レポート:国沢幸生

ポーラ美術館

星の王子様ミュージアム

プレミアムアウトレット

3)ドライブして実用燃費を計測しました

素敵なクルマと素敵なカフェ。さりげなくそこに、確実に光る存在感。

 天気の良い日に、お気に入りのクルマに乗って素敵な所までドライブ。幼い頃、そんなことはまるで夢の様で、まさか実現できるなんて思ってもみなかったのです。免許を取得して早2年。家には新登場したばかりのクルマ、R2。ぽっ、と暇の出来た金曜日。急に友達を捜すのも大変だし、ごたごたと予定を立てるのも煩わしい。それならば行きたかった箱根の仙石原にあるPOLA美術館へスーラを観に行こう、と母を誘ってみました。珍しく流れの良い環状八号線を通り、東名高速に乗り込む。トラックが多くて乱暴な運転に文句を言いながらも、少しアクセルを踏み込んで「軽のクセに追い越し車線走っちゃうもんねっ」と、ついつい雲一つない青空に触発されたかの様にスピードを上げる。そういえば、今、R2は「エコモード」で走行中。そっか、こうやってスピードを上げていても、このクルマは「地球に優しい中!」なんだなぁと思ってみたりする。そう考えると、回りを走ってるクルマの燃費があまり良くなさそうだったり排気ガスだったりがいつもよりも気に掛かってしまったのでした。

 自宅を出て2時間ちょっとで御殿場IC。そしてお昼前に箱根に到着。空いたおなかを抱えつつも、とりあえずは山道に沿って美術館まで。目的は、6月1日まで催されている「色彩の瞬き・スーラの点描主義からマティスのフォーヴィズムまで」と題された企画展。何を隠そう、気付けばPOLA美術館はおろか箱根に来たのも今日が初めて! 澄んだ空気の中に透明のガラス張りで作られた素敵な美術館は、綺麗な色合いの自然と調和していて久しぶりの長距離ドライブも空いたおなかも忘れてしまう程。来てよかったなぁと早くも感じながら、クルマを駐車場に入れる。母は隣で心配そうにもうちょっと左、とかハンドル切ってっ、と騒いでいるけれど、未だにバック初心者として軽のアドバンテージである「駐車のしやすさ」を感じる瞬間です。

クルマの内装はシンプルで快適な空間を与えてくれる。視界も広くて良いのだ。

 企画展、常設展共にゆっくり閲覧し、大好きなモネやセザンヌを堪能。美術館への道の途中にあった「星の王子様ミュージアム」のカフェーにてランチを取ろう、と2〜3分の道のりを進む。それにしても、なんて可愛いの、このミュージアムの外観! POLA美術館のモダンな印象とは逆に、フランスの田舎のちょっとしたお店、という風貌。ランチはキッシュやスープ、カレーなど。ついでにチーズケーキもオーダーしちゃったりして。ドライブも、美術館見学も、結構体力使うんですもん。お店を出て、R2とカフェーの外観が異様にマッチしているのに気付く。そういえば、R2は日本のクルマなのにヨーロッパっぽいところを多分に持ち合わせたクルマ。ワールドワイドに、主としてハード面で活躍するスバルが作り上げた「ソフトなクルマ」が、R2なんだなあぁと思います。優しいフォルムや小さいボディ、愛嬌のあるフロント。自然の中や、街の風景に素直に溶け込んでくれる。さっき美術館で観た様な絵画の中に、さらりと描かれていても不思議じゃない気がするんだなぁ。

 芸術鑑賞でアタマもすがすがしいし、おなかもいっぱい。箱根の自然も味わったし、さて残りの時間をどう使おう? なぁんて言って、実は母と同じことを考えていました。「御殿場プレミアムアウトレット」であります。外国のショッピングモールさながら、各国のブランド品から人気メーカーまでがたっくさん入った国内最大級のアウトレット。最近忙しくて買い物もしていないせいか、久しぶりにするショッピングに夢中になるハハとムスメ。お目当てのお店でうはうはのお値段で品物を買い、気付けば二人とも両手にショップバック。あらあら、一体いつの間に?? 夕方になって風が強くなってきました。暖かくなってきたといっても、やはり季節はまだ3月。暖をとってから帰ろう、とアウトレット内のウエスタン風カフェでコーヒーを飲む。 R2のドリンクホルダーにカップを収め、知らない間に増えてる荷物をトランクに載せる。さてさて、もっとのんびりしたいけど、おなかを空かせた父とムスコが待つ家に帰りますかぁ、と帰路に付く。あたりは夕暮れ。太陽がキレイに落ちていくのが見えました。東京の空においてはビルの隙間から「さよぉならぁぁ〜」といつの間にか消えてしまう太陽だけど、こういう自然の中でのそれはとても堂々たるもの。高速道路を気持ちのいいスピードで流れに乗る。あなたが運転してると緊張して助手席で眠るなんて出来ないわぁ、なんて言われるけど、母と車内での居心地の良い小さな空間で他愛ないおしゃべりが出来るのってとってもシアワセなんだなぁと思いました。

「えへへ、こんなに買っちゃった〜、お支払いはパパ、ヨロシクッ★」

 帰路も約2時間ほど。箱根って、温泉旅行というイメージがあったけどなんてことはない、日帰りでこんなに楽しめる場所にあるんだなぁと驚き。でも、さらに驚きだったのは往復した今回のドライブの安上がりさ。237km走ってガソリン代がなんと驚異の1233エン! 信じられないお手軽さ。さすが「エコモード」だけあります。軽自動車だから高速道路料金も2割安いし。2時間くらいの距離を運転するとなるといつも疲れてしまうんだけどR2独特のフィット感漂う居心地の良さや音の静かさ、そして「可愛いクルマに乗っている」という気持ちの良さも手伝って、楽しい一日を過ごすことが出来ました。またこのクルマに乗って、ちょっと遠出して気になる美術館までドライブしたいなぁと思います。

・237kmで12,36L。燃費は19,17km/L