5月31日 リニアモーターカーを取材し、試乗もさせてもらった。地上を走る時速450kmの世界は予想していた以上に強烈! 自動車の「ポスト石油」が燃料電池だとすれば、リニアモーターカーは化石燃料無くなった後の航空機に変わる乗り物になるんじゃなかろうか。化石燃料使わず、これだけ高速で移動できる交通手段はないと思う。乗り心地で最も近いのは高速エレベーターです。詳細は6月末のミニバンフレックスでどうぞ。BMWは水素を燃焼させるエンジンのデモをしているけれど、自動車業界の反応は『超』が付くくらい冷ややか。純水素を車載出来るなら、燃料電池でしょう。レシプロエンジンで水素燃やすより燃料電池の燃料にした方が圧倒的に熱効率良いですから。

5月30日 高速道路を走る度に「この国の道路管理者は無能だ」と情けなくなるけれど、その代表的存在が登坂車線のあり方。登坂車線走るような車両は、たいてい運動性能低いトラック。登坂車線に入ると、再び走行車線に戻らないとイケナイ。だから登坂車線はいつもガラガラ。ムダだと思う。なのに中央高速など走っていると、すごく短い登坂車線まで作ってる。あんな車線に入ったら、走行車線に戻るの大変だ。ムカシ、レースやってた時、非力なトランスポーターで登り車線で苦労したからよく解ります。第一、車線変更には危険が伴う。だったらトラックは車線変更しないで済むようなコンセプトにしないと。具体的に言えば、登坂車線じゃなく「追い越し車線」にするべきだと思う。そうすれば走行車線走っているトラックはそのままで、運動性能良い乗用車が車線変更すればいい。こんな簡単なこともまでワカランのだから悲しい。ま、エリート役人はクルマなど乗らないんだろうなぁ。

5月28日 今週は自動車諸税を一般財源に組み入れるかどうか、という論議が盛り上がると思う。予算在るから、と通行量が極端に少ない道路や橋をバンバン造るのもどうかと思うけれど、その一方で西武線のように朝夕のラッシュ時は1時間のウチ、10%の6分も開かない踏切だってある。雨の日なんて3分11秒という記録さえあるほど。ちなみに西武新宿線の上石神井駅は小中学生に駅構内の通行を許していないため(跨線橋の上に駅があり、みんな自由に渡っている)、朝のラッシュ時は雨の中20分くらい踏切が開くのを待っていることさえ珍しくない。せめて歩道橋を、と思うのだけれど、予算ないそうな。一般財源に組み入れるのもよいけれど、税金払う側になってみれば「本当に必要な場所」に使って欲しいと思う。一般財源でなく、低公害車の補助や環境改善のための出費、開かずの踏切対策など、クルマや交通に関する財源にしていただけたらいいのに。

5月26日 若い自動車ファンにとってはあまり実感が無いだろうけれど、いすゞと言えば老舗中の老舗。1970年代前半までは自動車好きの誰もが憧れる日本じゃ数少ないプレミアムカーを作るメーカーだった。117クーペとかベレットとかカッコ良かったです。ベレットなんてツインカムエンジン積み、和製アルファロメオと言われたくらい。しかしあまりに自信有りすぎたのだろう。その後、専門家から高く評価されるよう技術をついに開発できないでいる。現在日産に移籍して辣腕をふるう中村氏をチーフとしていたいすゞのデザインチームが手がけたスタイルも評価低い。唯一の拠り所は乗用車ディーゼルエンジンであるけれど、どうやらホンダの猛追を受けている様子。ホンダのディーゼルエンジン、当初はいすゞに生産委託するようだが、性能で勝ればGMからの注文も全部ホンダのディーゼルエンジンになってしまうかも。最悪のシナリオは乗用車部門から完全撤退し、ホンダに工場売却するという流れ。今期の大きな赤字は辛いと思う。さらにトラックも2003年の速度リミッター義務化と2005年の排気ガス規制を前に、換え控えの動きも出てきた。いくらでも対応策あるだろうが、外から見ていると全ての変革を拒否しているように感じてならない。

5月24日 ファイアストンというブランドの存続は非常に厳しい状況。依然としてアメリカのユーザーの信頼を取り戻せないらしい。GMはファイアストンというブランドからブリヂストンブランドに切り替える方針を打ち出し、フォードのナッサー社長と極めて仲が良いと評判のゴーン社長率いる日産もブリヂストンブランドのタイヤしか採用しないそうな。ま、トヨタやホンダは同調しないだろうけれど、リプレースタイヤの売れ行きも激減している状況を考えれば極めて辛い情勢だと思う。こうなると残るはアメリカ人がファイアストンをどう考えているか、という点に尽きる。アメリカという国は非常に奥行き深く、叩かれているヒトや企業を見ると、必ず励ましたり応援したりする勢力が生まれるもの。ファイアストンが正しい道を選択しているなら、きっと復活すると思う。長い歴史を持つブランンドだけに頑張って欲しい。

5月23日 ブリヂストンがフォードに絶縁状を叩き付けた! もはやフォード自動車のやり方はクレーマーみたいなもの。何とさらに1300万本ものリコール対応をファイアストン側に要求したのだという。ブリヂストンとしてもフォード自動車という顧客を失うことは非常に厳しいことである。とうてい飲めないような屈辱的条件を出してきたんだろう。自動車メーカーとタイヤメーカーは信頼感がないと付き合っていけない。ただ優れた技術を持つタイヤメーカーから絶縁状を突きつけられてしまうのは、メーカーにとっても大きな損失である。興味深いのはCART。少なくとも北米じゃファイアストンを履かないとなれば、フォードエンジン積むチームはどこのタイヤを履くのだろうか? グッドイヤーに頼むか? 商売ベースで販売するのも意趣返しとしちゃ面白い。CART用タイヤとなれば、けっこう高いと思います。ちなみにアメリカの対中政策は強気。日本政府も「精一杯辛抱するも、屈辱的なら譲らない」というブリヂストンを参考したらいいかもしれない。

5月22日 環境省がディーゼルの黒煙フィルター(DPFと呼ばれる)の実用化は難しい、という発表を行った。取材してみたのだが狙いが全くわからんです。すでに東京や神奈川、埼玉県などはDPFを装着していないディーゼル車の走行を禁止する法案を通してしまっているのだ。DPFの効能を否定するということは二つの意味を持つ。一つは「効果無いのでそんな法案などやめちゃえ!」で、もう一つが「効果無いからディーゼルを一切禁止する」というもの。このウチ後者は実現難しいように思う。大型トラックについちゃディーゼル以外のパワーユニットのメドが立っていないからだ。前者であれば現在の黒煙を野放し状態にするということになってしまう。だとすれば国民の健康を守る立場の環境省が率先して言い出すコトか? 事実であってもDPFが一定の効果を持つこと間違いないのだから、最後まで装着にこだわるべきだと思う。このあたりで環境省も「エラい! よくやった!」と評価できることをやって欲しい。石原都知事はどう出るか楽しみ。ワタシはDPF装着の推進派です。DPF以上に効果的な対策案を環境省が持っていることを望む。

5月20日 意外なことに日産の再建は大成功してる、と判断している経済ジャーナリストが多いようだ。TV見てたら「日本政府もゴーン日産を見習え」みたいなことを言っている。しかも驚いたことにフェアレディZが日産再建の目玉だと考えているらしい。日産は企業だから大幅なリストラも出来た。思い出して欲しい。前の年に赤字部門を全て切り捨て過去最高の赤字を出し、さらに今年度は換金出来る資産や財産をことごとく売却するという強引な手法。結果として日産という企業は『余裕』を一切無くしてしまう。贅肉を落とした、という言い方も出来るけれど、健全かつ素性の良い筋肉まで一緒に落としてしまったような気がしてならない。再建の目玉にするのはフェアレディZでなく、新しい技術を投入した次世代のクルマじゃなかろうか。現在の日産は大病の後の痩せた身体だと思う。カゼすら致命的になる可能性大。今まで以上に慎重な舵取りを望みます。

5月19日 数年前、開発中だったホンダのディーゼルエンジンを試乗させてくれた。音や振動はディーゼルと思えないようなスムースさ。もちろん黒煙や悪臭も気にならないレベル。どういったタイプの燃料を使っていたか、今となっては不明ながら、硫黄分50ppmの軽油を使えばあのレベルのエンジンが作れるということなんだと思う。ディーゼルのイメージを根底から変えるようなエンジンだった。ホンダが新世代のディーゼルをホンキで作れば、GMグループもこぞって買うだろう。となるいすゞはホンダの生産拠点になってしまうのか? 心境は複雑だろう。トヨタも今やホンキで新世代ディーゼルの開発に取り組んでいる。21世紀の前半はハイブリッドとディーゼルになるという読みだ。とりあえず新型イプサムのヨーロッパ仕様にはユーロ3と呼ばれる排気ガス基準のクリーンな直噴ディーゼルを搭載。2003年頃にユーロ4レベル(ガソリンと同じ)のディーゼルが出てくる予定。ホンダもユーロ4レベルです。

5月18日 サービスエリアにある「身体が不自由な人用のトイレ」の前でモメている。なんでも緊急事態だった普通のヒトが障害ある人のトイレから出てきたのを見たヒトが、猛烈にクレーム付けたのだという。確かにクレーム付けたい気持ちは理解出来る。ワタシもクルマ椅子マークの駐車スペースにクルマ止める健常者には必ず「そこは止められませんよ」と言う。でもトイレはどうだろう? 先日も障害者の方数名と話すことがあった。聞けば「障害者でも使えるトイレが欲しいのであって、専用である必要はありません。民間施設だとスペースを取られるから、と作ってくれないこともありますから。普通の人も使えるなら、もっと気軽に障害者用のトイレを作ってくれるんじゃないでしょうか。あまり特別扱いされるのも嫌なものです。本来ならアメリカのように普通のトイレのスペースを拡大したタイプを、全てのトイレに設けて欲しいです」と言っていた。ちなみにワタシも事故で潰した左くるぶしの稼動角度が小さく、しゃがむことは出来ない。皆さんどう思いますか?

5月17日 ガソリンや軽油、重量税といった自動車関係諸税は、基本的に国土交通省の「陣地」になっており、道路や橋など作るために使われる。不景気下においても税収が減らないため、役人や議員にとってメチャクチャ美味しいらしい。自民党の主流である橋本派の既得権とか。小泉内閣は自動車諸税を環境省の予算とし、環境対策費に回すことを検討し始めた。税金払う側にとってみれば必要以上の橋やトンネル作られるより、健康被害受けている地区の排気ガス対策に使って欲しいと思う。当然ながら国土交通省と橋本派の猛攻を受けること必至! 国民の多くが小泉政権を支持しているのだから、この際頑張って欲しい。

5月16日 自分の専門分野である国土交通省の役人を見てると、もう全く意思の疎通など出来ないな、と思える輩もいる。こちらが赤と思っているモノを黄色だと言うような感じ。頭脳明晰なんだろうけれど、世の中の動きとズレているとしか思えない。原稿書きの途中で国会中継見ると、まぁ至るトコロで役人が世の中の流れを堰き止めているみたいだ。連休中に滞在した阿嘉島は隣の島(慶留間島。40世帯。人口96人)との間に驚くほど立派な橋が掛かっている(竣工平成10年。工費約50億円)。これをムダ遣いと言わないのか? だったら1千万円の立派な船を10年ごとに新造し、専属の船長雇った方が安いのでは?

5月15日 クルマの取扱書を読むと「チャイルドシートは後席に付ける」よう推奨されている。チャイルドシートメーカーのタカタの広報担当者は「助手席などめっそうもない!」という。先日あるメーカー(衝突安全性についちゃ先進的)の衝突安全担当者に意見を聞いてみたら「今まで後席を推奨してきたが、根拠は無いです」。最新の衝突基準をクリアしたクルマについての事故統計がないそうだ。じゃ将来環境問題を解決するため、スマートのような2シーターが多くなったら幼児は乗せられないのか? と問うたら「今までのメーカーの主張の延長線ではそう言うしかないですね」。ただ十分に信頼をおける衝突安全性親方も「そろそろ真剣に考える時期かもしれませんね」。ちなみにアメリカで助手席に幼児を座らせない法規を作ったのは、古い基準のクルマが多数派を占めている事情を勘案したためである。プリテン付きの助手席シートベルトなら、下手に後席に装着するより信頼性高いと思う。

5月14日 週末に取材のため東北道を走った。驚くべきコトにチャイルドシート使わないで幼児乗せているドライバーが多いのなんの! 助手席のヒザの上に座っていた幼児さえ見掛けた。シートベルトしてないヒトも依然多い。日曜日、古いクラウンが橋脚に衝突し2人亡くなったけれど、壊れ方からすればベルトさえしてたら死ぬことはなかったと思う。先週の金曜日に遭遇した事故は、シートベルトしてたから助かった。夜、TVでニュース見てたら、国土交通省の扇大臣がシートベルトしないで電気自動車に乗っていなぁ。どんなに衝突安全性優れたボディ作っても、ベルトしなければ効果激減です。ちなみにリアシートもベルトは着用すべき。リアに座ったヒトのヒザが助手席の背中部分を強く押し、脊椎損傷させることも珍しくない。

5月11日 日本の自動車メーカーに「ベンツは燃料電池。BMWは水素燃やすクルマの開発をしてるけど、どう思いますか?」と、聞くと、イケてるメーカーは例外なく「燃料電池は遠い次世代。水素を燃やすというのは考えれないほど非効率」と言う。ただハイブリッドやSULEVの技術を持ってないメーカーにとって、燃料電池と水素燃料しか2003年に施行されるカリフォルニアのZEV規制に対応できない。フォードはついに燃料電池を諦め、トヨタからハイブリッドを導入することを決定した。年間2万台という台数は、ZEV規制を乗り切るのに最低限必要である。ホンダもハイブリッドとSULEVを着々と準備している。厳しいのがGMとダイムラークライスラー。どの時点で日本のメーカーに泣きつくか、だ。GMはおそらくホンダからハイブリッドを買うんだと思う。SULEVについちゃすでに買うことを決めている。ダイムラークライスラーはどうする? 三菱か? 

5月9日 警察は本気で取り締まる気を見せず、かといって車両を移動させると鳴るタイプのアラームも国土交通省に横やり入れて許可させないため(ここまで来ると泥棒の味方かと思ってしまう)車両盗難が全く減らない。今や日本は世界一の泥棒天国です。一番マイッてるのが保険業界。このままじゃ盗難に遭いやすい車種に付いては大幅な保険料値上げも必至とか。自動車メーカーにとっても困る、ということで携帯電話のシステムを使う盗難防止装置を、保険会社とタイアップして開発するケースも出てきた。しかぁし! 問題はここから。御存知のように携帯電話から出る電波を攪乱する装置など簡単に作れてしまう。すでにプロの盗難グループは、こうった装置を使っているらしい。となると残るはレッカー移動を関知して鳴るアラームか、警察がしっかり取り締まりを行うか、の2点。ま、警察庁長官を狙撃した犯人さえ捕まえられないんだから後者は期待薄。アラームの認可をぜひ!

5月8日 総重量8トン以上の大型トラックの速度リミッター装着義務化が正式に決まった。実施時期は新車が2年後の平成15年9月。すでに登録されているトラックも平成17年8月までに速度リミッターの装着を義務づけている(ただし平成6年排気ガス規制をクリアしていないトラックは構造上の問題から義務づけ無し。古いトラックなら排気ガス汚くていいし飛ばせるということか?)。国土交通省によれば「これで20%以上事故を減らすことが可能」とか。これ聞いて腹立った。明らかに20%も事故を減らせる方策を放置してきたということだもの。解っていたならもっと早くしてくれ! と強く思う。また、普通免許で運転できる4トントラックはいいのか、という疑問も大きい。免許取るときの試験内容は大型の方が厳しいのだから。ちなみに東名高速の大井松田と御殿場間の下りは2つのルートがある。この機会にアメリカのようにトラックとそれ意外を分けたらいかがだろう。そうすれば事故率の調査や道路の傷み具合の調査にもあると思う。役人にゃ無理だから政治家にお願いしたい。

4月26日 東京都は本気でロードプライシングを考えているらしい。どの範囲で課金するかという検討段階のようだけれど、いずれにしろ1台500円くらいを想定している模様。問題は周辺で発生する渋滞や、買い物客など一般ユーザーの不便さ。仕事でクルマに乗るなら経費となるだろうが、買い物などはそうもいかない。通院や幼稚園の送り迎えも辛いです。環状7号線で規制したとすれば、ここで生活圏さえ分断されてしまう。規制の目的は渋滞の解消だというが、用事あれば結局クルマで都心に入るような気がしてならないと思う。単なる弱者に厳しい増税だ。もし都心の交通量を10%減らすのが目的なら、毎日ナンバープレートの最後一桁の数字で規制すればいい。1日は末尾番号1が進入禁止。13日は末尾番号3といった具合。頼みますよ石原知事!

4月25日 26日売りのカートップ誌によればエスティマのハイブリッドは6月15日に発売されるという。車重1850kgで10・15モード燃費18kmとのこと。車重や燃費の割合からすれば、ちょうどプリウスの3分の2程度。実用燃費もプリウスの3分の2だとすれば、渋滞する街中でリッター12km前後。高速道路の90km巡航なら15〜16kmまで伸びると言うことである。これはもう画期的な燃費だ。なんせ1000ccクラスの乗用車と限りなく近いのだから。ハイブリッドの凄さに驚く。同時にブレーキ系統は新しいシステムが採用されているらしい。先日ベンツが発表した『ブレーキbyワイヤ』か? 早速調べてみたい。欲しくなりそうで恐いです。

4月24日 東名高速の片側3車線区間は大型トラックの追い越し車線を走行を禁止している。一時期、神奈川県警も取り締まりをしたようだけれど、最近やってないらしい。用賀から厚木までの区間を走ったら、追い越し車線をキープしてるトラックの多いこと多いこと。走っていること自体違反なのだからサクサク取り締まって欲しい。依然、サービスエリア出口での飲酒検問もやってないし。もう一つ。お偉いサンが後席にふんぞり返っている大型セダンのマナーも悪い。これまた追い越し車線居座り攻撃が得意ワザ。嬉しいことに一般的なドライバーのマナーは世界レベルで見ても良くなったと思う。90kmの速度リミッター義務づけになると、ヨーロッパのように大半のトラックが走行車線を粛々と走るようになるだろう。

4月23日 新規格になって「クルマ好きもクラッとくる」軽自動車が途絶えてしまった。しかし自動車メーカーにだって夢はある。楽しいクルマを作りたいのだ。ということで今年の東京モーターショーには複数のメーカーから、魅力ある軽自動車が出てくると思う。カプチーノやビートの中古車人気も全く衰えない。もしかすると日産の軽自動車が早くも出展されるか? いずれにしろ来年は軽自動車が面白くなること間違いナシ! 楽しいクルマ出たら買いますよ、もちろん。

4月22日 タイから入ってきた情報によれば、どうやらスバルで販売されるオペル・ザフィーラはビックリするくらい安いようだ。「スバルでザフィーラを売る」という発表はすでに行っているものの、価格を含めた詳細は未発表。なぜタイからの情報か、といえば、スバルで売るザフィーラはタイ製だから。タイにあるオペルの工場で生産されるザフィーラを一部日本仕様に変更して輸入、スバルで販売するのだという。タイで生産されている日本車に乗ったこともあるけれど、仕上がり具合は上々。ザフィーラに至ってはエンジンをアッセンブリーで欧州から輸入するそうなので、ベンツCクラス同様(右ハンドルは全て南アフリカ製)クオリティ面の心配はしなくていいと思う。ちなみに現在ザフィーラは1800ccエンジンを搭載し289万円。タイ情報だとスバルバージョン(車名は不明)はおそらく2200cc程度のエンジンを搭載した上、オデッセイと戦えるくらいの価格になるそうな。ベースグレードで210万円台くらいか? 2200ccから元気良く走るだろうし、ヨーロッパでのベストセラーミニバンだけに、価格さえこなれれば魅力的じゃなかろうか。今から日本でザフィーラ買うなら、タップリ値引きしてもらうこと。

4月21日 日産が無印良品と組んで『ムジカー』というマーチベースのクルマを発表した。意外だったのがスタイル。けっこうオシャレなのだ。主に違うのはフロントグリルなのだけれど、やっぱりヒゲのカタチみたいなグリルより数万倍いいと思う。アメリカ日産は「絶対イヤだ」と断固導入を拒絶しているヒゲグリル、日本も失敗を認め、やめればいいのに。プリメーラもティーノも、フロントグリルさえよくなれば全然イメージ変わるハズ。プリメーラもシーマも受注が激減している様子。依然「3ヶ月しか売れない病」のままだ。スカイラインも辛かろう。ここでもう一度真剣に「日本に於ける日産のあり方」を考えるべきだと思う。

4月19日 ワタシが参考のために作った安全性のレーティングを、J−NCAPで発表されたデータなど参考に変更した。正直な話、予想していたより軽自動車は全般的に車体の変形激しい。生命の危険性こそないかもしれないが、下肢の傷害は相当大きいと思われる。ただでさえ狭い軽自動車なのに、ブレーキペダルが30cm近くも押し戻され、さらに10cmも上方にハネ上がっている車種多い。26日売りのベストカーで説明しているが、ペダルの変形は足に重大なダメージを与えるだけでなく、運悪ければ大出血するし、挟まれた状態で火災になれば危険。また、言うまでもなく衝突安全性試験はあくまで絶対的な評価。大きなクルマに当たったらどうする、というのは別の試験方法が必要。相対的な評価は今後のテーマだ。

4月18日 昨日、J−NCAP(衝突安全性レーティング)が発表された。不思議なのはファンカーゴ旧型の頭部傷害値。何と危険領域と言われる1000を超えている。ファンカーゴはGOAだからオフセット衝突に対応しているハズ。実際、現行モデルもテストされており、そちらは360。ボディ構造は大きく変わっていないので、どうしてこんなに違うのかわかりません。こうなってくるとデータの信頼性さえ疑わしくなってくる。けっこう笑ったのはブレーキテストで「熟練したドライバーが行っているので一般のドライバーより短いこともある」と説明されていた点。ABSやブレーキアシスト付きのクルマならフルにペダルを踏むだけでいいハズ。それともコントロールしているのか? となれば純粋なクルマの性能差にはならない。笑えるのはドライとウエットの制動距離差がほとんどないこと。レガシィなど100kmからフルブレーキングして1,8mしか違わない。んなことあるかい! と警察は突っ込むところです。26日売りのベストカーでバッサリ斬りました。

4月17日 久々にF−1をジックリ見てきた。考えること非常に多かった。基本的にはF−1の技術など生産車にフィードバック出来ないから、もの凄くお金の掛かる遊びだと思う。でもF−1で戦うことによる自己啓発というのは金銭に換えがたいバリューを持つような気がしてならない。ここに出てきたメーカーは、誇りとプライドを知るのだ(オゴりを覚えたら最悪になります)。最近ホンダがトヨタのようになってきた、と言われる。F−1活動を中止してる期間に開発されたモデルに多い。ジョーダンという理想的な相棒を得たホンダは、また味の濃いクルマを作ってくれるんじゃなかろうか。それ以上に怖いのがトヨタかも。F−1にはトヨタに欠けている大きなモノがある。巨額の予算がつぎ込まれるけれど、おそらく十分モトは取れると思う。

4月13日 本来なら4月上旬(4月7日と言われていた)に発表される予定の衝突安全性レーティング(主催は国土交通省の外郭団体)だが、どうやら大いにモメている様子。とりあえず4月17日に発表するそうだけれど、依然ハッキリしない状況らしい。自動車メーカーが強硬にクレームを付けているようなのだ。メーカーの主張はよく判る。結果が発表されればそいつが一人歩きし、メーカーのイメージを傷付けるから。それでも100歩譲って公平なテストや評価なら納得できよう。しかし公開実験を取材したワタシの目から見ても公平でないと感じる点、数多くあった。漏れ伝え聞く情報によれば、総合評価は「なんだよそれ!」と腹が立つほどだとか。一生懸命対処してきたメーカーと、そうでないメーカーの差が少ないらしい。J−NCAPに(国土交通省のいわゆる天下り団体だと思われているのかも)にアメリカやヨーロッパみたいな権威がないということか? 少なくともワタシが取材した限りでは納得しがたい点、ありました。17日にどうなったら報告します。 

4月9日 日本で売られている輸入車の価格は、まだら模様になってきた。良心的なインポーターと、暴利に思えてしまう価格設定をするインポーターがハッキリ別れてきた感じ。以下、価格を並べてみます(カッコ内は日本での価格)。BMW X5/486万円(645万円) ベンツML320/448万円(555万円) レンジローバー/775万円(750万円) ハリアー3リッター/446万円(311万円)。ミドルクラスのセダンはBMW325i/337万円(473万円) C240/373万円(500万円) ボルボS60/343万円(395万円) インスパイア/382万円(345万円)。輸入車ではローバーとボルボが適当と思われる価格設定じゃなかろうか。X5とML、インスパイアはいずれもアメリカで生産され、日本に輸入されているモデル。現在の価格見るとX5買うヒトの場合、キーを200万円で買うようなものです。このところ貿易不均衡が外交の話題に上がりそうな気配になってきたそうな。もし日本で輸入車が売れないのを日本の責任とするなら、その時は断固として「違う!」と主張します。

4月8日 日産がスズキから軽自動車の供給を受けるそうな。となると気になるのが「質感」の問題。御存知の通り自動車メーカーは独自に品質の基準を定めている。日産の基準、軽自動車といえども(ハイパーミニは日産初の軽自動車)スズキよりはるかに要求値厳しい。おそらく日産の評価チームがスズキの軽自動車に乗ったら、どこから手を付けるべきか悩むことだろう。ワタシも日産の軽自動車がホンダのクオリティに届かなければガッカリする。ダイムラーはクライスラーと合併し、当初同じフロア使って新型車を作ろうと考えたらしい。しかしあまりに要求レベル違うので断念したとか(おそらくクライスラーは三菱に頼んで立て直すんだと思う)。トヨタもダイハツのクルマを自社の販売チャネルで扱っているが、GOAは与えなかった。果たしてコスト最優先で作られているスズキの軽自動車を日産はどう考えるのか。同時にマツダ向けのOEM生産は終了すると思われる。マツダは軽自動車から撤退するか、ダイハツからOEMを受けるかのどちらか。近々発表あるだろう。

4月7日 新型ステップワゴン、聞くところによれば現在値引きは10万円程度とか。ただホンダの場合、ワンプライスを維持しづらいと思う。というのも『ホンダ4輪東京』が「インボイス方式」という仕入れ値に3%の手数料を加えたワンプライスで販売する方法を取っているため、すでに10%以上安く買えるからだ。227万円のステップワゴンの場合、25万円くらい安くなるハズ。こういったディーラーがあると、同じワンプライスでもワタシが嫌いな「値引き無し販売」など出来ない。また、普通のディーラーだって値引き幅を大きくしなければならなくなるから、買う側にとって魅力ある価格になるんじゃなかろうか。ホンダにとっちゃイヤな販売方法かもしれないけれど、どうせ半年もすれば値引き大きくなる。インボイス方式は値引き交渉しなくていいし、値引きもしてくれるという嬉しいシステムだと思う。やっぱり日本は値引きがクルマ購入時の大きなキッカケになると思います。

4月6日 ロスに行くのはほぼ1年ぶり。驚くのが強気の物価である。日記にも書いた通りガソリンは1リッター換算すれば62円40銭で、日本の諸税抜きガソリン価格より20円近く高い。また、セールをやっているお店を覗くと、これまたネダンの下げ方に気合いを感じないのだ。昨年末からアメリカも景気悪くなりつつあると聞くが、ホンキで景気悪かった頃のアメリカって「おいおい! こんなモノがこんな安いの?」と驚きの連続だったもの。安くしなければ消費者の目を引かないのだろう。冷静になって考えてみれば、現在の日本は景気悪いときのアメリカみたいになっている。ほとんどヤケッぱちの価格設定だって多い。ということで、考えたことは二つ。もしお金があるなら日本は買い物の絶好機です。掘り出しモノもウジャウジャあります。先日も近所の靴屋に行ったら本物の『ティンバーランド』が3千円! 躊躇せず買った。アメリカより安いので、明日もう一足買っておこうかと思う。高級中古車や不動産、株式なども今が買いの好機だと思う。二つ目が今後の景気。あそこまで落ち込んだアメリカだって盛り返している。ここでガマンすれば、何とか持ち直すんじゃなかろうか。ただ個人個人でしっかり目標を持ち、良い仕事することが条件。ワタシも頑張ります。

4月1日 国土交通省は2003年9月以降販売される大型トラックに対し、90kmで作動する速度リミッターの装着を義務づける決断をした。理由は事故の防止。確かに最近大型トラックの走行パターンを見ると、ハッキリ2極化しているように思う。例えば関越道の練馬から前橋までの区間は3車線となっており、大型トラックについちゃ走行車線をキープすることが定められている。2極化とは「それをキチンと守りユックリ走るドライバー」と「今まで通り猛烈なスピードで走っているドライバー」です。このウチ後者は追い越し車線に出ると違反だということを認識しているから、走行車線でメチャクチャ飛ばす。したがって中央車線を100km巡航している乗用車を見ると腹が立つらしく、激しく煽っているシーン見ることも珍しくない。90kmで速度リミッター掛ければ、もはやそういったムチャもしなくなるだろう。考えてみるとヨーロッパなどは大型トラックの速度制限を厳格に行っている。今まで日本は甘すぎたように思う。やっぱり運動性能で大きく劣る大型トラックが140kmでぶっ飛ばすシーンは、グローバルスタンダードで見れば非常識だ。また、二酸化炭素削減や、排気ガス問題についても大きな一歩となるだろう。120km巡航から90km巡航になれば燃費は20〜30%良くなるし、排気ガスだってクリーンにすることが可能。大型トラックの次は小型トラックの速度リミッターも義務化して欲しい。