たまにヒトのクルマに乗ったりすると「どわ! タバコ臭い!」と思うことがある。本人は解らないらしいけど、客観的にヒョウカすると辛抱タマランです。ちなみにコドモがクルマに乗って酔う最大の要因って、ニオイ。ワタシも小学生くらいの頃クルマで酔ったけど、やっぱりニオイが決定的だった。なんたって走って無くてもゲロ吐いちゃうんだもの! 本来乗り物酔いは、動くことによって三半規管が「気持ち悪いよ!」という判断して起きる。ニオイじゃいわゆる乗り物酔いなどしません。
 考えてみるに、クルマの中は非常に条件が悪い。クルマのシートとかって、夏場は汗吸ったりするのに洗濯せず、何年もそのまんま。エアコンだってビショビショに濡れた上、いろんなホコリなどが付着する。雑多なバイ菌も繁殖してることだろう。ニオイ=バイ菌でもあるから。特に中古車を買った時なんかキモチ悪い。自分のニオイやバイ菌なら許せるけど、知らないヒトのニオイやバイ菌は絶対イヤです。個人的な意見を言わせてもらうと、他人が触った皮巻きハンドルも猛烈にキモチ悪いと思う。

 ということで中古車で買ったバアイ、これまで納車されたその日に除臭作業してきた。カー用品店に行くと「除臭スプレー」というのがある。そいつを買って使うワケ。おすすめはスプレー缶を1本まるまる使うタイプ。内気循環モードでエアコン最強にし、10分くらい放置するというヤツだ。今まではコレでけっこう納得していた。一応イヤなニオイは取れるので気分よい。先日、越後湯沢のスキー合宿場に置いておくクルマ(中古車)を買ったので、早速脱臭することに。
 しかぁし! 以前ベンツをコーティングしてもらってからすっかりクセになった『ポリッシュファクトリー』に別件で寄ったら「プロ仕様の強力な除臭機ありますよ」だって。聞けば「オゾン脱臭」というらしい。システムとしてはスプレー缶の除臭と同じ。内気循環にしてエアコン最強。室内で液剤を噴霧する。ただ専用の液剤を使うことと、その量が全然違うこと。まぁ試してみましょう、ということで早速やってもらった。

 作業自体は簡単。脱臭機を室内に置き、液剤入れてスイッチオン(クルマのサイズによって液剤の量が違う)。後は噴霧されるのを待つだけ。外から見ていると、加湿機を親玉みたいなイキオイで湯気みたいなのが出ている。しかもハンパな量でない! ダッシュボードのあたりなど、ほとんどビショビショ。おそらくエアコンのエバポレーター(ラジエターみたいなモノと思えばいいです)もヌレヌレになり、汚れはドレンパイプから車外に流れ出ていることだろう。
 あれだけの量の液剤が車内に噴霧されれば、少なくともエアコン関係のダクトは全部液剤の霧で覆われるし、シートの表皮なども脱臭&除菌効果のあるオゾンまみれになる。オゾンと聞くと健康に良いイメージあるけど、ジツは違う。どこでどう間違ったのか「キレイな環境=オゾンたっぷり」になってしまっているけど、今や汚染された大気の指針にもなるほど。誰かがオゾンの持つ除菌効果のみがクローズアップし、そいつを拡大解釈したんだろう。とはいえ今回のオゾン脱臭、人体には無害なので安心してください。

 で、効果はどうか? これがこれが、ざんす。脱臭作業終了後、室内に入ってみると、それまでタバコ臭かった車内と思えない。少なくともタバコのニオイはしなくなった。ワタシは生まれてから一度もタバコ吸ったことないので、ヤニ臭さにゃ敏感。ムカシ、タバコ吸う女の子と激しくチューしたら、もう死にそうになってもうたです。その後一度も絶対タバコ吸う女の子とチューしてない。閑話休題。いや〜新車と同じようなニオイになった。こら見事だ。
 それから3週間ほど経過。梅雨の時期ということで条件は悪いけれど(除湿のためエアコン使うのでバイ菌も繁殖しやすい)、不快なニオイの類がしなくなった。新車時と同じ”いわゆるクルマのニオイ”のみ。ウチのコドモは中学生で臭いクルマをエラく嫌うけれど(広報車を借りてきても絶対に乗らない)、オゾン脱臭したら平気になった。ニオイが気になるなら、ぜひとも試して欲しい。作業に掛かる時間は30分程度。所沢近辺ならポリッシュファクトリーでやってもらうと5千円なり。その間、頼めば無料で塗装のチェックなどしてくれる。

 自分でやるなら、市販の1缶まるまる使うタイプの脱臭スプレーがおすすめ。コツは「クルマのサイズによって複数使う」こと。小型車で2缶。Sクラスくらいの大型車なら、一度に2缶ずつ放出し、2回連続で使うと効果大。ケチッて一缶だけだと、完全に除菌&除臭出来ず、すぐニオイが再発してしまう。また、雨が続いたら、たまに強いヒーターを入れてやると、カビの発生を抑えられます。カビはゼンソクにも良くないので注意しましょう。