免許取ろうぜ!

一発試験情報掲示板

大型2輪一発試験

国沢幸生☆教習所で取得

読者のレポート

(大型、大特、けん引編)

国沢悠来 普通免許一発試験への道 

2003年12月18日スタート

目標 仮免1月31日/2回  本免2月29日/2回  59000円

現実 仮免2月25日/3回  本免4月01日/3回  63000円

<親父の主張から>

 ワタシは自分で修行するが(修行という名前の遊びだという説もある)、当然の如くムスコも甘やかさない。昨年末のこと「18歳になったから免許を取りたい」という。普通の親ならバイトして稼げと言うか、大人になったら返すという約束で教習所の費用を出すに違いない。ちなみに全額出してやるという答えはワタシの中にありません。どうしたか。こらもう一瞬たりとも迷わず「修行せい!」。試験場でいわゆる一発試験を受けるよう、申しつけたのだ。
 すると早速ムスコは本屋に行き『これで十分! 普通免許はこう取る』なる実用書を買ってきた。900円である。読み終わった頃を見計らい「じゃいくらで取る?」と聞いてみたら、不敵にも「5万9千円かな」だって。ぎゃはは! 面白い! すぐオサイフから5万9千円出して「はいチミの免許取得費用を全額出してやろう!」。いやぁ太っ腹のオヤジであります。昨年12月15日に、期日の目標も立てさせた。すると「仮免1月31日。本免2月29日だな」。

 全くクルマなど運転したことないのに、どこからその自信は出てくるのか。第一12月と1月に進学するための試験もあるのだ。勉強だってしなきゃならん。よって1月末まで練習に行く時間など取れないだろうが。1月31日の仮免取得は不可能と思えた(実際、これを書いている2月中旬時点で、やっと最初の試験を受ける日が決まった状態)。1ヶ月半遅れくらいで取れれば100点でしょう。予算だって怪しいもの。1回受験すれば4400円掛かってしまう。仮免と本免5回ずつで4万4千円です。
 も一つの問題は「練習する場所」。地方なら大きな農家の庭とかで練習可能。一般の交通と遮断できる場所なら(教習所が恒例)、免許無くてもクルマに乗れる。でも東京都内にそんな広い場所などない。探すと「貸しコース/貸し車」というのが見つかった。教習所の営業時間終了後、コースや練習車を有料で貸してくれるというシステム。幸い家からクルマで10分くらいの場所にあり、とりあえずそこで練習することに決定。料金は1時間3300円なり。

 マニュアルミッション車を持っていればコースだけ借りることも可能(2300円)。家のマニュアル車を使うことも考えたけれど、助手席側にブレーキ付いておらず、クラッチだって痛みそう。1時間1000円で教習用のクルマが借りられるなら、その方がメリット大きいワな。1回目の練習は教官をやってやった。さすがド素人だけに、下手なこと! スタートするだけで精一杯。それでも1回目で3速までシフトアップさせ、外周路をぐ〜るぐる回らせた。とにかくクルマに慣れなくちゃアカン。
 2回目も教官やったけれど(2回目にしてS字やクラウンクもやらせちゃいました)、もはやこれまで。面倒臭くなり、ワタシの弟子やヨメにナビ役をなすりつける。その間、越後湯沢の広い農家の庭で練習したりしたようだ。「そろそろ受けに行ってみるよ」だと。ただクランクがニガ手らしい。一度運転を見てよ、というので2ヶ月ぶりの教官となってみた。するとどうよ! 格段に進歩してるじゃないの。そこらのヘタな免許保持者より安心して乗っていられるほど。

 でもクランクのみダメ。成功率50%って感じ。進入する時のライン取りが悪いのだ。狭くて難しいのだと言う。それじゃ見本を見せてやるよ、と他にクルマ居なかったこともあり、普通に走るくらいのスピードでクランクを抜けてやった。ムスコ唖然である。だって教習所のクランク、けっこう広い。きっとS字なんかタイヤ鳴らして曲がれると思う(そんなことしたら追い出されちゃいますね)。これにショックを受けたらしい。しっかりライン取りを教えてやると、あっとう間にマスターである。
 教習所ではよくミラーやフェンダーの位置でハンドルを切るタイミングを教えているが、そんなのクルマの大きさで変わってきてしまう。大切なのはクルマの感覚を掴むこと。何せヒョウロンカなら、初めて乗ったクルマでもコーナー2つ分でテール流せるくらい攻められなければ評価出来ません。しっかり練習すれば、タイミングなど自然に解ってくる。坂道発進だって同じ。何度も反復して練習すれば、体で覚えてしまう。そうすれば試験の時にどんなクルマに当たったって大丈夫。

<免許取得への道>


12月18日 試験中だった12月4日の18歳の誕生日から2週間たったその日。自動車教習所へ練習に行くことになった。教習所に着くとさっそく親父が、乗ってきたプレオで乗車から発進までをやってみろと言う。一応本で予習しておいたからまあ大丈夫でしょう。よし、周囲を確認してからドアを開けて…。「ドア開けすぎ」さっそく一撃。10cm程度がベストらしい。開けたらすばやく乗り込む。中に入ってドアを閉めたら、まずはイスの前後の調整と背もたれの角度の調整だ。足は思ったより曲がっていてもいいようである。次にミラーの調整。後ろがちゃんと見えるように直せばいいのだが、このとき体はそのままで左手で直す(もちろん最初両手でやってしまった)。シートベルトをして、キーをオンにしてギアがニュートラルに入っているか確認。プレオの場合はATなのでパーキングに入ってるかを確認だ。ブレーキとクラッチを踏みつつエンジン始動。ギアをローに入れてサイドブレーキを戻し、ウインカーを右に出してミラーと目で後方確認。と、ここまでだ。それにしても、バイクと比べると発進までにやることが多いんだなあ。

 貸しコースを申し込んで2分後、教習所のおっちゃんが車を出してきてくれた。この教習所では一時間2300円でコース。+1000円で車も貸してくれる。うちには今MTの車が軽トラしかない(実はもう一台あるが、フェラーリはちょっと…ねえ? 笑)ので、車を借りることになったのだ。まずは親父が運転してみせる。いつも意識して親父の運転を見ているわけじゃないので、新鮮な感じだ。一回りして、ついに自分が運転をすることに。
 いつもバイクに乗っている私は、少なからず車の運転を楽観視していたと思う。クラッチの感じなんかは大体掴めてると思っていたし、キープレフトなどの交通ルールも頭に入っているから大丈夫〜なんて思っていた。しかし、こんなに慣れないものだとは…。まず、アクセル。軽く、本当に軽く踏んでみたのだが「ブアアアン」タコメーターが2500回転! 暴走族じゃないので、1500回転ぐらいで発進するのがいいらしい。どうも踏みすぎてしまうが、初めてバイクのアクセルを握ったときもそうだったから慣れなのだろう。そしてクラッチをゆっくりと戻していって発進する。クラッチを踏んだときに思ったのだが、けっこう踏む距離が長い。大体その真ん中ぐらいが半クラのようだ。バイクとは違って車は排気量が大きいから半クラがわかりやすいが、アクセルとの兼ね合いがわかりにくい。アクセルの加減がいまいちなんだから綺麗に発進できるわけがない。2,3回煽ったあと(わざとではない 笑)なんとか発進した。人生初の車の発進がエンストでなかったことは非常に誇らしいことである。ちょっと急発進ぎみだったけど。


 発進して外周を回る。とたんに親父から猛攻撃が。「早く2速に入れろよ!」「力を入れてギアを変えるな!」「ハンドルは常に同じ持ち方をしろ!」とか「な〜んでそんな寄っちゃうの?」「なんか離れちゃってるよ?」「キープレフト知らないの?」「本当にバイクの免許持ってんのかよ〜?」などなどイヤミっぽいセリフも繰り返された。くやしい。だけどうまくなりたい。2速→3速、カーブでは2速、直線では3速で走る。外周だけでなく中の道路も少し走り、信号でエンストすることもあったが、なんとなく発進はできるようになりつつある気がした。
 信号ののち踏み切りも経験して、綺麗に寄せる停車の練習をするとタイムオーバー。あっという間に1時間が経ってしまった。カーブ手前でポンピングブレーキをしつつ2速にシフトダウンして、ハンドルもちゃんと切っていく。この一連の動作がいっぺんにできなくてとても苦労した。最初はこんなものだろうか? 気付くと手と背中にぐっしょり汗をかいていた。

12月20日 学校は今日が終業式で、明日から冬休みに入る。本当は二日続けて昨日も練習したかったのだが、家族の誰も都合がつかなかったので一日あけての練習だ。18日に車の運転の難しさを思い知った私は自信を無くしていたが、今回は劇的な飛躍を見せた(と思っている)。イマイチうまくできていなかったアクセルとクラッチの操作が最初からスムーズにできたし、ギアチェンジも割と綺麗にできるようになっていたのだ。どうもギアチェンジの際に足が手前にぶつかってクラッチを完全に踏まないという癖があるらしく、そのことを考えていたのが練習前のイメージトレーニングになったらしい。2回目なので落ち着いているということもあったかもしれない。ただ普通に走るぶんには問題なくなってきたと思う。

 だが新たに一つ問題が出てきた。言われて気づいたのだが、ハンドルの切り方が明らかにおかしい。前回ハンドルを切るときに、手を全く持ち替えないで手を交差したまま曲がっているのを注意されたので、今回はこまめにやるように努力したのだが、やりすぎているようである。ハンドルが動くたびに「バシッ、バシッ、バシッ」と持ち替えているので、気持ち悪いほどぎこちないんだと(笑)。交差しないぐらいまでは持ち替えなくていいらしい。ハンドル操作はスムーズに行われなければいけないのだ。

 ハンドル操作も兼ねて、今日はいきなりクランクとS字を通ることになった。親父がやるのを見てから、実際に自分がやってみる。まずはS字。入るときからぎりぎりまでS字の入り口の外側を使って入る。入ったら外側をなめるように曲がって行く。S字の真ん中まで来たら、ハンドルを戻してまた外側をなめるように曲がっていく。しかし車ってこんな図体でかいくせによく曲がるもんだなあ。なんてことを思ってたら「ガリガリガリ」。切りすぎ。S字の最後の曲がりはこれに注意しなければならないようだ。さて次はクランクである。これは自分としてはS字より何倍も難しかった。入るときはS字のように入っていけばいいのだが、ひとつ目を曲がった後、少し外側に車を寄せないと次の角が曲がれない。そのため、ちょっと首を振ってあげなければならないのだが、この加減が難しい。一回目は曲がり角の可倒ポールを4本ぐらい吹っ飛ばしたあげくに縁石に乗り上げるという荒技を成し遂げた(笑)。首を振りすぎると曲がりきれずにぶつかってしまう。かといってあまり振らないと内側に乗り上げてしまうし…。

 というわけで今回はハンドル操作の練習が主になったわけだが、これはなかなか時間を掛けないとだめかもしれない。逆に言えば、これさえマスターすれば基本はほとんどできたようなものだ。2時間目でS字・クランクを何回も練習できたのは、まあまあいいペースなのだろうと思う。

12月22日 一日空けての練習。今回は親父ではなく、たまたまいらっしゃった南さんに付き合って頂いた。だいぶ恥ずかしい運転を見せてしまったのだけれど(笑)。なぜか今日は全然だめだったのである。最初は南さんが隣に座っているから緊張してるだけかな?と思っていたのだが、時間が経ってもいっこうに調子が出ず…。まあ2,3時間しかまだやってないくせに調子もくそもないのかもしれない。

 ガックンガックンという発進ののち、とりあえず外周を回ってみるが、さっそくハンドルの持ち方が直っていない。持ち方を気にしていると、今度はハンドルを切りすぎてしまう。ギアチェンジもぎこちないし、曲がるときウインカーまで忘れる始末。停車するときなど一回目は寄せすぎて軽く乗り上げてしまった。これじゃクランクやらS字どころじゃない。でもそれじゃ進歩がないから、とS字に挑戦してみるも、出口にさしかかった所で隣の人にブレーキを踏まれてしまった(笑)

 だが進歩が全くなかったかというと、そんなこともなかった。前半は発進もいまいちだったのだけれども、後半は割と調子が良くなった。坂道発進の練習をしたことが功を奏したのである。サイドブレーキを引いての坂道発進だったが、これを3回やってから、どうも半クラの感覚が少し掴めたような気がする。今頃かよ!って言われればそれまでなのだが、普通に走っているぶんには半クラは使わないので、あまりうまくなっていないんだと思う。とにかくクラッチは半クラ付近に来たらやさしくやさしく離すことだ。

 しかし今日はがっかりした。3日坊主っていうことばがあるし、マラソンの練習を始めると3日目は絶対タイムが落ちるとか聞いたことがあるから、今回のような3回目はスランプみたいになるのかな〜なんてポジティブに考えようとしているけど、正直なところ、こんな調子でうまくなるんだろうか?って思ってる。

 
南コメント:とりあえず、最初は『送りハンドル』になっていましたが、練習するうちに直ってきたと思います。半クラの感覚を掴むのに苦戦していたみたいなので、エイヤで坂道発進を練習したのが感覚を掴むきっかけになって良かったと思います。バイクの免許を持ってるだけに根本的な理屈はわかっているはずなのに、そういう(分かり切っている理屈の)アドバイスしかできずに私も修行不足を痛感しました。あまりお役に立てないダメ教官でスミマセンでした(苦笑)。頑張って下さい!

12月28日 こないだ、滅多に病気にならない母親が風邪をひいてしまったので看病をしたのだが、母親の風邪が治ったとたんに今度は自分が看病される側に…。なんと5日間も風邪で潰してしまった! 発症した次の日は、かのクリスマス・イヴだったので、23日は必死で寝て治すことに。普通はこんな短期間では治るはずがないのだが、なぜか24日は平熱で絶好調。この日は知り合いの所でクリスマスパーティー(?)のようなものが入っていたため当然喜んで行ったのだが、これが失敗。ドンチャン騒ぎ+夜寒い中ウロウロで、帰宅後そうとう体力を失い就寝(このときすでに発熱あり)。翌25日、体温は37度周辺を彷徨っていたのだが午後1時頃から徐々に熱が上がってきて、夕方には38度台に突入することに…。26日も治らず、27日にやっと熱が下がったけどもちろん好きなことはできない。退屈で苦しくてさんざんだった。バイク乗りはカゼを味方に付けなきゃならないのに(字違うけど 笑)

 やっと今日は動けるようになったので、落書きされたガレージのシャッターのペンキ塗りをやった後、祖父の家の駐車場でバック・車庫入れの練習をすることになった。もちろんMTの軽トラ(サンバー)で。本当はセダンでやりたいけど要領は一緒らしい。思ったのだが、この車シフトチェンジ、発進がとっても楽チンである。教習所で借りた車なんかと比べたら、当然クラッチは減ってないし全然状態がいいに決まってるのだが、一番驚いたのはクラッチを踏む距離の違いだ。前に書いたかもしれないが、教習所の車で、足が手前に先にぶつかって、クラッチが踏みきれないというのがあった。これをやってしまうのは、長くクラッチを踏み込まなければならないというのにももちろん原因があるのだろう。だから逆にサンバーは踏む距離が短くて私には非常に扱いやすかった。軽トラを運転できるとは夢にも思っていなかったなあ。

 親父が横に乗って練習をした。ギアをバックに入れる。ここだと思うところでハンドルを思いっきり切っていく。車が真っ直ぐを向く一瞬手前にハンドルを真っ直ぐに戻す。こらあ…難しい。何度も何度もやってみたが、ちっとも感覚が掴めない。最初にハンドルを切るところはだんだんわかってくるような気もするのだが、戻すタイミングが難しいようだ。遅すぎても早すぎても傾いて止まってしまう。

 後ろを見ながら運転してるんだから当然ハンドルは逆になったりするわけで、こればっかりはたくさんやって感覚を掴むしかないという。しかしこういう知り合いや親戚に頼んでやらせてもらう練習はお金がかからなくて済むから何度でも好きなだけできる。それにしてもだいぶ頑張らないと終わらない気がしてきた。

1月12日 あけましておめでとうございます!

 年が明けて8、9日の学校のテストが終わったので久しぶりの練習に行った。今日の先生は母親。どこに行ってもこの2人だと口げんかが始まるのだが、今日は2人ともなんとか我慢して練習に励んだ(笑)果たして今日は上達したのだろうか?

 コースに着くと、祝日(成人の日)のためかいつもと違うおじさんがいて、お客も多かった。さっそく母親が駐車場から教習車をコースに出してきてくれたのだが、「これは運転しにくいねえ」とのこと。車のせいにするべきじゃないけどやっぱり教習車は運転しにくいのかな。でも免許取ったらどんな車でも運転できなきゃいけないんだからそんなこと考えるのは情けないかも。

 外周を走る。今日はぐるぐる回っているうちに、発進はまずまず。ギアチェンジもまずまず。ハンドルさばきもなかなかうまくできるようになった。S字は2回中2回成功。クランクは5回中2回成功(乗り上げ2回、柵ぶつけ1回)。S字はこないだ何となくコツを掴んだ感じだ。低速でも車はアクセルを踏まなくてもどんどん進んでしまうので、ちょこちょこブレーキでスピードを落としつつ入っていく。スピードさえゆっくりにできれば、後はカーブの外側を車がなめるようになめるように考えて曲がっていけば内側が乗り上げてしまうことはない。もう簡単である。だが、クランクはそうはいかない。カーブの外側が直角なので「なめるように作戦」は通用しない。曲がり始めるタイミング、ハンドルを戻し始めるタイミングは非常にわかりにくい。練習あるのみだ。さらに今日は坂道発進に4回ほど挑戦したのだが、全て失敗。南圭さんと行ったときは成功したのに…。これはなかなか強敵になるかもしれない。

 なんだかんだ言ってそれっぽくは走れるようになってきたのかな? 今日母親はけっこう横でブレーキを多用していたらしいのだけれど(笑)。とにかく頑張っていきたい。

2月1日 29日に期末試験が終わった。うちの学校(付属校です)はこれでおしまいだ。この最後の試験を含めた3年間の成績で、大学の行ける学部が決定する。もちろん成績がいい順に希望どうりの学部に進めるわけである。受験がない代わりに試験のたびにみんな血相を変えて勉強しだすのだ。いつも自分の好きなことをしてるけど、勉強するときはケジメがついているから凄いと思う。さすが高校受験を勝ち抜いてきた男たちだ。世間では大学受験のない付属校に行ってる奴らなんてたいした人間はいないなんて言われることがよくあるけど、人生で初めてやりたいことがどんどん出てくる時期って高校生のときなんだと思う。そりゃあ大学に入った時点では受験してきた人たちのほうが成績がいいかもしれない。でも勉強だけに時間を費やしてきた人間と、勉強だけじゃなく遊びに時間を費やしてきた人間とではどちらの方が大きな人間になれるのだろうか?

 私は高校で出会ったもので一番大きかったのはオートバイだったと思っている。これは今の私の生きがいになっているし、受験があったら出会うことはなかったかもしれない。みんながみんなそうであるわけじゃないけれど、大学に入ったらこの生きがいがもっと広がっていくような気がして楽しみです。志望は理工学部機械工学科。はたして行けてるのかな?(笑) そんなわけで1月は忙しくて忙しくてとても車の練習をする時間がとれなかったので、1月中に一発試験を受けるに至ることができませんでした。これからは休みを利用して一所懸命練習に専念していきます。同時進行で大型自動二輪の一発試験での取得も狙ってます。(親父註・長い言い訳だなおい! 仮免1月31日じゃなかったの?)

 さて、一発試験で免許を取るメリットはなんであろうか? 「時間」、というものもあるが、かかる時間は教習所よりも短いのだけれど、それだったら合宿免許で取るのが一番早い。わずか2週間程度で取ることができる(但し、合宿、つまり泊り込みであるということは、まとまった休みが2週間以上ないとダメということ)。それならば何がメリットか? もちろん「お金」、である。教習所に行けば30万近くがザラ。合宿免許だって15,6万〜だ。そこを軽く一桁で押さえてしまおう、というのが一発試験なのである。外周など、まっすぐ走ったり曲がったりするようなことは貸しコースでやるべきだが、車庫入れ、縦列駐車などを貸しコースでやっていたらきりがない。いやもとい、ただ単にお金がもったいない。こういうことは知り合いの庭を借りて練習するぐらいの執着がないとダメである。

 そこで、今日はスキーに行った湯沢で、空いた時間を使い広い農家の庭で練習させてもらうことにした。車がほとんどなかったので好きな練習ができる。前も書いたように現在うちにはMT車がない(に等しい)ので、AT車のプレオを使わせてもらった。AT車でも感覚を掴むには十分である。ぐるぐる回った後、パイロンを立て車庫入れの練習をすることにした。入れる枠を左手に見て通り過ぎて止まり、バックに入れてココだ!というところでガーっとハンドルを左に切る。車が真っ直ぐになる直前に右に戻す、というのがセオリーだが、ココだ!という場所を間違えるとすべてが狂う。ココだ!タイミングが遅いと車は右にはみ出してしまうし、早いと左側を擦ってしまうのである。このタイミングを学習するまで相当の時間を要した。

 毎回右にはみ出して、鬼教官の母親に「いつまで同じことしてんだ!」と怒られ、一瞬だけ来た親父には「ヘタクソ」、と言われてしまった。このへんでイライラが頂点に達しそうになるけれど、となりに乗ってる人はわざわざこの練習に付き合ってもらっているわけだから、頭を冷やして練習する根気がないといけない。何度やってもうまくいかなかったが、止まっている車や何かを目印に練習を始めるとすんなりうまくいった。ただパイロンを見ているだけではわかりにくかったのだろう。いったんこれができると、次からはそこに車があることを思い浮かべてバックできる。親父にも言われたけれど、バックとかは理屈じゃない。何度も何度も練習して体で覚えるしかない。結局2時間以上もやってしまった。最後は5回中3回ぐらいは入るようになったが5回中5回入らなければ意味がない。次回は目標がわかりやすいようにもっと多くのパイロン持っていこうか。

2月10日 母親が韓国から帰ってきたので、今日から本格的に練習開始。湯沢での練習でだいぶ自信をなくしていたのだけれど、今日は割と落ち着いた運転ができたと思う。クラッチがどうも引っかかって踏み込めない、と前に書いたが、この問題は今回靴を変えることで解決した。普段履いている登山用(?)みたいな靴をやめて、親父のドライビングシューズを貸してもらったのだ。底が凄く薄くて柔らかい。以前の靴は底が厚くて幅が広く、クラッチやアクセルの感覚を掴むには不適切だったのだと思う。親父はこのドライビングシューズじゃないとフェラーリは運転できないとのこと。足のところが狭いんだろうな。普通の車を運転するだけなら別に自動車用じゃなくても小柄で柔らかい靴でOKでしょう。
 靴を変えたことでクラッチ操作が穏やかになり、運転が丁寧になったように感じた。今回は発進もスムーズ、ギアチェンジもスイスイ、坂道発進もスンナリである。半クラがうまくできるのでS字なんかも大丈夫。クランクなんかも…いや、でも今日も軽く乗り上げてますけど(笑)。とにかくクラッチさえやさしく操作できればギクシャクした動きにはならないのだからハンドル操作に専念できる。

 せっかくなので今日は貸しコースにある車庫入れにも挑戦してみた。左側に入れる場所があるときのことなのだが、真っ直ぐ停止してバックする場合、思い切り左側に寄せて停止しないとバックしたときに右後ろがぶつかってしまうように思えた。停止できる距離がやたらに短いのだ。これではハンドルを全開に切っても入りきれない。2回やってもできないので母が代わって運転したが、母すらも入れられなかった。これはおかしい。いくら左に寄せようが物理的にこの位置からでは入れない。ならば左に寄せといて、止まる寸前に右に首を振るという方法しかないだろう。これだったら楽に入る。でも実際に試験でやってもいいのだろうか? 後で調べておきます。とりあえず車庫入れは実際の駐車場なんかより幅が広く作られているので少しのズレだったら全然大丈夫です。次は縦列駐車だ!!

2月11日 「今日は縦列駐車だ!」と意気込んでコースにやってきた私だったが、たまたまついてきた姉の「あれ?車庫入れと縦列駐車って仮免じゃなくて本免でやるんじゃないの?」という一言で急遽中止に(笑)。本当はどうなんだろう?明日府中の試験場に行くのでそのとき聞いて参ります。
 というわけで今日は姉の指示でクランク・S字、及び、すべての場所での安全確認を主に練習することとなった。今までは運転の感覚を学ぶこと重視でやってきたので、発進・車線変更・左折・右折・一時停止・停車の際の安全確認をちゃんと行うように運転するのだ。これはバイクでやっているので大丈夫なんて思っていたのだけれど、まだ運転操作に気をとられて全然しっかりできていない。踏み切りでは窓を開けて音を聞く、という安全確認があるのだが、いっつも閉め忘れる。そして寒くなってから気付く(笑)。いろいろ安全確認はわからない場所があるので、とりあえず本で読んで勉強してみます。

2月15日 試験場に行って聞いてみたところ、仮免の試験じゃ車庫入れ(方向転換)・縦列駐車はないとのこと! 本免の試験でやることらしい。そうすると本免のときはコースで車庫入れと縦列駐車をやってから一般道に出るのかな? ちょっとよくわかりません。とりあえずこの2つがないということは、いわゆる目ぼしい脅威はS字・クランク・坂道発進・踏み切りだけということになる。けっこう…楽チン?(笑)なんて思ってるけどどうなんでしょ。仮免さえ取ってしまえば、後は隣に普通免許取得から3年経過した人を乗せて一般道を走行できるから(他にもいろいろ制約はあるけれど)、一気に練習の幅が広がっていく。当然貸しコースを使わなくてすむからお金もかからなくなるというわけだ。問題の車庫入れと縦列駐車の練習を後回しにすることができたので、さっそく試験場で技能試験の予約をしてきた。試験は今週。なんとか2回ぐらいでは受かりたい!

 今日は久しぶりに親父が練習に付き合ってくれた。まずは外周をきれいに走る練習をする。親父曰く、「試験官は外周走るのを見ればヘタかどうか判断できる」のだそうだ。加速、減速はスムーズにできているか、カーブの速度は適切か、キープレフトができているか、などなど。僕にとっちゃキープレフトが一番難しい。自分が今道路のどの辺にいるのかがいまいち掴めていないようだ。左に寄っていればいいというわけでもない。道路の左端から1.5mなら、ずっと1.5mで走り続けることが必要だ。お次は坂道発進・クランクの反復練習。坂道発進はほとんど失敗しなくなったけれど、サイドブレーキを緩めるタイミングが遅いらしく「もっと車にやさしい坂道発進をしろ」ということで、半クラのままサイドブレーキを緩めると同時にアクセルを強めに踏むということを主に考えることで解決。踏み切りのときもサイドブレーキは引いていいらしい(坂道だから)。今日はなんとクランクもマスターしてしまったような気がしている。曲がるのと逆側の縁石にギリギリまでタイヤを寄せることだけを意識しろと言われたので、その通りやったらもう余裕のよっちゃん! 最初の角を余裕で通れれば二つ目の角も余裕になります。こういうのって一度コツを覚えれば楽にできるようになるもんですね。しかし親父がやったクランク・S字はとんでもなかった。普通に走ってるような速度で通り抜けるとは(笑)。頑張ればこのぐらいうまくなれるもんかな。

2月18日 仮免の試験を明日に控え、最後の練習(にならないと思うけど)に行ってきた。じゃあ試験に備えて乗るところからやろう、ということだったのだが、いきなりドアをロックし忘れるというくだらないミスをしてる。運転免許の試験というのは二輪も四輪も変わらないけれど、いくら運転の腕がよくてもこういう細かいことで落とされてしまうことがよくあるのだ。細かいこと、例えばエンジンを掛けるときは、クラッチとブレーキを踏み込んで、さらにギアがニュートラルに入っていることとサイドブレーキが引かれていることを確認してからキーをひねる、ってな感じ。止まってる車で発進までの練習をしておくと勿体無い不合格は避けられるかもしれません。でも試験場で免許を取るにあたっては1回目はどんなにうまくても受からせないという法則があるそうなので、明日はとりあえず完走することだけを目指して行こうと思う。

 そんなわけで本日は坂道発進、クランクを重点的に練習した。失敗するとしたらこの2つだろう。今日でさえ坂道は1回、クランクは数回失敗している。坂道で発進し始めにクラッチを一瞬軽く離してしまう傾向がなかなか直らない。何かびびってるのか?(笑)半クラでアクセルをふかせばいいだけなのに…。クランクも進入の時点で右に寄るのが甘い。どうもぎりぎりに寄せられてないみたいだ。後はクランクから出るとき。クランクを無事に抜けて油断してるとクランクの出口の縁石に後輪が乗ることがたまにあった。必ずいったん車体を真っ直ぐにしないと内輪差で内側をなめてしまうのだ。
 上記のことを踏まえて、これだけ意識すれば試験は大丈夫、というポイントをまとめてみた。まず「走り始めは半クラを保つこと」、次に「クランクは最初の外側をギリギリまで狙うこと」、そして「常に車体を真っ直ぐにすること」。車体を真っ直ぐにすることはどこでも必要。交差点で曲がるときも、曲がる側に寄せてから車体は真っ直ぐにしなければならない。まあバイクの試験は何回もやってるんで楽な気持ちで行ってこようと思う。むしろ楽しんでくるぐらいの気持ちで。しかし朝だからきつい…。6時起きです。

2月19日 結果から申します! ぜんっぜんダメでした!(笑) 朝家を7時に出てバイクで試験場に向かう。今日は寒い。ジーパンの下にタイツ履いて行かなけりゃならないほどだ。試験場に着くと技能試験の部屋の前に人が10人くらい並んでいる。この部屋は時間にならないと開かないらしい。部屋に入ると受験票と成績表を交換して軽く試験の説明を受ける。試験車は1号車から4号車まであって、受験する人は「1号車の7番」みたいな感じに割り振られるようだ。試験車には試験官、受験者、次の受験者の3人が常に乗り、前の人の運転を見ることができる。とはいってもうまい人が運転するというわけじゃないので全く参考になりません。今日に限っては待ってるのが寒いから車で暖まれたのだけれど。雰囲気に慣れるという意味ではいいかもしれない。
 成績表と免許証、申請書のコピー、免許証を持って車に乗り込み試験官に渡す。このときドアのロックを忘れそうになるので注意(危なく忘れそうになった)。発進して外周を少し回り、発着点に向かう。そこまでは「慣らし運転」となってますがあんまりヘタクソな運転をすると印象良くないかもしれません。発着点にはポールが立っていて、そこから発進して試験スタート。外周を1周と4分の1ほど回る。ストレートでは45kmまで速度を出すように指示があった。これはきっちりギアチェンジをすれば大丈夫。ただ最初は試験車のギアの感覚が掴めていないからチェンジの際に気を取られてハンドルがふらつきがちになるかもしれない。これはちゃんと注意したほうがいいでしょう。外周を回った後は障害物を避けつつ左折し、坂道発進に入る。これに関しては完璧でした。すんばらしく滑らかなクラッチ&アクセルワークの発進ができたと思う。坂を下りて一時停止後左折。ここでバカをやってしまった。左折の後、巻き込み確認を気にしすぎてハンドルを戻し遅れ、左側の縁石に触れそうになったのだ!ここで試験官にブレーキを踏まれてしまった(泣)。これで全部パー。試験中止になってしまったというわけです。「走りっぷりはいいんだけどね〜。」「うまい人に習ってる走り方をしてるように見える。」とかなんとか言われたんですけどブレーキ踏まれちゃおしまいです。しかし、ああ2月中には免許取れないかなとブルーになりつつ技能試験室に次回の予約をしに帰ってくると、なんと明日が予約できる!もちろん予約(笑)。というわけでさっそく2度目の挑戦をして参ります。ちょっと自信なくしたなあ〜。

2月20日 惜しい。今日は惜しかった。緊張はむしろ昨日よりしていたのだけれど、あせらずに行動できたのでやさしい運転ができたと思う。発進前の準備(座席の調整・ドアロック・シートベルト・ミラーの調整など)もゆっくり確実にできたし発進も綺麗にできた。最初に気づいたミスといえば慣らしの発進でサイドブレーキを下げずに出ようとしたことぐらい(笑)。これはとりあえずまだ減点対象にならないからセーフだ。
 試験開始。昨日のように外周を回る。カーブの速度がちょっと速いかな? と昨日軽く言われたのでしっかりカーブ手前で減速+シフトダウン。うーん美しい…。美しくカーブを曲がってゆく。そして坂道発進。昨日ほどはうまくないが、なかなか滑らかな発進である。そして坂を下りて左折。ここだ。この坂を下りたところで昨日は終わってしまったのだ。このデス・バレー(?)さえ切り抜ければ先に進める! でもそんなこと考えながらビクビクして左折したので、ハンドルを異常に早く戻して追い越し車線に激しく膨らんだ(たぶん減点された)。まあそれ以前ではノーミスだから一回ぐらい問題ないです。左折後、外周の真ん中あたりで右折をして信号を右。ここはハンドル戻し遅れたかも? 赤の点滅(一時停止)の後はS字、クランク。これははっきり言って余裕でした。S字は何にも考えずにスイスイ。クランクも最初の入り方がうまくいって簡単に抜けられたと思う。そしてその後は外周やら信号やらちょろちょろ走って、最後、踏み切りを通っておしまいというところまで来た。このまま行けばギリギリ合格じゃん? なんて思ってたら、踏み切りを目の前にして右折で失敗してしまった。またハンドルの戻しが遅れてしまったのだ。しぶしぶ発着点へ。不合格です。やっぱり走り(シフト操作・シフト選択・スピード・制動)はまあまあらしい。減点になったのはすべてハンドルを戻し遅れたり早かったりしたところ。1回目の試験で縁石に近寄ってびびったのを引きずってるのかもしれません。今度は来週の水曜日。今度こそ受かったるぞ〜!!

2月25日 ついに仮免許合格!! 今日の試験官はけっこう高齢な人だった。猫背でテコテコ歩いてきて助手席に乗り、「じゃ始めましょうか」と一言。うーん厳しそうだ。ガチガチに緊張しながら発進準備をして発着点に向かう。発着点に着いたらすぐに試験開始。後方確認をして外周に入る。今日は前回・前々回の失敗から、車線からはみ出ないようにすることを考えて運転した。私の前の人も左折・右折からの立ち上がりでハンドルを戻すのが遅くてたくさん減点されていたようだ。基本的に左折・右折時は「徐行する」と定められているので、ゆっくり落ち着いて曲がること。これを強く意識したのである。

 その甲斐あって曲がるときは一回も減点されなかった。外周を回った後は例によって坂道発進。ここも問題なし。坂を一速で下り、ゆっくり一時停止。が、またここで失敗! 止まる寸前にクラッチを踏んでいないのに気付き、一気に踏み込む! すると車から振動が消え、エンジンが力尽きた。「カリカリカリッ。」隣でなんかボールペンの音してるよ!(笑)落ち着いてギアをニュートラルに入れ、サイドブレーキを引きエンジンを掛ける。思わず苦笑いしそうになったが必死にこらえて発進。ここであせって一速のままエンジン掛けてたらもっとやばかったかもしれません。外周をあっちに行ったりこっちに行ったりした後はS字・クランク。ここはすんなり抜けてまた外周やら信号やらをウロウロ。左折、右折ではゆっくり、カーブは少し速度を落とし、直線では打って変わってスピードを出しきびきび走る。

 そしてついに踏切まで来た! 停止線の50cm〜1mぐらいまで行って停止してサイドブレーキを引き、すばやく窓をオープン。左右を確認して発進。通り抜けたらよし窓を…。あれ閉まらない? これかな? すると自分の後ろの窓が「グイーン」と音を立てて開いてしまった。これで一気にあせったらしく今度は試験官の横の窓を!(笑) 横目でチラっとこっちを見てきたが、暑いからわざとやったんだよーん(?)とばかりの余裕の表情をして踏み切りを左折した。外周に入ろうとすると対向車が見えたので一時停止。止まってるあいだ、窓のことで頭がいっぱいになっていたせいか対向車が手前で曲がったのに気付かず「おい!ここ右折だぞ!」と怒鳴られる始末。外周に入ったら待合所の前に停車して試験終了。

 一応完走したけど微妙かなあ? 車を降りて外で待っていると試験官の手元に赤い小さな紙が。一言。「よくできた!合格!」「あっありがとうございます!」別にお礼を言う義理も恩もへったくれもないんだけどうれしくてつい言ってしまった(笑)。やっぱり試験を受ける醍醐味ってのはこれだ。合格したときの達成感や高揚感とでもいうものだろう。

 赤い紙を持って証紙を買い、持っていくと11時まで待てという。後1時間半もあるので食堂でなんとも微妙なAセットなる定食を食べ、プレイボーイを読む(オヤジですね)。時間になると「仮免許練習中」と書かれた紙や練習を記録する紙を受け取り、いろいろ説明を受けた。要約すると、「仮免許練習中」と書かれた紙を補強して車の前後に付け、仮免許証を携行し、隣に免許取得から3年経過した人を同乗させれば車の運転が許可されるということだ。

 1日2時間の練習を5日以上行うと本免の受験資格が得られる(1日2時間以上は記入できないらしい)。私は自動二輪の免許を持っているので例によって筆記試験は免除だ。ということはまた予約だけのために試験場に行かなきゃいけないのか。鮫洲は遠い…。そんなわけで次は本免です。いっそう気合を入れて頑張らねば!

2月26日 「仮免許練習中」 そう書かれた紙をダンボールで補強する。さらに雨に濡れないようにサランラップできれいに覆うとできあがり。これを両面テープで車の前後にくっつけ、いざ本免許に向けての路上練習開始だ。
 今日は湯沢でスキーをした後、空いた時間で練習に行くことにしたのである。車はプレオ。ATだ。一般道を運転するのはもちろんこれが初めてなので、他に走っている車が少ない湯沢は練習に適しているだろう(うまく運転できる自信がないということです!)。な〜んて思ってたら山が多くてワインディングロードばっかし。けっこう恐い思いをしました(笑) 難しいと思ったのはまずキープレフト。左から同じ距離を保って走り続けなければいけないのだけれど、コースじゃ結構できるのに常に変化がある路上だと意外と真っ直ぐ走るのも難しいのだ。そしてきついカーブでは勾配が加わると感覚が変わるからこれも気をつけなきゃいけない。一番難しいと思ったのは速度調節。同じ速度で走り続けるのはこんなにも難しかったのかと思うぐらいだ。これも上り坂下り坂でアクセルの踏み具合を変えなければならない。制限速度を超えてはいけないからその速度ギリギリに調整しようと思うのだけれど、スピードばかり気にしてるとハンドル操作が甘くなる。かといって車の車線上の位置を注意されて、そればかり気にしていると今度はスピードが落ちていってしまう。
 まだドギマギして両方のことがいっぺんにできないけれど、今日はとりあえず一般道で運転する雰囲気を少し掴めたと思う。緊張して座ってたせいで腰が痛い…(笑)

2月27日 今日は東京へ向け流れのよい幹線道路を巡航して走ることになった。今回の走行は信号で止まることが少なく、高速道路を運転するような練習である。制限速度を維持し、車線を綺麗に維持し続けることが求められる。車両はレガシィ(AT)。
 まず驚いたのが、この車、シートが電動で動くということ。前後、背もたれの傾斜角、高さまで変えられるとは知らなかった。面白半分で執拗に調節してから出発したのだが、この後腰の激痛を招くとは思いもしなかった(笑)。キーを捻ると光ファイバーで赤く染まったスピードメーターとタコメーターの針が踊る。昨日はプレオだったので、やはり感じるのは排気量の差だ。同じイメージでアクセルを踏んでいくと、どんどんスピードが上がってしまう。横幅も大きくなっているので気をつけないといけない。ハンドルの切り加減も内輪差も異なる。私は日ごろオフロード(KDX125SR)とオンロード(HORNET250)のバイクを交互に運転しているのだが、免許を取った直後は、オフを乗った後にオンに乗ると感覚が変わってとても運転しにくかった(逆も同じ)。でもそれを繰り返しているうちに、いつの間にかどんなバイクに乗ろうと一瞬で対応できるようになっていた。車も同様で、いろんな車に乗っているうちにすぐに車に対応できるようになるのだろう。というかならなくてはならないのだけれど。
 今日困ったことは昨日と変わらず速度調節だ。上り坂での速度下降、下り坂での速度上昇。これに気をつけて運転できないと、後ろの車と近づいたり離れたりを繰り返してしまう。そして足の疲労。ずっとアクセルを同じ状態に保って運転するのってけっこう大変なんですね。クルーズコントロールっていうものの便利さがほんの少しわかったような気がします。特に今はまだ緊張のせいで変なところに力が入っているみたい。すっかり足がパンパンである。車線を維持するのにも苦労した。慣れていないためか少しでも気を抜くと車線の左に寄ってしまう。そして違法駐車車両をかわすときの車線変更のタイミングが難しい。速度が上がれば上がるほど合図を早めに出して車線変更を行わなくてはならない。悩んでいるとあっという間に車が接近してしまうのでこれは大事。今回はこの合図を出すタイミングの遅さを何度も思い知った。
 2時間に及ぶ練習でだいぶ車を安定させて運転できるようになった。

2月28日 今日は午後に六日町に行く予定だったのだけれど、練習のために私が運転することになった。車はプレオ。もちろん仮免では高速道路に乗ることはできないので下の道を通って六日町まで行くのだ。
 2日の練習で普通にただ走ることには慣れてきた。今回の今までと違うところは対向車が多く、歩行者や自転車がたくさんいるところを走るというところだ。駐停車している車がいたらウインカーを右に出し、後方確認後右に避けてウインカーを左に出し、後方確認後戻る、という動作をしなければならない。始めは何の問題もなく突き進んでいたのだが、越後湯沢の駅に近くなってくると路駐の車が増えてくる。駐車している一台の車を避けたときにいきなり親父から怒鳴られた。ウインカーを出すのも遅いし、車から避けきれてないという。基本的に車の横を通り抜けるときは1m以上の車間を取らなければならず、1m取れないときは徐行して通らなけらばならない。いきなりドアが開いたり車の陰から人が飛び出してくる危険があるからだ。

 しかし2日前に初めて一般道に出た私としては、対向車が来ているときに車を避けて右に出るのはとても怖い。1m取るのが怖いなら(対向車に接近してしまうなら)ブレーキを踏んで徐行すればいい話なのだが「対向車にぶつからないかな??」という恐怖ばかりが先行して左の車から距離を取ること、速度を落とすことを忘れてしまうのだ。道路の近く立っている人や歩いている人も同様に障害物として扱い、右に避けて距離を取るなり速度を落とすなりして通り抜ける必要がある。特に子供や老人はどのような動きに出るかが読めないため十分に気をつけるべきなのだ。しかし対向車や後続の車のことを考えているとまだ十分に意識がいかない。「仮免許練習中」を付けてるんだからみんな運転がへたくそなのはわかってくれるんだよ! ゆっくり走っていいんだから自分の運転のことだけ考えろ! …今回は本当に怒鳴られまくりました。イライラして頭に血が昇ってパニック状態に(苦笑) そんなわけで今日はかなりブルーです。

2月29日 東京に帰ってきた。プレオは湯沢に置いてきてしまったため乗る車がないのだが、おじいちゃんのうちにMTのレガシィがあるので貸して貰うことに。しかしこのレガシィが凄い。かなり昔のレガシィで恐ろしく年季が入っている。外見だけでも古〜い感じがするのだけれど、クラッチの調子が悪いのかギアを入れるたびに「バキャッ」というでかい音が聞こえる(車の外にも中にも)。またエンジンが暖まらないと、信号待ちなどのアイドリングでエンストしそうになるので毎回煽ってやらないといけない。うちの2ストのバイクみたいだ(笑)。クラッチは今まで運転した車の中で一番重く、水平対向エンジン特有の横揺れに掻き消されて半クラの位置が掴めない。まさに、この車を運転できればうまくなるよ、っていうやつだけれどそれは間違っていない気がする。なんと言ってもMTの車を借りられたのだから有り難い。

 とりあえず、おばが入院している五反田の病院まで行くことになった。青梅街道を通って山手通りに入るルートだ。シートベルトを締めてエンジンを掛け、いざ自宅を出発。青梅街道に入ると新潟では体験できない交通量を味わう。片側2車線で基本は左車線にいなければならないのだけれど路駐の数も半端ではない。路駐がずっと連なっていれば右車線に移るべきだが、数台ならばウインカーを早めに右に出し、右車線に少し膨らんで路駐の車から距離を取らなくてはならない。昨日は対向車を気にしてうまくいかなかったのだが、今日は追い越し車線の車に恐怖してしまった。右側に膨らんだら右の車に当たるんじゃないか? かといって速度を落とすと右側の流れに乗れないし…。といった具合。要は早くウインカーを出せばいいのだけれど、まだ流れをわかっていないようだ。速度を落とせずに路駐の車との距離も取れず、また親父に怒鳴られまくる。山手通りでは路駐は少ないのだけれど、自転車が道路を走っていることがたまにある。それが私の前に現れた。馬鹿でかい荷物を積んでフラフラ自転車でゆっくり走るおじさん。今にもコケそうに見えるので速度を落とすが、ここはすばやく追い越し車線に避ける必要があった。速度を落としたため右の流れに入れず、おじさんは目の前。

 今日も怒鳴られまくってメロメロ。流れに乗るって難しいなあ。

3月13日 仮免許特訓の為、なんとフェラーリとユタさんのスカイラインGT−Rを運転させてもらうことになった! 誰かが「フェラーリに仮免許練習中なんて紙が付いてたらおもしろいね」なんてことをつぶやいたのがきっかけで、ついにここまできてしまったのだ。

 フェラーリは3400ccで300馬力! GT−Rは2600ccツインターボで実馬力340馬力! 私が所有するバイクは2ストローク125cc22馬力!(笑)免許持ってないのに市販されている車の頂点(の片鱗)を味わうことになるのか…。見た目から言うとGT−Rの方が明らかに運転しやすそうだったが、なぜかフェラーリで先にやることになった。

 漆黒に塗られ、うすべったく広い車体。運転席と助手席の後ろはすべてエンジンだ! ボンネットに輝く有名な馬のエンブレム! そしてその右下に輝く「仮免許練習中」!(笑) この時点でかなりふざけた光景だがこの車をこれから運転すると考えると体が熱くなってくる。ジーパンを擦っただけで痛んでしまうシートにやさしく腰を下ろし、シートベルトを締めると、低い視点から見えるのは時速300kmまで刻まれたスピードメーター。キーをひねると低いエキゾーストノートが響き渡る。クラッチは重め。というかブレーキもアクセルも全部重い。アクセルは恐ろしく敏感で、ほんの少し踏むだけで回転数が跳ね上がる。シフトは普通の車で言うと1速にあたるところ(左上)がバックギアで、その下(左下)が1速(中上が2、中下が3ということである)。クラッチミートは踏んですぐ。発進のときはアクセル踏まなくていいというので右足を離して半クラにすると、軽〜く動き始めた! アクセルを少し踏み、加速していく。2速へシフトチェンジ。割と乗り心地はいいように感じる。左ハンドルもあまり気にならないものだ。しかし交差点を左折しようとすると、やけにハンドルが重い? そう、フェラーリにはパワステがついていないのである。直線に入ると前方に車なし。思わずアクセルを踏み込みたくなったがおやじに許可されなかった(笑)。腕を信用してないのか油断すると恐ろしいことになるからかフェラーリはここまで。車を降りると「そんなに怖い運転じゃなかった」とのこと。

サーキット走行時は速度リミッターを解除するらしいです

 そしてGT−Rへ。フェラーリの後なので少し安心していたが、「ターボが付いてるから急に吹け上がるよ」というユタさんの一言で一気に緊張へ。旧レガシィのターボで怖い思いしてるのにぃ〜。隣におやじ、後ろにニヤニヤしながらユタさんが乗り込み、いざ私が340馬力の車の運転席に! フェラーリもそうだったがシートが凄く心地よい。腰の下から背中の上までぴったり包み込むこのシートは、疲れる予感など微塵も感じさせない。エンジンを掛け、スピードメーターを見ると180kmまでしかない。聞いてみると、そのスピードメーターは振り切れるから下にあるデジタルメーターを見るんだと(笑)。クラッチは軽く、アクセルも感覚が掴みやすい。とっても運転しやすい車だ。クラッチを繋ぐたびにビクビクしていたフェラーリと比べたら歴然の差である。1速から2速に入れようとして4速に入れてしまったのにも関わらず普通に走れてしまうのはやっぱりパワーがあるんだろう。大人しくちんたら走っていると、信号で止まったときにおやじが「クラッチ全部つないだら1速のまま注意してアクセル踏んでみろ」と一言。発進してクラッチを離すと、アクセルを少し踏み込んだ。すると踏み込んでから一瞬の間をおいて爆音とともにフロントが上に傾き、体がシートに押しつけられた。とんでもないほどもの凄い加速と加速感! 楽しくて笑ってしまうぐらいなのだ。こういう車に乗るとどんどん車にのめり込んじゃうんだろうなあと思う。

1速3千回転40kmでビビりました

 そういえば、フェラーリで左折する際一時停止をすると、信号で停車中の車に乗っている人達の顔がすべてこちらに向いているのがわかった。右からでっかいスポーツカーが出てきたと思ったら、え? 仮免許? みたいな感じだろう。どんな車だろうと東京都公安委員会さんは仮免許があれば許可しているんだからいいんです! なんにも後ろめたいことはないのです!(笑)

 スカイラインGT−Rを貸して頂いたユタさんありがとうございました!

3月15日 ついに本免許試験突入! 路上に出て試験を行う本免の試験は仮免と違ってやたら時間がかかる。受験者が3人なら一緒に乗っていって試験を受けることができるが、4、5人で3番目以降になると1時間以上部屋で待たされる(苦痛)。私は今回見事に4番という順番になって1時間20分も待機しなければならなかった。退屈なので隣のおじさんに話しかけてみると、その人は5番で私の後。同じく1回目だという。少し話していると車が戻ってきた。

 発進して路上に出る。路上では一般走行課題と自主走行課題を行う。一般走行課題というのは試験官に「次の交差点を右に曲がって」などと指示をされて走るというもの。自主走行課題は地図を見せられて指示された場所まで自分で道を決めて走っていくというものだ。地図を見て走るのはバイクでいつもやってることだから余裕のよっちゃん。適当な目印を決めて(私の場合は川)そこを曲がる、みたいに行けば簡単。信号何個目を曲がるっていうのは、できればなるべく避けた方がいいです。信号5個目とかになると、試験で緊張しているせいもあって数え間違えたりすることがあるから。

 今日はちょっとぎこちなかったけれど、あまり問題ない走りが出来たと思う。制限速度も気を付けたし、歩行者や路駐の近くはきちんと減速して走れた。ダメだったところは、道を間違えそうになって交差点のちょっと外側を回ってしまったところぐらいだ。気になったのは一回左折するときに「ずいぶん離れてるね」と言われたこと。え? だってこれ以上近づいたら自転車通行帯踏んじゃうよ? 実は一度おやじと鮫洲周辺を予習のため走ったことがあった。路肩に自転車通行帯がある道で、そこを跨いだら減点されると親父に注意されていたのだ。どういうことなのだろう?

 私の後、さっきのおじさんが試験を始める。ちょっとアクセルワークが雑だけど、まあ普通の走り。制限速度を超過していたのと、路駐に接近しても速度を落とさなかったのがちょっと気になる。地図はあまり見て運転したことがないらしく、変なルートを言って試験官に怒られていた。試験場に帰るとおじさんは合格、私は不合格だった。なぜなのだろう。理由を聞くと、左折右折のとき曲がる方に寄ってなかったという。え? あれで? という感じ。寄ることは意識してやったつもりだった。自転車通行帯がある場所や、路駐がある場所などは臨機応変に対応したつもりだったが何が悪かったのだろう。

 もう1つ言われたのは、クラッチの切りが早すぎるってこと。惰性走行になっているんだと。これも納得が行かなかった。「あれ以上遅く切ったらガタガタ言っちゃいますよ」と言うと「クラッチはガタガタなり始めた瞬間に切るんだ」だと。家に帰ってから親父に聞いてみると、「ガタガタ言わしちゃダメだよ! 言う前に切らなきゃダメに決まってるだろ!」ときた。ですよねえ? ガタガタ言うってのはエンジンに負荷が掛かっちゃってるんだからクラッチはその前に切るもんでしょう? 受かったおじさんは50代ぐらいの人で以前免許を持っていたようだ。それに対して私は18歳の若造で1回目の試験。落とす理由を無理矢理付けてきたのだと思う。馬鹿らしいけどしょうがない。自動車の試験なんてのはやっぱりこういうもんなんですね。次は2回目だからうまければ受かる。今日と変わらない運転で大丈夫だ!

<親父より 人生そんなもん。世の中理不尽なものだと解っただけで修行だ>

3月22日(本免2回目) 今日は珍しく早い順番でやれそうだ。待合室には中国人(?)みたいな人が3人ほどいて、1人は同じ1号車で私の前に試験をやる。試験官はなんと仮免合格のときの人! 試験の感じは大体掴んだし今日は合格できそうだ。まず中国人みたいな人(以後、中国人)が運転する。日本語は割と流暢で、以前免許を持っていたらしい。それなりに運転はできてるし、加速が足りないのと右折のときにハンドルを少し戻すのが遅いぐらいで合格レベルかな、という感じ。気になったのは、かなりガチガチに緊張していたこと。信号待ちじゃあずっとキョロキョロしてるし、ハンドルを持つ手が震えてる(笑)。地図を見せられて運転する自主走行課題に入ると、この緊張が顕著になった。地図を意識しながら走ると、そっちに気がいって運転がヘタクソになるということはよくあるようだ。パニックになってしまうんだろう。彼もその一人。急にテキパキさの欠けた走りになってしまった。

 そして私の番に。後続車がいないことを確認していざ出発。走り始めると、なんとすぐに試験官が「あなた後で場内やるから」と中国人に一言。おお〜合格候補かあ、良かったなあなんて思って運転していたら、その5分後、「あなたやっぱり場内できないわ。間違い間違い」だと。ひどい! なんて失礼な態度なんだろう。謝ったらどうなんだ! 自分が試験さえ受けてなかったら絶対文句言ってやる! と憤慨したけれど、なんとか冷静になって運転に集中した。さすが2回目ということだけあって、落ち着いて丁寧な運転ができた。路駐が多い路地を走らされたり、自主走行課題もわかりにくい場所からの出発、曲がると決めた交差点が直進のみだった、などなどけっこう過酷な条件下だったけれど一回も失敗なしだった(減点0)。そのままいきなり場内の試験をやることに。やるのは方向転換。車庫入れはけっこう練習していたけれど、どうか?

 車庫(右側)に車をぎりぎりまで寄せて、真横に来たところで一時停止して安全を確認。少し進んでからハンドルを思いっきり左に切って、縁石に当たらない範囲でできるだけ頭を振る。そして今度は右に思いきり切ってバック。こうして意外にも楽々車庫入れは完了。しかし、これで終わりではない。今回は方向転換。左から出なきゃ行けないのだ。でも実はまだほとんどやったことない(笑)。さっそく普通に出ようとすると、前の縁石に前輪が当たりそうだ。やばいと思ってバック。ギリギリまでバックしようと思ったら後ろの縁石に「トン」。ここで一気にパニックになってしまった。無理やり出ようとして今度は内側を乗り上げて試験中止。発着点に戻ると、全然練習してねえだろ! 路上はあそこまで走れてなんで方向転換ができないんだ! 意味ないだろ! と試験官が怒鳴る。何回目だと聞かれたので、「2回目です」と答えると、「2回目!? それじゃ十分だよ!」だと。コロコロ態度が変わって妙な気分。最後で落ちるなんて悔しすぎる。今度こそ方向転換・縦列駐車をガチガチに練習して受かったる!!

3月31日 明日が試験ということで、一番の課題になった方向転換と縦列駐車の練習を貸しコースでやることにした。車庫入れも縦列も路上で練習できるけれど、教習所の貸しコースのように実際試験でやるのと同じ環境でやったほうが能率がいい。まず方向転換。車庫の方にギリギリまで車を寄せていって、行けるだけ前に出て頭を振る。この「行けるだけ」というのがけっこう難しい。車庫が右側にあるとすると、試験場及び教習所のコースでは前と左側のスペースがとても狭いので、十分に前に出られず頭の振りも限られる。なるべく前に出て頭をいっぱい振れればいいのだけれど、無理をすると縁石に触れてしまうのだ。接触すると減点20。路上で10点以上減点された人はこれでおしまいである。

 無理せず「そろそろ当たるかも」というところでやめたほうが無難だろう。頭を振った後は一気に右に切ってバックする。前進と振りが十分なら車庫に納まった時点で真ん中か右寄りの位置に車があるだろう。しかしほとんどの場合は左寄りになる。前回書いたけれど、私も車庫に入れるのだけはできる。だが方向転換となると、出るためには真ん中、理想は右側に車が位置していないと内側か外側の縁石に乗り上げる。ということは一回切り返して右に幅寄せすればいい。幸い一回の切り返しは減点対象ではない。前回の試験では冷静にこのことが考えられなかった。右に幅寄せするにはまず車庫に納まった状態からハンドルを思いきり右に切って前進、左に戻して車を真っ直ぐにする。そして右に切ってバックの後、また左に戻して車を真っ直ぐにする。右に寄せるほど出るのは楽になるけれど、寄せすぎて乗り上げたりするのは馬鹿らしいので、ちょっと寄ってれば十分。後は簡単に出られてしまう。一回右に幅寄せすることを前提にやれば方向転換なんて意外と難しいもんじゃないです。

 次に縦列駐車。縦列は普通左側。1mほどの間隔を取って入れる場所と並行に進んでいく。真横に来たら一時停止して安全を確認。前進して車の一番後ろが縦列の入り口をほんの少し過ぎたあたりで停止する。頭は振らない。ハンドルを左に全開に切ってバックし、ここだ! というところでハンドルを真っ直ぐにする。このタイミングが難しい。あんまり角度を付けすぎると奧の縁石に乗り上げてしまうし、足りないと車体が中に納まらなくなる。30度ぐらいがいいとか良くないとか(笑)。ハンドルを真っ直ぐにしたのち、少しバックして車の頭が前の壁に当たらなくなるところで右に切って車を駐車場所に納める。角度が良ければこれでおしまい。角度が浅ければ車は少し道路にはみ出る。もちろん左に幅寄せするのだけれど、縦列の場合は前後に動けるスペースが限られているために、ちょっと回数をかけないと寄ってくれない。2回目の切り返しからは減点。4回で試験中止なので嫌な感じだ。だからといって角度を大きめにすると乗り上げて全部終わりなので難しいところ。
 今日の練習では、方向転換はほとんど成功。縦列は3回に1回ぐらい。明日は方向転換になることを神に祈るしかありませんねえ(笑)。

4月1日(本免3回目) 4月1日 本免許試験。方向転換・縦列駐車も練習したし、今日こそ受かるか? 今日の順番は4番。1時間の放心ののち、3番の人と車に乗り込み出発した。今回の試験官は珍しくなかなか面白い人。話しかけてくれて緊張をほぐしてくれる。こういう心の広い人は試験官ではとても貴重だ。公務員特有の馬鹿らしいほどのマニュアル主義や融通の利かなさがない。3番の人も車に乗る前はガチガチに緊張していたけれど、試験は割と落ち着けていたようだ(でも落ちちゃった)。

 私の番になり、運転を交代する。一般走行課題、自主走行課題、共に穏やかな気持ちで確実に走った。特に意識したことはない。丁寧な走りをすること。それが地盤になっているだけだった。するとあっという間に路上走行が終了。残りは試験場に戻っての試験となる。「じゃあ、方向転換やりますか?」との言葉に「はい!」と喜びの返事をしたけれど、こないだ落ちたところだ。緊張はしてしまう。しかし意外にも1回の切り返しで余裕を持って成功した。

 発着点に戻ると試験官は赤い紙を取り出した。赤い紙は合格者に渡す紙! ついに合格だ! 大型二輪の免許について聞かれたので、試験場で取ったと言ったら「やっぱりね」だって(笑)。その試験官によると、私の運転はたくさん試験を受けてきた人の走りであるらしい。試験のポイントもわかっているし、安全確認もよくやるし、とにかく落ち着いているのだという。特に安全確認はタイミングが早くて大げさ。これは二輪の免許を一発試験で取った人の特徴かもしれない。二輪ではヘルメットを被っているため、目で確認をしていても試験官にはやっているのがわからない。そこで首を思い切り動かして大げさにやるのだ。早めにやるのはその大げさな挙動による時間のロスを早めになくすため。まあ確認というのは本来早めに終わらすのが理想なのです。

 小型二輪、普通自動二輪、大型自動二輪、普通免許、たくさんの試験によって培われた緊張のコントロールも、自分で前とは変わったなと思うほどになった。とてもいい勉強になったのである。これだけ免許を取ってもお金が全然掛かっていないというのも嬉しい。しかし普通免許は人の手をたくさん借りた大変なものであったのは確かだ。家族やその知人、親戚にまでお願いしてやっとここまでこれたのである。ここで皆さんに感謝したい。ありがとうございました。

 実は取得時講習と言うふざけたものがあってすぐに免許は交付してもらえない(笑)。二輪の免許を持っていなかったら応急看護が加わり7時間の講習を教習所に行って受けないと免許が交付されないのだ! 私は4時間でいいのだけれど大学が始まって、4時間も暇でちょうど教習所が空いている日を選ばないとならない。予約出来たのは5月1日。まだお預けです。

国沢幸生☆教習所で取得の巻へ