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9月9日 ETCを使ってノンストップ通行すると、悲しいかな猛烈に高い高速料金を払っていることを忘れてしまう。例えば練馬の自宅から越後湯沢まで行く場合、全走行距離178kmのウチ167kmが高速道路。したがって自動車税や重量税、ガソリンに掛かっている諸税で走れる道ときたら、わずか11kmのみ。おじさんに高い通行料金を一回ずつ払っていると「この国はどうなってるんだ? せめて高速道路で売っているガソリンは免税や減税にしろ!」等と毎度考えさせられる。ところがETCゲートを通ってしまうと高い通行料を支払っている実感が湧かない。そんなことから意地で収受ゲートを通っているのだけれど、最近イライラさせられることが多い。高速道路をいつも利用している人は、すでにETCを導入しているのだろう。ここにきて収受ゲート利用者の”シロウト率”が急増したように思う。昨日も料金所で止まってからオサイフを探し、さらに通行料金を支払った後、オツリをオサイフに仕舞ってから走り出すマイペースな輩が前にいた(けっこう若いお兄ちゃん)。シロウトのバイク乗りと同じだ。こんな思いをするならノンストップの方がいいや、とETCゲートを使った次第。今後さらにETCの普及率が上がっていくと、収受ゲートはどんどん使いづらくなるかもしれない。ちなみにETCカード取得はクレジットカードと同じ与信を必要とする。高速道路という公共性の高い施設で、そういった差別をするのは問題ないのだろうか? 7月6日 大型免許を取ろうとしている人が増えているという。東京都は府中の試験場しか大型の実技試験を実施していないけれど、ここにきて連日試験官をフル稼働させている。それでも10〜14日間に一度しか受けられない状況。なぜ増えているかというと、3年以内に大型免許の取得が難しくなるためだ。新しいシステムは大型も仮免が導入される模様。つまり一度仮免許を取得し、その後、路上で一定時間以上大型車を運転しなければならない。只でさえ大型車の練習など出来ないから(私も大型を取得したが練習は出来ず)、簡単に取れなくなってしまうことだろう。普通の人は大型トラックなど運転する機会など無いだろうが、マイクロバスを運転出来るので便利だと思う。 7月4日 読者投稿板の三菱に対する書き込みを見ると、なかなか勉強になる。確かに多数発生していると伝えられるトラックの駆動系破損事故など、警察は何をしていたんだろうか? 科学的な検証もせず全て「お前の整備不良だ!」と決めて付けていたのだろうか。ま、どんな事故でも「スピードの出し過ぎでハンドルを切り損ねた」が事故原因になってしまうのだから、とりあえず運転者を罰していればいいと思っているのだろう。今やコンピューターを使いデータベース化出来るのだから(警官が忙しくたって事故車両と破損場所、原因くらい入力出来るだろう)、運転手の言い分も聞き事故の傾向みたいなものを出せばいいと思う。もう少し丹念に事故調査をやって欲しい。一方マスコミは三菱車の火災を何のフィルターも通さず伝えている。これまた車両に問題がありそうなのかどうかくらい伝えるべき。毎日20台程度の車両火災は発生しているのだから。こういったヒステリックな報道姿勢を見ていると、いわゆる魔女裁判や関東大震災の後に発生した韓国人に対する迫害みたいなことが今後も発生しそうだし、そういった状況でマスコミは役に立たないどころか火に油を注ぐようなものだと怖くなってしまう。 6月29日 ここに来て中国のネガティブな情報を聞くことも多くなってきた。「自動車の在庫が増え始め、生産調整しなければならない状況になりつつある」とか「今年の夏は極めて電力事情悪くなり、平日の工場操業を1〜2日休まなければならないかもしれない」等々。最も心配なのは、政策的に決められている為替レート。今や圧倒的に中国元って安いのだ。日本の1ドル360円時代のようなもの。そろそろアメリカが辛抱出来なくなると思う。中国元の適正レートはどのくらいなのか不明ながら(市場が決めること)、間違いなく3分の2くらいになる。となれば中国の輸出競争力も3分の2になるということ。いや、もっと厳しいか? 日本政府の財政破綻より中国の混乱の方が先に訪れると考えます。中国は一時的な大不況になる可能性大。 6月28日 以下のようなメールを戴きました。「さて、昨今話題の三菱自動車(含三菱ふそう)の事件に対しての自動車評論家諸氏の対応、自動車専門誌の対応について、とても疑問に感じております。26日に発売された、ベストカーでも取り上げられたのは「読者の声」だけであり、あとは、ほとんどその話題には触れてないのはなぜなのでしょうか? もちろん、国沢様はベストカーの編集とは関係がないのは分っておりますが、ご自身のHPでもその件について、軽くしか触れられてないように思われます。さすがにテレビなどではちょっと過敏と思われるような報道もありますが、自動車専門誌や評論家の方々がほとんど無視を決め込むのはなぜなのでしょうか? もし、誌面やHP上で意見が言えないのであれば、その理由をお教え下さい。私は現在、某運送会社で事務をやっております。ウチの営業所は大型車が9台あります。三菱製のも2台あります。三菱のトラックを買い替えようとしたところ、昨年の公的な補助を受けて排ガス規制の除去装置を取り付けたため転売することも、廃車にすることもここ何年かはできないとのことで、中止になりました。会社が危険と判断して自ら社会的責任をはたそうとしているのに、役人、政治家の無策のためにそれができません。その件だけでも糾弾することはできないでしょうか? 国土交通省の三菱への厳しい対応は当然としても、では現在街中を走っている、もしかしたら人の命を奪いかねない車を買いかえることのできない法律(あるいは条例かな?)ってなんなのでしょうか? とりとめのない文章になってしまいましたが、何卒、ご一考下さいますよう、切にお願いいたします」。本当に納得できない話だと思います。ちなみに私が意見を言わないのは、トラック業界について全く知らないためです。乗用車ならいろいろ意見を述べられますけれど、2000年の欠陥車隠し以来、本当に悪質だと思えるものは現時点で出ていません。出たら厳しい対応になるでしょう。それより最近の報道の方に辟易しています。三菱車にトラブル出れば全て欠陥車のような伝え方ばかり。記者の中には三菱自動車を潰すことが使命だと考えている人もいるようです。また、国交省の無策については機会あるごとに書いていますけれど、今後も続けます。基本的には選挙で良い政治家を選ぶしかありません。 6月27日 ETCの5千円補助がそう遠くない時期に始まるせいか、ここにきて車載器の価格も下がってきた。カー用品店に行くと1万円程度のプライスタグを付けている車載器も少なくない。また、ETCの取り扱い手数料は将来有望だと判断するカード会社も急増中。ゴールドカードなどは年会費無料が当たり前。さらに『UCカード』のキャンペーンを見ると、ETCカードと車載器を同時に申し込めば1万0290円のパナソニック製車載器(ET800D)が5300円引きの4990円とのこと。3150円のシノギ(セットアップ料と称しているが、全く不当な手数料だと思う)と5250円〜の取り付け料合わせ1万3390円になる。自分で取り付ける場合、価格コムでチェックしたところ、やはりET800Dがリーズナブル。最安値は送料込み8084円+シノギ3150円の1万1234円。これが現在簡単に入手可能な最安値のETC車載器だろう。1万円少々で車載器を買えれば、高速道路を10万円分くらい使うと1万円のハイカを買うより安くなる計算。 6月25日 今日からトルコラリーが始まった。折悪く週末はブッシュ大統領などもトルコを訪れ会議をすることになっている。そんなことから24日以後、トルコ国内で爆破テロなど続発。今のところラリーには影響無いようだけれど(首都アンカラから離れた場所で開催されている)、無事に済めばいいと願う。ラリー車に対する発砲事故でもあれば最悪ですから。 6月24日 ラリージャパンのオフィシャルツアー(JTB)が発表されたのだけれど、見てシビレました。東京発着のツアーの場合、まず価格表示無し。これだけで「凄えぜ!」と驚いちゃいけません。到着する空港は帯広の他、釧路、女満別、旭川、新千歳とあり、1週間前まで解らないそうな。帯広なら何の問題もないけれど、新千歳からレグ1の陸別まで行こうとしたら5時間くらい掛かる。女満別からレグ3の新得も遠い。で、その移動はというとレンタカー。観戦券も林道のSSが全く入っておらず、スーパーSSのみ。つまりツアーというより、航空券+レンタカー+宿泊施設+スーパーSS入場券のパックというイメージなのだ。このツアーを申し込むのは、なかなか気合いが必要。ここにきて「だったらウチでツアーをやろう!」というラリーショップやチームも出てきたそうな。もしかすると東京からマイクロバスなど使っていく強行軍になるかもしれないが、その方が記憶に残る旅になるかも。いずれにしろラリーは精神的にも大人のモータースポーツ。見る側だって自立しなければならない。見に行きたいならとりあえずラリージャパンのオフィシャルページを毎日チェックし、観戦券の追加発売あれば購入しておくこと。近日アップするラリージャパンのコーナーでも随時情報をお届けしていきます。 6月23日 セドリック&グロリアの後継車の車名が『FUGA』(フウガ)になるという。おそらくゴーンさんがフウガの漢字である『風雅』の訳を聞き「それは素晴らしい!」と判断したんだと思う。確かに風雅を辞書で引くと「上品で優美な趣や味わいがあること」と出る。字としても美しい。でも読んでしまうと「ふーが」。ローマ字読みしたら「ふが!」。何か妙。おそらく日本人なら付けない名前じゃなかろうか。『ティーダ』は沖縄の人にとってみると”お日様”の意味だから、やっぱり妙な感じらしい。もちろん良いクルマなら売れるだろう。車名にこだわっても仕方ないかも。『コルト』の時も激しく違和感あったけれど、まぁ慣れましたから。『ムラーノ』だって慣れそう。ただこの調子でドンドン車名を付けられたら調子狂いますな。参考までに書いておくと、アメリカもヨーロッパも高級車の多くは(超高級車を除く)アルファベットと数字の組み合わせというのが一般的。ベンツやBMW、アウディ、ジャガーを始め、日本車もレクサスとインフィニティ、アキュラは全てアルファベットと数字である。元を辿ればドイツ人の合理的な精神からそうなったんだろうけれど、結果的にどこの国でも違和感無い車名となるから興味深い。 6月22日 連日のように三菱車のトラブルが報じられている。もしかすると使用上のミスだってあるかもしれないけれど、ここまでくると何でもクルマに問題あるよう勘ぐってしまう。大いに物足りないのが三菱自動車の対応だ。もしかして「しばらく頭を低くしていれば嵐は過ぎ去る」と思っているのだろうか? そんなに甘くない。一番感じているのはディーラーでクルマを売っている人達。何の援護もなく前線で戦っているようなものです。もちろん再建策だって内示されているハズ。でもそれじゃクルマは売れない。三菱のディーラーの前を通る度にチェックしているものの、本当にお客さんの入りは少ないように見える。6月の販売台数も5月以上に厳しいこと確実。とにかく誰でも「これは画期的」と感じるような信頼回復策を発表すべき。じゃなければもっともっとイメージが落ちていく。本日発表された組織改革を見た率直な印象は「誰も責任を取っていない」というもの。どういった原因で今のようになったのか解らなければ、やはり納得行かないと思う。個人名を出す必要など無い。もはやA級戦犯は残っていないだろうから。でもどういった立場の人がどんな経緯でリコール隠ししたかくらい公表すべき。腹立たしいことに役人の世界なら悪いことしたって逃げればいい。年金をムダに使い込んだヤツらは逃げた。でも民間企業(特に自動車産業)じゃ通用しません。 6月21日 トヨタが日産に技術供与したハイブリッド(プリウスと同じタイプ)を搭載するアルティマのハンドルを握って感じたことは「同じシステムでもエンジンや制御方法によって全く違うキャラクターのクルマになるのね」ということ。以来、どうしてなのかジックリ理由を考えてみた。出た結論はモーターって盛大に音や振動出すエンジンと違って黒子だから、というもの(この点は振動出る回転域まで使わないディーゼルも似ている。先日のディーゼルディで再確認したがディーゼルエンジンって、非常に個性薄いです)。ハイブリッドと言えどもエンジンのキャラで評価する時代になる、と私は思った。そう考えればハイブリッドでトヨタに遅れを取ったメーカーでも挽回のチャンスは十分ある。むしろバッテリーの優劣でハイブリッドの効率は決まるんじゃなかろうか。個人的にはトヨタも安易にハイブリット技術を売らない方がいいと思うのだけれど、それだけ自信あるのかもしれない。逆にマツダも三菱もスバルもスズキも「トヨタが売ってくれるなら買っちゃえ!」です。十分オリジナリティ溢れるクルマを作れるに違いない。ホンダは意地でも買わないだろうなぁ。 6月20日 日本で初めて行われる記念すべきWRCである『ラリージャパン』の観戦券販売が本日から始まった。早くも夕方にローソンで買えるレグ2とレグ3の林道SS券は売り切れた模様。しかしレグ1(金曜日)の陸別林道SS券の販売を見合わすなど、どうやら混乱しているようだ。個人的には「今度もいろいろな意味で混乱はたくさん発生する」と考えている。なにしろ初めてのWRCだし、観客を巻き込んだ事故などが発生したら翌年度の開催に赤信号が点いてしまう。見る方も初めてだから、しっかり観戦場所を決めないと危険な地域への立ち入りだってあるハズ。観戦ポイントの選択は慎重にならざるを得まい。ここはピリピリせず、ゆったり構えて欲しい。チケットを買えなかった人は6月29日から始まるという観戦ツアーの募集を待つのも良し。ワールドカップの時もそうだったように、一流と言われる旅行代理店の観戦ツアーなら安心できると思う。いずれにしろ「混乱を楽しむ」くらいの余裕を持ちましょう。個人的には秋の北海道旅行のつもりで出掛け、チケットが入手出来なければリエゾン(SSからSSへの移動)区間でラリーカーを見るだけでも十分楽しいと思います。残念ながら今のところ地上波での同日TV中継は決まっておらず。6月19日にベストカー緊急増刊のラリージャパン特集号が発売されました。テリー伊藤さんと対談してますので、興味あれば読んでくださいませ。 6月19日 どうして佐藤琢磨選手のエンジンばかり壊れるのか、ホンダでもハッキリ解らないそうな。佐藤選手のファンは「バトン選手と違うエンジンを載せている!」とホンダに抗議のメール送ったりしているようだけれど、本日限りなく当事者に近い人に聞いたみたら「カナダで本番前に載せ替えたエンジンはバトン用です。第一、2人とも全く同じスペックなんです」。佐藤選手に厳しい意見は「エンジンの使い方が乱暴だから」。これまた「佐藤選手の方がシフトダウンの回転数も低いなど、ほとんど変わりないんです。だから困ってるんです」。強いて違いを上げれば、他のクルマと絡んだ後に壊れていることらしいけれど、これまた水温や油温、回転数など異常があったワケでないそうな。果たして週末のアメリカGPはいかに? 6月18日 ドイツのガソリン価格を見るとレギュラーで1,15ユーロ(約156円)と高い。一昔前までガソリンとあまり変わらなかった軽油は、0,9ユーロ(約122円)と比較的安価。しかもディーゼルの方が燃費良いとなれば、売れて当然だと思う。ちなみにアメリカはガソリンより軽油の方がわずかに高いという相場。加えて有毒の排気ガスについちゃ日本と同じく厳しいため、これまたガソリン車の人気は当然だ。日本は軽油が安いため本来ならヨーロッパと同じくディーゼル主流になっておかしくないと思うけれど、あまりにイメージ悪い。今まで野放し状態だった反動じゃなかろうか。黒い煙を出すディーゼルが完全に道路から無くなり、最低でも5年くらい経たないとディーゼルは復権出来ないだろう。でなければガソリンと全く同じクリーン度を持つディーゼル作るか、だ。 6月17日 次から次へとリコール隠しが出てくる三菱自動車ながら、果たしてダイムラークライスラーの責任は全く無いのだろうか? ゴーンさんは日産に着任した際、すぐ「隠し事があれば全部出しなさい。今なら責任を免除する」と言ったそうな。欧米の航空機事故の調査などと同じコンセプトである。なのにダイムラークライスラーは三菱自動車に対し賠償請求を考えている、と言われているから驚く。だったら三菱自動車側もアメリカで出した巨額の赤字や、売れないデザインを次々と作った賠償請求出来ると思う。両方ともダイムラークライスラーから派遣されたメンバーの明らかなる失敗なのだから。どう考えたってダイムラクライスラーの進駐政策は間違っていた。一方、最近いろんな所で「三菱自動車など無くしてしまえ」という意見を聞いたり目にしたりする。正直にリコール隠しを発表すれば、さらに叩かれるという状況。もちろん当然だし、仕方ないと思う。でも「潰せ!」という意見には賛同出来ない。これまで三菱自動車の中に居て不満を持っていた人達だって少なくないのだ。「もう一度頑張らせて欲しい」と言うなら、見守ってみたいと思っている。ただ世の中の目は厳しい。中途半端なことじゃ信頼を回復出来ません。 6月16日 北京のモーターショーに行った人の話を聞いた。驚いたのが日本車と同じスタイルをしたクルマの多さだという。日本人にも言えることながら、東洋人はマネを悪だと考えない。昔の日本車を見ると、外国車のソックリが多いの何の! 「学ぶ」は「まねぶ」から来ているそうな。確かに修行は親方のマネをすることから始まる。といった観点からすれば、何の悪気もなくマネているのだろう。悔しいかな中国のコピー車に情報はあまりに少ない。断片的に入って来るのみ。なるべく早い機会に中国へ行って、写真を撮ってレポートしたいと思います。 6月15日 長期金利がジワジワ上がっている。間もなく2%に届く勢い。そう遠くない時期にローン金利も上がるだろう(すでに上がっているローンも多い)。もしローンでクルマを買ったり家を買ったりしようと考えているなら、なるべく早く動くべきだと思う。下がり始めた平均貯蓄金額とあわせ、インフレに向けた一つのシグナルだと考えたい。 6月14日 引き続き日産について。今も昔も日産を見ていて強く感じるのが「船頭多くして船、山に上がる」という格言。優秀な船乗りはたくさんいるのだけれど、お互い足を引っ張ってしまうのだ。強力なリーダーシップあれば、それぞれ素晴らしい仕事をする。でもゴーンさんがいなくなれば、元の木阿弥であろう。社内からもそういった意見が多数出ているらしい。もちろんゴーンさんだってミスリードはすると思う。ムラーノの右ハンドル仕様を作ってを日本で発売する決断をしたのはゴーンさんだというけれど、それほど売れまい。でも稼いだ金額より圧倒的に少ないハズ。今年一杯でゴーンさんはルノーと日産の最高経営責任者になるが、引き続き船頭は引き受けるそうな。ただ膨大な資産や優秀な人材が揃っている日産だからこそ改革は上手くいったということを忘れちゃならない。それにしても良い買い物をしうたのはルノーだ。今期の利益だけでルノーが投資した額より多いのだから。 6月13日 日産について明らかに言えることは「グローバルに見れば完全に立ち直った」ということである。今や研究開発費をしっかり確保。デザインセンターも規模を広げ、様々な国に投資し始め た。唯一実感湧かないのが日本だと思う。マーチとキューブしかヒット車を持たず(ティアナは隠れた人 気車かも)、クルマ好きの間での評価も低い。国際格式のモータースポーツにだってカムバックしてこない。第一、売っているクルマのハンドリングが日産らしくないのだ。このあたり、日産の首脳陣に聞いてみた。結論から書けば、今年後半から大いに期待出来そうな雰囲気。現在売っているクルマを「悪い」とは言わないけれど『ティーダ』や『次期型セドリック』についちゃ「はっきり良いと思ってもらえる仕上がり」になっているとのこと。「ティーダとムラーノは日本にマーケットが無いと思う」と辛口で問うたら「もちろん売れると考えているが、売れなかったとしても”良いクルマ”だと評価してもらえればいい。それに両方とも新規車種なので売れれば純増ですから」。次期型セドリックと、年内に出るとウワサされているリバティの後継車は走りさえ良ければ現行モデルより売れると考えていいので、確かに日産の今後は明るいんじゃなかろうか。きっと半年後はもっと良い状況になっていることだろう。元気になれば日産ファンも戻ってくるに違いない。 6月12日 先日テリー伊藤さんから「ティーダのデザインはメガーヌのパクりでしょう」と言われたので「日産の人に会ったら聞いておきますね」と答えておいた。すると日産車のデザインそのものを決めている中村史郎さんにお会いしたので、聞いてみました。この質問に対する答えは15分くらい掛かるほど長かったのだけれど(ティーダがデビューした時の原稿で詳しく書きます)、要約すれば「見た瞬間に似てると思いましたね。もちろんやり直すことだって出来ました。でもティーノなどを見れば解る通り、不思議なんですけれど昔からルノーと日産は自然にキャラが被ることも多かった。だったらBMWやベンツが同じテーマのデザインを通すのと同じく、似ていてもいいかな、と思ったんです。ただティーダのデザインを変えなかった最大の理由は、とても良いと判断したからです」。けっこう納得した。特に最後の理由がワタシ的にはツボに入った感じ。参考までに書いておくとティーダはメガーヌより完全に一回り小さいそうな。ティーダのシャシは1,6リッタークラスまでとのこと。日本では売れないクラスかもしれないけれど、クルマ通から高く評価されれば成功じゃなかろうか。寺崎君、テリーさんに伝えといてね。 6月11日 良い縁あってラリージャパンで高山短期大学チームの運転手をすることになった。ご挨拶に伺うと、以前から私のWebサイトを御覧になっていたとのこと。考えられる限り最高の条件だと思う。大学のチームというのが何より素晴らしい! 北海道でも暖かく受け入れてくれることだろう。残るはコ・ドライバー。決まっていないのだ。アルペンで組んだ沼尾君は優秀だからして、すでに決まっているそうな。現在人づてに探しているが、高山短期大学の方は「ネットで公募したらどうでしょう?」。確かに面白い。というワケで国際ライセンスを持っているラリー経験者の方、コ・ドライバーになって頂けませんか? ギャラは出ませんけれど、経費チーム持ち。プライベートスポンサーを取れば、自分で使って頂いてけっこうです。アクセスは私の知人経由でも直接メール頂いてもOKです。 6月10日 70km制限となる対面通行の高速道路を通る度に「こら何だ?」と思う。ゆっくり走りたい人がいれば延々数珠繋ぎ。かといって妥当と思える速度で走っていても、アホみたいにアオってくる輩がいる。そして時々出現する2車線区間になるとアクセル全開で我先に追い越しをしていく。速度リミッター付きの大型トラックも、リミッター稼働速度で飛ばす(実測96〜98km)。対面通行区間で快適なクルージングを楽しむことなど出来まい。こんな高速道路でも欲しいのだろうか? もちろん将来的に4車線化出来ればいいけれど、交通量を考えれば半永久的に対面交通というケースだって出てくる。速度リミッターが付く大型トラックは、高額の通行料取られる高速道路をトロトロ走るより無料の一般道選ぶだろうし。単に「高速道路が欲しい」ということで作ってるようにしか感じない。だったらこの予算を高規格国道に回せばいいと思う。中央分離帯のある高規格国道なら制限速度を80kmに上げることだって可能。少なくとも対面交通の高速道路の70km制限より100倍は安全だし地元の人も使い勝手がいい。 6月8日 数年前までは「怪しいチューニング」だったアーシングだが、今や新型車のバッテリー見ると何本もアース線を出している。といったことからすればアーシングは効果あるということなんだと思う。当時メーカーに聞くと「そんなものは利かないでしょう」という答えだったのに。こういった民間療法みたいなファインチューニング、少なくないんじゃなかろうか。もちろん中には眉唾もののアイテムもあります(明らかに怪しいアイテムは最初から相手にしない)。最近面白いな、と思っているのが「ヒューズ」である。特殊なヒューズを使うとパワーアップするのだとか。カメラマンや編集者などにも信じる人が増えてきた。まだ試す気にならないものの、こういったアイデアを否定しちゃイケナイ。驚くべきことに『ビタミン』という栄養素も当初権威ある学会から「そんなものは存在しない!」と相手にされなかったのだから。 6月7日 梅雨の季節はタイヤ交換を決断するのに最適だと思う。やはりミゾが浅くなったタイヤでウエットを走るのは危険。たまにはぜひとも自分のタイヤをチェックしてみて欲しい。スリップサインが一部分にでも出ていたら交換すべし! さて、交換するとなった場合、どんなブランドにすべきか迷うんじゃなかろうか。御予算さえ豊富にあれば高いタイヤをば〜んと購入すればよかろう。でも「コストパフォーマンスを重視したいんですけど」になると、なかなか難しい。安くて美味しいお寿司屋探しみたいなもの。先日、大きなカー用品店を数軒見て回り、一斉値上げした後のタイヤの実勢価格をチェックしてみた。結論から書くと日本製ならファルケン。輸入品であればピレリがお買い得だと思う。どちらも性能を考えればリーズナブル。ピレリのP6なんてビックリするくらい安価なのだ。ファルケンも全般的にコストパフォーマンス高そう。フェラーリ348にファルケンのST115というタイヤを履かせているけれど、満足してます。カー用品屋さんに行けばもっと安いタイヤもあるけれど、未テスト。少なくとも私は推奨出来ません。 6月6日 神奈川の方から自分のバイクが2台一度に盗まれてしまった、という悲痛なメールを戴いた。「今回の一件で、盗難被害がいかにオーナーの心を深く傷つけるものか身を持って分かりました。今後、私と同じような被害者を出来る限り増やさないためにも、是非盗難被害について自動車・バイク共通の問題として、影響力のある国沢さんから問題提起していただけれればと思いメールさせて頂きました」という一文で締めくくられていた通り、確かに盗難は自分が当事者になると改めて悔しい。私など盗んだバイクで走り回るのが自由だという歌(そんなの、ありましたよね)でさえ聞く度に腹立たしくなってしまうほど泥棒を憎んでいる。一番悪いのは泥棒ながら、それを本気で取り締まらない警察にも問題があると思う。盗難の専従チームを立ち上げ、追いかけた事案は徹底的に捕まえればいいのに。警察があまりにも仕事をしないものだから、最近になって自動車もバイクも盗難防止アラームを装着する人が増えてきた。もっともっと盗難防止アラームを付ける人が増えれば、いろんな場所でアラーム鳴るようになって社会問題化。何たって鳴り始めればウルサイですから。かといって政府も盗難防止装置を禁止出来まい。かくして警察に「泥棒を捕まえろ!」と命令が下るんじゃなかろうか。冗談抜きで盗難防止アラームは有効です。 6月5日 ETCのゲートを猛烈なスピードで駆け抜ける悪質な輩が目立つ。昨日も関越道の練馬料金所下り車線で、全車減速している中をスラロームのような走り方で強引に走り抜けているクラウンに遭遇した。80キロくらい出てたと思う。警察もJHもETCゲートの高速通過についちゃ無視を決め込んでいるけれど、危険だという認識を持っていないのだろうか? きっと政治家の家族でも亡くなるような大きな事故が起きない限り、そのまま放置するのだろう。ちなみにETCゲートの通過速度、JHはしっかりデータとして持っている。その気になれば警察だって取り締まれるのだ。このサイトを読んでいる皆さん、ETCゲートの近所のレーンを通る際は十分後方のチェックを行って欲しい。 6月3日 激震に見舞われている三菱と対照的に、トヨタは何の揺らぎも無い。現在進んでいる道も王道だ。間違いなく正しい方向を向いているように思う。何でも自分自身で実現できるし、決められる。これまで少数派というか新興勢力だったハイブリッドさえ、トヨタの努力と昨今の原油価格上昇もあって完全にメインストリームに乗った。トヨタ自身も「このまま進めばよい」と考えていることだろう。今年に入って強く感じるのだが、もはやトヨタにとって自動車専門誌の存在価値は大幅に低くなったんじゃなかろうか。これまた正しい選択です。トヨタの支持層は「専門誌を買うようなクルマ好き」でなく「TVや新聞に代表されるメディアから情報を得る一般社会」なのだから。さてクルマ好きはどうする? 6月2日 改正道交法が3日正式に決まる。改めて中身を見ると『改正』一つに『改悪』一つ。残りは『妥当』といったイメージだろうか。改正は来年の夏休み前に高速道路の2輪車2人乗りが解禁になるというもの。先進国でこのような規制を行っている国など皆無。といったことからすれば当然なのかもしれないけれど、バイク乗りからすればこれほど嬉しいことはない。2人乗りなら高速道路で通行料金払うのだって楽チンであります。オジサンのバイク乗りがドッと戻ってくることだろう。明らかな改悪は駐車違反の民間委託だ。おそらく民間で出来ることって、現在駐車違反取り締まりの主力となっている婦警さんと同等。もしくは夜間の活動がアディショナルくらいだろうか。交通の円滑な流れを乱す要因になっている「本当にジャマな場所での駐車違反取り締まり」には対応できない。また、民間会社が行うとなれば、当然ながら利益を出すため予算を組むと言うことになろう。おかしな話だ。夜間の駐車違反取り締まりだって、流れを乱していないなら不要だと思う。単に警察官&官僚の天下り先を作るだけの法案。なのに国民は賛成しているそうな。 6月1日 三菱自動車の5月の登録台数は前年同月比56,3%減(軽自動車を含めれば33,8%)と、かつてないくらい大きな落ち込みを見せた。ただ5月の場合、ダイムラークライスラー騒ぎの前にオーダーしたユーザーの納車も含まれている。5月に入ってからは三菱ふそうの問題も浮上し、受注状況が一段と厳しい。6月はもっと深刻になるだろう。最大の問題点なのが「明るい展望を持てない」というもの。いくら再建策を掲示されても、具体的な内容が(特に商品ラインナップ)見えてこないと元気出まい。ユーザーからの信頼を得るための思い切った方策は、具現化に時間掛かる商品ラインアップより早く必要だ。とにかくスピードが大切だと思う。フィアットの新しい会長(亡くなったアニエリ氏のポジションなので、実質的には社長)がフェラーリの社長であるモンテゼーモロ氏に決まった。イタリアは期待で大騒ぎらしい。フィアットも非常に厳しい状況のため、絶大な人気持つモンテゼーモロ氏の投入となったのだろうけれど果たして大衆車であるフィアットにカリスマ作戦は有効か? フィアットも存続を掛けたリバイバルプランが始まる。 5月31日 トヨタのG−BOOK、機能を見ればなかなか魅力的だと思うのだけれど、どうにも普及しないらしい。スバルもレガシィの年改からG−BOOKを導入したものの、反応はイマイチとのこと。『DCM』という144kの通信モジュールを使い、常時接続して毎月1440円(年払いだと1340円)なら携帯電話より安く、メールだって使い放題。オンデマンドの渋滞情報やタイムズ駐車場情報(タイムズの空き情報を案内してくれる)などは非常に便利だ。なぜ普及しないか? いくつか理由があると考えるけれど、根本的なことは「利用者のニーズを捕らえていない」とことかもしれない。自分自身、インターネットに代表される情報ツールを重宝しているけれど、コンピュータ買うような意気込みでG−BOOKを導入する気にはなれなかったりして。じゃ不要かと言えば、そんなことはありません。むしろコンテンツ次第じゃ欲しいとさえ思う。このあたりでもう一度機能を見直したらどうだろう。魅力あるツールに育てればイッキに普及するハズ。そういえばWebサイトもコンピュータ屋さんに代表される理系がやると全然面白くない。ここにきて急速に利便性や娯楽性を増したのは、文系が参入してきたから。テレマティクスと呼ばれるクルマのコミュニケーション機能も文系のコンセプトを導入したらいいです。 5月30日 上記KUREのコラムでも書いた通り、最近のハイオクは『アルキレートガソリン』が多く含まれている。あまり知られていないことながらピストンエンジンの航空機用ガソリン(アビエーション・ガス。アブガスと略すことも多い)は、今や硫黄分をほぼ含まないクリーンでオクタン価が高いという特徴を持つ100%アルキレートガソリンを使ってます。さて、アルキレートガソリンの原料は何かというと、ムカシは捨ててしまっていたLPガスだ。油田などで燃やしているガスや原油の精製などで発生するガスを液体にしたものだから、考えようによっちゃECO。ここで疑問。レギュラーとハイオクの価格差は一般的に11円ある。なのに高騰する原油から精製されるレギュラーと、原油ほど大きな値動きをしていないLPガスから作られるハイオクの価格差が同じなのはなぜ? ま、このあたり、いろんな理由あるのだろう。ただもしアルキレートガソリンの価格がレギュラー並に下がってくれば、圧縮比を高めた環境エンジンも作れるようになってくる可能性出てきた。圧縮比12とか13くらいのエンジンで熱効率を追求するワケ。天然ガスからレシプロエンジン用の燃料を作り出すことだって出来ます。といったことを考えると、当分はレシプロエンジンを使うハイブリッドが主流なんだろうな、と思う。 5月29日 いやぁ驚きました! 佐藤琢磨選手が予選2位! もちろん日本人予選最高位である。これだけで100点いや150点だと思う。明日の燃料補給タイミングがフェラーリとそう変わらなければ(2〜3周以内)、速さは本物だ。漏れ伝わるウワサによればミシュランもシードチームをBARホンダにしたそうな。となればタイヤ的にも有利になっていく。明日のレースの見所は1回目のピットインのタイミングと、給油に掛かる時間であります。 5月28日 東京都はディーゼル車に対する取り締まりを徹底するため、6月1日から首都高の6カ所に監視カメラを設置すると発表した(すでに工事は終わっている、ということ)。ディーゼル車のナンバーを撮影し、コンピューターで浄化装置の有無を確認するそうな。ま、法規は作ったものの、ほとんど取り締まりを行っていないことを考えれば当然の措置だと思う。でないとマジメに浄化装置を付けた人がバカを見ることになってしまう。ただ真剣に取り締まりをやるかどうかは不明。稼働し始めてからの取り締まり件数発表を楽しみにしたい。「少しでも東京都に協力したい」と思う人は、黒煙を撒き散らしているディーゼル車両を見たら、6月1日から開設する『黒煙ストップ110番』に車両ナンバーを控えドンドン通報して欲しい。電話番号は5388−3590(平日の9時〜17時)。対策ステッカーが貼ってある車両でも黒煙が出ていたら電話して欲しい。偽造ステッカーのケースもあるからだ。 5月27日 ガソリンの価格が値上がりする、と新聞やTVで伝えているけれど、今まで世界レベルからすれば安すぎたんだと思う。ヨーロッパはリッター145円。韓国でさえリッター135円くらいするのだ。また、108円で売られているとすればウチ58円余が税金。本体は50円ということになる。現在A重油で1リッター45円程度。大量に購入する船舶用のディーゼル燃料も1リッター40円だ。やっぱり日本のガソリンって安い。ただアメリカは原油の値上がりが決定的なダメージになるけれど、日本の場合たくさんの対応策を持つ。原油価格が倍になれば、おそらくイッキに太陽光発電なども普及するんじゃなかろうか。家庭用の燃料電池だってスタンバイしてます。クルマはハイブリッドに代表される省燃費車に切り替わっていくことだろう。ちなみにプリウスってタイヤの減りも少ない。楽々5万キロくらい持つ感じ。いろいろな意味で環境に負担を掛けないのだ。良い機会だから環境対策をガツンと推し進めたらどうだろう。 5月26日 クルマ雑誌の発売日なので本屋さんに行くと「ETC抜け」と表紙に書かれているB5版の本が並んでいた。チェックしてみたらETCゲートのスリップストリーム抜けについて取り上げられている。何でもETC車載機を必ず装備している定期便のトラックや高速バスを見つけてその後ろに付くのだという。車間距離ギリギリで飛び込めば、ナンバー確認用カメラ(ETCゲートを通過する全ての車両のナンバー確認と写真撮影をしている)の死角になるため完全な逃げ得だと思う。常習者もいるということだから困ったもの。雑誌でJHの見解を聞いたようだが、相手にされなかったみたい。そらそうだ。JHは絶対認めたくないのだから。成功談が雑誌に取り上げられるようになれば(実際にやったようだ)、マネする連中も多数出てくる可能性大。罰則あったって犯罪者が無くならないのと同じで、キセルをしようとする輩は居なくならぬ。ETCを使っている人は、ピッタリ付いてくる後続車に御注意を。万一バーが開かず急ブレーキ踏もうものなら間違いなく追突されます。最近はETC付きのクルマに乗っている友人と組み、割り勘で高速道路使うケースまで出てきたというウワサも聞くから深刻。後ろから撮影するカメラも必要か? 中途半端なETCなんか増やさず、通過速度低くてもいいから安価なスマートプレートやバイクも使えるスイカタイプのワンタッチICカードを導入すべき。5万円前納の8千円割引を誰でも使えるようになるまで強引に導入したETCに対する批判は止まらない。 5月25日 レガシィが早くも年改(輸入車のイヤーモデルみたいなもの)を受けた。メインはリクエスト多かったGT系の乗り心地改善策なのだけれど「どうせなら出来ることをみんなやろう!」になり、気づくと300箇所近くを変更することになったそうな。「ベストを目指したいので」ということから、これまで衝突安全性で不利となるGT系のみに採用されていた前席のダブルプリテンショナー(衝突時にシートベルトの弛みを巻き取る装置。普通は肩ベルト側に一つ)を全グレードに展開する、といったことまで含まれる。普通なら「マイナーチェンジの時に対応すれば、その間コストダウン出来るのに」と考えるけれど……。こういった点がスバルの魅力になっているんだと思う。肝心の乗り心地は「GTもスペックBも、もはや気にならないレベルになった」と評価しておく。ウサギとカメなら好勝負になるけれど、ウサギが努力すればやっぱり速い。詳細は『av』と『ベストカー』の試乗レポートで。 5月24日 本日発売の『週刊現代』の活版TOP記事で国債暴落について取り上げている。興味あればぜひ御一読を。新型車のスクープと同じく、国債の暴落も隠しきれるもんじゃない。こうやって少しづつ情報が流れ始めるだろう。大手新聞で取り上げられるようなれば「間もなく」といったイメージ。今まで何回か「いつ暴落してもおかしくない状態。2008年までには確実に起こる」と書いてきた通り、秒読み段階になっていると思う。記事では「ローンを変動金利から固定金利に変えろ」となっているが、その通り。さらに国債の暴落の情報が増え始めると、固定金利で借りにくくなってしまう。多少返済金額増えても、なるべく早い段階で固定金利にすべき。また、現金の定期預金を持っているなら、避難先を真剣に考えること。過去の例を見れば明らかながら、定期預金の金利は国債の暴落に追いつけない。金か、安定した外貨か、国際競争力のある企業の株か土地か。スーパーインフレは避けられません。 5月21日 三菱その2 三菱広報委員会のHPに『岩崎彌太郎物語』(けっこうな大作。興味深いので時間あれば読んで欲しい)というコーナーがある。三菱グループの創始者である岩崎彌太郎について書かれているのだけれど、内容はなかなか興味深い。例えば「彌太郎は事業の成功不成功はお客に対するサービス次第と確信していた」というあたり、欠陥隠しが当然のことのようになっていたトラック部門の経営者に読ませたいと思う。また、過去に成功したクルマへの執着が目立った自動車部門も「新興の三菱商会に失うものはない。ただ突き進むのみ。リスクを犯さずして未来はない。彌太郎の頭にある事業のイメージは、なにものをも恐れぬ攻撃的なものだ」という岩崎彌太郎の経営哲学をしっかり考えるべき。成功しているトヨタやホンダは創始者の哲学をしっかり引き継いでいるし、スバルやマツダは会社のDNAを育てている。三菱自動車のDNAって何か? そのあたりから考えるべきかもしれない。 5月20日 三菱その1 三菱自動車の再建策が発表された。予想していたより大がかりである。本社を昨年5月から入居している品川の”三菱村”から京都へ移すというあたりも危機感の現れか。詳細なレポートはオールアバウトのコラムで読んで欲しいけれど、WRCから撤退しないという明るいニュースも。三菱筋によれば「今のままの成績だとやめろいう外部からの声が出るかもしれませんけれど……」。予算の減額も無いそうな。だったらトットと開発のベースをヨーロッパから岡崎に移せばいい。エクロート前社長の時に起用した岩国副社長や、赤字拡大に絶大な貢献をしたブーレー氏にもお引き取り願ったのだから、やはりラリー部門も心機一転やり直すべし。岡崎の技術を投入すればラリージャパンまでにずいぶん速さを取り戻せることだろう。気になる商品計画だが「今までと大幅に変わります」という一報は良いニュース。もちろん最初にやるべきは、トラックの問題を誠実に取り組むということです。 5月19日 まだ発表していないけれど、どうやらJHは3回目の「ETC5千円モニターキャンペーン」を行うらしい(信頼出来る筋からの情報です)。利用者にとって大チャンスと思いきや、1回目はあっという間に予定数終了。2回目も最安値9800円の日産純正ETCが完全に在庫不足。抽選当たって買えたとしても期間中は取り付けまでディーラーでやらないとダメ、という条件を付けられてしまった。取り付け工賃6千円。だったら普通に時に買って自分で付けた方が安い。また5千円引きが魅力ということなんだろう。1回目も2回目もカー用品店では2〜3万円する車載機まで売れるというのだから、体の良い在庫一掃セールみたいなもの。今回は日産純正車載機の増産体制が出来つつある上、トヨタも1万円の車載機を発表した。2回目までに比べれば、グッと良い条件で入手出来る可能性大。ETC車載機を買おうと思っている人は、少し待ってみたらいかがだろう。 5月18日 BARホンダの給油時間がライバルより1秒くらい長い、と以前書いた。本日エリシオンの試乗会に行くと、ちょうど橋本健兄(ホンダのF1車体技術開発責任者。つまり親分です。業界でハシケンさんを知らない人は居ない。F1中継にも毎回のように出てきます)が。こら聞いちゃお、と! 「フェラーリより最初のピットインが遅いことからすれば燃費は悪くないと思うんですけど、何で給油に1秒余分に時間掛かるんですか?」。ハシケンさんにはストレートな質問で良い。すると「いや〜やっと解ってきたんですよ。アタッチメントは共通なんだけれど、圧力とかタンクの形状とか燃料の温度とかいろいろノウハウあって、勉強しちゃいましたね。うまく行けば0,9秒くらい早くなるヤツがモナコに間に合うかもしれない」。確かにモナコで給油にライバルより1秒多く掛かったら、ピット毎に2〜3台抜かれるから深刻だ。”0、9秒早い”というのは私が「1秒余分に掛かる」と言ったからで、おそらく「完全にライバルと並んだわけでないけれど」くらいの理解でいいと思う。ちなみにホンダエンジンは燃費悪いから、と言う人もいるが、燃費悪くて燃料多く積んであれだけ予選速ければ逆に凄いこと。いずれにしろモナコGPでの給油時間に注目しましょう。 5月17日 走行中のホイール脱落事故は意外に多い。日曜日の昼過ぎ、親戚が上信越道のトンネル内でSUVのタイヤ脱落を目撃した。幸い外れたホイールにぶつかった人はいなかったけれど、対面交通区間で対向車線に飛び出したら致命的な事故になることだってある。古い話になるけれど、勤め人だった頃、上司のタイヤが首都高で外れるという事件もあった。聞けばタイヤがイキナリ自分を抜いていったそうな。これまた首都高から落下し、歩行者などに当たろうモノなら無事じゃ済まない。後者はタイヤ交換した後の締め忘れ。何を隠そう私自身、タイヤ交換してキッチリとナット締めてない広報車に乗ったことあります(日本じゃありません。念為)。低速走行時にキシキシ音出るのでチェックして発見した次第。ただイメージしているよりはるかに”違和感”は少ないもの。私の場合も大きな音や振動は出ていなかったのに、もはや半分くらい緩んでいた。ハブの欠陥問題さえなければホイールは外れなくなると思っている人も多いようだけれど、大きな間違いだ。走行中、いつもと違う音や振動が少しでも出たら、とにかく一旦停止して確認して欲しい。 5月15日 今週三菱自動車は再建策を発表出来るだろうか? 週末に三菱のディーラーを覗いてみたらお客さんが入っていない。5月の登録車は今週末で決まるため、結果として今月の登録台数は史上最悪になってしまう可能性大。どんなことでもいいから希望を見せないと、軽自動車の登録台数が決まる来週末も乗り切れない。明るいニュースを一つ。どうやら現在の社長はショートリリーフらしく、三菱自動車の中から社長を選ぶ流れになっているらしい。副社長や常務、専務でなく現在執行役員級の若い社長になるんじゃないか、と思う。また「禿鷹ファンド」(傾いた会社を買収し、高く売る)と呼ばれる海外の投資グループが三菱自動車に興味を示していないというのも、ある意味明るいニュース。 5月13日 以前停止したヨメのクルマに自転車がブツかってきた話を日記に書いた。後日談は現在販売しているベストカーに書いてあるのだけれど、これを読んだ大先輩である報知新聞で健筆を奮う中島大兄も日頃「自転車の暴走行為を許せない」と感じていたらしい。早速報知新聞Web版の中島大兄のコラムで取り上げて頂いた。現在忙しいため民事訴訟の準備は進んでいないけれど、とりあえず週明けにも正規の手続きを取りたいと思う。またベストカーに「判例集によれば交差点のある信号を無視してきた酒酔い運転の自転車が飛び出してきても、自動車側に20%の過失があるとされる」と書いたら「酒酔い運転は自転車側の重過失に問われるので100%自転車側が悪いのでは」という意見を頂いた。残念ながらこのケースでも自転車側の修正要素は(重過失とされるかどうか)該当無し。つまりムチャクチャな状況で信号無視して飛び出した自転車にぶつかっても、クルマは20%悪いとされるのだ。本当に理不尽だと思う。どんな黄昏裁判官が出した判決なんだろうか。ちなみに”停止している自動車”にぶつかるというヨメのケースは、100%自転車側に過失あります。 5月12日 ダイムラークライスラーが現代自動車の株を全て売却すると発表した。三菱自動車と現代自動車、ダイムラークライスラー3社のコラボレーションによる新エンジン(技術面は三菱が担当しているらしい)の計画はそのまま続けるという。次世代の主力エンジンになるだけに、商売ベースで付き合いましょうということだ。ダイムラークライスラーは単独で中国市場に参入する模様だけれど、中国人はドイツ人より上手。そう簡単にゃいくまい。それより旧クライスラーの状況をどうするつもりなのか? 以前も書いた通りアメリカでクルマを売ろうとすれば、環境にやさしいハイブリッド車や安価なSULEV(大気レベルの排気ガスしか出さないクリーンエンジン)が法規的に必要。現時点ではどちらも持っていないのだ。少なくともハイブリッドについちゃ絶望的。100歩譲って、いや100万歩譲って優れたハイブリッドを作る技術力はあっても、信頼性をキープしながら採算ベースに乗せることなどダイムラークライスラーには出来ないと断言しておく。クライスラーも切るか? いや、切らないと生き残れないと思う。 5月11日 ここにきて港に泊めてある船から船外機を盗まれるケースが急増しているそうな。考えてみれば船外機って小型のタイプなら工具無しで外せる。しかも盗難防止装置など付いていない。長い間、盗難などなかったからだ。盗んだ船外機は海外に運ばれ、売られるという。コンディションの良い日本製の船外機は、高い値で流通しているというから腹立たしいこと。かといって毎日船外機を外して持って帰ることも出来ないから困ったもの。危機管理体制が甘いと言われればそれまでなのだが、嫌な世の中になったと思う。こういう時の抑止力になるのは警察ながら、クルマやバイクの盗難届出した人なら御存知の通り捜査など期待できぬ。発見されるのは放置されていたため駐車違反でキップ切られたり、近所から「ジャマだ」という通報あったようなケースばかり。せっかく全国にNシステムを張り巡らせたのだから、本気で窃盗団の一掃に取り組んだらどうか? 殺人事件も追う刑事に取っちゃ盗難なんてツマらん犯罪かもしれない。しかしもっとツマらん軽微な交通違反を本気で追いかけている警察官だっている。盗難犯専門のスペシャルチームを立ち上げれば、ノルマや手柄を達成すべく真剣な捜査をするようになると思う。 5月10日 開幕戦の時に書いたけれど、ブリヂストンタイヤのアドバンテージは予想以上に大きかった。ミシュランが追いつくの、本当にシーズン半ばまで難しいかもしれない。もしかしてハズレくじを引いたのはBARホンダか? ホンダもCARTで有力チームに見切りを付けられるや発奮! 素晴らしいエンジンを作った経験を持つ。今回の件、全くそれと同じ。ま、今回BSを切ったのはホンダじゃなくて、ビジネスマンであるデビッド・リチャーズだと思うが。それにしてもBARホンダ、なんであんなに給油時間が掛かるのだろう。公式には同じ給油装置を使うことになっているけれど、おそらく何かノウハウあるに違いない。ホンダに聞いても「解らないけれどフェラーリより時間が掛かることは確かです」。ホンダがフェラーリのリタイヤ以外でポディウムの真ん中に立つには、最低でもタイヤと給油の問題を解決しなければならない。 5月9日 大逆風の中、再建へ向け連休中も連日のように会議を繰り返しただろう三菱自動車だが、最も厳しいのはディーラーだと思う。いくつか覗いて見たけれど、文字通り閑古鳥鳴いている感じ。確かに三菱車を買うという気にはなりにくい。また、新聞で突如「ディアマンテクラスのクルマから撤退する」などという情報流れれば、開発陣だってどうしていいか解らなくなってしまう。もしかすると週明けから開店休業状態か? 社長は決まったものの、クルマについちゃ専門家と言えないため具体的な戦略を立てる優秀な参謀か、大番頭さんが必要だ。時間が経てば経つほど再建へ向けてのハードルが高くなっていく。可能な限り早く(出来れば今週中に)ユーザーの信頼を回復でき、同時に納得できる再建策を打ち出すべきだろう。ここで本格的な体質改善を図れなければ、相当厳しいと考えます。 5月8日 なぜかどのメディアもJNCAPのデータや画像による衝突安全性の自主的な評価を行っていない。こらアカンな、と。ブレーキペダルの後退&上方移動量がメチャクチャ多いモデルでも(実際の事故では基本的にブレーキペダルを強く踏んだ状態で衝突する。ブレーキペダルの移動量大きければ右足に重大なダメージを受けてしまう)、評価基準に含まれる項目の数値さえ良ければJNCAPの評価も良いといった奇妙な現象が起きているのだった。どこまで的確な評価になるか解らないけれど、取り組んで見ることにした次第。数日後をメドに軽自動車クラスからランキングを付けてみたいと思う。もちろん私の評価基準も入ってくるため、メーカーから様々な意見も出るんじゃなかろうか。もし何か不満や御意見などあれば、ぜひとも広報部経由で気軽にどうぞ! 間違えあればすぐ対応させていただきます。 5月6日 当時三菱自動車のトラック部門を担当していた人がTV取材の直撃を受けていた。その受け答えを見てビックリである! 危機感の無さも問題だけれど、それ以前の姿勢だと思う。とてもじゃないけれどお客さん相手の商売をしている企業の態度じゃない! というか自動車メーカーの幹部がTVカメラを向けられてあんなつっけんどんな返事をするシーン、初めて見ました。広告や社会貢献などで気が遠くなるほどのコストと時間を掛けブランドを作っても、酷い受け答え一回で帳消しだ。新しい三菱自動車に、そういった危機意識の無い人が居たら致命的。ユーザーから見て「この会社は残って欲しい」と感じるようなメーカーにならなければ、いくらお金を掛けてもダメだ。三菱グループは、三菱自動車をキッチリとお客さんから信頼されるメーカー立て直さなければならないと思う。創始者が泣いている。 5月5日 スズキの衝突安全性に対する考え方が変わったようだ。これまでスズキは役員クラスの方に話を聞いても「軽自動車は軽いことに意義があります。だから衝突安全性は☆三つレベルで十分だと思っています」という姿勢だった。実際、今回発表された衝突安全性ランキングは旧世代のコンセプトで作られたラパンの場合☆三つ。運転席のフルラップ評価など『レベル2』というから完全に旧世代の軽自動車だ。もう少し詳しくデータ見たら、頭部傷害値であるHIC(1000を越えると危険な領域に入るとされる)はラパンだと「658」。新しいワゴンRの「277」と比べ圧倒的に大きい。総合評価も☆五つで、ライフを凌いで軽自動車トップのパジェロ・ミニに肉薄している。こうなったらスズキの衝突安全性についての認識を変えねばなるまい。今の調子で頑張って欲しいと思う。スズキに座ぶとん2枚お願いします! 4月29日 どうやら三菱グループ内で2千億円くらいの増資分を用意できる見通しがついたようだ。ダイムラークライスラーの見積もりは7500億円だったようだけれど、あらもうエクロートさんに変わって三菱自動車の社長になる人が失敗しないための”保険”まで含めた金額。2千億あれば十分再建できるメドは付くんじゃなかろうか。もしかしたら現在の規模は維持できないかもしれないけれど、スバルのように「大きくないけれど光るメーカー」になればいいと思う。再建に向けては三菱自動車の中から若い社長を起用することと(適任と思われる人は居ます)、WRCから撤退しないことが何より重要。求心力の無い社長では難局を乗り切れないし、WRCを止めてしまうと希望すらなくなります。ちなみにWRCのチーム運営を無理矢理ヨーロッパに持っていたのはダイムラークライスラーの超大失敗だ。元通り日本に戻すだけで、1戦毎に良くなっていくだろう。何たってリタイヤの原因はツマらんトラブルばっかりですから。ちなみにWRCの運営費くらいランエボユーザーにサポーター専用のカッコいいジャンパーの販売するなどで(例えばジャンパーなら原価1万5千円の品を3万5千円で売ればいい。1万着で2億円。その他のアイテムなど加え残るシーズン10億円くらい捻出しましょう)十分賄える。私だって買います。また、同じようにダイムラークライスラーと縁が切れそうな韓国の現代自動車と対等のパートナーシップを取れれば最高だ。エンジン開発&生産などでお互いメリットのある提携はいくらでも可能。連休明けにもう一つくらい明るいニュースがあれば、と思う。 4月27日 平成15年度の自動車アセスメント(安全性評価)が発表された。しっかり評価しようと思ったのだけれど、お粗末なサーバーを使っているためか遅いの何の! 1車種のTOP開くのに2〜3分掛かる始末。とてもじゃないけれど詳細なデータなど見られず。さすが役所の仕事だと妙に納得す。大ざっぱに見た印象から書くと、やっぱりグレード選びに疑問を感じてならない。例えばレガシィの場合、シリーズで最も重く、衝突安全性評価という点じゃ不利な18インチタイヤ履くツーリングワゴンのGTスペックB。レガシィシリーズで最も衝突安全性が厳しいグレードである。対してティアナは最も軽い2,3リッターエンジン搭載のFF車。ティアナで最も衝突安全性は有利なグレードだ。レガシィなら16インチタイヤ履き、150kgも軽いB4の『i』のようなグレードです。運転席は同じ★5つ評価なのだけれど(いずれにしろ十分安全だと思う)、公正を期すならシリーズで最も衝突安全性が厳しいと思える「重く大きなホイール履くグレード」に揃えるべきだろう。サクサク動くようになったら、改めて印象など書いてみたい。 4月26日 日産の業績が急上昇している。なかでもアメリカでの伸びは驚異的と言って良かろう。ここ2年くらい、出すクルマ全て当たっているのだから驚く。数年前まではエクステラ(トラックベースのSUV)しか売れてなかったのだから。エクステラはもちろん、カムリやアコードのライバルであるアルティマや、ハリアーとガチのムラーノ、VWトゥアレグの対抗馬FX45、12月にデビューしたフルサイズピックアップのタイタンと、外れ弾無し! フェアレディZや、日本じゃ大ハズししたスカイラインのセダン&クーペまで売れちゃってるのだった。日産の歴史を見ても、ここまで当て続けたことなど無いと思う。先日アメリカに於ける日本車躍進の原動力となった「ミスターK」こと片山翁にいろいろな話を伺ったのだけれど、日産のブランドイメージは依然として高い。ただ日本に居ると日産って「ひたすら守り」というイメージ。技術的な退歩も目立つ。現行プリメーラからコッチはハンドリングだってメロメロだ。果たして今年後半は日本でもかつての日産の元気さを取り戻せるだろうか? 日本で評価されるようになれば日産の復活も本物だ。また、26日付けで三菱のエクロート社長が退任することとなった。後任の社長は未定というから、日本側から見れば更迭。ダイムラークライスラー側にとってみると「撤退」という解釈になるんだと思う。 4月25日 三菱問題その3 三菱自動車の再建策で最も大切なのは「ユーザーと社員に明るい将来を見せる」ということだと思う。ここで超緊縮策を取れば、おそらく売れ行きの低下だって止まらないんじゃなかろうか。また、新車の開発にも少なからぬ資金が必要。主力となる4気筒エンジンは基本設計古く、このままだと性能的に勝負にならぬ。コルトを除けばシャシも旧式になりつつあり、新世代に切り替えないと難しい。VSCやVDCといった姿勢制御装置に代表される先端技術も手つかず。ダイムラークライスラーによる7千億円という試算は、エンジンとシャシの世代交代を見積もったものだと考えるべき。三菱くらいの規模のメーカーだと5〜6車種が適正なモデルラインナッップながら、そのうち本来なら売れ筋モデルであるコンパクトカーとミニバンの新型車で成功しなかったのも大きな痛手。冷静に分析すれば厳しいことだらけだ。可能だと思える再建策は、連休明けにも展望の見えるプランを提示。既存の車種の落ち込みを無くすべく手当し、同時に三菱のブランドイメージを回復させるような企業ポリシーを見せる(社会に対するボランティアなど積極的にやるべき)。商品企画&開発部門は1年半くらいで「三菱自動車は変わったな!」と感じさせる”売れる”新型車を作り上げないといけない。ちなみに他のメーカーに協力を求めたり提携をしたりするのは、責任放棄であると共に三菱自動車の清算と同じ意味を持つ。個人的には心機一転、頑張って欲しいと思う。新社長は若いほどいい! なんせ三菱グループの前身である『九十九商会』って坂本龍馬が立ち上げた『海援隊・土佐商会』を元としている。こんなことでへこたれたらいかんぜよ! 4月24日 三菱問題その2 三菱自動車の今後がどうなるのか、現時点では誰も解っていない。なにしろ経営陣が方向性を検討している段階なのだから。ただ一つだけ確実に言えることがある。それは三菱自動車には「売れるクルマを作れるのか?」という大きな大きなハードルがあるという点だ。エクロート体制になってから開発されたコルトとグランディス、アメリカ仕様のギャランは、ダイムラークライスラー側にも大きな責任があると思う。しかしそれ以前に開発されたエアトレックとやディオンなど見ると、三菱自動車の商品企画能力にだって問題あると考えるべき。ここ10年で評価されたの、eKワゴンとランサーエボリューションだけ。私は三菱自動車の復活も十分あり得ると書いてきたけれど、その大前提に「商品企画力を根本的に見直す」という条件が付く。 リストラして資金投入しても、エアトレックやディオンみたいに出た瞬間「売れないでしょう!」と感じてしまうクルマを作ったんじゃ砂地に水をまくようなもの。もう一つ大切なことがある。発表によれば1ヶ月くらいで再建策を練るということだけれど、悠長過ぎます。こんな状況になっているメーカーのクルマを買おうというユーザーがいるだろうか? 再建策の発表まで国内販売はガタガタになってしまう可能性だってあろう。1日でも早く「これなら大丈夫!」というリーダーを立て、ユーザーを安心させるべきだ。 4月23日 三菱問題その1 三菱自動車が大変な事態になってしまった。今後どういった展開になるだろうか? 三つほど考えられる。三菱グループでバックアップするか、ダイムラークライスラー以外の提携先を探すか、清算するか、だ。悪い順に可能性を検討してみた。まず清算。今回ダイムラークライスラーはこの方法を選んだことになる。三菱グループも清算を選んだとすると「三菱自動車」という存在そのものが無くなってしまう(パーツの供給&メインテナンスは違うメーカーが引き継ぐか、整理会社で行う)。ダイムラークライスラーはオランダの工場や、小型車を安いコストで生産するノウハウを得られるため「投資分の全てを失う」という最悪の事態にはならない。三菱グループとしてもこれ以上負担が拡大することが無くなり、肩の荷は降りるだろう。二つ目の「新たな提携先探し」だが、地理的に近いトヨタや、メインバンクを三菱自動車と同じ東京三菱とするホンダ、長年技術供与してきた韓国の現代自動車などウワサされているらしい。でも日本のメーカーは企業風土違うため、資金力に余裕のあるトヨタでも提携することに躊躇するんじゃなかろうか。現代自動車は面白いと思うけれど「三菱グループがもう外国のメーカーと提携することを望まない」と私は予想している。最も望ましいし、最も確率高いのが三菱グループによる全面的なバックアップ。2千億円くらいの資金は集まるだろうから、徹底的なリストラさえ行い、1年半以内に魅力的な新型車を出せれば復活出来ると思う。ただしこのケースでは「売れるクルマが作れるのなら今までに作っている」という決定的な問題点を解決しなければならない。エアトレックもコルトもグランディスも、デビューした時点で「売れない」と開発担当者にコメントしたが、先方は「間違いなく売れる」と信じていた。さて、どんな判断になるかは三菱グループのみぞ知ること。TVを見ていて感じたのだが、一つだけ三菱自動車関係の方にお願いしたいことがある。それは取材を受けた時の対応。ディーラーに行ってコメントを求めた番組もあったが、めちゃくちゃ酷い営業マンの対応だった。あれじゃ同情する気になどならず、むしろ「無くなってやむなし」と感じてしまう。経営陣でない三菱関係者がすぐ出来ることは「一生懸命になること」です。 4月22日 日産の元座間工場内にある『記念車庫』を見てきた。凄いというウワサは聞いていたけれど、あまりのレベルに愕然とす。私の年齢になると初期の頃のダットサンなどには興味ないけれど、1960年代後半からのモデルときたらキラ星の如し! サファリで勝ったラリー車は全てあるし、1990年にル・マンで猛威をふるったR90CK(5台をワークスエントリー! ポールポジション奪った。速いクルマはカッコいい!)も6台!並ぶ。市販モデルは希少なZ432やケンメリGT−Rを始め、有名どころが全て良好なコンディションのまんま。一般公開していないのが残念なくらいだ。幸運なことにアメリカでは「ミスターK」と呼ばれ、本田宗一郎さんと並ぶ有名人である片山さんがおいでになっていた。片山さんがいなければ、日本車のアメリカ進出は今と違うものになっていたかもしれない、というくらい日本の自動車産業に影響を与えた人である。当時日産でデザイナーをやっておられたジャーナリストの大先輩である松尾大兄や(プロジェクトXのフェアレディZの時に出演されてました)、これまた大御所の山口大兄に当時の話をタップリ伺うことが出来た。いやいや知らなかったことばかり。基本的には私の勉強不足なのだけれど、読んだ記憶に無い話が多いの何の! 刺激されてしまい、少しづつですが記念車庫で写してきたクルマの紹介をしていきたいと思います。現在販売されている『ホンダスタイル』という本にホンダの歴史について書かせていただきました。感想や間違いの御指摘など頂けたら嬉しい。やはり歴史を残していく、ということは大切だと痛感。 4月21日 東名高速の東京料金所や関越道の練馬料金所など都市部はETCの利用者が目立って増えてきた。朝晩の通勤時間帯などは、ETCゲートに列が出来るほど。注意していると驚くことに皆さん車間距離少ないの何の! 勘違いしてETCゲートに飛び込んだクルマの後に3台も続いてたため、あわや玉突き衝突というケースも目撃す。ETCのテーマは、ゲートに進入してから開くまでの時間だと思う。現状だと遅過ぎる。本来の設定速度である40km(法定速度でもある)だと、ギリギリのタイミング。20kmで進入すると気が短い後続車にアオられてしまう。利用者に威圧感を与える失礼な機械だと思う。ETC利用者の皆さん、いかがだろうか? 4月20日 ラリージャパンの概要が発表された。といってもラリーそのものは未定の部分も多く、お披露目のようなものと考えればよかろう。注目したいのがチケットの発売日。6月15日に詳細を発表し、6月20日から発売開始とのこと。往復の交通費を含む観戦ツアーも5月に入ってから発表するという。せっかく北海道に行ってもチケット無しじゃ見られない。日本の場合、安全対策のため管理された区域でないと観戦出来ないためだ。とりあえず少しでも行く可能性あればチケットを入手しておくべき。行けなくなっても買ったネダンで売れると思います。 4月19日 このところ白バイやパトカーによる交通取り締まりが非常に目立つ。有り難いことに国内じゃ大きな争乱も無いということなんだろう。治安もよくなって好ましいことだと思う。それだけ余力あるなら「本当に交通のジャマになる場所での駐車違反」をビシビシ取り締まって欲しいものだ。相変わらず渋滞の原因の多くは、ほとんどが「こんなトコロに止めやがって!」という悪質な駐車違反。お台場やフェリーターミナル近辺に行くと、トラックが中央車線寄りに違法駐車していたり、トレーラーの放置も目立つ。それとも業者なら議員さんを通じての要請あるからお目こぼしするのか? 悪質な駐車違反は即座にキップを切るべき。婦警さんの仕事がなくなるから、と遠慮してるのかもしれません。 4月18日 欧米でクルマの運転をしたことのある人なら解るだろうけれど、速度指定をしてあるコーナーはそいつを守らないと間違いなく怖い思いをすることになる。日本の場合『30km』と注意喚起標識出ていても楽に倍くらいの速度で曲がれてしまう。しかしヨーロッパだと間違いなくコースアウトだ。30kmなら40kmが限度。本当に危ない時だけコーションを出す、ということ。日本の道は意味の薄いコーションだらけ。雨降ると簡単に高速道路の制限速度が下がるのも解せぬ。で、事故起きれば「危ないと書いてあったろうが!」と言われます。オタンコな政治家はイラクに居る邦人に対し退避勧告を13回も出した、と自慢している。こらもうコーション標識だらけの日本流だ。”無能さ具合”の証明みたいなもの。少しくらい大丈夫だろう、という気持ちを持つ人が居たって不思議じゃない。政府や議員は四の五の文句言う前に、日本の体質を見直すべき。全く雪がない高速道路なのに50km制限とし、パトカーがイヤミのように50kmで走ってるのを見ると(抜かそうとして怒鳴られているクルマがいました)、アホかいなと思う。 4月17日 ニュージーランドラリーが激戦である! 2日目も初日に引き続きスバルとプジョー、フォードが僅差のバトルを続けている。レースと違い相手の見えない戦いなのに、ワインディングロードを40km以上走って数秒差なのだから驚く。最終日は守りに入れば勝つ資格を失うし、プッシュし過ぎるとコースアウトが待つ。ここまで接近した戦いだと予想など出来ぬ。評論家としちゃ失格だけれど「運を背負っているドライバーが勝つ」と思う。ちなみにスバルは天候&コンディション次第じゃタイヤマッチングで苦しむ可能性残す。プジョーも開幕から3戦連続したパワステ系のトラブルが出る可能性あり。リスクという点で最も少ないのは、3番手に付けるフォードです。 4月15日 一昨日のこと、東名高速で御老人の運転する軽自動車が料金所から本線に入って逆走。追い越し車線側を走り、正規方向に向かっているクルマと正面衝突した。このところ逆走事故は増える一方だ。驚くべきはJHや警察が何の対策も講じていないこと。逆走始まるのは料金所かSA/PAに限られる。アメリカのように(日本だとディズニーランドの駐車場に設置されている)逆走するとタイヤをパンクさせる装置などを付けるべきじゃなかろうか。逆走の原因も老化による判断能力の欠如によるものなので、注意喚起は何の効果もない。物理的な防止策でないとダメ。このままだと、いつ高速道路で対向車と出くわすかビクビクしながら走らねばならない。役所や公団の類は、社会問題化しないと動かぬ。政治家や有名人、大物財界人が事故に遭わない限り放置するつもりだろうか。 4月14日 夕方のTBSのニュースを見ていたら、1万円の偽造ハイカが出回り始めたと特集を組んでいた。TBSはJHに取材しているのだが「1万円の偽造ハイカはごく少数」との答え。そらJHだって公式にゃ「出回ってます」と答えられないだろう。だって出回っているなら早い時期に1万円ハイカを3万円や5万円ハイカと同じく使用停止処分にしなくちゃならないもの。一番いいのは偽造しにくいICチップ方式のハイカに切り替えることだけれど、そんなことしたら5万円ハイカを復活させなくちゃならず、ETCの普及に水を差す。1万円の偽造ハイカの製造コストは高く見積もって数百円だろう。やがて大量に出回り始めるに違いない。意地や見栄やメンツにこだわり偽造ハイカ業界に甘い汁を吸わせようとしてるのだろうか? マジメにお金払っている人はアホみたいなもの。本当にJHの上層部ってオロカものの集まりだと思う。 4月13日 『日本EVクラブ』という組織を御存知だろうか。代表は日本の電気自動車の教祖というべき舘内兄弟子(スキーの師匠が同じ)とあって、アカデミックでありながらとっても明るい活動を行っている。知っている人は知っていると思うが、舘内兄弟子の冗談って最後まで聞かなければ本当のことだと信じてしまう。いや、最後まで冗談だと解らない人だっているほどだ。私でさえ未だ3回に1回は本気で耳を傾け「う〜ん! やられた!」です。それはさておき、今度の土曜日に筑波サーキット・コース1000で『チャレンジEVミゼット2』というイベントが開かれる。ミゼットの電気自動車による耐久レースの他、大きなラジコンのような走り方をするEVカートや、本格的な電気フォーミュラーも走行。それでいて入場料無料という太っ腹。ここにきてバッテリーの技術が急速に進み始めたことなど考えると、EVもコミューターとしてなら十分リアリティ出てきた。興味ある方はぜひ御覧になったらいかだろうか。当日は私も少しハンドル握らせて頂きます。 4月12日 以前から言われてきたことながら、今週の週刊ポストに外交官射殺は米軍の誤射という記事がトップで扱われている。警察の発表と週刊ポストの検証のどちらが正しいかと言えば、圧倒的に後者だと思う。襲撃した車両とされた車両の距離は、いつも併走の写真取るカメラカーと試乗車の距離に近い。距離や速度を合わそうとすれば、両方のドライバーの協力を必要とする。もし近づいてきた車両が怪しいと思ったなら、あっという間に回避することも出来たろう。政府も疑われるのがイヤなら、早く襲撃された車両をマスコミに見せればいい。撃沈させた北朝鮮の工作船だって一般に公開したんだから、マスコミに検証させるくらいのことはやってもいいんじゃなかろうか。それともひた隠しにしたいことがあるのだろうか? 興味あれば週刊ポストを読んでください。 4月11日 ここしばらく新型車としてデビューするモデルは、消費税の内税化の影響を受けて割高感が出てしまうかもしれない。どういうことか? ユーザーの頭の中は消費税無しの価格のイメージが強く残っている。例えばオデッセイで言うと230万円くらいの感じ。エスティマなら250万円前後といった具合。一方、今後デビューするクルマは基本的に消費税を含んだ価格で発表される。250万円のエスティマを今発表すれば、262万5千円になるワケ。レガシィGTに代表される290万円前後の価格帯なら300万円の大台を超えてしまう。こうなると割高に感じてしまうんじゃなかろうか。もしかすると内税化して最初にデビューするホンダのミニバンの価格、割高に思ってしまうかもしれない。ダイハツとトヨタのコンパクトカーもそう。こういったハンデを無くそうとすれば、しばらく「消費税無しの価格も併記する」という配慮をすべきかもしれません。なんせ消費税の内税化は政府が一方的に宣言したことなのだから。 4月10日 最高出力と最大トルクの単位が変更された。しかし国民にとって何のメリットもない。というかいきなり「kw」と言われたって全然ピンとこないと思う。気圧のように単位が変わっても数字同じならいいけれど、kwはアカンでしょう。なのに国の言うことを素直に聞き、kw表示をメインに使う雑誌もあるのだから驚く。ちなみに私を書き手に使っている雑誌は、皆さん「勝手に単位変えるな!」派のようだ。ベストカーなんかスペック表にすらkw表示を載せていない。マスコミは常に「これでいいのか?」という自問をしていなければ存在意義がないと思う。というか、読み手から信頼を得られない。自動車関係のマスコミに限らず、最近何だかジャーナリズムが弱腰になってきたような気がします。 4月8日 ニューヨークショーでフォードは超意欲的なハイブリッド戦略をブチ上げた! 1年前の慎重姿勢がウソのようだ。よっぽどエスケープ・ハイブリッドの仕上がりがいいのだろう。さらに自社開発と思われる「なんちゃってハイブリッド」と、おそらくトヨタから技術供与を受けるカムリクラスのハイブリッドも出すそうな。フォードの選択は正しいと思う。対照的に重い雰囲気漂うのがGM。ZEV規制をクリアするにはハイブリッド無しじゃ厳しいのに、開発はデッドロックに乗り上げている模様。早くて2007年というけれど、多分GM単独じゃ無理かと。スバルなど技術を持っているメーカーに資金提供すれば良かったが、もはや時間切れか? これまた年内にもトヨタにSOSを出す可能性大。最も深刻なのがクライスラー。先端技術を開発することになっているベンツ(ダイムラークライスラー)が、ハイブリッドに関しちゃお手上げ状態に近い。少なくともトヨタと同等の信頼性と省燃費性能持つハイブリッドをトヨタと同じくらい安価で作ることは不可能だと言い切ってしまえる。何を考えているのかディーゼルのクリーン化で難局を乗り切ろうとしているらしい。もちろん誇り高きドイツ人がトヨタに技術供与を請うなど考えられぬ。 4月7日 ベンツ(正しくはダイムラークライスラー)というと、日本人のイメージからすれば強大な企業に思える。しかし好調とは言え乗用車部門の収益は4100億円を少々下回る規模で(以下全て直近の数字)、ホンダの約4300億円と同等。なのにクライスラー部門の赤字およそ660億円。三菱も720億円規模の赤字になる模様だ。ホンダが三菱とクライスラーを支えることになったらどうか? 考えるまでもなく厳しい。三菱は日本サイドの努力や舵取りで何とか立ち直る可能性あるも、クライスラーとなると一段と状況は良くないハズ。厳しい排気ガス規制に対応しなければならず、ハイブリッドだって必要。その上、利幅の大きいSUVはトヨタや日産にシェアを奪われ始めてしまった。自動車メーカーにとって今こそ開発費が必要な時期じゃなかろうか。ベンツもクライスラーを合併したここと後悔しているに違いない。今月末までにまとめるという三菱自動車の再建策、成功しないとベンツ本体の土台を揺らしてしまう。 4月6日 フリーターの増加で日本の労働コストが下がりつつあるという。業種にもよるけれど、正社員の半分から3分の2くらいのコストで済むらしい。こうなると台湾や韓国と勝負しても十分勝てる。さすがに中国相手じゃ難しいが、遠くない将来中国元の為替レートは大幅に見直されること確実。昨今の急成長を見ていると、アメリカが黙っているワケないからだ。イラク問題終結後のアメリカは、間違いなく対中国政策で一波乱あると思う。そうなると製品の要求クオリティ次第で、中国とさえ勝負出来るようになる可能性だって出てくるかも。すでに海外の工場をたたんで日本へ戻ってくる製造業も出てきた。海外に行くと『メイド・イン・ジャパン』の製品を高くても欲しがる人は多いから、案外良い作戦かもしれない。思うことは二つ。考えようによっちゃ「フリーターがデフレを支えているんだぁ」ということと「諸君、安い労働力になっていていいのか?」です。 4月5日 千歳から乗った観光客をメインとする個人タクシーの運転手さんに「今年の秋にラリーがありますよね」と聞いてみたら「それなんですか?」。北海道でも、まだまだWRC開催は一般に知られていないと思う。開催地に近い十勝地方の人はWRCの開催こそ知っているだろうけれど、どんな状況になるか理解できていないんじゃなかろか。十勝サーキットで大きなレースをやるようなイメージかもしれない。しかしWRCってそんなもんじゃありません。期間中は、住んでいる人達の移動も大変になる。渋滞するからだ。いろんな意味でWRC開催へ向けての広報活動は重要だと思う。 4月4日 日本経済新聞の4月2日売り号で「新電池 30秒で充電」という記事が掲載されていた。開発したのはNEC。これまで1時間程度掛かっていた充電時間を30秒に短縮出来るそうな。コンデンサーのように「大電圧を少量貯める」装置なら今までもある。しかし『有機ラジカル電池』なる新電池のバッテリー容量は、プリウスに採用されているニッケル水素電池と同等の容量を持つという。もし4月1日の記事なら「エイプリルフールですね!」と笑われてしまうくらい凄い内容。だってハイブリッドカーに使えば一段と燃費を上げられるし、スポーツカーやモータースポーツ仕様だって簡単に作れてしまう。サーキット走行した場合、ブレーキングで大量の電気エネルギーを回収出来ます。また、軽自動車サイズのクルマに、エンジン+変速機くらいの重量のバッテリー積めば50kmくらい走れる。30秒で充電出来るなら、信号待ち感覚。いや、路面に非接触式の充電装置を埋め込んでやると、本当に信号待ちで充電可能。路線バスは停留所に止まるたびに充電すればいい。燃料電池バスから、高価な燃料電池と水素タンクを外せばググッと安価で超クリーンな電気バスになります。実用化出来たなら、クルマの世界が大きく変わると思う。 4月2日 三菱自動車への追加資金投入は、4千億円規模に達する可能性も出てきたらしい。三菱グループとダイムラークライスラーが半々くらい負担する模様。ここで三菱サイドに主張してもらいたいのは、4千億円必要となった要因だ。最大の直接的な赤字要素となっているアメリカの販売失策を行ったの、ダイムラークライスラーが選んで三菱に送り込んだ人。また、日本での販売低迷を今後しばらくに渡ってもたらすのも、ダイムラークライスラーから来た全く日本人の意見を聞こうともしないデザイナーです。もしコルト(この車名を決めたのもダイムラー)やグランディス、ランサー、エアトレックの顔付きが違うものだったら、もっと簡単に販売促進策を打ち出せたと思う。少なく見て1500億円はダイムラークライスラーが勝手に作った赤字。こう書くと「ゴーン氏なら三菱は回復させたんじゃないか」と言う人も少なくない。しかし考えて欲しい。日産には売却できる資産が非常に多かった。大半の借金は売却益でチャラになったほど。それにゴーン氏が直接指揮した日本では販売台数回復しておらず。アメリカの大躍進は昔からの日産の開発部隊によるもの。大売れしているアルティマなど、ゴーン氏が来る前に出来てましたから。 4月1日 日本の企業や商店は律儀なのか、大半の”商品”が見事内税表示になった。EUの通貨統合の際、イタリアはけっこう長い間リラ表示だったのに。内税化の率直な印象は「やっぱり納税している気持ちが薄くなるな」です。105円の商品のように5%の消費税をイメージさせるものは別として、飲食店の1円単位の端数の無い価格を見ると消費税が掛かってないみたい。考えてみればJRやバスの運賃や有料道路の通行料など内税表示だったものは、消費税の存在を忘れている。ヨーロッパのように20%くらいの消費税率になっても解らないかも。早ければ2年後、消費税率は間違いなく10%になっている、と確信した。気になるのがガソリン代。皆さんの御近所のスタンドの値上がり、消費税分の5%だけですか? 3月30日 昔から身の回りには子供にとって危険なモノが多数存在する。東京の中野で育った私が子供の頃は自動車と太平洋戦争の時に作られた防火用水だった。悲しいことに近所に住む友達が1人づつ亡くなった。自然豊かな地域なら川や海、山に危険は潜んでいたように思う。木に登って落ちる子供も少なくなかったろう。今でもこういった”昔からある危険”で命を落とす子供が少なくない。先日デパートのエスカレーターで2〜3歳くらいの幼児を手放しで乗せているお母さんがいた。私が子供の頃のエスカレーターは隙間多かったため、挟まれて死亡するという事故が何件も発生している。だからエスカレーター=危険な乗り物というイメージが強く、必ず子供の手を握ったもの。でも若い親にとってみると、安全が確保されている乗り物に感じるのだと思う。もし海外に行き(特に旧東側の諸国)、古いタイプのエスカレーターで子供の手を離せば、命に関わる事故に遭う可能性あります。回転ドアは新しく発見された”危険”だった。残念なのは何回も事故が起きていることを皆さん知らなかったこと。知っていれば親だって十分気を配ったに違いない。実際、今後当分回転ドアの事故は起きないハズだ。命に関わる可能性ある事故やトラブルは共有しなければならない。トラックの車輪が外れた事故も根っこは同じ。ネットが発達すれば、きっと危険をみんなで考えることが出来るようになるんじゃなかろうか。草の根レベルの情報が重要です。亡くなったお子さんの冥福をお祈りします。 3月29日 日本初開催となるWRCだが、すでに予想以上の規模で動き始めている。例えば宿泊施設。開催期間中の9月5日土曜日を調べると、当然帯広近辺は空き無し。南は襟裳岬。東は釧路も無理で、根室や川湯。北だと旭川じゃダメで、士別より北になってしまう。西は大都市札幌でさえ満杯だ。飛行機だって取れまい。なにしろチャーター便のワクまで取れない状態らしい。それなら海で、と思うだろうが苫小牧までのフェリーだって無理。一方で「大手旅行代理店が予約しまくっている。開催間近になれば宿泊施設も取れるし飛行機だって出てくる」という意見もある。一体どのくらいの観客が訪れるだろうか? 残念ながら現時点では予測も出来ない。いずれにしろ大きな”祭り”になること確実。最初で最後のWRCになる可能性だってあります。もし休みが取れるなら、野宿覚悟でいかがか? 苦労しても楽しい思い出になると思う。 3月28日 27日付けの日本経済新聞によれば、三菱自動車の増資ワクが予想の1,5倍規模の3千億円規模になるそうな。これは二つの状況を示唆していると思う。一つは悪いニュースで、外から見るより数字が悪いということ。当初2千億円規模と予想されていたけれど、この金額じゃ不十分なのだろう。というのも現行モデルの大半は、販売台数の現状維持が精一杯。1〜3月期に大量の宣伝費を投じたものの、それでも伸びず。しかも新型車を出せるのは早くて来年になる。その間の体力維持に大量の資金を必要とするのだ。二つめは明るいニュースだ。三菱グループとダイムラーが真剣になってテコ入れしようという強い意志を感じさせる。三菱自動車を健康体に戻したい、という株主に対する宣言だと考えてもよかろう。なにしろ両社とも日本とドイツを代表する企業。簡単にゃ引けないでしょう。三菱ファンにとってみれば大いに心強い。これで私は体制が整ったと思う。魅力に溢れ、売れるクルマを開発するのみ! 3月26日 26日売りベストカーのコラムで下取り車の消費税について取り上げた。内容を読んで頂ければ解るけれど、相当グレー。消費税のコンセプトを正確に解釈すると、決定的におかしいのは下取り査定の際「課税か非課税か」の確認を行わないという点にある。ちなみに私らの文筆業の場合、出版社は三つのパターンに分かれる。1)消費税は乗せない。2)年間3千万円以上の課税業者か確認し、課税業者だったら乗せる。3)課税業者にどうかに関係なく消費税を乗せる。また、課税業者でない場合、原稿料に乗せられた消費税は、雑所得として計上しなければならない。確定申告で所得漏れが見つかれば大変なので、しっかりチェックしています。税務署は厳しいですから。なのに4月1日からの内税化で、もし下取り価格は内税ということになったら、下取り価格に含まれる消費税は雑所得になってしまう可能性だってあるから心配。計上しないと所得漏れになってしまいますから。 3月24日 車検の期間延長がほぼ決まりそうだ。早ければ来年にも変更されると思う。詳細は発表されていないものの、初回の車検が4年。次から3年毎になるんじゃなかろうか。すでにクルマの方は初回4年で何ら問題ない。最も危険だと思われるのはブレーキながら、上級グレードだとブレーキの消耗警告灯が設置されており確実に減りを教えてくれる。ベーシックグレードには摩耗限界に近づくと鉄のツメでブレーキを引っ掻き、キーキー音を出すという物理的な警告機能が付く。もう一つの不安材料はブレーキフルードやクーラントの経年劣化だけれど、これも最近は5年の寿命を持たせている。個人的には初回5年。以後3年で十分だと思う。そう考えると現在の3年目はムダだってことです。半日時間があるならユーザー車検などいかがだろうか? 驚くほど簡単だ。 3月23日 中東情勢が緊迫している。気になるのは4月4日にバーレーンで行われるF1。バーレーンはペルシア湾の中央部にあり、湾岸戦争の時に米軍基地を置いたダーランの隣。このところパレスチナ問題からやや距離を置いていたアラブ諸国も、今回は黙っていられないと思う。テロ組織に対するプライベートスポンサー(油田地域とあって大金持ちのカリフ=部族長が多い)だって出てくる可能性大。表向きは黙っていても、お金だけ出すということ。一方、F1業界にはユダヤ系の人が少なくない。しかもF1ほどの規模を持つイベントなど中東じゃ当面ないのだ。どう考えたって危ない。もちろん観客全員のセキュリティチェックは行うだろうけれど、テロ組織側にお金があればミサイルを打ち込むかも。さすがにヨーロッパや日本だとミサイルをサーキットの側まで運ぶことは出来ないが、中東なら簡単なのだ。さらに中東の状況悪くなれば、中止もあり得る。私は中止した方がいいと考えます。もし開催されるとしても、ホンダとトヨタは勇気ある欠席をしたらいい。 3月22日 若い人たちの興味はスクーターに向いているようだけれど、バイクにカムバックしている若いオジサンや本格的(年齢の)なオジサンが急増しているそうな。私もその一人ですね。確かにムカシ憧れだったビッグバイクや輸入車も軽自動車と同じくらいの価格。無理すれば買えないことはない。二人乗りの解禁がほぼ確実になったため、奥さんの許可も得やすくなるんじゃなかろうか。今年の夏に「北海道ツーリング行こう!」などと口説けば許可下りるかと。「最近面白いことがない!」とお嘆きの諸兄はぜひバイクを! ちなみに中型免許持っている人が大型二輪を教習所で取ると12時間(11万円前後)。自分自身シミジミ思ったのだが、歳を取ると運転も慎重になるのでバイクだって飛躍的に安全になります。丈夫なプロテクター付きのライディングウェアもあるし。注意して欲しいのが中古車。子供のために探した経験から言うと、コンディションの割に高い。新車をすすめておく。ちなみにBMWなら安心して買える認定中古車があり、ローン金利も低い。 3月21日 世界的にガソリンの供給量がタイトとなってきている。すでに値上がりしている国も多い。アメリカでハイブリッドカーの人気に火が点いたのは、環境問題より燃費の良さなのだ。日本の場合、昨年露呈した原子力発電所のトラブルで火力発電の割合が急増。結果、原油の消費増え、ガソリンはダブつき目立った価格上昇はなかった。しかし最近になってガソリンの供給過多状態も一段落。ジワジワ上昇に転じ始めたように思う。消費税の内税化でガソリンの表示価格が変わるけれど、その際に1円くらい実質的な値上げを行うと予測しています。というか、今のガソリン価格は世界レベルで考えても安い。ちなみにガソリン価格には半分以上の税金が含まれている。そいつにも5%の消費税を掛けるなんてフザけてると思いませんか? 税金に税金掛けてどうする! 3月20日 文春の言い分は地方裁判所により真正面から一蹴されてしまった。この問題、地裁レベルでカタなど付かない。なんたって民主主義の根幹に関わることなのだ。交通違反に例えてみれば「高速道路のような広くて安全な道なのに40km制限となっているの場所での20kmオーバー」のようなもの。違反かどうかで争そうなら間違いなく違反である。でも社会常識や通念と照らし合わせるとどうだろう。こらもう明らかに「価値の重さ」が違う。20kmの速度違反を本気で悪いと決めるような”仕事”ばかりしてる地裁に民主主義を判じさせることなど論外だ。高裁でも同じような状況になれば、この国は長くない。気になるのがメディアの対応。新聞で言うと、読売はハッキリ政府側。イラク派遣大賛成で、文春を批判している。識者のコメントすら一歩的だ。日本経済新聞は、イラク問題も文春問題も中立。ま、メディアは攻めても変わらない。支持しなければいいだけ。 3月18日 今週末は早くもF1の第2戦である。どうやら開幕戦はタイヤだけで1周あたり1秒近いアドバンテージがあったらしい。1秒をエンジンやシャシでカバーすることなど不可能に近いと思う。マレーシアは暑いのでミシュラン有利、という人もいるけれど、そんな簡単なもんじゃありません。ミシュランがブリヂストンに追いつくの、半年くらい掛かるんじゃなかろうか。金曜日のフリー走行見れば分かります。フェラーリの大口スポンサー、なんとなく解りました。残念ながら書けませんけれど、少なくとも今シーズンについちゃ予算十分。というワケでフェラーリを別格とすれば、ホンダとルノー、BMWの勝負になるハズ。外れたらめちゃカッコ悪いですけど。 3月17日 少し地元の石神井警察を見直さなければならない。昨年末のこと、家人が運転していたクルマに一時停止を無視してきた自転車が衝突してきた。優先道路を進行中、徐行しながら交差点に差し掛かったら横から飛び出してこようとする自転車を発見したため、すぐ停車。そこに止まりきれず突っ込んできたのだ。幸い自転車側はケガしなかったものの、こちらはフロントバンパーを交換しなければならないほどのダメージ。なのに自転車は「大丈夫ですから」と立ち去ろうとしたらしい。ケガしていたら大変だから、と引き留めると、たまたまパトカーが通り掛かり事故処理。なのに相手側は「事故はクルマが悪い。自転車も壊れた」の一点張り。これは正義じゃない、と石神井書に被害届を出したのだ。だってこちらがクルマだったからよかったけれど、幼児やお年寄り、乳母車だったら殺傷する危険性だってあるでしょ。交通事故担当の警察官に説明したら「よく理解出来ます」ということで証拠集めし『一時不停止』の道交法違反で家裁送致してくれた。自転車も法規を守らねばならない、ということを周知徹底すべきだと思う。 3月16日 ついにトヨタが渋滞追尾モード付きクルコンの技術を発表した。まもなく発売される次期型マジェスタから採用する装備で、文字通り渋滞時のノロノロ走行の際にスイッチ入れれば、そのまま追尾してくれるというもの。考え方としては自動追尾式クルコンの作動範囲を0〜30kmとしたものである。国交省は長い間、なぜか低速域の追尾モードを認可しなかった。おそらく自動停止(役人は自動という言葉を極度に嫌うらしい)を認めたくなかったのだろう。そりゃそうだ。5kmまでの速度コントロールを認め、停止を認めなかったら誰が見たって役人のアホさ加減に情けなくなります。今回初めて自動停止機能まで認めたのである。ただ”渋々”なのがハッキリ現れており、自動停止はイヤな警告音出た後に機能。警告音聞きたくなければ、5kmくらいから足でブレーキ掛けないとならない。また、渋滞モードで使うレーダーはミリ波でなくレーザー式。したがって悪天候時は使えず。ただ発表資料によれば、首都高速を200分走行した場合、通常のクルコンと合わせ92%で”自動”速度コントロールが出来るそうな。クルコン好きにとっちゃ神様のようなシステムです。プリウスに付いたら買い換えるぞ! 3月15日 道路公団民営化はどうなるか? 猪瀬氏の説明を聞くと、孤軍奮闘頑張っていると思う。しかし改革案は「現在の状況を改善させることが最大の成果」ということのようだ。抜本的な高速道路の在り方を改革する内容じゃ無いため、雪だるま式に増え続ける累積債務の要因となる赤字高速道路の建設は阻止できないだろう。プール制は発展途上にある国が、国家予算を使わず高速道路作るためのシステム。黒字前提なのだ。実際「必ず料金収入がモト取れる道路の建設」なら大いに有用である。しかし赤字になる道路を造ってしまうと、経営的な破綻は避けられない。政府の改革案を見ると、この点を見直しておらず。もはや黒字となる高速道路など無いのだから。赤字必至の高速道路は道路公団でなく国の予算で作るべきだ。もし予算が足りないなら、余裕出来るまで凍結すればいい。虫歯に例えれば、治療せず痛み止めだけを飲むようなもの。そう遠くないウチ、抜歯することになります。 3月14日 WRCメキシコ、レグ2でフォード/マーチンがトップに出てきた。レグ1トップだったシトロエン/ローブはオイルパン割ってリタイヤ。プジョー/グロンホルムも今シーズン307のアキレス腱となっているパワステのトラブル発生により後退。2位はベテランのサインツ、3位フォードの若手デュバル(イケメンなので女性に大人気)、4位にスバルの地味に見える新人ヒルボネンと続く。驚くのが5分のペナルティを喰ったスバル/ソルバーグがトップと3分41秒差の5位に付けていること。なんたってレグ2でソルバーグ大暴れ。手が付けられないくらいの速さを魅せたのだ。レグ3もトップを秒単位で争う上位3人が全てノートラブルということは考えられないから、ソルバーグの表彰台は大いに可能性有ります。PCWRCもリタイア続出の荒れた展開なれど新井選手が依然2位に付けている。 3月13日 WRCメキシコの初日。スバルのソルバーグがSS終了時点でトップだったものの、何と5分ものペナルティを受けてしまった。情報によればソルバーグはタイムコントロール(時間通りに通過しなけばならない場所。普通、コントロールライン前に待機しオンタイムで入る)手前にインプレッサを止め初日トップになったインタビューを受けていたそうな。時間になって走り出そうとするもエンジン始動せず。しかもラインまで1mにも関わらず、登り坂のため押してもなかなか動かない。それを見ていた観客などが自主的にクルマを押しタイムコントロールは通過したものの、ドライバーとコ・ドラ以外がクルマに触ったため5分ものペナルティを受けた次第。新井選手はPCWRCクラス2位。今回からPCWRCにエントリーしているランサーの奴田原選手はSS3にNクラスのトップタイムを出すなど(総合でもトップ)大いに存在をアピールしたが、SS4のアクシデントで9位になってしまった。ヨコハマタイヤのポテンシャル、高いようだ。 3月12日 今日から”事実上のWRC開幕戦”と言ってよい第三戦メキシコラリーが始まる。ギャンブル的なタイヤチョイスを必要とする初戦のモンテカルロと、WRC唯一のスノーラリーである二戦目のスウェディッシュは、いろいろな意味で特殊。特にスバルにとってみれば、この二戦を得意としないピレリを履くこともあり厳しかった。プジョーもニューカーである307の開発が途上のため、本来の早さを見せられず。メキシコは普通のグラベル路面だし、プジョーだってそろそろイケてくると思う。日本時間の13日深夜から始まるSSの速報を楽しみにしたい。ちなみに1年間休んだ三菱は、夏くらいまでに勝負勘を取り戻せれば十分目的を果たせると思う。初日でのトラブル発生は頂けないものの、2日間走り切り最終日のSSでプッシュ出来ればリタイアしたって心配ありません。タイヤさえ当たればソルバーグ。対抗馬フォードのマーチンと予想。気軽に予想して恥かいたF1と違い、真剣に考えました。 3月11日 猛烈な風で、クルマはほこりだらけである。さらに黄砂の注意報も出ている。どうやら相当量の黄砂を覚悟しなければならないようだ。御存知の通り中国から飛んでくる黄砂は、非常に細かい砂の粒子。クルマの上に積もった汚れをうかつに拭おうものならキズだらけになってしまう。黄砂が降った後は自動洗車機は使わないこと。黄砂落ち着いた後、水をタップリ使って汚れを流し、それから柔らかいスポンジにシャンプーなどをつけて丁寧に洗うこと。 3月10日 昨日に続いてハイブリッドの件。トヨタはフォードにユニットを供給することになれば、一段とコストダウンが進み、同時にシステムとしての完成度や信頼性も高まる。一日じっくり考えたのだけれど、ここまで来てしまえばもはやライバルメーカーがトヨタを凌ぐシステムを、トヨタより安価に開発することなど出来ないのではなかろうか。唯一トヨタに対抗出来るとすればGMグループだけれど、完全に出遅れてしまった。すなわちフォードがトヨタ式ハイブリッドの採用を決めた時点で、勝負ついたということ。相当に高い確率でGMやクライスラーもトヨタからハイブリッドシステムを買うことになるんじゃなかろうか。興味深いのはホンダと日産の動向。ホンダも独自のハイブリッドシステムを開発しており、幅広い車種に展開していくらしい。日産はトヨタから買うシステムの他、違うシステムを開発中とか。ホンダと日産、どこまでトヨタに迫れるだろうか? 3月9日 トヨタがフォードにハイブリッドの技術を供与するという。フォードはすでにアイシンからエスケープ(トリビュートのフォード版)というSUV用のハイブリッドシステムを導入し開発中なのだけれど、このプロジェクトはフォード側の技術的な問題で難航しているらしい。アイシンというメーカー、優れた技術を持っているものの、ハイブリッドは車体にエンジンと駆動系だけ組み込んでもダメ。ブレーキまで含めたクルマ全体のバランスを取らなくちゃならないのだ。独自でティーノHVを開発した日産ですら、トヨタから総合的な技術援助受けないと燃費良いハイブリッド車が開発できないほど。フォードも「ウチの技術じゃ無理」と白旗を揚げたんだと思う。これ、正しい選択です。おそらくトヨタはキッチリとフォードのバックアップをするに違いない。優れたハイブリッドさえあれば、カルフォルニアで始まる厳しいZEV規制をクリア可能。なると厳しい立場になるのがGMとクライスラー。GMは独自開発しようとしたけれど、挫折してしまったように見える。クライスラーも頼みの綱だったダイムラーが締め切りに間に合わせられない? もしかしたらビッグ3揃ってトヨタからハイブリッドシステムを買うということもありうる。 3月8日 年度末の工事は控える、というウワサだったけれど(新聞広告まで出してた)、そいつぁどこの国の話なのか。もしかしたら私が工事箇所を選んで走っているのかもしれないけれど、間違いなく例年通りの状況である。五日市街道という通りの工事箇所で「何の工事か?」と聞いたら「見ての通り道路工事」だって。夜だけでなく昼間もやっているから始末悪い。警察もノルマ達成していないのか、今まで一度もネズミ取りをやっていない場所で網を張っていた。このページを読んでいる方々はスピード違反など無縁だと思うが、とりあえず3月一杯注意すべき。警察といえば、不正経費の問題で大騒ぎになりそう。この件、熱心に取材している朝日ニュースターによると、相当深刻かつ悪質らしい。カラ出張や、架空の捜査謝礼をデッチ上げ、貯まったお金は警察署長の転勤時に御祝儀として上納するのだとか。その金額、平均して1千万円を超えるというのだから驚く。インタビューに答えていた警察官は、口を揃えて「有印公文書偽造。同行使。詐欺罪など明白」だって。全国的にやっている犯罪、ということも報じている。スピード違反で取り締まられるのと同じく、大金をフトコロに入れた警察署長は「見つかったら運が悪い」と諦め、逮捕され脱税も認めるべき。PS・7日から8日一杯リンククラブのメール機能が破綻していました。とりあえず届いていない状態と考えて下さい。 3月7日 私の予想、見事な大ハズレぶりでありました。昨年秋のこと「フェラーリの予算が非常に厳しい。来年(註・2004年)のことを考え、今シーズンから節約している」という情報を得た。実際、昨年後半のフェラーリ、フィアットからの援助が細くなり失速気味だったと思う。しかし! 今日のレース見たらブッチギリじゃないの! これほど2番手チームに大きな差を付けたF1の開幕戦見るの、久しぶりです。あらしっかり予算持ってる。BSもめちゃくちゃ良かった。今日の優勝、ドライバーのウデを除けば半分以上がBSの手柄と考えていい。今日の結果で一番頭を抱えているのはミシュランだろう。 3月6日 なかなか興味深い予選だった。予選用のエキストラパワー(といっても回転数の制限だと思う)を持っていたのは、フェラーリとBMW、そしてホンダのみ。それも1ラップしか使わないというシビレる展開である。メルセデスやルノーはフリー走行と予選のタイム差を見る限り、無理しなかったように思う。もちろんガソリンの搭載量などが解らないため、最終的な速さは不明ですけれど。ま、本番で勝てばいいのですから。それにしてもBARホンダ、ウワサ通りキッチリ速かった。バトンの順位は立派なもの。先日のプレスコンファレンスの時に「表彰台に登る!」と言明した自信がタイムに現れています。佐藤琢磨選手も昨年のブランクを感じさせない大健闘と言ってよかろう。一方、不調の極みと言って良いのがトヨタ。フリー走行から低迷してしまっている。少なくとも開幕戦は非常に厳しい戦いになります。<お知らせ>サーバーを引っ越しました。新しいURLは『こちら』です。現在のURLより大幅に速くなっていますので御利用下さい。2週間ほどで今までのURLは更新を中止する予定。 3月4日 ジュネーブショーが開幕している。残念ながら新しい技術や、コンセプトは発表されなかったようだ。技術的に見ても踊り場ということだろうか? ま、ジュネーブショーというのは伝統的に高級車やスーパーカーのお披露目の場。環境問題とは縁遠いのかもしれない。むしろ昨年プリウスが発表されたニューヨークショーを注目すべきかも。数年前までローカルなイベントだったニューヨークショーながら、年々規模を拡大。出展車も増えている。今年はハリアーHVの量産モデルや次期型セドリックがデビューするらしい。参考までに書いておくと「新型車日照り」の”明け”はホンダのミニバンになる。各誌、凄いページ数を取るだろう。9月から年末に掛けては、新型車の大ラッシュになる模様。さて、金曜日のF1オーストラリアGP、トップチームはフリー走行で走るだろうか? 走らないだろうなぁ。 3月3日 日産が絶好調である! といっても日本でなくアメリカの話。マキシマ(ティアナの兄弟車)の大ヒットに加え、加え昨年発売したフルサイズピックアップ『タイタン』の売れ行きも順調である。日本で売っていないSUVのエクステラ人気だって変わらず。フェアレディZだってしっかり台数出てるのだ。意外なのがインフィニティディビジョンで売っているスカイライン・クーペの評価。日本と違って絶好調です。今や日産の収益源は大半がアメリカということ。今年後半から日本でも勝負を掛ける。ルノー・メガーヌの兄弟車である『Cノート』や『フウガ』なる次期型セドリック、そしてリバティもフルモデルチェンジするらしい。これらのモデルが売れれば日産の復調は本物だと考えていいと思う。 3月2日 明後日からF1が始まる。昨シーズンまでだと金曜日から予選開始となるも、レギュレーションの変更により土曜日になった。レースウィークを通して使えるエンジンは1基のみ(トップチーム以外はセッティングデータを取るため3台目も走らせられる)。これ、何を意味するか? おそらく金曜日はトップチームが一台も走らないという事態になりそう。おいおい。それじゃ金曜日なんかお客さん入らないでしょう。興行的にゃ厳しいだろうから、シーズン途中から「金曜日も走れ」って決まりになるかもしれない。ドロ縄ですな。開幕直前の下馬評では、ルノーとBARホンダの評価が急上昇している。ベンツもBMWも、エンジンの耐久性を確保しようとすると回転数を上げられないようなのだ。トヨタはエンジンこそいいものの、シャシセッティングに問題を抱えている様子。昨年まで圧倒的に速かったフェラーリはというと、満足に2004年モデルの走り込みが出来ていないというウワサ。BSにとっても心細いことだろう。そのBS、素晴らしい技術を持っているが、サーキットにしか興味を示さないという視野の狭さのみ気になるところ。ミシュランを見るとF−1からWRCのグラベルラリーまで何でもチャレンジする奥行きを持つ。そろそろ喰わず嫌いを止め、WRCに参入したら面白いのに。BS、ターマックラリーなんか強そうだと思う。 3月1日 御存知の通り3月は決算期である。販売目標に達していないディーラーは、そろそろ気合いを入れなければならない。たまたま弟子2号の南が友人のアドバイザーとして値引き交渉を行ってみたそうな。送られてきたレポートを読むと、興味深い。やっぱりトヨタは頑張って条件出してくるし、ホンダのツメの甘さも感じる。ストリームよりウィッシュが売れるのは当然か? 以前TOPで紹介した通りマツダも強い! 私ならMPVの条件にグラついてしまったろう。最近のマツダ、値引き大きいだけでなくクルマも魅力的なのだ。また、レポート中にあるが如く、決算期の値引き交渉はスピード命。何たって3月中に登録しなくちゃ意味ありません。最初から「条件次第ですぐ決める」と伝えると効果的。また、この時期は雑誌やネットの値引き情報より大きい値引きが出る傾向にある。交渉のコツは「楽しむ」こと。セールスマンとケンカしちゃダ |