12月30日 数日間、スタッドレスタイヤと合間のスキーのため湯沢で過ごした。お昼食べる度に「どうしようもないな!」と情けなくなるのが、クルマで食事に来て酒飲む輩。今日も焼き肉屋さんでお昼食べてたら、4人組(男女2人づつ)が全員で生ビール飲んでる。クルマじゃないのね、と思っていたら、一人が「鍵貸して」。おいおい! そりゃないだろう! こういった連中なら全員から30万円の罰金取るの、当然だ。吹雪の昨日は小学生くらいの孫(だと思う)を連れたお爺さん(だと思う)が、昼から熱燗。確認した時点でお銚子4本。足は千鳥足である。本来こういった状況を目撃したら、110番通報すべきなのだろうか? 今年最後のTOPがこんな内容でごめんなさい! いろいろ腹が立つことの多かった1年間を象徴してますね。 

12月27日 あまり知られていないことながら、外気温が3〜4度を下回るとエアコンは作動しなくなってしまう。ヒートポンプ(熱交換器)としての役割を果たさなくなってしまうからだ。したがって窓ガラスの曇りを防ぐには、外気導入するしかない。ここで問題なのは外気温3〜4度近辺の場合。温度高ければエアコンが作動し、キッチリ除湿してくれる。しかし外気温下がってしまうと、エアコンの機能は停止。エバポレーターに溜まった湿気で曇りが出てしまう。こうなると、なかなか曇りは取れぬ。微妙な気温の時はエンジンスタート時からエアコンのスイッチをカットしておくことをすすめたい。

12月25日 日本にとっては良くない1年だったと思うが、自動車メーカーにとってみると良い1年だった。なにせアメリカで大いに利益を上げたからだ。現在の円ドルレートなら、良いクルマを非常に魅力有る価格で売れる。しかも日本の景気悪いため、円高にもならない。日産の奇跡的な回復も、好調なアメリカ市場によるところ大。そういった意味からすれば、やんちゃな知人なれど上手にお付き合いしなければならぬ。羊年は戦争の年と言われるが(前回は湾岸戦争。その前はソ連のアフガン侵攻)、困ったことにブッシュさんヤル気満々。すでにフセイン氏は服従の意志見せている犬のようにお腹見せてるんだから仲良く出来ないモノか?

12月24日 政治家&国交省の役人って、どういう価値観持ってるんだろうか? ETCの普及を計るため、300キロ以上の利用者を対象として20%割引するらしい。考えて欲しい。ETCのメリットは、利用者にとってもJH側にとっても料金所を通過する際に発生するもの。現在の高速道路料金、区間による基本料金(1キロあたり24円60銭)+料金所の通過手数料(150円。事務費用みたいなものか?)で決まっている。だったら通過手数料をタダとか50円にすればいいと思う。そうすれば隣のICまで高速道路使うのが気楽になるし、休日のドライブなら金銭的な負担無しに途中で降りられる。東名の用賀−川崎間なんて利用者急増するに違いない。ETCなら利用者増えても料金所渋滞の原因にならないでしょう。ちなみにロングドライブしてるトラックとかって、割引率最大30%の『別納』という料金体系を使ってる。20%の割引のターゲットユーザーは誰? キャリアの役人や政治家になるためには若い頃から一生懸命勉強しなくちゃならないのだろうけど、もう少しフレキシブルで楽しい人生を送った方がいいんじゃないですか?

12月21日 凄いと思う。なにしろ国家予算の44%を『国債』という名の借金でまかなっているのだから。普通の企業や個人で年間使う金額の44%を借金するというケース、新しい仕事を始めた時か、大失敗した時くらいだ。じゃなければ破綻寸前である。国の財政だって同じ。国債はやがて金利付けて返さないとイケナイ。つまり現在の5倍くらいの予算規模を持つ『大国』になるか、最低で5倍程度のインフレにならないと返済は楽にならぬ。加えて来年から税収が急速に増えるという確証など皆無。おそらく借金はドンドン膨らんで行くことだろう。消費税率アップくらいで済む問題でない。いわゆる自転車操業状態になっており客観的に考えれば「お前はすでに終わっている」。もはや事実上破綻しているのだ。なのに道路作れだの橋を作れだの、驚く限り。そう遠くない将来、誰にでも解る「終わり」が来ること間違いなし。こうなったら現金を含む資産を持っている人はどうすべきか、真剣に考えなければならない。ハズレクジを引かないよう頑張りましょう! ちなみにインフレ政策を取れば当然のごとく円安になる。国際競争力ある企業は笑いが止まりません。だからこそインフレ政策も取りにくいのだろう。政治&経済4流。製造業超1流と評される日本の面目躍如か。こうなった原因はどこにあるかというと政治家を選んだ国民。ダメになった時も他人に責任転嫁せず、黙って受け入れましょう。

12月20日 早ければ来年中にも燃料電池バスがデビューするかもしれない。トヨタが今年の商用車モーターショーに出展したのと同じタイプで、クルーガーVベースの燃料電池車に使われているスタックを2個搭載している。走行区間が決まっているバス用のパワーユニットとして考えると、燃料電池は有望。バスなら絶対的な台数が多くないためスタックに使われている白金の供給は問題ないし(リサイクルして使うことも可能)、航続距離の短さだって気にならないだろう。ウワサによれば信じられないくらい静かとのこと。ぜひ乗ってみたいと思う。

12月16日 技術の進歩は凄い! 驚くべき事ながらトヨタのF−1は、その気になれば無人でサーキットを走れるシステムを持っているそうな。考えてみれば今やアクセル開けるのモーター。ハンドル切るのもモーター。ブレーキはどうなってるのか知らないけれど(こら人力だと思う)、それ以外全部コンピューター制御になっている。コースさえ入力してやれば、ベストのラインを通り、最も効率よくトラクション掛け、理論的なベストラップを刻めるらしい。じゃドライバーなんか誰でもいいだろう、と思うけれど、不思議なことに優れたドライバーはクルマの理論値を超えるラップタイムを出すと言う。いずれにしろトヨタF−1が取り組んでいる「車体とエンジンを統合制御する技術」は、イメージするより2歩くらい先を進んでいるようだ。遠くない将来、必ずや凄い結果を出すに違いない。面白いことにトヨタF−1の話をすると「あれはトヨタがお金だけ出している会社」とか「トヨタの技術者が開発してるワケじゃない」「トヨタの社員がF−1チームに技術的なことを聞いても教えてくれないらしいぞ」という声も出てくる。確かに日本人の技術者、ほとんどいないし幹部社員さえアクセス出来ない機密事項多いようだ。でもトヨタのような企業がF−1やるなら、むしろグローバルでいいと思う。また、F−1くらいの真剣勝負だと、気軽に教えられないことだってあろう。ただトヨタのトップはどんな技術を使っているかキチンと把握しているだけでなく、珠玉のような情報を得ているハズ。2003年モデルのF−1を見ると、その片鱗くらいは覗けるかもしれない。

12月15日 あっさりと消費税の内税表示義務化が決まりそうだ。自民党税調の影響力って凄く大きいモンだと思い知った。実施時期は2004年4月。この日から自動車の価格表も消費税を含んだものになるということ。その後に控えているのは消費税率のアップである。内税化になれば、国民の抵抗ほとんど無しに消費税率を上げられることだろう。自動車の価格で言うと、315万円が321万円になるだけ。自動車を値上げしたようなもんだ。基本的に時価の野菜や魚などは、内税化して消費税率アップさせても何ら違和感ないと思う。早ければ2005年4月から。遅くとも2005年10月くらいから、最低2%程度の消費税率アップがあると覚悟して欲しい。つまり年間300万円使っている人の場合、5%なら消費税15万円。7%になると21万円で6万円の負担増ということ。一方、新聞やTV報道を賑わせているワインの税率アップは1本あたり10円。年間300本飲んだとして3000円だ。発泡酒を毎日2本飲んだって7000円の負担増。なのに報道される比率は圧倒的にワインや発泡酒の増税の方が大きい。マスコミなんてそんなものだから、抑止力がないのかもしれません。

12月14日 千葉の料亭でイシガキダイが食中毒の原因となったそうだ。千葉では普通に食べている(というよりあまり食べられない高級魚です。ウマいです)食材ながら「沖縄地域では食中毒を起こす例もある」ということから料亭の製造責任(PL法)が問われ1200万円の賠償金を支払うよう命じられた。こうなるとイシガキダイを料亭で出すの、ケシカラン、という流れになってしまう。下痢や嘔吐を引き起こす原因となるケース多い海産物と言えば牡蠣。ワタシも1週間寝込んだことあります。もし牡蠣を出した店が製造責任を取られてしまうと、もはや牡蠣は日本の食文化から消えてしまうかもしれない。ここで大切なのは「イシガキダイを食べさせたのは違法」という判例を残さないことなのだけれど、牡蠣の生産や流通、飲食に関係している人達も無関心。自分の番にならないと反論しないのだ。日本古来の文化は「とりあえずみんな食べてるモノで当たったら運が悪い。それがイヤなら当たるとウワサされているものは食べなければいい」だから、いわゆる「対岸の火事」気分なんだろう。「少しでも当たる可能性をあるものを出したのが悪い!」と攻めるのって、アメリカから来た文化だと思う。ただ耳に入ってくる気持ちよさや、正当性は圧倒的に後者。「あいまい」をよしとする日本のコンセプトで正当性と戦うの、無理だ。アメリカ的な社会なら、資金ある牡蠣の組合が立ち上がって上告。判例を覆さなければならぬ。こういった状況、今や日本中に蔓延している。私がWebサイトで自分の考えを展開すると、正当性を盾に攻めてくる方、多いです。簡単なのは「意見を展開しないこと」なのだが。それをマスコミがやってしまうと、もう民主主義国家の体をなさない。「再来年4月から消費税を内税表示とする」が何の反対もなく決まりそう。これで早ければ2005年4月から消費税率が間違いなく上がります。日本が悪い方向に向かっているのは「対岸の火事」だと思っている多数派の人達の責任であることを意識すべきだ。本格的に暮らしにくい国となってしまったら、夏は海。冬は山に引っ込んで1980年代〜2005年くらいまでのクルマ文化についての原稿書きます。反国沢派の皆さん、今の日本を見てるとそう遠くない時期かもしれませんよ。

12月12日 一ヶ月ほどの前のTOPに飲酒運転のことを書いた。今日取材の帰りに会った警察関係者に雑談していたら、驚くことに改訂後の取り締まり対象の半分くらいが0,15ミリグラムから0,25ミリグラム未満の「新しく取り締まり対象になった」呼気濃度だという。つまり今までだと「問題ないですよ。どうぞ行ってください」というレベルで取り締まられた違反が半分を占めるということ。醒めたと判断したり「ホンの少しなので大丈夫だろう」と乗って捕まるケース多いそうな。0,15ミリグラムというのは、翌朝まで出てしまう可能性もあるほどハードル低いのだ。これで30万円の罰金である。もし奥さんや彼女と乗っていれば二人分の60万円を払わなくてはならぬ。考えてみればスピードは速度メーターでコントロール可能。でもアルコールメーター無いと、いつになったら乗れるか判断出来ない。警察公認のアルコールメーターを販売して欲しいと思う。

12月10日 新聞に自民党税調関連の記事が出ており、読むと「現在は価格に消費税額を別途表示する外税方式も併用されているが内税方式に一本化する」。おいおい! 財務省は外税方式にしなさいと指導してきた経緯、知らないのか? それとも内税化を進めたい与党のチョウチン持ちするのか? 内税化の狙いは消費税額のアップに他ならない。考えて欲しい。300万円のクルマ買った場合、消費税5%だと税金15万円。消費税10%にしたら30万円も税金払うことになり、もの凄い酷税に感じてしまう。内税ならクルマの価格が315万円から330万円になるだけ。ユーザーにとっちゃ自動車メーカーの値上げだと感じます。ワインの税金を20円上げようとしてるのに猛反発し、その一方、消費税率アップの伏線である内税化はサラッと流す。新聞は第2次世界大戦中の大本営発表をそのまま報道した”前科”を持つ。もし内税化すれば、間違いなく2年以内に消費税率はアップすると予測しておく。一人で反対しても仕方ないから決まったら払うが(中古車などは個人売買すればいい)、姑息な手口だと思う。

12月9日 スタッドレスタイヤの原稿を書くのに必要なデータ(タイヤサイズ表)など調べるのに、タイヤメーカーのHPチェックしてみると、実に興味深い。たいてい自社で行ったテストデータが記載されているのだけれど、見事にバラバラの条件なのだ。共通してるのは「40キロからのアイスバーンのブレーキテスト」ながら、50mを切って止まっているメーカーあれば、60m以上のメーカーもある。単純に考えれば短い方がいいと思うだろうが、氷のスリップ率って条件によって驚くほど違う。個人的にはむしろ長めのデータを出しているメーカーを信じたくなってしまう。それだけ厳しい条件でテストやってると思うからだ。また、ABS無しでテストしたデータを記載しているメーカーもある。これまた「ABS作動すると停止距離延びるのか?」と疑いたくなります。だって今やほとんどABS付き。だったらABS生かしてテストしないと現実的なデータにならない。スタッドレスタイヤはナニを指針に選んだらいいか、ホントに難しいと思う。とりあえずワタシ流の購入ガイドは月末号で。

12月8日 来年から高速道路の2人乗り走行が認められる、という嬉しいニュースを聞いたのは1ヶ月くらい前のこと。御存知の通り高速道路に於けるバイクの2人乗りは、暴走族の増加に頭を悩ませた当局が子飼いの大学教授に指示し「2人乗りは走行性能の悪化をもたらすため」という強引な報告書を作成。これを根拠とし、禁止したという経緯を持つ。ちなみに後日この教授とTVの番組で会った時「なぜ2人乗りを禁止したのか?」と聞いてみたところ「警察から2人乗りを禁止したいので、そういった結果が出るようテストして欲しいと頼まれた」と言う答えが返ってきた。基本的に悪人じゃないのだろう。当時のタテマエは忘れてしまってようだ。考えて欲しい。トラックだって荷物を積めば走行性能は悪化する。だから走るな、とはならないでしょう。例えば夫婦2人乗りで箱根まで行こうとした場合、トラック多く危険な国道を走らなければならなくなってしまったワケ。高速道路の2人乗りを禁止している先進国など聞いたこと無い。その愚法が修正されれば、高速巡航を得意とするハーレーやBMWの売れ行きも延びると思う。しかし突如今回の国会での可決は無くなったそうな。つまらん根拠で決まった法規さえ元に戻せないのだから、200以上の法を作ったり変更したりしなければならない道路公団の改革は大変なことだろう。

12月6日 昨日書いたイージス艦関連など。<昔から中東県には新部村というのがあり、平和に暮らしていました。そこに英国屋さんから「どうぞ住んでください」と言われた湯田屋さん一族が引っ越して来ました。現代で言う『国』という観念がなかった頃、湯田屋さん一族も新部村に住んでいたからです。先祖のお墓もありますし。しかし湯田屋さん一族は生活習慣が全く異なる上、新部村の一部を勝手に使い始めてしまうのです。それまでノンビリ暮らしていた晴素地名一家は追い出されちゃいました。みんなで仲良く暮らせればいいのですが。怒った一家は湯田屋さん一族に抗議しますが、逆に腕っ節の強いヤツが出てきて痛い目に会わされてしまいました。「それはおかしい」と新部村の有志で湯田屋さんに抗議したところ、突如湯田屋さん一族出身の従業員多い米国産業が強力にバックアップ。逆にコテンパンです。正面から米国産業と戦おうとしても強すぎてダメ。以来、暗闇から石を投げるのが精一杯といった状況になってしまいました。すると米国産業はお金の力にモノを言わせ、石を投げた人を徹底的に痛めつけ始めます。そりゃそうです。投げられた石に当たって痛い目にあうの、何の関係もない女の子や子供だったりするからです。さらに新部村の中に石を投げる人を手助けするグループも出現。もはや泥試合です。これを傍観していたのが、海を渡った島に住む日の本の人達。ここの島の人達は新部村から原料を仕入れ、米国産業に売っています。どちらとも良好な関係です。しかし米国産業から「お前はどっちの味方なんだ!」と迫られるや「じゃ米国産業のスポンサーをさせていただきます」。最初はお金だけだったのですが(凄くブン取られました。なのに他の村と付き合う外務の人が無能だったため全くホメてもらえません)、やがて「新部村の人と戦うためのメシを持ってこい」とか「馬を出せ」。さらにメシを作るときに新部村が攻めてきたら困るから金属バットも持ってこい、にエスカレート。困ったことに日の本島の人の中にもケンカ好きが居ます。それじゃもっと、と。やがて、ケンカの武器を強くするため「エアコン利く環境でないと可哀相だ」とか「金属バットも拳銃も武器に変わりはない」なんて理屈までつけて、最強の武器まで持ち出すことを決めました。練馬で馬車選びの指南を生業としている親方は「まずお医者さんにも掛かれない新部村の人達を助けてあげて、その変わり石は投げないよう説得するのが最善の手段」だと思います。それも無理だったら、米国産業にコッソリと「ケンカは手助け出来ません。でもケンカが終わった後の仲直りや、ケガした場合の手当は精一杯やりますからカンベンしてください」と言えばいいでしょう。いずれにしろ日の本島に住む人は新部村の人から石を投げられていないのですから。もし米国産業の味方をしてしまうと、今後は日の本島にも新部村から石が飛んでくるかもしれません>。

12月5日 高速道路民営化推進委員会の報告書が6日に出される。賢者と言われる大人が7人掛かりで何日も討議した結果、推進と凍結の両論併記となったら大笑いだ。皆さん全く時間のムダ遣いだ。今の日本の「中ぶらりん状態」を象徴しているようで興味深いと思う。高速道路の問題に留まらず、ナニをやろうとしても強力な反対派や現状維持派が出現。強力な運動を展開し、改革派は骨抜きにされるか潰されるかのどちらか。困ったことに現状維持派はヒマなのか、ありとあらゆる手段に訴えてくる。残念なのことにモメればモメるほど「それじゃ今のままでいいじゃない」という意見増えるのがこの国の社会性か。明治維新も昭和の改革も外圧無しにはあり得なかった。だって大多数の国民は最後まで逆らおうとしなかったのだから。となると「今の社会構造の中で少しでも快適に過ごすこと」がベストなのかもしれない。イージス艦の派遣だって多くの国民は歓迎していないと思う。「クルマ」という趣味は世界共通。平和でよろしいです。

12月4日 三菱がWRCを休止するという発表を行った。内容は「2004年から新しい体制で出場するため1年間休止する」というもの。漏れ伝わる情報によれば2004年はコルトをベースにしたWRカーで参戦すると言う。ラリー活動から撤退するワケじゃ無い、というのは嬉しいニュースだと思う。今やWRCは三菱にとって非常に重要なツールになっている。もしWRCから全面撤退ということになれば、コアなサポーターを失ってしまうだろう。ただ三菱の社長は「WRCよりパリダカが大切」と認識しているらしい。パリダカには新型車を投入するなど意気込みを見せる。この選択、正しかったろうか? 残念なのがランサーエボリューションの今後。この手のクルマはWRCに出ていることに意義があるのであり、単なるスポーツモデルでは魅力薄い。そういえば三菱筋から「ランサーエボリューションは8まで」という話、聞いていた。返す返すも残念だ。やがてセリカのように「昔はラリー車だった」となってしまうのか。ランエボはインプレッサと並び世界に誇れるスポーツカーなのに。こうなればランエボの分までインプレッサに頑張って欲しい! 

12月2日 燃料電池車が正式なナンバープレートを取得した。10年前まで「夢の技術」だったことを考えれば素晴らしいことだと思う。ただ気になるのが欧米メーカーの動向。ダイムラーやフォード、GMといった大手の皆さんも揃って「2003年に発売」と言っていたけれど、ここに来てお茶を濁し始めている。理由は簡単。燃料電池開発競争の「動力源」になっていたアメリカのZEV規制(排気ガスを出さない自動車を一定台数売らなければならないという内容)が腰砕け気味になってきたからだ。少なくとも2003年の実施は延期され(2年以上先延ばしされた)、市販を急ぐ理由も無くなってしまったワケ。おそらく将来的にも燃料電池自動車を強制的に導入しようという法案は出来ないんじゃなかろうか。あまりにコストが掛かりすぎるし、技術レベルだって半端ではない。何年掛かっても実用化していない電気自動車のようなものと考えるべきであろう。それより「良いバッテリーを作れそうな技術が出てきたらしい」というウワサを頻繁に聞くようになってきた。ガソリンエンジンだと暖気が終わるくらいの移動距離なら(5〜10キロ程度)、電気自動車の方がはるかに効率よい。暖気終わるまではハイブリッドカーだって燃費悪いのだ。もちろんZEV規制にも合致する。2008年くらいから本格的に電気自動車が普及し始めるような気がしてなりません。

12月1日 レーシングスクールが人気らしい。佐藤琢磨選手の成功など見ると、親もその気になってしまうのかも。確かにキチンとした組織でやっているスクールであれば、レベル高いし内容的にも納得出来る。しかし怪しいスクールが増えているという。相談を受けてビックリ! 入校金はオーディション(とりあえずレーシングカーに乗せてくれる)のタイムによって50〜200万円。レーシングカーをホンキで走らせようとするなら、まぁ仕方ない金額だと思う。ただ「大きくも無いスクールなのに250人も受講生がいる」とか「スポーツ走行の時のガソリン代が1リッター280円」といった状況を聞くと、おいおい、である。相談しにきた若者は1年受講したのだけれど、毎回くたびれた初級フォーミュラカーでサーキット走るのみ。教えてもくれないという。さらに「来年1年練習すれば、再来年からレースに出られるようにしてあげられる」と言われたそうな。十分ご注意を! 

11月28日 最近カードキーというのが出回りだした。カードを身につけていれば、キー無しで解錠しエンジンも掛かる。確かに便利だと思うけれど、大きな落とし穴あります。本日のこと。ガソリンスタンドで洗車してもらっていたクルマに乗り、少し離れた場所の駐車場へ移動。5分ほどエンジン止め、走り出そうとしたらウンともスンとも言わない。洗車した際、カードキーを車外に出してしまったらしい。幸い近距離だったので取りに行けたものの、30分走った後だとお手上げ。いや、そのままスキーにでも行き、深夜のパーキングエリアでエンジン止めたりしようものなら最悪です。もちろんJAF呼んだってエンジン掛かりません。カードキー付きのクルマに乗っている方は、ぜひともスペアキーを常備しておきましょう。

11月27日 中国恐るべし! かつて日本人もコピー(パクり、と言った方が妥当)を平気で行ってきた。DSKというバイクなど、まんまBMWである。ホンダの『N』だってオースチン・ミニ無ければ生まれなかったろう。したがって中国を批判出来るのか難しいことながら、トヨタの『サーフ』をコピーした『セーフ』にゃ恐れ入ります。どこから見ても旧型サーフにしか見えない。で、価格は3分の1から4分の1だと言う。この調子でセルシオのコピーをヴィッツくらいの価格で作られたら、それなりに売れるじゃなかろうか。でもプリウスに代表される先端技術の塊のようなクルマの場合、全部のパーツをコピーして組み立てても絶対まともにゃ動かない。やっぱり技術の革新は21世紀の重要なテーマになると思う。技術者の皆さん、頑張って下さい!

11月26日 高速道路を作って欲しい、という陳情が日本中から出ている。理由を聞くと「地元の振興のため」だと言う。高速道路さえ出来れば、都市部からドンドンとモノやヒトが来ると思っているみたいだ。本当だろうか? 川崎と木更津を結ぶ東京湾アクアラインの場合、むしろ木更津から横浜まで買い物に行く人が増えた。横浜にとってみればメリット大ながら、アクアラインの誘致に積極的だった木更津は深刻な社会問題になってしまっている。実際、高額な商品や嗜好性の強い商品を買うなら、大きな都市の方が選択の範囲も広いのだから仕方ない。こうなると、利益は都市部に吸い上げられてしまう。また、これまで宿泊しなければならなかった出張も日帰りになります。高速道路が出来てから宿泊客が急減したスキーリゾートだって多い。地方自治体の首長さんは道路乞いの陳情をするより、まず都市部に負けない魅力を持つ地域作りをすることが先決じゃなかろうか。カネくれ、橋くれ、トンネルくれ、道路作れの合唱を見ていると情けなくなる。こういった大人を見て育った子供はどうなるだろう。欧米の地方部に住む人は被害者意識など皆無。誇りを持って「都会なんか人の住む所じゃない!」と言い切ります。

11月25日 内外でバスの事故が続発している。北海道で発生した2件のうち、料金所に突っ込んだ事故はどうやら霧で視界が全くなかったと言われる。そういった場合、普通ならスピードを落とすもの。100歩譲って突如濃い霧になったとしても、その時はブレーキで減速すべきだ。高架から落下した事故も、急に視界を奪われた対向車を避けたためらしい。いずれにしろ運転手に100%生命を預けるという考え方は、あまりに不用心。何回か書いてきた通りタクシーやバスに乗るときもシートベルトを締めたい(座る場所は中間付近がベスト)。タクシーに乗るときはシートベルトの有無を確認し、無いなら乗らないようにしている。バスのシートベルトは2点式。衝突したときに顔面を直撃するような「物体」の無いシートを選ぶこと。ちなみに霧の事故、ミリ波レーダーとCCDカメラを組み合わせれば(ホンダHiDSのシステムと同じ)、CCDカメラで霧の濃さを認識し自動的に速度抑えられるし、ミリ波レーダーで前方の障害物も表示出来ます。

11月23日 道路公団がハイウェイカードを廃止する方向を打ち出した。偽造カード多いという理由とか。ふざけないで欲しい! 本当に偽造カードに問題あるなら、JRの『SUICA』のようなICチップ埋め込んだカードにすればいいだろう。SUICAのように最初だけ500円払ったっていい。ようするにETC普及に当たり、ハイカがジャマなだけなんだろう。100歩譲ってETCを強制着用されるのも理解できる。その場合、機材は全部公団の負担でないと納得できぬ。その場合、10万円使うまでは通行料金の値引きゼロ(そうすればハイカとの金額差1万6千円。ETCユニットだって大量に生産できればコストダウンする)。10万円を超えたら現在のプリペイド方式でハイカと同じ値引きレートを適用すればいい。掲示板に書き込んでいる方もいたが、今や地方部に行けば世帯所有率は3台ということさえ珍しくないほど。ハイカはSUICAみたいにして残せ! 残さぬならETCユニットを無料に! ワタシの仕事は、これをいろんなメディアで書きまくることです。

11月16日 アイシンがFF用の6速ATを開発した。6速というと5速ATより複雑かつ重くなると思っている人も多いだろうけれど、むしろ5速ATより軽くてコストも下がる。なぜか? 5速ATの場合、文字通り5速分のギアが必要(4速+オーバードライブギアというタイプもある)。6速ATは3速ATに副変速機を組み合わせた構造。3速×2で6速になるワケ。MCCスマートのミッションもこのタイプ。3速の変速機+副変速機で6速なのだ。したがって現在4速ATを採用しているクルマなら、ほとんど同じコストで6速ATになるという寸法。むしろ問題は「6速も必要か?」というあたり。

11月14日 13日の新聞で「トヨタが2000年3月期までの3年間に、経営不振に陥ったグループ企業に対し仕入れ代金を水増するなどして約10億円の所得隠しを行っており名古屋国税局は重加算税1億円を含め約4億円を追徴課税した」という記事が出た。これ、調べてみると税務署と企業の見解の相違といった感じ。トヨタはあえて争わず、素直に言うことを聞いた。なのに新聞報道を見ると、まるで脱税したみたいだ。あまりに一方的過ぎる。国税局もトヨタのような優良企業を見せしめの対象にするなんて何を考えているのだろう。大きな企業をチクチク痛めると楽しいのか? 役人の皆さん、頼むから税金でムダ使いしないで欲しい。頼むから海外で不当に逮捕されたような場合、サポートして欲しい。頼むから本当に悪い奴を捕まえて欲しい。終電後、霞ヶ関の前を通るとタクシーの空車がズラリと並ぶ。皆さん電車無くなった頃を見計らい、遠い自宅までタクシーで帰るのだとか。もちろん税金でのお支払い。これ、ワタシは所得だと考えます。追徴課税して欲しい。

11月13日 カー・オブ・ザ・イヤーが『アコード/アコードワゴン』に決まった。私はフェアレディZに10点を投じたものの、27点差の2位。これが59名の選考委員の点数です。満点の人数でフェアレディZは20人とアコードの15人を凌いだが、0点も13人。対してアコードに0点は3人しか居ない。日産は事前に「ベストファン賞」(楽しいクルマ)もお願いしますと2兎を追った。「小さな兎」でいいなら「大きな兎」はいいでしょう、と考えた選考委員も居たかもしれない。最初から「大きな兎」一本狙いだったのがホンダ。しかもアコードは素晴らしいクルマである。これだけの完成度を実現するには、並大抵の苦労でなかったと思う。開発スタッフの方、おめでとうございます! 今年は丸刈りや金髪を賭けられなかったのが少し寂しかったですけれど。参考までにCOTYのWebサイトもあります。またオールアバウトにもCOTYのレポートを書きました。

11月11日 三菱はコルトに社運を賭けている。そりゃそうだ。コルトが売れなければ相当厳しい状況になってしまうのだから。エクロート社長もしっかり認識しているらしく「発表会の日に1000台受注するまで帰らない!」と宣言した。日本人だってここまで気合い入れないと思う。というか、今まで見たことも聞いたこともない。ダイムラークライスラーからやってきた社長なれど、その意気込みたるや大いに評価したいと思う。果たして目標は達成されたか? 夕方三菱広報の中村氏に忙しいのを承知で電話してみると「3時時点で533台売れたよ。何とかなると思う! 1000台になったらすぐ連絡するから」という返事。こうなると我が事のように心配してしまうのが悪いクセ。ハラハラしていると8時に電話あり「7時50分くらいに達成したよ!」とのこと。いやぁ良かった良かった! ただ勝負はこれから。頑張って欲しい。12〜13日はCOTYの選考会。

11月9日 考えてみれば今日でこのWebサイトを立ち上げて3年目。当初の目的である「事故やトラブルで困った時の駆け込み寺」の役割は、十分とは言えないまでも何とか機能しているように思う。今後、どういった方向に進んでいくのかハッキリしたビジョンは持っていないけれど、メディアとしてのネットはまだ未成熟。小学生に進路を決めなさい、というようなものか。時間や手間は掛かるけれど、ワケも解らず学校に通う子供のごとく「継続こそ命」と考え(これなければワタシの取り柄はないです)、可能な限り続けていきたい。社会的に評価すべきモノはキッチリ評価する一方、すぐには変わらないだろうな、と認識しつつも、警察や公団に対し苦言を呈していくつもりだ。

11月7日 勉強不足で知らなかったのはワタシだけかもしれないが、一応書いておきます。昨日、座談会で西沢ひろみさんに聞いたのだけれど、前回の道交法改定後、飲酒運転していて捕まると同乗者全員罰金になるそうな。連帯責任ということ。何でも運転者の罰金30万円。同乗者3人も30万円ずつの罰金になったらしい。また、マイクロバス運転手+同乗者合計450万円という罰金まであったとか。バスの運転手が飲酒してたらどうするか? こら何としても止めねばなるまいでしょう。自分自身の取材でないため「らしい」とか「そうな」という表現になってしまっているが、覚えておいて損は無いと思う。ちなみに私の場合、絶対飲酒運転しないだけでなく昔から同乗もしないので(これホント)、何ら関係ないですが。情報有りましたら掲示板にお願いします。

11月6日 ブリヂストンがリチウム電池の性能を大幅に向上させる技術を開発した。リチウムは空気に触れると発火するという極めて不安定な物質で、実験に使うときなどは不活性のアルゴンガスの中で扱う。最近主流のリチウムをイオンで使う電池はそこまで危険ではないけれど、やはり電解液の安全性に問題を抱えており安全性確保のため性能を落として使用している。ブリヂストンが開発した技術は、リチウムイオン電池の電解液を不燃性にするという画期的なもの。結果、ポテンシャルの2分の1とも3分の1とも言われるほどしか使えていないリチウムイオン電池の性能を大幅に引き出せるという。例えばハイブリッドカーに使うと、現在プリウスが搭載している容量のバッテリーなら半分に出来るワケ。大量生産すれば価格だって下げられるそうな。ハイブリッドの普及に一段と弾みが付きそう。また、走行半径5キロ程度のコミューターとしてなら電気自動車も成り立つ可能性が出てきたと思う。

11月5日 いや驚いた! 最高速度140キロになると言われていた第2東名だが、国交省と警察の折り合いはついていなかったのだという。御存知の通り140キロ設計のため車線幅をアウトバーンのように広げ、カーブも緩くした。結果、専用のルートを作らねばならず建設費が激増した経緯を考えると、あまりのアホさ加減に笑うのみ。100キロのままなら現在の東名道に併設出来るだろうから、安く作れる上、少なくとも半分くらいは完成してたろう。警察も了見が狭い! 制限速度高くすれば事故が増えると強硬に反対しているそうだけれど、今や世界の標準は130キロ程度。日本車の性能を考えれば120キロで何ら問題ないと思う。いずれにしろ第二東名の壮大なムダ使いは、政治家と役人が勝手に決め、ワタシら働いて稼いだお金で後始末します。多くの国民が辛抱出来なくなるまで、この手の浪費は続く。役人って人に喜ばれる仕事をするより、出世が楽しい人種なのか? もちろん心ある役人もいると思うけれど、辞めたくならないのだろうか?

11月4日 電気で走るコミューターに試乗した。気持ちよく走ってくれるのだけれど、やっぱり不安なのが電池切れ。バッテリー上がったら走らなくなってしまうと思うと、気軽に使えない。考えてみればデジカメも同じ。使うたびに充電してれば何ら問題ないのだが、何回かに一度は「バッテリー切れです」となってしまう。クルマだと駐車場所にさえ困る。最低でもデジカメやビデオのバッテリー管理が出来るヒトじゃなければ電気自動車は無理か? 逆に電動補助付き自転車をキッチリ使いこなせているヒトは、電気自動車OKです。とりあえずパッソル(ヤマハの電気スクーター)でも買ってみようかしら。

11月2日 もし都合が付けば幕張で行われている東京モーターショーに行ってみたらいかがだろうか?乗用車ショーより派手でないものの、環境問題を考えるには良い機会だと思う。「働くクルマ」も多数出展されているから、子供連れでも楽しめる。20リッター近いV10エンジンを見ると、あまりにデカいので驚く。