バックオーダのR33GT−Rをお送りします。なおお預かりしたディスクは
89−95までのファイルのためZ31はありませんでした。
またエグザンティア、等は現在探していますが、外車はディスクが
別れていないためかなり大変です。

ちなみに父親は日産党で今でも32スカイラインに乗っています。
それでは。

R33GT−Rその1(ここから)−−−−−−−−−−−−−−−

ルーキーにとっちゃ少々手強い相手ながら、やっぱしGT−Rは魅力的な存在だろう
。買うのは難しいかもしれないが、どんなクルマなのか知って置くとよろしい! い
つかはハンドルを握るチャンスもあると思うぞ。
 まずはハード面の紹介をしてみよう。基本的なメカニズムは旧型GT−Rをそのま
ま引き継いでいる。自主規制リミット一杯の280馬力を発生する直列6気筒260
0tのツインターボエンジンを搭載し、後輪を駆動。ホイールスピンを感知すると、
コンピュターが演算。前輪にも最適なトルクを配分するというものだ。こういったシ
ステムは、旧型を改良したものを使う。
 最も変わったのはベースになった車両かもしれない。旧型は開発の途中でGT−R
を作る構想が生まれた。本来なら搭載するエンジンも2000tターボまでのつもり
だったらしい。そこに重い2600tツインターボを搭載したんだから無理もあった
ろう。新型のバランスは申し分無し。最初からGT−R用の2600tターボを搭載
することを想定してあるのだ。しかも車重は50sしか増えていなんだから凄い。空
力はCD値で0、40から0、35に向上。ボディサイズが大きくなっても絶対的な
空気抵抗は少なくなっており、最高速も上がっている。おそらく新型は250qを軽
くオーバーすると思う。



 新たに加えられた可変式リアスポイラーは、4つの角度を選べる。最高速を稼ぐと
きは最も下にセット(この状態でCD=0、35)。ダウンフォースが欲しい時は立
てればよい。最も立てた状態にするとCD値は0、4に悪化するが、ダウンフォース
は200q/hで200sに達するそうな。レーシングカー並だな。これだけダウン
フォースが掛かればハッキリ違いは解るだろう。
 また、旧型ではVスペックだけに装着されていたブレンボのブレーキと17インチ
の245/45タイヤが、全車標準装備になっている。これで価格据え置きはたいし
たモン。タイヤの銘柄はGT−RがポテンザRE010。Vスペックにエクスペディ
アS−07をセット。Vスペックはサスペンションも一段とハードになっているから
、タイヤ剛性が高いエクスペディアを要求するのだろう。

 
 乗った感じはどうか? 結論から言えば完全に脳ミソを溶かされてしまった。試乗
するまでは「旧型GT−Rを速くしたようなクルマじゃなかろうか」と思っていたら
、全然違う。速くなったのはもちろんだけど、一番の差は「誰がハンドルを握っても
楽しいこと」。旧型GT−Rも間違いなく速いクルマである。しかしながらサーキッ
トで良いタイムを出すのは非常に難しかった。理由は簡単。コーナーに進入する速度
が、限界をわずか2q超えただけでアンダーステアになってしまうためだ(限界以下
なら問題ないけど、それじゃタイムは出ない)。
 この状態になったら、アクセルを戻して前輪のグリップが回復するまで待つしかな
い。サーキットで一度でもミスをやったら、すぐコンマ5秒くらいは失ってしまうこ
とになる。普通のクルマなら軽いアンダーステアになる程度のオーバースピードでも
、GT−Rにとっちゃ致命的なワケ。

 ワインディングロードだと事態はさらに深刻。オーバースピードでコーナーに入っ
てアンダーったら恐い。かといってスピードを落とし過ぎたら、これまた「もっと攻
めりゃよかった!」と欲求不満になるな。そんな具合で旧型GT−Rの場合、速いこ
とは速かったが「乗って楽しいか?」ということになるとイマイチだった。
 新しいGT−Rはそうじゃない。徹底的に楽しいのだ。例えばオーバースピードで
コーナーに入ったとしよう。ハンドルを切りつつブレーキングすれば、リアがきれい
にスライドしてくれる。つまりコーナリングしながら速度を落とせるワケだ。スライ
ドも唐突でなく、驚くくらいマイルド。ゆっくりカウンターを当てても間に合う。
 限界以下の速度でコーナーをクリアしても、コーナーの立ち上がりが強烈に面白い
! 旧型はアクセルレスポンスが悪かったためか、コーナーを限界ギリギリに速度で
クリアしないとパワースライドしなかった。ちっともドラマチックじゃないのだな。
新型はレスポンスが素晴らしく良好で、ハイパワーのFRみたいにテールスライドし
てくれる。

 スライドしても恐さはない。ビビッテてアクセルを戻せば即座に姿勢は回復するし
、気合いを入れて踏めばアテーサE−TSが威力を発揮。前輪に最適なトルクを伝え
てくれるから、ドリフトしつつ見事狙った方向に走ってくれる。今回の試乗会は筑波
サーキットで行われたけれど、全てのコーナーでテールを流しまくってしまったのだ
った。
 感銘を受けたのは、こんなにコントローラブルになったにも関わらず旧型より速く
走れること。旧型GT−Rのラップタイムは、ボクで1分7秒前後。言うまでもなく
このタイムを出すには相当苦労する。新型GT−Rはヘロヘロ乗って1分6秒1。楽
しさまで考えれば圧倒的な違いだと思う。

                                      
                              
R33GT−Rその2(ここから)−−−−−−−−−−−−−−−

 新しいGT−Rに乗ったら完全にマイッてしまった。試乗するまでは「旧型GT−
Rを速くしたようなクルマじゃなかろうか」と思っていたら、全然違うじゃないの!
 速くなったのはもちろんだけど、一番の差は「誰がハンドルを握っても楽しいこと
」なのだ。説明しよう。
 旧型GT−Rは間違いなく速いクルマである。しかしながらサーキットで良いタイ
ムを出すのは非常に難しかった。理由は簡単。コーナーに進入する速度が、限界をわ
ずか2q超えただけでアンダーステアになってしまうためだ(限界以下なら問題ない
けど、それじゃタイムは出ない)。
 この状態になったら、アクセルを戻して前輪のグリップが回復するまで待つしかな
い。サーキットで一度でもミスをやったら、すぐコンマ5秒くらいは失ってしまうこ
とになる。普通のクルマなら軽いアンダーステアになる程度のオーバースピードでも
、GT−Rにとっちゃ致命的なワケ。



 ワインディングロードだと事態はさらに深刻。オーバースピードでコーナーに入っ
てアンダーったら恐い。かといってスピードを落とし過ぎたら、これまた「もっと攻
めりゃよかった!」と欲求不満になるな。そんなワケで旧型GT−Rの場合、速いこ
とは速かったが「楽しいか?」ということになるとイマイチだった。
 新しいGT−Rはそうじゃない。徹底的に楽しいのだ。例えばオーバースピードで
コーナーに入ったとしよう。ハンドルを切りつつブレーキングすれば、リアがきれい
にスライドしてくれる。つまりコーナリングしながら速度を落とせるワケだ。スライ
ドも唐突でなく、驚くくらいマイルド。ゆっくりカウンターを当てても間に合う。
 限界以下の速度でコーナーをクリアしても、コーナーの立ち上がりが強烈に面白い
! 旧型はアクセルレスポンスが悪かったためか、コーナーを限界ギリギリに速度で
クリアしないとパワースライドしなかった。ちっともドラマチックじゃないのだな。
新型はレスポンスが素晴らしく良好で、ハイパワーのFRみたいにテールスライドし
てくれる。

 スライドしても恐さはない。ビビッテてアクセルを戻せば即座に姿勢は回復するし
、気合いを入れて踏めばアテーサE−TSが威力を発揮。前輪に最適なトルクを伝え
てくれるから、ドリフトしつつ見事狙った方向に走ってくれる。今回の試乗会は筑波
サーキットで行われたけれど、頭の軽い国沢光宏は全てのコーナーでテールを流しま
くってしまったのだった。
 感銘を受けたのは、こんなにコントローラブルになったにも関わらず旧型より速く
走れること。旧型GT−Rのラップタイムは、ボクで1分7秒前後(黒沢元治師匠や
GT−R使いの名手である清水和夫選手の1秒落ちといったところだ)。言うまでも
なくこのタイムを出すには相当苦労する。新型GT−Rはヘロヘロ乗って1分6秒1
。やはりベストラップを出した清水選手の1秒落ちながら、楽しさまで考えれば圧倒
的な違いだと思う。

 そうそう。ブレーキ性能にも驚かされた。普通のブレーキだと、筑波サーキットを
3ラップも攻めたらスカスカになる。新型GT−Rはさっすがブレンボ。8ラップ連
続で攻めまくっても、多少ペダルタッチが悪くなる程度に収まってくれた。ワインデ
ィングロードなら、まずフェードなんぞ起こさないに違いない。
 心配されたボディサイズの大型化だが、試乗中は完璧に忘れた。なにしろハンドリ
ングは旧型より軽快。動力性能だって旧型以上だと思う。スペックを見れば幅で2p
。長さで10p大きくなっているが、そのくらいの差なんてぶっ飛ぶくらい元気&シ
ャープ。気にするこたぁないんじゃなかろうか。
 VスペックはリアにアクティブLSDを装備。タイヤやサスセッティングもワンラ
ンクスポーティになる。GT−Rから乗り換えるとカッチリした味わいだ。2WDの
スカイラインの時に「無い方がいい!」と断言したアクティブLSDも大きく進化し
、高速コーナーで高いスタビリティを確保してくれる強力な武器に変身している。速
さを追求するならコッチを選ぶこと。

 次にハード面の紹介をしてみたい。基本的なメカニズムは旧型GT−Rをそのまま
引き継いでいる。直列6気筒2600tのツインターボエンジンを搭載し、後輪を駆
動。ホイールスピンを感知すると前輪にもトルクを配分するというものだ。エンジン
や駆動関係は、旧型を改良したものを使う。
最も変わったのはベースになった車両かもしれない。旧型は開発の途中でGT−Rを
作る構想が生まれた。本来なら搭載するエンジンも2000tまでのつもりだったら
しい。そこに重い2600tを搭載したんだから無理もあったろう。旧型がアンダー
ステアに悩まされた原因は、フロントヘビーだったためである。


 新型のバランスは申し分無し。最初からGT−R用の2600tターボを搭載する
ことを想定済み。バッテリーを後部に積載するといった凝った設計も行っている。で
、車重は50sしか増えていなんだから凄い。空力はCD値で0、40から0、35
に向上。ボディサイズが大きくなっても絶対的な空気抵抗は少なくなっており、最高
速も上がっている。
 新たに加えられた可変式リアスポイラーは、4つの角度を選べる。最高速を稼ぐと
きは最も下にセット(この状態でCD=0、35)。ダウンフォースが欲しい時は立
てればよい。参考までに書いて置くと、最も立てた状態でのダウンフォースは200
q/hで200sに達するそうな。これだけダウンフォースが掛かればハッキリ違い
は解るだろう。
 また、旧型ではVスペックだけに装着されていたブレンボのブレーキと17インチ
の245/45タイヤが、全車標準装備になっている(これで価格据え置きはエライ
!)。タイヤの銘柄はGT−RがポテンザRE010。Vスペックにエクスペディア
S−07をセット。Vスペックはサスペンションも一段とハードになっているから、
タイヤ剛性が高いエクスペディアを要求するのだろう。
 新しいGT−R。欲しい人は即座に購入していいと思う!