7月31日 以前ここで「ガソリンによってエンジンのパワーが全然違う」と書いた。実際、雑誌のテストによれば『フォーミュラーシェル』を入れた時の最高出力と、最も低かったハイオクとのパワー差は10%程度あったほど。ただ「ホントかね?」と思ったヒトも多かったろう。さて、7月1日から『エネオス』と呼ばれる新しいブランドのガソリンが発売された。日石三菱のHPみると「15%パワーアップする」そうな。15%と言えば物凄い差。燃費もアップすると書いてある。元来ミーハーなワタシだけに、早速エネオスを入れている。ま、夏場なのでしっかりテストする元気ないのだけれど、涼しくなったら比べてみようと思う。ホントに15%パワーアップしたならば、もうエネオスしか入れません!
7月30日 ETCの利用者が全く増えない。先日もETCのゲートをしばらく見ていたのだけれど、ついに20分間で一台も利用者は無かった。道路公団は数年後に全てのゲートをETCにすることを視野に入れた検討をしているようだけれど、現在のガンジガラメの管理じゃ利用者の賛同を得られまい。だって毎月送られてくる請求書には、全ての利用区間がデータとして出てくるのだから。誰にも知られず高速道路でドライブすることもままならなくなる、ということ。ワタシ自身はやましいことないから問題ないけれど、そんなことまで管理されるのはイヤだと思う。領収書でないとなれば、交通費の精算だってどうする? ペーパードライバーもカード作らなければならないのだろうか? 利用者のことを全く考えずに作られた社会システムって何だろう。
7月29日 自分のネスタにアーシングをしてみた。とりあえず8本ほど。詳しくは来月売りの誌面で紹介したいが、間違いなく効果ありました。興味深いことに最高出力という点じゃ、ほとんど変わらない。しかし中間回転域のパーシャルスロットルでのトルクはハッキリ数値に出るくらい違う。もちろん最大のメリットは燃費改善です。アースの本数や箇所によっても効能は違ってくると思う。ワタシのネスタの場合(といってもやったのは及川さんですけど)、8本プラス標準のアース線に流れる電流をチェックしてみたら、1本はほとんど意味無かったことが判明。けっこう奧深いようだ。いずれにしろ1〜2万円で出来るチューンナップとしては最高に効果あると考える。せひともおすすめしたい!
7月27日 渋滞中の関越道登り車線の所沢IC出口は皆さん行儀良く左車線で列を作っている。しかし追い越し車線から割り込んでくる黄昏野郎が非常に多い。今日も2kmほど渋滞していたのだけれど、次から次へと入ってくるため並んでいるヒトの車線も進まないのだ。いわゆる「正直者はバカを見る」という状態。渋滞すれば必ずこういった状況になるのだから、警察がキチンと監視すればいいと思う。国民が「御苦労さま!」と感じることはやらず、ズルいと思えることばかりやってると、警察に対する信頼などなくなる。ヒトに嫌われる仕事やってて楽しいのだろうか? どうせやるなら喜ばれる仕事をして欲しい。
7月26日 チャイルドシートを使うヒトが増えたのは大いに喜ばしいことながら、弊害も出てきた。それはトナリのクルマに傷つけるケースが増えたこと。今日も近所のショッピングセンターで目撃したのだけれど、幼児をシャイルドシートに座らせる際、お母さんときたらドアを思い切り開けてるでないの! お母さんの乗ってるクルマは10年落ちのモト取ったような車種だし、ドアの先端は硬い。でもトナリのクルマは新車のゴルフ。横っ腹に思い切りドアパンチ喰らわせ、しっかり凹ませてしまった。そのまま行こうとしていたので「それはないと思いますよ」と引き留めているウチ、ゴルフのオーナーが戻ってきたので状況を伝える。ブツけたことは認めたので、その場を立ち去ったけれど、ほっていたら逃げたと思う。確かにチャイルドシートに幼児を座らせようとすると、ドアは開く。マナーの悪いヒトが増えた昨今の社会事情など考えれば、チャイルドイシートシート付きのクルマの横に駐車しないのが最大にして唯一の防御方法か?
7月25日 一昔前まで自動車好きは輸入車に対し憧れの気持ちを持っていた。現在30歳代中頃以上の人なら「お金に余裕あれば輸入車にしたい」と考える割合が高いと思う。しかし今の若いユーザーは、輸入車に対する憧れなど無い。同じ年式のポルシェ911とNSXだと、NSXの中古車の方が高いのだ。ベンツSクラスとセルシオの関係も似たようなもの。若いクルマ好きに聞くと「輸入車でなく国産の高級車が欲しい」という。輸入車のインポーターが販売成績を最優先し、若いファンを育てなかったのかもしれない。このままだと輸入車はオジサンのクルマになってしまいます。割とカジュアルな路線を選択したVWの好調ぶりは当然か?
7月24日 ワンプライス販売が嫌いである。値引きというのは古くからある日本の習慣。だからこそ値引きのことを「勉強」とか「負ける」という。お客さんに対し売る側が「譲歩する」。だからこそお客の側もセールスマンに対しお茶を出したりするのだ。大きな値引きをメーカーからもぎとってくれるセールスマンはユーザー味方です。ワンプライスだと殺伐としてしまう。「もう少し安くなりませんか?」とお客。「すみませんが値引きできません」。これじゃコミュニケーションすら取れない。販売力を売りにしてきたトヨタですら、発売後1年以上経つようなクルマが売れなくなってきた。やっとワンプライス値引き無し販売の問題点に気付いたらしく、ここにきてヴィッツやファンカーゴの値引き幅が急に拡大している。クルマを買うときは大いに値引き交渉を楽しんで欲しい。イヤなヒトはインターネット販売を使いましょう。
7月23日 バラード社の燃料電池を使うグループの中では最も優れた性能&仕上がり度を持つと評判のホンダFCEV(下の写真)に試乗した。サクラメントで行われている走行テストでは(燃料電池車を開発しているメーカー8社が集まってテスト中。といってもマトモに走っているのはホンダとダイムラークライスラー、フォードのみ)、圧倒的な評価を得ているのだ。今回は栃木研究所周辺の公道を走ったが、これまた電気自動車と同等の完成度に達していると感じた。ただホンダも実用化は2010年以降とコメントしている通り、現時点での仕上がり具合について評価するべき段階じゃないと思う。間もなくトヨタもサクラメントに乗り込んで走行テストを始めるらしいが、おそらく全てのバラード陣営はぶったまげるんじゃなかろうか。詳細は8月下旬売りのCT誌で。
7月22日 COP3の問題で日本は矢面に立たされている。議長国ということもあってギリギリまでアメリカを説得する義務はあるけれど、合意出来なければ全開で突っ走ればいいと思う。日本の技術を持ってすれば、1990年比6%の二酸化炭素排出量削減など難しくない。むしろクルマの買い換え進み、太陽光電池パネルなど普及し経済は活性化するんじゃなかろうか。輸送も鉄道車両にトラックを載せて運ぶようなシステムになると、環境にやさしくなろう。高速道路だって空く。ワタシの場合、1990年と比べればプリウスの導入で自動車に関する二酸化炭素排出量は間違いなく30%程度減っている。家庭や仕事で使う電力も、太陽光発電のコストダウンさえ進めば迷わず導入したい。ワタシが使う電力なら4kw分くらいの太陽光発電を導入するだけで使用量半分になるんじゃなかろうか。様々な省燃費需要だって起きるだろうから、景気回復の特効薬になると思います。環境問題に積極的な小泉政権だからして、ワタシは大いに期待してます。
7月21日 ファイアストン対フォードの戦いが天王山を迎えた。ロビーを動員し、フォードが強引な一手に! ただこの勝負、最終的には正義が勝つと思う。フィットの売れ行きが猛烈である! 大ヒットを見越しメーカーに対し大量予約したディーラーなら11月納車も可能らしいが、そこまで売れるまいと判断したディーラーは配車が間に合わず2月になってしまうという。もし納期長いなら、違うディーラーに聞いてみたらいいと思う。現時点で軽く2ヶ月くらい納期が異なるそうな。エスティマハイブリッドも順調。依然として受注ペースが落ちず、そろそろ年内納車が難しくなってきている。8月下旬あたりから販売されるスバルのミニバン、トラヴィックも、販売予定台数少ないため人気車となれば納期が掛かる可能性大。欲しいと思うヒトは早めのリーチをすすめておきます。
7月19日 燃料電池車の実用化とは何か? トヨタに聞くと「プリウス程度の価格と実用性を持つことです」という。燃料電池そのもの技術的は2005年くらいに実用化段階になるそうだけれど、問題は水素。現時点では難しく、安全かつ安価に車載しようとすれば技術のブレークスルーが必要。燃料電池については興味深いハナシをたくさん教えて頂いた。驚きの連続である。ただ最後のネックはやっぱり最もシンプルな元素である水素の取り扱い。電気自動車が何十年経っても実用化されないのは、バッテリーのブレークスルーが無かったためだ。すなわち水素の運搬も同じという可能性大。バスや家の燃料電池化は2010年くらいから間違いなく進むと思う。
7月17日 道路に平気でゴミを捨てるヤツらが目立つ。東京の環状八号線の中央分離帯を見ると、ほとんどゴミ捨て場状態。いくら清掃してもダメらしい。そういえば高校生のたまり場もゴミだらけとか。ワタシなどディズニーランドでさえ通路にゴミ捨てるの抵抗あってイカンです(どこにでも捨てて下さいというのがコンセプト。通路に捨ててもすぐ清掃担当のヒトによって片づけられる)。イチバン悪いのは親だ。もっと真剣にコドモを育てて欲しいと思う。一方、ガソリンスタンドでゴミを受け取らなくなったのも困る。スタンドで気軽にゴミを捨てられるようになれば、道端に捨てられるゴミも少しは減るかもしれない。いずれにしろゴミの問題一つとっても様々な要因が関係してくる。そろそろ真剣に社会のあり方を考えるべきじゃなかろうか。
7月16日 昨今の報道姿勢は理解できない点が多い。外務省の言い分をそのまま聞いて田中外相にイヤミを言ったと思えば(プラハ滞在は観光じゃないか、などと報道している)、不祥事が起きれば急に責任転嫁し、外相や首相の監督不行届だという。長野県でも記者クラブを廃止されたということで(記者クラブというのは極めて閉鎖的でヘンな組織だと思う)、知事と対立している。アメリカではイチロー選手を追いかけ回し、取材拒否を喰らってしまった。マスコミなら何でもやっていい、ということはない。こんな姿勢で報道していると、やがて最大の支持者たる国民の信頼を失ってしまうだろう。大物キャスターが存在する番組はキチンと軌道修正されているけれど、単なるニュースは完全にアカンです。潰すばかりでなく、育てる視点に立つべき。もちろん自動車評論家も最大の支持者は読者である。期待を裏切ったらいけません。
7月15日 日産の有力関連会社でDPF(ディーゼルの黒煙フィルター)を開発中だという。考えてみればマスキー法(1973年に施行された排気ガス規制。当時は不可能だと言われたくらい厳しかった)の対応技術を完成させたのは、プリンス自動車出身の中川さんだった。飛行機好きの間じゃ中島飛行機で誉エンジンの開発を担当した名エンジニアとしても有名です。その流れを継いだエンジニア達が懸命にDPFを開発しているとなれば、相当レベルの高い製品になると思う。いや「チャンス到来!」とばかりDPFの開発をしているメーカーは多いんじゃなかろうか。未だDPFはモノにならない、などと言う意見もあるようだけれど、ワタシは今年の東京モーターショーで魅力的なDPFが出てくるような気がする。もちろん何百万円なんて価格でなく、上見ても30万円。目標は10万円くらいに置いていると考える。
7月13日 トヨタのディーゼルエンジンの完成度が高いらしい。BMWの新型ミニは2003年からトヨタのディーゼルエンジンを搭載する方向だと新聞報道された。その一方でPSA(プジョー/シトロエン)グループと共同で開発するコンパクトカーは、プジョー製のディーゼルエンジンを搭載するのだという。こちらはコストの関係なのだろうか? いずれにしろトヨタのディーゼルエンジンの凄さが間もなく解ると思う。機会あったらトヨタのディーゼルエンジンを開発しているエンジニアの取材もしてみたいです。
7月12日 どうやら今月は各雑誌が日本中を走り回っているようだ。主役はエスティマハイブリッドとフィット。いずれも燃費自慢のニューフェースだけに、どのくらい走るのか気になるのだろう。かくいうワタシも走りまわっています。早い雑誌は今月末売りあたりから結果が出てると思う。参考までに書いておくと、満タン方の場合は最低で燃料タンク6分の1になるくらいまでガソリン使うか、1000kmくらい走らないとキッチリしたデータになりません。走行距離の少ないデータは参考程度にしましょう。
7月10日 これまでずっとショーワを除く国産ダンパーを批評してきた。実際、自動車メーカーの進歩に全く追いついていなかったと思う。しかし! 本日試乗したエアトレックに付いていたカヤバ製ダンパーは相当良い仕上がりだった。つい先日ターボ車を追加したセディアワゴンと比べ、ハッキリ良くなったのが解るほど。車体やタイヤとのマッチングもあるだろうけれど、一般的なヨーロッパ製ダンパーと比べても負けない味を持っている。これが実力なら、日本車はググッと変わるだろう。すでにエアトレックの乗り味ときたら今までの三菱車と全く違うのだ。むろん、すぐ「カヤバのダンパーは良くなった!」という結論を出すつもりはないけれど、楽しみになってきました。そのエアトレック、ハードはレベル高いもアリストに似たフロントマスクとインプレッサ風のリアビューが残念。今や日本のユーザーのデザイン意識はもっと高い。
7月7日 ここにきて新しい技術が次々と育ってきた。筆頭はディーゼルエンジンの代替燃料で、先日書いたGTL(ガスから作った液体燃料)にも複数のアプローチがあるようだ。実現すればエネルギーと環境問題を大きく一歩前進させられるだろう。身近なトコロでは窓ガラスの光触媒の実用化に見通しついたり(実現できればフロントガラスは水だけで汚れ落ちる)、富士重工が風速2mで稼働する風力発電装置開発したりと、確実に時代は変わりつつある。ここで努力した企業や人は、大きな財産を得ると思う。逆に何も手を打てない企業や、後ろ向きの批判しか出来ないようなヒトは、努力している企業やヒトと決定的な差が付く。依然ハイブリッドの将来性に疑問を持っている自動車メーカーもあるけれど、決断するなら今しかないです。ものすごく大変だしお金も掛かるだろうが、やるしかありません。
7月4日 20年実用化しないと思う燃料電池車だが、自動車メーカーにとってみれば半ば意地のようなもの。2003年の市販化をにらみ、実用試験が始まったようだ。先日トヨタはクルーガーVベースの先行試験車を発表。そしてホンダも7月中旬から栃木県の研究所を中心に公道走行テストすると発表。ホンダはすでに発売している電気自動車にバラード社製の燃料電池(約85馬力)と、キャパシタを搭載したもので、燃料は250気圧に圧縮した純水素を使う。航続距離は180km。トヨタもホンダも燃料に純水素を選んだあたり、やっぱり慧眼だと思う。メタノールだのガソリンだのは遠回りです。ただ圧縮した純水素を使うということは、そのまま販売出来ないと言うことでもある。やっぱり圧縮した純水素は簡単に扱えません。興味深いのは2003年に発売する時の価格。電気自動車は450万円でも売り物にならなかった。おそらく燃料電池車も電気自動車のように「技術的には作れても汎用性ない状況」が続くんだろう。ハイブリッドのように誰にでも買えるような価格になるのはいつになるか?
7月2日 マツダにチャンスが巡ってくるかもしれない。御存知の通りフォードはファイアストンタイヤとの間のゴタゴタで、非常に不利な状況となってきた。アメリカでの売れ行きが回復せず、ユーザーの信頼も失いつつある。確かにパンクしただけで転倒する可能性有るクルマなんか乗りたくないもの。となると今回の騒動で決定的な決断を行ったナッサー社長の更迭ということになるのだろうが、当然フォードのアライアンスまで見直すに違いない。現在飼い殺し状態のマツダを環境対応技術の拠点として育てれば、ハイブリッドや超低排出ガス規制(カリフォリニアで施行されるSULEVなど)をパス出来るエンジンも作れるんじゃなかろうか。有能なマツダの技術者は、もう少し様子みたらいい。実力をふるえる好機到来となるかも。
7月1日 フィットとエスティマハイブリッドの売れ行きが予想をはるかに超えている。エスティマの場合、すでに納期は9月下旬から10月。いや、この週末に千台オーダー入っていればさらに1ヶ月遅れてしまう。増産しようにも同じラインでプリウスを作っており、これまたアメリカ向け輸出するためフル稼働中。アメリカでは納期の見通しが立たないほどの人気なのだ。ディーラーから「クルマをもっと回して欲しい!」と猛烈にプッシュされている状態。エスティマも3直の24時間体制で作れば月間1500台になるのだが、部品などの関係もあってフル生産までもう少し掛かるという。フィットの売れ行きも「超」が付くくらいの弾けぶり。現時点で値引きは全くしてくれないが、下からリンクしているホンダ4輪東京なら中間グレードで14万円少々の値引きしてくれる。スカイラインも順調な滑り出し。スカイラインの前身だったXVLというモデル、どうやらレパードの後継車だったようだ。そう言えばセドリッククラスでパーソナルユース。V型エンジン積んでいることなど考えれば正しくレパードです。
6月29日 ハイブリッドを高く評価する原稿を書くと、必ず「バッテリーの寿命はどうなる?」という反論がある。どうやらプリウスがデビューした時に流された様々な怪情報を信じているらしい。実際、ライバルメーカーから「プリウスは出来損ない」みたいなウワサが出たようだ。確かにニッケル水素バッテリーに寿命はあるけれど、普通に使っている限り車検4回の走行10万kmくらいまでなら問題ないと思う。100歩譲って寿命を迎えたとしても、怪情報のバッテリー価格より圧倒的に安いと考えて良い。ハッキリした目標価格は書けないけれど(変わる可能性あるので)、エスティマの場合、普通の12Vバッテリー2〜3回分の交換コストくらいをイメージしておけばいいと思う。付け足しておくと車載のニッケル水素バッテリーはキチンとリサイクルされます。様々な情報がフィルター無しで流れるインターネットメディアの場合「怪情報」と「正しい情報」の判別はとても難しくなる。参考までに書いておくと、エスティマハイブリッドを今オーダーすると、納車は秋。売れ行き絶好調らしい。
6月28日 日本の自動車メーカーが続々と対中輸出ストップしている。長ネギやシイタケなど農作物のセーフガードに中国側が反発し、100%という報復的関税を掛けられているためだけれど、問題の根は深い。食糧の場合、ある程度国内で自給できる体制をとっておかねばならないのだ。クルマや電化製品などは1週間無くても辛抱出来るけれど、食べられなければ1日で辛い。いや、今後1週間ナニもありませんよ、と言った途端、パニックになるだろう。日本の自動車メーカーはそのあたりを理解しており、強引に「セーフガードを取りやめよ」とは言っていない。一刻も早く政治のチカラで日本の農業を育てて欲しいと思う。日本の農政はNo政です。また、中国もイメージを落とした。やっぱり中国とは胸襟開いてつき合えないな、と思った企業が増えたと思う。
6月26日 意外なことにクラウンに搭載される『マイルドハイブリッド』も、ハイブリッド車として分類されるのだという。システム的にはとてもシンプル。普通のクラウンの発電機(オルタネーター)を大型化し、スタート時の補助モーターとして使うというもの(駆動はベルトで行う)。大がかりなエンジン停止装置といってもよかろう。10・15モード燃費は15%向上するというが、停止の多い都市部などなら20%くらい燃費良くなる可能性もある。こういったシステムなら、トヨタ以外のメーカーだって簡単に実用化出来よう。本日小泉首相と会談した日産のゴーン社長も、簡易型ハイブリッドの開発に着手にGOを掛けると思う。いや、日産以外のメーカーだって「これならウチでも出来る!」と考えるハズ。全社勢揃いしそうな流れ。もちろん簡易型ハイブリッドはあくまで簡易型であり、最大限で20%程度の燃費低減しか出来ない。本命はプリウスやエスティマ方式だと思う。ただヒョウタンからコマで、モーターとエンジンの協調制御を研究しているウチ、面白い技術が生まれるかも知れない。
6月25日 ファイアストンのランペCEOがアメリカの公聴会で述べた陳述の全文(和訳)を読んだ。驚くべきことが一つ。フォードは意地で1300万本のタイヤをファイストン以外のタイヤに無償交換している最中ながら、エクスプローラーに装着されたファイアストンのクレーム率(トレッド剥離)は100万本で9本の割合でしかない。これは優秀だと思う。いや、より正確に言えば、タイヤの空気圧設定が異なるフォード・レンジャーのファイアストンの場合、トレッド剥離はエクスプローラーの8分の1に留まる。また、GMに収めた310万本以上で言えば、2本しかトラブルを起こしておらず、幸い事故に至らず済んでいるそうな。常識的に考えてみれば、トレッド剥離しても転倒やコントロール不能に陥らないクルマを作るべきであろう。タイヤトラブルが即座に転倒を意味するなら、パンクすら命に関わってくるのだから。現在フォードはファイストンに責任をなすりつけるため、他ブランドのタイヤに交換しているが、アメリカの報道によればファイアストンより高い割合でトレッド剥離起こすブランドもあるという。もし交換して事故になれば、フォードは新たな犠牲者を生み出すことになる。私の率直な印象を書けば、もはやナッサー社長は終わったと思う。フォード一族は、可及的速やかに良心を持って対応すべきだ。
6月24日 日経新聞読んでいたら、日石三菱が天然ガスをベースに軽油代替の燃料を作るとあった。記事によれば全く硫黄分を含まず、しかも量産すれば軽油と同じくらいのコストで販売出来るとのこと。狙い通りになれば素晴らしい! だって硫黄分を含まなければ、ガソリンと同じくらいクリーンな排気ガスになる可能性大(新燃料の効能については近々取材します)。いや、最新の技術を持ってすれば可能だと思う。普通のディーゼルに入れても黒煙は大幅に減少する。そういえばガイアックスを売っている会社も、ジュネシスという軽油代替のクリーン燃料を開発しているという。こういった燃料が実用化されれば、ますます燃料電池は遠い将来のエネルギーになるだろう。電気自動車のように「技術的に確率しているがコスト的に全く折り合わない」状況がワタシは20年は続くと思っているのだが、新しい燃料が出てくればさらに遠ざかってしまう。ディーゼルに技術を集中投入しているトヨタは、そのあたりも読んでいる。この分野もトヨタが先行し、ホンダ猛追という状況。
6月20日 フォードとファイアストンの戦いは転換点を迎えたようだ。これまで圧倒的にやられっぱなしだったファイアストンだったけれど、ここにき次々と有利な状況が出てきた。最も重要なのは「真実はどちらにあるのか?」という問題だと思う。ファイアストンのタイヤに問題があれば、低い空気圧のままでも今後フォード製SUVの転倒事故は発生しない(空気圧を高く設定し直そうものなら、その場でフォードの負け)。逆に今後も転倒事故が発生したなら、フォードの完全な敗北となる。そうなればフォードのダメージは計り知れないものになるだろう。フォードが「負け」となると悪質な欠陥隠しとなってしまい訴訟の支払いだけでも天文学的な金額。もはや中途半端な決着は考えらない。漏れ伝え聞く情報によれば、現在交換作業をしているファイアストン以外のタイヤも製品にバラツキがあるそうで(むしろファイアストンより多い割合で不良品が混ざるメーカーもあるという)、バーストすることは十分ありえる。ファイアストンサイドは強い自信を持っている。
6月19日 クルマの質感や乗り心地に大きな影響を与えているのがダンパー。日本がヨーロッパと比べ大きく劣っている部分である。ユーザーサイドにも問題が多いと思う。ヨーロッパやアメリカでは消耗品として理解されているのに対し、日本は一生ものだと考える傾向。耐久性とダンパーの性能は反比例するという。スカイラインは新しいコンセプトのダンパーを採用しているが、やっぱりビルシュタインなどと比べてしまえば厳しい。コニやベンツが使っているザックスなどのダンパーをメーカーが純正指定(ディーラーでそのクルマに有った仕様のダンパーを買えるようにして欲しい、ということ)してくれれば嬉しいのに。交換時期を4万kmに設定した「ヨーロッパバージョン」を作って売る、という方法もあります。
6月18日 トヨタはエスティマハイブリッドの発表会で「100年の技術」というアピールを行っていた。つまりハイブリッドが次世代の重要なパワーユニットになるということ。ただ裏があり、トヨタは21世紀序盤で使う主幹技術を3つ育てている。ハイブリッドと次世代型ディーゼルエンジン、そして「コストを掛けず軽量化する技術」だ。驚くべき事はこの3本柱となるべく技術に対し、3〜4年くらい前から全力疾走し始めてるという点。すでにハイブリッド技術に関しては、高校生と幼稚園児くらいの差が付いていると思う(まだ生んでいないメーカーもあります)。しかも高校生は全力疾走に入っている。幼稚園児の方は、未だハイブリッドをやろうかどうしようか迷っている状態(強いて言えばホンダが中学生レベルで全力疾走する寸前)。決定的な差がつかないうち、全力疾走に入るべきだ。燃料電池? こらもう20年くらい忘れていいです。
6月14日 三菱の人事異動があった。驚くのはダイムラークライスラーから送り込まれた執行役員の多さ。開発セクション以外は、ほとんどリーダーがダイムラークライスラー側になった感じ。ここまで露骨に侵略されてしまうと、三菱ファンでさえ引いてしまいそうになるんじゃなかろうか。そういった意味からすれば、日産の方がずっと独自性あります。ただ開発セクションに手を付けないあたりがダイムラークライスラーの巧妙さ。もし優秀な技術者が辞めてしまえば、三菱と提携した意味までなくなってしまうから。三菱の技術者って、トヨタや日産、ホンダに負けないくらいレベル高い。WRCのランサーだって三菱で直接開発しているのだ。ただダイムラークライスラー飲み込まれてしまうのか、三菱らしさを再び前面に出してこれるかは今後の努力次第だと思う。
6月13日 今日の国会で道交法の厳罰化が決まった。基本的にこれまで流れていた情報と同じながら、気になった点が二つある。一つは酒酔い運転とひき逃げの罰則が非常に近くなった点。懲役3年と5年の差こそあれ(初犯ならどちらも執行猶予付くと思う)、罰金は50万円。酒酔いと比べれば、はるかに悪質なひき逃げの罰則が甘すぎないか? また痴呆者(アルツハイマー病が対象だと思う)の免許取消り制度が追加されたものの、アルツハイマー病の問題点は免許の有無さえ意識になくなってしまうこと。アルツハイマー病の患者を保護している人の監督責任も問わなければ、いつまでも自宅のガレージにカギを付けたまま駐車しておくクルマは無くならないと思う。また専門家によればアルツハイマー病の認定は難しいということなので、おそらく住所や氏名、生年月日など聞いて答えられなかった場合、取り消しの対象になるのだろう。
6月12日 国土交通省は今年の10月をメドにETCの割引制度を導入すると発表した。内容は各公団(首都高と阪神。それにJH)2年間で1万円を上限に20%割引というもの。非常に判りにくいが、首都高と阪神高速使わないドライバーの場合、5万円分の利用までが20%引きになるワケ。現在5万円分のハイウェイカード買えば5万8千円分使えるので、わずか2千円しか安くならないのだ。ワタシのようなヘビーユーザーだと、年間20万円以上高速道路使うから、すぐ限度額一杯の1万円になってしまうだろう。それでもいい、というヒトもいるだろうけれど、こんな割引体系じゃメリット薄い。料金所の収受係など不要になるのだから、もっと抜本的な割引制度を導入すべき。参考までに書いておくと、ETC使えば請求書来ていつどこを走っていたのかバレバレになります。
6月11日 宅間容疑者は自宅近辺で以前からトラブルが絶えなかったという。近隣の住民は何度も警察に(池田署)対処を求めたが、まったく相手にしてもらえていなかった。タイヤをパンクさせられた時すら「指紋を採って欲しい」と言ったのにケンもホロロだった、と近隣の住民はコメントしている。ま、物損や盗難について熱心でないのは池田署に限ったことでなく、警察全般に言えること。制服着てタバコ吸いながら歩いている生徒見ても注意しないのが日本の警官の実態です。死者出てから一生懸命仕事しても遅い! と強く言いたい。今回の痛ましい事件の責任の多くは警察にあると思う。
6月10日 あまり報道されていないが、クルマを運転中に受ける暴力事件も増えている。誰でも強引な車線変更されるとイラつくけれど、中には自分の感情を抑えきれない輩もいるように思う。そういえば池田小を襲った宅間容疑者も、タクシーの運転手をしていた時、ホテルで誘導係のドアマンに暴行を働いていた。道路工事の誘導員が殴られるケースも増えているのだそうだ。精神病院に入院した経歴を持っている場合、カッとしてクルマで人を殺しても、事故後に精神安定剤を10倍服用すれば、おそらく措置入院処分にしかならない。こうなると自分の身は自分で守るしかなかろう。クルマを運転中、危害を加えられそうになったら、ドアをロック。決して車外に出ず、クルマに殴りかかってくるようであれば逃げること。
6月7日 今月はトヨタからエスティマのハイブリッド。ホンダがフィットと呼ばれる1300ccクラスのコンパクトカーを。日産もスカイラインを。三菱はエクストレイルの対抗馬を発表する。どのクルマも各社自信作だけに、どんな内容なのか楽しみ。注目すべきはエスティマ・ハイブリッドだろう。このクルマに使われている技術レベルたるや、ライバルメーカーがお手上げになってしまうほどとか。また、来週トヨタはプリウス、エスティマに続く3つ目のハイブリッド技術の概要を発表する予定。もはやトヨタは環境問題に向かって全力疾走に入ったように見える。ライバルメーカーも遅れをとらないように頑張って欲しいです。
6月6日 外務省を見てると人間的な魅力のない優等生が人気ある同級生の悪口を先生に告げ口してるみたいで気分が悪い。もっと情けないのが告げ口を真面目に取り上げる先生役のマスコミ。流れが読めないのだろうか? 今日の読売新聞の朝刊を見ていたら、エンバーゴ(解禁日を定めて事前に情報を出すこと)掛かっているクラウンのハイブリッドの記事がスクープ扱いで掲載されているじゃないの! 多くのメディアは解っていても解禁日を守る。鮎は多くの川で6月1日が解禁日。そいつを守らなカンでしょう! あんなことやったら自分のクビを絞めるだけ。朝もお気に入りの『とくダネ』(フジTV)見ていたら、アナウンサーが政治部の記者に「どうなってるんですか?」だって。最近になって「なぜ北方領土が帰ってこないのか?」とか「なぜいつまでも日本はアジアから嫌われるのか?」。「あれほど援助してるのに、なぜ世界から評価されないのか?」が解った気がする。
6月5日 最近「新しいスカイラインをどう思うか?」という質問をよく受ける。どうやら賛否両論ケンケンガクガクのようだ。基本的に「まだ試乗していないので解らない」と答えているのだけれど、なぜか「早く乗りたい」とは思わない。乗れば「いい!」となるのかもしれないが、正確に表現すれば「あまり興味ない」ということになるんだろう。ただ「どんなユーザーが買うのか?」という疑問は根強い。若いユーザーは買わないだろうし、年輩のユーザーにとっちゃ「こらスカイラインじゃないでしょう!」みたいな反応。とりあえず6月19日に試乗する予定になっている。乗って欲しくなるようなら売れんじゃなかろうか。息抜き情報です。
6月4日 アメリカでハイブリッドカーの売れ行きが急増している。プリウスの場合、売るクルマが全くない状況になっており、米国トヨタは配車に四苦八苦しているという。プリウスほどでないけれど、インサイトのバックオーダーも増え続け、これまたフル生産中。興味深いのはつい最近まで「あまり売れないだろう」と評価されていた点。一昨年、カナダのジャーナリストと懇談する機会あったけれど、彼等は「環境ヨタクしか買わない」。米国トヨタも売れ行きを心配し、バジェットレンタカー向けに安く売ったりしていた。なぜ人気か? ガソリン代が高騰しているからだ。サンフランシシコ近郊などガロン2ドル(日本のイメージで言えば1リッター200円)に達しており、走行距離多いアメリカ人にとっては切実な問題となっている。環境問題でなく燃費の良さでハイブリッドが売れているワケ。焦ったフォードは2003年にアイシンAW製ハイブリッドユニットを『エスケープ』に搭載し発売すると発表。GMも2003年から売ると言っているけれど、こちらはどうするのか? このままだとホンダから買うしかない。もっと切実なのがクライスラーです。もしかして燃料電池を導入する予定? ありえないでしょうね。
6月3日 ブリヂストンとフォードの関係は決定的となった。驚いたのがブリヂストンがフォードのナッサー社長に渡したという絶縁状。ブリヂストンのHPを見ると絶縁状の翻訳文が出ている。日本の企業としては過去にない対応だ。もちろん単なる意地で出した絶縁状ではない。当然のごとく自動車メーカーの方がタイヤメーカーより立場的に優勢。なのに絶縁を決断したということは、よほど腹に据えかねた対応だったのだろう。ブリヂストには世界トップクラスの技術がある。フォードとの決裂は厳しいだろうけれど、頑張って欲しい。GMとの関係についての記載もあり、それによれば今後もファイアストンブランドのタイヤを供給していくとあった。一部報道は間違いだったようだ。ブリヂストンのHPをジックリと読んで見て下さい。
6月2日 休日に大きな通りを走っていると、突然流れが悪くなる。たいてい大きな電気屋さんや大きなショッピングモールの駐車場待ち。ヤマダ電機やコジマ、トイザらス、ドンキホーテ、ユニクロなど、どこの地域に行っても渋滞の原因になっているようだ。左車線一列潰れるだけならまだいいけれど、列の途中に駐車車両でもあると渋滞に拍車が掛かってしまう。ナニか良い解決策はないものだろうか?