠意をつくし、被害者になった時は儲けようと思わないこと。それが正しいニンゲンである。逆をやると必ず遺恨を残す。