“国沢印”の逸品紹介

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(株)太陽商会
○オーダーから完成まで(スペシャルモデルの場合)
1、デザインの基本となるクルマをデジカメで撮影しメール送信。⇒この写真が完成品を左右すると言っても過言ではないため、できるだけキレイに撮ることを心掛ける。不必要な光りの反射や地面からの映り込みなどにも注意したい。また、複雑なデザインのホイールを履いている場合は、アップ画像を添付することでよりディテールにこだわった仕上がりとなる。
2、お客様から送信された写真をもとに専属デザイナーが画像処理。⇒写真をパソコンに取り込み、イメージスケッチを描いていく。製品はカラーではないためフェンダーのボリューム感などを忠実に表現するよう細心の注意が必要。
3、ステンレス板にイメージスケッチを焼き付ける。⇒できあがったイメージスケッチを感光フィルムに印刷し、感光剤(なんと厚さ3ミクロン)を塗ったステンレス板と合わせて光を当てると、ステンレス板にイメージが焼き付く。丁度写真を現像するのと同じ仕組み。ただし、感光剤の厚さや光の当て加減は経験と勘の世界だという。この辺りは正に職人技。 1度に7枚づつ作るがプレスで抜く際に上下端は微妙なゆがみが発生するため商品にはならない。品質を追求するこだわりだ。
4、エッチング後に色を入れ、プレスで抜く。⇒光りを当てると文字やスケッチ線部分の感光剤のみが剥がれるので、エッチングするための下処理を施す。 それを、特殊な溶剤に浸しステンレス板を溶かすことでエッチングを行う。 その後、かなりの試行錯誤の上辿り着いたという剥がれ難い塗料を入れプレスで抜く。
5、バリ取り後、ポリッシャーで磨き完成。⇒この写真ではその美しさと処理の細かさを伝えられないのが残念。ルーペなどで見ると小さなステッカーまでしっかりと表現されており、職人の手作業による丁寧な作りを堪能できる(右枠上部写真参照)。

株式会社太陽商会

<オリジナルオーナーズタグ>

 ほとんどの人がクルマのキーに何らかのアクセサリーを付けていると思う。その理由としてよく聞くのが、「カギだけじゃ素っ気無い」というオシャレ感覚や、「小さいものだから無くし難いように」といった現実的な考え。でも、自動車に対する思い入れの強い我々クルマ好きなら、世界に1つしかない自分の愛車をモチーフにした、高いクオリティーと実用性を兼ね備えたものが欲しいと思わないだろうか?
 太陽商会のオリジナルオーナーズタグは、そんなクルマ好きの希望を叶えてくれる逸品なのである。
 と、ここまで読んで「そんなのどこでもやってるじゃん」と言う人、少なくないと思う。確かにそうかもしれない。ただ、ボクはそういった類のものを1度も買ったことがない。何故か? 答えは1つ。クオリティ高いとか謳っている割に、すぐに文字が剥げて消えちゃったりするからだ。
 一般的な人はクルマを頻繁に買い替えることなどできない。ならば、最低でも5年いや、手放した後の記念として残したいなら、ずっと持っていたくなるような商品であって欲しい。そんなわけで、オリジナリティのあるアクセサリーが欲しいと思っていたけれども、今まで購入に踏み切れずにいた。

 太陽商会のオリジナルオーナーズタグを知ったのは、同社の池田さんからKUNISAWA.NETに届いた1通のメールがきっかけ。最初は頻繁に舞い込む営業メールかと思ったのだけれど、そのウィットに富んだユニークな文章を読んでいるうち、サンプルを見たくなり送って頂くことに。
 数日後、届いた現物を見て驚いた! 今まで見てきたものと全然違う! ナンバープレートはもちろんのこと、ルーペで見るとグリルやホイール内部の線まで忠実に再現されている。しかも、企業秘密のエッチング方法により、彫りが深く爪でカリカリやっても全く色落ちしない。大きさ(左枠最下部の写真を参照)も丁度良いし、ステンレス合金製だから錆びの心配もない。独特の重厚感も高級感を倍増させ、手に取った途端に気に入ってしまった。
 早速その日のうちに池田さんにメールで連絡し、師匠のラリーカーをモチーフにスペシャルモデルを作って頂いたのが最上部の写真。忠実な描写はリヤウイングの翼端板のステッカーにまで及んでいるのだ。

 日本で唯一の技術も持っている老舗印刷会社がリリースするオリジナルオーナーズタグ。聞けばスペシャルモデルは発売開始依頼常にバックオーダーを抱えた状態なんだとか。「エッチングについての知識を持っている人なら、よりクオリティの高さを確認できると思います」とは前出の池田さんの弁。製品の完成度に絶対の自信を持っているのだ。

 なお、下図のようなデザインサンプルを使うノーマルモデルなら、価格も抑えられているし納期も早い。もちろん、オリジナルデザインじゃないと言ってもタグ自体のクオリティに違いはなく、エンブレムなどの細かい部分も十分に満足できる仕上がり。ほとんどの国産車はラインアップ済みとのとこなので、興味のある人は気軽に問い合わせをしてみると良いだろう。

 最後に実用性面についても触れておきたい。例えば、クルマで旅行に出掛け、旅先のホテルのフロントなどで「お車のナンバーは?」なんて聞かれることって結構ある。そんなバタバタしている時でも、タグを見れば間違いなし。「あれ? いくつだったっけ?」と“ど忘れ”してもタグを見ればノープロブレムなのだ。他にも、念願の愛車をゲットした友人知人へのプレゼントにすれば喜ばれること間違いなし。また、オーナーズクラブのオフィシャルグッズとして活用するなんていうのも面白いと思う。

※お問い合わせ、ご注文は太陽商会のHPへ 

Report:山崎 裕正