HPトップに戻る
●過去のレポート
No1:ガソリンカードランキング
No2:安いレンタカー会社
No3:使えるディーラー系カード
No4:高速道路周遊券
No5:ユーザー車検体験記
No6:現在実施中のETC割引
No7:教習所選びのポイント
No8:車庫証明は自分で取ろう
No9:決算期の値引きレポート
No10:自動車保険ランキング
No11:自保ネット見積もり編
No12:GSカード年会費無料
No13:アクアラインETC割引
No14:「新古車」は今が旬
No15:EVレースレポート
No16:タイヤ値上げ
No17:自動車税
No18:新グリーン税制
No19:JAF
No20:自動車取得税
No21:最新ディーゼル
No22:レーシングEV
No23:自動車リサイクル法
No24:BS F1イベント
No25:EVフェスティバル'04
No26:チャレンジEVミゼット2 2005
No27:トッティがモトGP
No28:エコラン大王への道

11月23日

イベントレポートvol.2

「Honda Racing THANKS DAY」

ARTA NSX。迫力満点!

 さぁ、イベント編です。最初に紹介したいのはサーキット同乗体験走行。生産中止が発表されているNSX(ノーマル)や、今年GT選手権で活躍した「ARTA NSX」、「TAKATA DOME NSX」に加えて「EPSON NSX」など何とも豪華な車両に、これまた佐藤琢磨選手や松浦孝亮選手、道上龍選手など豪華ドライバーの運転。その助手席に乗れちゃうわけですから、これはもうファンにとっては願ったり叶ったり。これ以上贅沢なイベントはないでしょう。僕も取材ではなく、客として参加したかったです! 佐藤琢磨選手が運転するNSXに乗せてもらった境さんは「200km/h近く出てました。でも、琢磨選手が運転しているからか、あまり怖くはなかったです。安心して乗れました。琢磨選手がF3で活躍していたイギリス時代から応援していたので、まるで夢のようです。本当にいい思い出になったし、感激しています」。そりゃそうでしょう。誰だって琢磨選手の助手席には乗ってみたいですよ! と嫉妬にまみれたコメントをしてしまいましたが(笑)、本当に泣かんばかりの感激に思わず僕も興奮してしまいました。聞くと境さんは今回のイベントに夫婦で来ているそう。旦那さんが同乗体験する予定でしたが、奥さんに譲ってくれたとのことです。何ていい旦那さんだ……。僕だったら妻がいても、絶対譲ったりなどしません(笑)。面白かったのが「琢磨選手は、本当はあのオレンジ(ARTA NSX)を運転したかったって言ってました」というもの。普段フォーミュラマシンを運転する琢磨選手も、GT選手権で活躍する車を運転してみたかったのでしょう。


同乗走行の様子。いいなぁ〜!

 お次はデモ走行。琢磨選手が過去に活躍したF1マシン「RA300」を走らせたり、GT選手権で活躍した様々なNSXが走ったり。もちろん4輪だけでなく、2輪だって1961年に活躍した「2RC143」を鎌田学選手が、「RC162」を高橋国光選手(だいぶ年を重ねられたけれど、まだまだ元気でした)が走らせたり、とにかく盛り沢山でした。というか多すぎて書き切れません。

RA300。見事なホンダミュージックを聞かせてくれました!

 デモ走行だけでなく、鈴木亜久里さんや中島悟さんがインテグラ(ワンメイク車)を使ってタイムアタックをしたり、観客席階段を藤波選手らがモトクロスバイクで駆け下りたり、それはもう面白いデモンストレーションでした。しかしやはり最後はこれでしょう。900馬力以上を発する(回転数も18500回転以上)3,0リッターV10エンジンを搭載し、今季F1で活躍した「BARHonda 007」。もう〜、凄かったですよ。まずね、音が凄い。迫力あるとかそんな生易しいもんではなく、肌にビリビリきて鼓膜が破れんばかり。琢磨選手がエンジンを一気に吹かした瞬間。僕は「ビクッ!」として隣の記者さんに笑われてしまいました(汗)。そして速い! まぁ当たり前ですけど、でも改めてその速さを目の当たりにすると、思わずため息が漏れてしまうほど。皆さんにあらかじめ謝っておきたのですが、「007」の走行写真はありません。いや、一応撮ったんですけど、速すぎてうまく撮影できなかったとです。ごめんなさい。それにしても、一度でいいからフォーミュラカーを運転してみたいですね! すぐどっかに刺さってしまいそうだけど……(笑)。

こんなのしか撮れませんでした……

 もう1つ紹介したいのが、4輪ドライバーによる「カート大会」。これ、本当に面白かったです。ルールは5チームに別れて特設コース走るだけ。3周ずつでドライバーが交代し、計9周で争います。チームを紹介すると、ARTAチーム(伊藤大輔、ラルフ・ファーマン、鈴木亜久里)、TAKATA DOMEチーム(道上龍、小暮卓史)、EPSON Nakajima Racingチーム(松田次生、アンドレ・ロッテラー、中嶋悟)、TEAM KUNIMITSUチーム(セバスチャン・フィリップ、ジェレミー・デュフォア、高橋国光)、そしてフォーミュラチーム(佐藤琢磨、松浦孝亮、武藤英紀)です。まずくじ引きによりスタートグリッドを決定。フォーミュラチームがポールポジションを獲得するも、最後尾スタートを引いてしまった中嶋悟氏から物言いが付き、なんとフォーミュラチームが最後尾スタートに。中嶋悟氏のチームがちゃっかりポールポジションになっているのは、正直笑えました。ちなみに使用されたカートは6、5馬力の4ストロークエンジン(汎用エンジン)を搭載したGX200というレーシングカートです。

カート大会の様子。皆さんマジモードです!

 実際に大会が始まると皆さん負けず嫌いなだけに何とも真剣勝負。スタート直後から激しいデッドヒートを繰り広げていました。面白かったのがドライバー交代。皆さんピットに入ってくるのですが、時間を短縮するためカートを走らせたまんま交代したり、止まるにしてもタイヤをロックさせるくらいの急ブレーキ。琢磨選手が追突される場面もあったりと、本当に白熱し、また笑わせてくれるレースでした。優勝したのはTAKATA DOMEチーム。優勝後、TAKATA DOMEチームの道上選手は「F1ドライバーに勝ったぞー!」と喜んでおりました。中嶋悟氏のチームはスタートこそ先頭だったものの、中嶋氏が途中ガスコックをオフにしてしまい停止。見事最下位でした(笑)。GT選手権やF1、IRLなどで活躍する選手がカートに乗っている姿は本当に貴重。琢磨選手だってカートで活躍してからフォーミュラの道に進んだわけだし。しかし、風の抵抗をなくすために皆さん小さくなりながら運転している姿は、何ともかわいかったですゾ。本当に笑わせてくれたイベントでした。

カートを運転する琢磨選手。なんとなくカワイイですね。

 さて、長いレポートでしたがそろそろ総括を。今回取材した「Honda Racing THANKS DAY」。本当に魅力的なイベントでした。僕が紹介したもの意外にも様々なプログラムが実施されており、観客の人々はランチを食べる時間さえないほど。色々なマシンや市販車が展示され屋台もたくさん出ており、ツインリンクもてぎはまさにお祭り状態。こういったイベントに参加するのは初めてなので他との比較ができないのですが、しかしこれほどファンとプロレーサーの距離が近いイベントはなかなかないと思います。何故かは知らないけどガチャピンとムックも駆け付けており、ガチャピンに至ってはインテグラのタイムアタックに飛び入り参加したりしていました(車内で身動きできず、常に横Gがかかっている感じで運転しているのには笑えました)。鈴木亜久里、中島悟、佐藤琢磨という世代を超えたレーサーの集結も見られたし、本当に貴重な経験になりました。

奧から琢磨選手、松浦選手、亜久里さん、中島さん、高橋国光さん。

 今年で3度目となったこのイベント。来年実施されるかはまだ分かりませんが、きっと実施されるでしょう。皆さんぜひ参加してみてください。後悔することなど絶対ありません! 本当に大人から子供まで楽しめるし、モータースポーツなどに興味がなかった人だって、行けば絶対モータースポーツの虜になるはず。頼りないかもしれないけれど、僕が保証します!

満員の観客席。下にはなぜか芸能人のモンキッキー(笑)

 というわけで長かったイベントレポートも終わりです。少しはこのイベントの楽しさが伝わったでしょうか? これからも色々なイベントを紹介・レポートしていくので皆さんお楽しみに! 最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

レポート/新美瑛生