おろろろろ! BMWの割にゃ頑張ったじゃないの! と思ったのが318iツーリングのオネダン。もはやサイドエアバッグから電子制御ABSまでフル装備にも関わらず393万円なのだ。ライバルたるベンツC200ワゴンは、ベーシカルな装備内容なのに加え、カンペキに一世代前の衝突安全性しか確保していないのに405万円する。商品力としちゃ圧倒的に3シリーズでしょう。
カタログスペック見たらパフォーマンスはイーブン。残念ながらワゴン同士の比較データじゃないのだけれど、ベースとなったC200セダンの最高速200qに対し、318iが202qとなる。C200ワゴンで197qだから、318iツーリングだと200qを少し下回る程度か? いずれにしろデータ上はBMWのリード。おそらくスペックで比較すると、C200に勝ち目はない。
乗るとどうか? ボディの剛性感や静粛性、乗り心地など、どの分野をとっても318iは素晴らしい仕上がり。もはやクラシックになってしまったC200から乗り換えたならば、中古車から新車に変えたような気分にさえする。きっと318iを買う際、C200と比較するだろうけど、迷うことはない。少なくともワタシなら衝突安全性の違いだけで318iを選ぶ。そのくらい、最近の進化は大きいのだ。
じゃ318iで満足したか?と聞かれたら、途端に返事が気弱になってしまう。やっぱしパンチがないです。ボディ重量1***sもある! 一方、エンジンは1,9リッター118馬力ぽっち。こらもうマークUに1,8リッターエンジン積んだのと同じ。空力良いボディに助けられ最高速だけ伸びるも、ハンドル握った箱根の山道じゃ元気なミニバンに負けた。もちろん軽いボディに136馬力エンジン積むC200より遅い。
走り自慢のBMWで遅かったらキョウザメ。大いにフラストレーション貯めつつ328iに乗り換えてみたら、こら速い!最高速230qオーバーの実力はダテでなかった。ハンドリングもワゴンボディを感じさせない仕上がり。テールスライドこそ制限されてしまうが、軽快にワインディングロードを駆け抜ける。多少高くなってしまうけど、クルマ好きなら328iを買うべき。
肝心のラゲッジスペースはどうか? 結論から書くと「まぁまぁでんな」だ。猛烈に狭いアウディA4ほどでないまでも、C200ワゴンより狭い。日本車ならプリメーラと同じくらいか。レガシィクラスのワゴンをイメージするとガックリするだろう。かといって実用に耐えないかとなれば、そんなこともない。大人4人でスキーに行くくらいの荷物ならキチンと積み込める。星一つ付けとく。