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オイル関連レポート

オイル選びはどうすりゃいいの?

オイル添加剤「モーターレブ」

「モーターレブ」(弟子レポート)

交換サイクルについて(KURE)

クルマにサプリメント!

エンジンオイルの交換時期って……

「2000年6月7日 af誌掲載記事」より

 皆さんオイル交換って、どうしてるだろうか? おそらく「3千km毎に交換するのが理想だと解ってるけど、5千kmに一度くらいかな?」といったイメージだと思う。実際、今まではそう言われてきたし、ワタシらヒョウロンカも「なるべく早いタイミングで交換してね」と書いてきた。しかし、である! どうやら世の中変わったらしい。1万kmくらい走っても、全然平気らしいのだ。いや、メーカーによっちゃ2万km走ったって大丈夫とか。おいおいホントかよ!
 なんでそんなこと解ったのかといえば、輸入車ディーラーが始めた「新車で購入したバアイ、3年間はメインテナンス無料ですよ」なるサービスによってです。ワタシの知り合い、ベンツを新車に交換した。聞けば購入後3年間はオイル交換も無料だという。それまでディーラーに言われた通り3千km毎にオイル交換してきた知人、大喜びだったそうな。購入後、定期点検に出すと、いつまで経ってもオイル交換してくれない。5千km走行後、不安になって聞いてみたら「メーターパネルにオイルのランプが点灯するまで交換は不要」という答え。

 8千km走ってもランプ点かなかったりして。ディーラーに聞いたら「まだ大丈夫ですよ」。この時点でワタシに電話してきた。おいおい、どうなっとるんだ、と。ウチにあるベンツの取り扱い説明書をチェックしてみたら、オイル交換時期は「1万kmまたは1年」が指定されている。無料サービスだから、きっと説明書通りのタイミングで交換するんじゃないか、と答えて電話切る。数ヶ月後「あのさ、1万3千kmになったのに交換してくれない。だから自分で交換したよ。ズルいよな」。
 そりゃズルいじゃないの! と意気込んで調べてみた。するとどうだ! 前述のごとく世の中の常識からして変わっていたのである。新しい常識では2万km以上無交換ということさえありうるらしい。じゃ3千kmでオイル交換してきたヤツぁゴクロウサンってことか? 悲しいことにそうです。厳しい修行してきたなぁ〜、サクサク説明しよう。まずオイル交換の意義だけれど「潤滑性能を維持するため」だ。ガソリンスタンドで「汚れてますよ」と言われると、なんだか不安でしょ。

 ここでモンダイとなるのは「オイルの劣化とはなんぞや?」というコト。汚れている=性能低下なのかとなれば、どうやら違うらしい。汚れてるように見えても、オイルとしての性能にゃ影響ないとか。じゃナニがダメなのか? 使用しているウチ徐々にオイルは酸化し、粘度が増してしまうのだそうだ。こうなると潤滑作用低下し、最悪のケースだと焼き付きを起こす。したがって酸化したら交換時期ということになる。そこでメーカーは考えた。酸化したことを判断出来れば、無駄なオイル交換することないと。
 無料サービス付きのベンツは、オイルの酸化サンサーが付いている。常時オイルの状況をチェックし、酸化=劣化してきたら新品に交換するようランプ点灯させるようなシステムにしたのだ。具体的にはどのくらい無交換で走れるだろう。ごく普通の使い方をしている限り、楽に2万kmくらい持つそうだ。今まで6回もオイル交換してたのに……。このタイミングだって早めの交換だと言う。疑い深いジャーナリストとしちゃ、まだ納得しがたい。

 そこでエンジンの専門家に聞いてみた。「オイルの酸化原因は2つあります。エンジン始動し、暖まるまでガソリンがピストンなどの隙間を伝わってオイルと混じってしまうこと。排気ガスの一部がオイルと接触し酸化することです。しかし後者については10年くらい前から大きく改善され、劣化の原因にならなくなっています。前者はチョイ乗り多く、しかもエンジン冷えてる状態でアクセル全開、といった無茶な使い方しない限り、ほとんど心配ありません」だって。
 どのくらい持つのか聞いてみたトコロ「2万kmくらいなら大丈夫です。いろんな実験やってますけど、2万kmで劣化したことはありません」。3万kmくらい平気なことも珍しくないそうだ。ただ劣化センサーの無いクルマだと、オイルの状況は不明。もし劣化していたら焼き付く。そこで余裕を2倍以上考え、1万kmという交換時期が指定されているのである。結論から書くと、オイル交換は1万km毎で十分。チョイ乗りしないヒトなら、1万5千km毎でも平気だと思う。
 ただオイルの量は厳重に守らねばならない。交換しなくても平気だ、と思いこんでしまうと、減ったのにも気付かなくなってしまう。そら怖い。やはり千kmに一度くらいはオイルの量をチェックし、足りなかったら補給して下さい。それにしても、だ! ずいぶんオイル代で無駄な出費してきたものである。考えてみればオイルも石油資源。使用量少なければ少ないほど地球にやさしい。それに交換する数が減れば、多少贅沢なオイルも入れられるようになるというもの。次は多少フンパツしてみますか!


「ベストカーのコラム」より 

 ワタシのHPにはいろんな質問が寄せられる。その中で「こら調べなくちゃならんなぁ」というテーマも多数あったりして。今回取り上げた「オイル交換のタイミング」などは、なかなか核心を付く鋭い質問だった。HP上だけで答えるのはもったいないから、数多くのクルマ好きの情報にしたいと思う。さて質問の内容は「メルセデスケア付きのクルマを買ったら、オイル交換はランプが付いてからでよろしいと言われた」。
 聞けば、長い間「オイル交換は3千kmに一回くらいがクルマにイイですよ」とディーラーからすすめられていたため、1回1万円前後のお金を払ってやってもらっていたそうな。新車のベンツに乗り換え、メルセデスケアとなった途端「ランプが付くまで無交換です」に変わったという。そしたら1万km走ってもランプ付かない。ディーラーで交換して下さい、と頼んだら「有償になります」との答え。どうなってるのよ?

 BMWのサービスフリーウェイも1万km以上オイル交換しないプログラム。ホントに大丈夫なのか? 調べてみました。答えは意外なことに「ランプが付いてから交換すれば問題ありません」。理由聞いた。「新しいクルマにはオイルをチェックするセンサーが付いています。粘度の変化やエンジンに影響与える汚れを感知した時ランプを点灯させるようになっています」。だから大丈夫とのこと。
 だったら今までの3千km毎はウソやったんか? 説明を聞く限りウソだったらしい。3千km交換をすすめていたオイルと、ランプ点灯するまで換えなく良いオイルは同じもの。確かにクルマに付属の取り扱い説明書を見ると、1万kmくらいの交換サイクルが規定されている。たまたま借りているアヴァンシアのマニュアルによれば「1万kmまたは12ヶ月を目安に交換すること」とあった。

 ただしそれと別に「シビアコンディション」というのが定められており、チョイ乗り多い、とか雪道走行多い、とか飛ばす、的使い方するなら5千kmまたは6ヶ月となっている。質問してきたヒトはチョイ乗り多く、雪の降る地域。なのに1万km以上走ってランプが付かないそうな。こうなってくると「ホントに大丈夫かいな?」と疑問になってきますな。しつこいヒョウロンカだからして、もっと調べてみました。
 解りましたね。とりあえずベンツケアの「ランプ点灯時」や、BMWサービスフリーウェイの交換タイミングでも問題ないらしい。ただし保証期間内に壊れることはない、という意味。保証期間を過ぎてしまえば、壊れてもメーカーとしちゃ責任無いワケ。必要以上に寿命を持たすこともない、ということなんだろう。疑えば、壊れてくれた方が乗り換え進み、新車売れるってことか?

 したがって3〜5年でクルマを乗り換えるヒトだったら、ベンツケアで何ら問題ないと思う。でも「長く使いたい」とか「クルマのコンディションを長い期間キープしたい」というなら、やっぱり自主的にオイル交換することをすすめる。タイミングは取り扱い説明書を基本にすればよかろう。すなわち、普通に使うなら1万km/12ヶ月。シビアコンディションだと、その半分だ。
 ワタシはこれまで6千km/8ヶ月くらいをメドにオイル交換してきたが、コレで正解ということになる。ベンツケアもサービスフリーウェイも、クルマを大切にしようとしたら、使うべきでないかも。それにしても3千?でオイル交換してきたヒトの怒りはどうしたらいいの? ディーラーもずいぶんムダ遣いさせてきたのね。