・古いデータあるのですが、5インチから落とさねばならないのでしばしお待ちを。とりあえず、ということで。

<RX−7/FD>
 世界で唯一のロータリーエンジン搭載車がRX−7である。エンジンは、レシプロに換算すると2000t(654t×2ローター)。したがってボディサイズはNSXやスープラと比べ、一回り小さい。そのためかハンドリングもキビキビしており、まさにスポーツカーといった雰囲気。300万円少々で買えるスポーツカーとしては依然として世界最強の実力を持つ。気になる燃費も大幅に改善され、今や100q巡航ならリッター当たり10qくらい走る。うれしいのは1250sという車重だ(RZ)。RX−7はボディサイズを押さえるのと同時に、グラム単位での軽量化を行っている。「開発スタッフが第2次世界大戦の名機である零戦の残骸を見学し、その軽量化に対する当時のエンジニアの執念に感銘を受け、強力な減量作戦を行った」というのは有名な話。

 走りはどうか? RX−7に搭載されているのは文字通り”最終スペック”のロータリーエンジン(後継モデルの開発はストップしている)。車重1250sに対し最高出力は265馬力もあるので、NSXに匹敵する動力性能を発揮する。ターボもシーケンシャルタイプのツインターボなので(低回転域を犠牲にせず高回転まで使えるようにするメカニズム)低回転から8千回転のレッドゾーンまでスムースに回りきる! 相変わらず微妙なアクセルコントロールを受け付けてくれないけど、これまたRX−7の味。しかもトップエンド2千回転のフィールと音は、レシプロにも負けない雰囲気だ。逆にここまで回せないヒトには「スポーツカーはツインカムじゃなきゃだめだ!」となるかもしれないが……。クルマ好きならぜひとも一度はロータリーエンジンを体験しておいてみなければなるまい。おすすめグレードは397万5千円のRZ。走りを追求するため大径のハードダンパー、トルセンLSD、フロントストラットバーのような”半レーシングパーツ”まで組み込まれている。